Sunday, December 23, 2012

今年の乗り納めでした

 酒を飲んで寝ると,酔が覚めた頃に一度目覚める…と思う。二度寝をして起きたら6時を過ぎていた。こりゃいかん,今日の好天は午前中がせいぜいだ。ヨーグルトだけ食べて港に向かった。

 いつものように関空島一周で,今日は時計回り。関空橋を越えると風を感じる。エンジンを切って帆走に入った。
 今日は1ノット台に艇速が落ちても走り続けた。遅いのと太陽のおかげで寒くない。3ノットまで持ち直したのは我慢への報酬だ。

 ピーチが多いね。

 ちょうど半分を越えたところで風も波もシオシオのパーだ。
 残務整理のようにヨットを走らせていると,北西面で『over joyed』とすれ違った。先週メンテナンスしていたエンジンのコントロールバーの修理が終わったらしい。

  またまた,こいつに遭遇した。ジェット機が着陸するときに時折やってくる。こちらに命中してメインセールをパンパンに張っていると横倒しになる。

 港に着いて整理をしていると,隣艇の風速計がビュンビュン回りだした。ヨットが一様に斜めに並ぶ。
(海上に)出てたら楽しめそうだが,(港に)居たら出る気はしない。

Saturday, December 22, 2012

雨がやみません

10時には天気がよくなるだろうと思っていたが,さっぱりだった。
スタンチューブをちょっと締めてメンテナンスはおしまい。
『LEIA』さんから格安ロープを教えてもらう。ジブハリ交換しよう。


VANCOUVER 36がやってきましたね。

あとは,お決まりの酒飲み一直線でした。明日出直そう。

Sunday, December 16, 2012

セーリングで帰りました

淡嶋神社前のお店の人も,たこ焼き屋のオッチャンも一様に「明日は風が強い」と言う。予報では今日も強いと出たらしいが結局吹かなかった。ただ,金曜夜からは南風が吹いていたらしい。
さて,今晩からはどうだろう。酒が抜けない体が睡眠を要求する。もう夜更けかなと舫の確認のために起きたのにまだ22時過ぎだった。風がビュービューと吹いている。舫とフェンダーを調整してからクォーターバースに潜り込んだ。

時折バタンと舵が揺れる音や俵フェンダーが擦れる音も子守唄だと思えばいくらでも眠れる。1時には漁船が動き出した。最大干潮前にフェンダーの位置をずらしておく。岸壁の中ほどがえぐれているのでそこにフェンダーが潜り込んで用をなさない。

何度か眼を覚ましたが,結局起きたのは6時過ぎだった。レモンティー,朝食,コーヒー。
リーフをセットしてから出港する。
20分ぐらい機走してからエンジンをストップした。
加太瀬戸から向こうは少し左舷よりからの風を受けてギリギリだが上れるだろう。潮に乗り,向かい風だがけっこう快適に瀬戸を越える。りんくうゲートタワービルが遠くに見える。あれが目標だ。


もう少し風が西寄りから吹けば快適なのになあ。

関空橋がはっきりと見えてきた時に,田尻漁港から沢山のヨットが出てきた。今日は田尻のヨットレースのようです。邪魔にならないように岸寄りに向かい,橋の手前でタックして北西に向かい,赤白の航路ブイを越えてから,再度タックして橋を越え,ホームポートを目指した。

今日は真上りでひたすら飛沫と格闘かなと軽快なセーリングは諦めていたのに,大満足の半日だった。

加太発  07:55
泉佐野着 12:10

Saturday, December 15, 2012

加太で温泉 加太港

金曜日はたいして飲まなかったのに,酔ってしまったようだ。睡眠が浅いが朝になると元気が出てくる。しかし,あいにくの雨だ。出発を1時間遅らせる。

僕が出帆の準備をしていると,『風来坊』さんが港を出た。


時間があればちょっとでも船を出す。『風来坊』さんです。

港を出て直ぐは風があったが,関空橋に近づくにつれて風が弱くなってきた。仕方がないのでエンジンオン。今日はさっぱり船の姿を見ない。漁船も遊漁船も何をしているのだろうか…

加太のグランド側の広大なスペースに舫う。今日は2mばかり潮差があるようだ。深夜は今より1m下がる。
大阪屋で入浴。露天風呂から海を見ていると大きなクレーン船が加太瀬戸を越えて南下している。今日はうねりが大きくバウがゆっくりと浮き沈みしている様を見ていると,僕のヨットはこのうねりに乗って気分良く揺れながら来たのだから小さいから乗り心地が悪いとは一概には言えないね…んなわけねーだろ…

淡嶋神社入り口の店で,風呂あがりにはやっぱり一杯。サザエとおく貝でビールをやっていると,ちょっとスリリングなクライミングのことなんかすっかり忘れてしまって,これもいいなと思ってしまう。アサリなんぞのサービスをしてもらったものだから,ますます調子に乗ってくる。
ほどほどにして神社にお参り。酒屋で酒を買い足し,たこ焼き屋で熱々を手にし船に戻った。

わざわざ家から持ってきたハリケーンランタンのほのかな灯りを楽しみながら,メザシをかじり日本酒を飲んでいると,睡魔が襲ってきた。


キャビンライトをLEDに変えようかと思っていたが,夏まではこれがいいかね。

佐野漁港発 10:40
加太港着  13:50

Saturday, December 08, 2012

みぞれまで降ってたようです

昨夜は飲んだくれていないので,6時前には起きていた。が,天気が悪すぎる。ダメ元で家を出た。

道中時折ぱらつくが大したことはない。GSで灯油を購入して港に向かった。
青空市場横の駐車場にはほとんど車がない。『DUCK』さんの車を見つけたが,おそらく泊まりだろう。

ヨットは全艇行儀よく斜め左を向いて風上に船首を立てている。


風上のバウの舫が伸びている。

キャビンに入って10分もしないうちに,デッキを歩く人がいる。『風々』さんだった。招き入れ,しばらく四方山話。iPad miniいいなあ~。隣の『over joyed』さんもやって来たようだ。コーヒーを沸かし,拙艇で飲む。

天気は昼からは少しは落ち着くかもしれない。
以前から気になっていたウインチの分解掃除をする。


爪の戻りが悪くなっていたようだ。洗浄スプレーで汚れを落とし,グリスアップする。
(ピントを合わせるのを忘れていた…)

今日は灯油バーナーで飯を炊いた。軽油に比べると圧倒的にススが少ない。やっぱり軽油は非常用で,入手しにくく高価なホワイトガソリンは論外だ。

ビュンビュン唸っている風の音をよそ事のようにキャビンで片付けをしていると,セーリングのことなんかすっかり忘れていしまっている怠惰な自分がいる。

Sunday, December 02, 2012

そこそこ楽しい

昨夜は呑んだくれてしまって遅い起床で,おまけに何度も忘れ物を取りに帰るというボケをかまして,港に着いたのは8時半を回っていた。

悠々港を出る。焦ってはいけない。

適当にウインチを巻いていたら,メインシートがクロスしてしまって動かない。セールは揚がったのだから問題はないんだが…いくら引っ張ってもびくともしない。セールを下ろせないとなるとシートを切るしかない?別のウインチに巻いて引っ張ればいいんだ…冴えてる!前方見ながらやっていると,またまたクロスしてしまった。微動だにしない。より巻き取る方に引っ張ってりゃあかんわね。右舷側のウインチにクロスが解ける向きをよーく考えて巻き取る。ようやく解除されました。ちゃんと上側にテンションかけながら引かんとあきませんね。
馬鹿丸出しでした。

5knotで気分がいいと思っていたが,どんどん速くなってきた。6knot台をキープして大満足。


関空島北西面に進路を変えたので,アビームから追っ手に変わった。

関空島一周最後の南東面は真上りでほとほと疲れたのでエンジンオン。
港のそばで『風々』さんに会った。4人で楽しそうだ。

13時前に帰港。
『over joyed』さんがやってきていた。自宅の庭で採れたミカンをいただく。甘くて美味しい!ごちそうさまでした。

片付けをして昼食。今日は飯を炊くことにした。


あえて軽油を使ってバーナーに火を入れた。

『風々』艇でコーヒーをごちそうになりました。ありがとうございます。

Sunday, November 25, 2012

うまい走りは続かない

昨夜はキャビンでワインを空け,いい気分になったところで寝た。おかげで日頃の睡眠不足がすっかり解消された。
昨晩から風が結構吹いて,マストとスピンハリヤードが擦れる音が少々耳障りで夜中に取り回しを変えた。大気が澄んでいて冷たい空気が気持ちいい。

惰眠を貪っているうちに白々と夜が明けてきた。


晴れています。

『DUCK』艇は既にいない。
「朝3時には起きているよ」
の言葉通りでした。

風が弱い…おまけに真正面から吹いている。友ヶ島をグルっと回ってくるプランもこれではおじゃんだ。一気に泉佐野を目指した。

『浮浪雲』さん,『DUCK』さんの出迎えを受けて泉佐野着。
後輩のT君に『浮浪雲』さんが一言,
「はまっとるね」
そう,はよ自分のヨット買いや。そして2艇で出かけよう!

洲本港発  07:20
佐野漁港着 12:40


Saturday, November 24, 2012

アビームで快走 洲本港

昨日はさんざんの天気で出港は取りやめた。
後輩のT君は,昨日,洲本に直接バスで来るつもりで出張先の現場にも荷物を持参していたそうで気の毒なことをした。泉佐野駅でピックアップし,港に向かう。

『DUCK』さんが,
「どこにも行かんの?」
と出帆の準備をしている僕の所にやってきて言う。
「今から洲本に行く予定です。」
2艇で出かけることになった。時間はたっぷりある。セーリングに徹しよう!

関空橋を越えて風を失い,10数分だけエンジンをかけた。
滑走路を半分過ぎた辺りくらいまでくると白波が立ちだした。エンジンオフ,急に風を感じる。アビームで6~7knot。

レモンティーでお茶の時間,今日は酒は飲まない。
右舷の本船が気になる。しばらく様子を見ているが,あっちから船首をこちら側に向け,避けてくれた。ありがとうございます。


うねりもそこそこ。

最後は5knot台に艇速が落ちたが,今日のセーリングは快適だった。
東光湯につかり,『DUCK』さんご贔屓のお好み焼き屋でグダグダやれば,話はどんどん大きくなる。

佐野漁港発 09:20
洲本港着  13:20

Friday, November 23, 2012

連休初日から雨

雨の予報通り冴えない天気。山沿いは雨雲がまだあるが大阪湾には広がっていない。ザーザーは降っていないだろうと港に向かった。

燃料ポリタンを満タンにしてヨットに積み込む。
バウにあったセールや俵フェンダーをクォーターバースに移動させて,エンジンルームを覗きこみチェックした。
ジェットボイル用の吊具を積んでいることを思い出した。天井から吊るしてみる。一点吊りなのでローリングしてもピッチングしても振り子状態。停泊中は使えるだろう…たぶん…


時折しとしととくる。冬の雨だ。

明日以降は晴れの予報に気をよくして,港を後にした。

Monday, November 19, 2012

ほんまの秋晴れ

遅く起きたのは昨日の休日出勤の後ぐだぐだと呑んだくれていたからではなくて,だらけていただけだ。
空は一点の曇もないほど晴れわたっている。


4.5ktだから満足。

欲を出して関空橋をくぐったのが行けなかった。案の定,関空島と橋に風は遮られ風見はクルクル回っている。エンジンをかけて,もう一度さっきまでの海面に戻った。
そうこうしているうちに角度を変えてもさっぱり進まなくなってきた。

大きめの鍋に少しだけ水を張り,弁当を詰めてきた容器を入れて蒸し上げた。ホカホカの昼飯ができあがった。


メンパもいいがこれもいい。

風がないので港に帰ってくると少しだけ吹き出した。やっぱり日暮れまで辛抱せなあきませんね。

Sunday, November 18, 2012

続マルチフューエルのバーナー 

オプチマスといえば昔からある石油(灯油)バーナーであるが,僕の所属していた山岳部はずっとホエーブス(625)を使っていたし,社会人の山岳会に入ってからもそうだった。中学生の頃はシロ(その後ジャスコとなる→イオン)の売り場にもクリーム色に緑で単純な絵が描かれているホエーブスの直方体の缶がたくさん並べられていた。その後,赤・黒・金の円柱形の容器に変わった。高校時代は白ガスを売っているガソリンスタンドを探して一斗缶で部室にデポしておいたものだ。
当時さっそうとアメリカから登場したコールマンは,火力が弱くて使い物にならなかったような記憶がある。

現在僕の持っているのはホエーブスの中でも725というモデルで,これも赤・黒・金の缶に入ったやつだ。2台あるが,かれこれ20数年使っていない。燃焼すると気化熱でカートリッジが凍りつくガスボンベと違って,本体が蓄熱作用でどんどん熱くなるのでテントの中も暖かい。

で,マルチフューエルのバーナーであるが,そのオプチマスからはこんなモデルが出ている。

oPTIMUS(オプティマス) No.82 NoVA(ノヴァ) 11010
oPTIMUS(オプティマス) No.85 NoVA+(ノヴァ プラス) 11009
oPTIMUS(オプティマス) No.88 HIKER+(ハイカープラス) 11011

使用可能な燃料は,ホワイトガソリン/灯油/ディーゼル油/ジェット燃料他※。
ガソリンは多くのバーナーがそうであるようにいわゆる自動車用はまずいようですね。
こんなバーナーがあれば泊地で燃料に困らない…とまあ,早くも世界を回ることを考えているわけであります。

※「他」ってなんだろうね?

Sunday, November 11, 2012

秋を感じる

曇りがち…なんて希望を抱いていたがやっぱり雨で,雨脚はだんだん強くなってきた。車で来ているので港にいても惰眠を貪るだけ,酒を飲むわけにはいかない。
キャビンで朝飯だけ食っておさらばする。


雨に濡れ,よけいに紅葉がきれいだった。


パソコンで仕事をしながら,店では絶対に飲むことはないであろうトリスハニーをやる。

Saturday, November 10, 2012

掃除と宴会と昔ながらの銭湯と…

今日は午前中に港に行けばよい。山仲間の常山君とは泉佐野駅に10時の待ち合わせだから,出かけるまでの間に一つ二つ仕事を片付けておいた。

皆さん早く港に出向かれたようで,まだ駅にいる僕にメールが入った。お先に準備をしておいてもらう。

港に着くともうスタンバイどころか,ヨットメンバーはもう竹箒やタモを片手にアチラコチラに散らばっていらっしゃる。


ゴミも少なく作業はすぐに終わったが,それでもリアカー2杯分ありました。

作業開始は13時の予定だったが,10時には始まっていたので昼に終了した。
漁協の赤井さんに挨拶に行き,借りていた道具を返す。ありがとうございました。
夜の宴会は急遽,昼からの大宴会に変更し,僕と『浮浪雲』さんが買い出しに行った。
予定通り13時に来られた人には宴会だけに参加してもらう。予定を狂わせてスンマセン。


14名で宴会。鍋は3つ。勢いよく飲み始めるがそれほどピッチが上がらないのは,皆さんそこそこいいお年だからでしょう…


16時になったので風呂に行く。張り出した腹が少々見っともない。

『over joyed』さんは風呂には行かずに黄昏セーリング。僕も今度は見習おう。

暗くなってきた。
『over joyed』艇で2次会。『DUCK』さん差し入れのBordeauxがうまい。
『ASCA』さんは東京在住。羽田から関空まで飛行機でやってきてヨットに乗っていらっしゃる。晴れた土曜日に港の清掃,明日は雨なのが気の毒で仕方がない。ありがとうございました。

Saturday, November 03, 2012

やっぱり途中で風が弱くなる

隣艇の風速計はビュンビュン回っている。『DUCK』さんがやってきて話をしていたが,二人とも艇を出した。今日はいい風で関空島を一周できそうだ。

正面には高いマストのヨットが2艇見える。この風なのにセールが出ていない。何しとんのや?明石海峡大橋の橋桁だと気付いたのは30分ばかり走ってからだった…
ギリギリに上っているのでうっかりするとジブがすぐにいらん方に向く。


いい感じですよ。

北側の黄色ブイを手前から回り込むとようやく落ち着いてきたが,今度は風が弱くなってきた。リーフを解除するが4ktがせいぜいだ。

西の黄ブイにたどり着くが,弱い風の追手はさっぱり稼げない。ヒールもなし,コーヒーを入れてのんびり進んだ。
ついでに昼飯を食ったが,これは順序が逆だった。

南の黄ブイを回って少しの間はよかったが,艇速が1ktに落ちた。あー辛坊たまらん。エイジンオン。

港には『浮浪雲』さんがいた。先日頂いた「お茶」のお礼を言っておく。美味しいお茶でした。ごちそうさまでした。
『風来坊』艇では何やら盛り上がっている。帰りに呼ばれたのでコーヒーをいただきました。ごちそうさまでした。ゆっくりとしたかったが次の予定のために港を後にした。

Saturday, October 27, 2012

関空島をぐるり

先週に引き続き飲み過ぎてしまったので朝は遅い。
7時半にようやく家を出た。『浮浪雲』さんから連絡があり,台湾の土産を貰いに行く。ありがとうございました。

漁協の事務所に出向いて,来月の10日にヨット仲間でちょっとした清掃をする旨を伝えておいた。ゴミ袋は当日用意してくれるそうだ。その他道具も貸してもらえることになった。ありがとうございます。

風がないかなと思ったが,そこそこ走る。これならセーリングだけで関空島を回れそうだ。
北東面はクローズホールドでそこそこ。


まだ快適に走っています。

北西面は追手でヨタヨタ,スピードが出ない。
口の中のネバネバ感は昨夜のアルコールのせいだろう。飲んだ後はやっぱりラーメンだとコンロに火をつけラーメンを煮る。
振り返ると黄色ブイがかなり遠ざかっている。
南西面に入ろうとした頃からジブがフニャフニャしだした。メインもバタバタしている。1kt出ているが,これは風ではなくて潮のせいだろう。
あかーんやっぱりエンジンオン。


かなり遠くからでも目立っていた赤いクルージングスピンは,田尻の『きらり』さんでした。お久しぶり。

土曜日なのに今日は人が少ない。
釣りをしだした『風来坊』さんに挨拶をして港を後にした。

Sunday, October 14, 2012

皆さん釣りですね

遅い起床で港に出向いた。

『風来坊』さんが出ていく。太刀魚釣りかな。

風は無さそうだが漂うつもりで僕も船を出した。3kt出て気分をよくしていたのに,キャビンに入っているとセールがカタカタしている。これではあきまへん。走りながらジブをセールバッグにしまい込み,漁港の水場へ着けた。


ここだけタイヤの緩衝材がある。

このところ僕には珍しく船で飯を食うことが多かったので,清水タンクも予備のポリタンク20L,10Lもすっかり空だ。
ついでにデッキも水で洗い流す。洗車はしないがヨットは水洗する。

『Dignity』艇を見るとスターンから釣り糸を垂れている。親子連れが微笑ましい。沢山釣れたようでよかったですね。

いつものようにエンジンオイルを点検して,他に異常がないか確かめてから下船する。
徹底的に整備したいなあ…時間がないが。

『秋桜』さんから神戸の泊地について聞かれた。まだホットな6月の情報を知らせておく。お気をつけて。

漁港内では,サビキ釣りの人がたくさんいる。鯵が釣れているようですね。

Sunday, October 07, 2012

お気楽クルージング 都志からの帰り

明石海峡の転流は9時6分,それまでには抜けないと押されてしんどい。

行きの船上でもたんまり,店でもたんまり飲んだのにベーシスト氏はコンビニで酒のアテをまだ買っていた。クーラーボックスから酎ハイを取り出し一人でやっている。僕もTも付き合わずに悪いことをした。
夕方の雨も止んだのか,いつの間にか彼はコクピットで寝ている。月も星もきれいだが,乗っているのがおっさん3人ではロマンチックとは言わない。

4時に起きた。コーヒーを沸かす。漁船のエンジン音が聞こえる。朝が始まった。
予定通り5時半に港を出た。航海灯も海苔網を避け右に変針する頃にはいらないだろう。点滅している灯りはブイだと思ったが漁撈中の船だった。
昨日の航跡をなぞるように船を進める。振り返ると3つのセールが見える。複数の艇でクルージングに来た時はこの光景がいい。


夜明けはやっぱりいいね。

夜の間に風向きが変わって真上りだ。何度かジブを揚げるが抵抗となっているだけのようだ。
8時半に海峡を越える。しばらくして振り返ると『over joyed』艇も海峡大橋を越えたのが確認できた。
泉佐野を目指す。

今日はたくさんのヨットを見る。

帰港寸前にまたいい風が吹いてきたのはいつものことだ。

都志発  05:30
泉佐野着 12:00

Saturday, October 06, 2012

お気楽クルージング 都志港

3連休だが,「どっかへ行きませんか?」と言ってきたTは,月曜日に用事があるから1泊2日だと自分の予定に合わせてリクエストをしてくる。僕も片付いていない仕事があるのでまあ丁度よかったことは会うまで伏せておく。
久し振りにベーシスト氏も乗艇だ。
同じ泉佐野の『over joyed』さんからは,淡路~鳴門行きのお誘いが来るが,都志までは一緒に行けそうだ。

9時過ぎにそれぞれ出港した。
メインを揚げ,ジブも揚げるが,なかなか風向きがよろしくない。風も弱い。潮だけは見方をしていて僕たちを明石海峡へと導いてくれる。
飲兵衛がそろっているので10分もしないうちにもうやっている。


夕方に雨が降るらしい。ずっと曇り空で汗もかかず快適だった。

『over joyed』艇はエンジントラブルで『浮浪雲』艇に曳航されているらしく,先行する僕に行き先を富島に変更するよう『DUCK』さんからVHFで連絡が入る。
沖までかなり張り出した海苔網を大きく迂回し,富島へ入る。舫の用意をして岸壁に着けようとしたところ再度連絡が入った。エンジントラブルが解消したので,予定通り都志へ行くとのこと。やれやれこれで安心。とにかくよかった。

相変わらず風は冴えない。延々と続く海苔網のブイから都志港入り口へと変針したところでようやくいい風が吹き出した…時すでに遅し…

作業船の人が手招きしてここへ着けていいよと誘導してくれる。ありがとうございました。
ほどなくして皆さん無事に到着。お疲れ様でした。

早く液体燃料を補給したい僕たちは普段なら歩く道をタクシーで風呂まで飛ばす。
風呂から出ると雨が降り出した。再度タクシーを使って居酒屋まで直行する。
4艇7名でささやかな宴会が始まった。飲むにつれ,酔うにつれ,言っていることがしつこくなってくる。ろれつの回っていないのは誰だ。おんなじ事ばかり言っている奴は誰だ。酔客の典型的なパターンが出だした頃お開き。そばのコンビニで明日の食料を調達している姿は小学生が遠足のおやつを買っている姿と変わりがない。かわいいおっさんたちでございます…一人女性もいましたが。

佐野漁港発 09:10
都志港着  16:20

Monday, October 01, 2012

台風一過

晴れるかなと思っていたが,冴えない天気だ。自転車で行くのをやめて車で港に向かった。

思ったよりゴミの浮遊は少ない。駐車場から延びる岸壁上にゴミが付いている。風で波が打ち寄せたせいだろう。かなり強かったみたいだ。


春の嵐の時は水が見えないほどゴミが一面に浮かんでいたが,今日はこれだけ。

誰も来ていないと思っていたが,『DUCK』さんがすでにブームに何かを干している。
ひと通りマリンクラブの艇を見渡したが,被害は無さそうだ。
隣艇との舫を外し,増し舫を片付けた。ブームを上げ,二重にしてあった固縛を解く。追加モニターも回収した。

『OLIVE』艇に二人見える。何やら作業中だ。挨拶をしに行くと,『aura』さんと『OLIVE』さんだった。
乗り込んで話を伺う。『DUCK』さんもやってきて,それぞれの航海話を聞いた。
岸壁を向こうに歩いて行くのは,解除のために来られた『over joyed』さんだ。

「お昼どうする?」と『OLIVE』さんが聞くが,すぐに「ここで食べよう」とご飯の準備をされる。4人分をさっさと作られる手際の良さは長い航海の賜物でしょう。


ブリの照り焼きにご飯とお味噌汁。ごちそうさまでした,美味しかったです。

『東日流』さんも見えられた。
皆さんに共通しているのはフットワークが軽いってことだ。体を動かすことを厭わない。
聞きたい話はまだまだあるが,自艇の片付けも中途半端なままだ。ここらでおいとましよう。

雨がまた降りだした。
台風19号も発生したようだ…3連休遊びたいな~。

Saturday, September 29, 2012

ジェラワットがやってくる

昨晩済ませるべき用事が片付いていない。台風対策とその他メンテナンスを同時にすれば時間のロスも少ないはずなのになかなかうまくいかない。

大潮のほとんど満潮時に港に着いた。家族連れの釣り客が多い。鯵が釣れているようだ。
聞いていた通り,碧南の『OLIVE』が停まっている。主はなんと80半ばだそうだ。活動し続けることは素晴らしい。


静かですね。

僕の両隣は『浮浪雲』艇と『over joyed』艇だが,お互いをロープで連結しておいた。『ASCA』さんが見えられるかどうか心配だったので,『ASCA』艇と『浮浪雲』艇とを連結,ファーラーの巻きも点検し雑索できつく縛っておいた。

『風来坊』さんはコンクリート製のモニターを持参で来られた。真似して,僕もモニターを追加して沈めた。
昨晩泊まっていた『DUCK』さんも顔を出し,みなさん台風対策に忙しい。
『東日流』さんは,いつものように喋りが中心で既に対策は終わっているのかしらね。

メインセールは外してないが,カバーの固縛を厳重にしてブームをデッキに下ろす。俵フェンダーをバウに持ってきて,僕の台風対策はおしまい。後はできるだけ遠くを通過してくれることを祈るだけだ。

主の漁港猫がゆっくり岸壁の端からやってくる。巡回点検のようだ。ちょっとだけ僕に愛想をくれるが,付き合いきれんといった顔をして歩いていった。

皆さん準備に忙しそうだが,野暮用のため僕は港を後にする。

Sunday, September 23, 2012

小雨の中を帰る

もう随分寝たかなと思って時計を見ると零時過ぎ,昨晩寝るのが早すぎたのだ。寝てから雨が降り出したらしい。風もなくシトシトと降っているので,時折スチローバールがヨットと岩壁に挟まれてキィと動物的な音を立てること以外は静かな夜だ。

止みそうになったので舫を解いた。

メインを揚げ,ジブを揚げる。何とかセールの助けを得られそうだったが,直ぐにジブを下ろした。
止んでいた雨が降りだした。1時間ほどするとメインがバタバタしだした。


屋形船で航行中です。もうヨットとは呼ばない。

関空橋を越えたら晴れてると言っていた通りに最後は青空がびっくりするほど広がってきた。
二色のレースに出ている『風来坊』さんの乗っている『SUPERトトロ』がいる。挨拶をしてからホームポートに帰った。

方杭発  05:50
泉佐野着 13:10

Saturday, September 22, 2012

方杭でゆっくりやる 方杭漁港

先週に引き続き,T(山岳部の後輩)とお気楽クルージングをした。
なんと彼は今ボート免許取得のための講習を申し込んで1回は受けたらしい。来年は2艇でクルージングができるかもしれない。

前夜に泉佐野駅で集合し,買い出しを済ませ,夜酒も程々にして寝た。

3時50分に舫を解く。
漁船も未だ活動していない海は静かで,船首が波を切る音がよく聞こえる。
関空橋をくぐり抜けたところでジブを揚げたが,風は弱く,ひたすらエンジンに頼って進む。
潮に引っ張られて調子がいい。コーヒーを入れ朝飯を食って大満足。安物の弁当は揚げ物が多く色彩に乏しいのが寂しいが,安ワインを飲んでる奴のつぶやきとは思えない。

今日はずっと曇り空で涼しかった。


ここの海は美しい。

二人とも風呂好きなくせにカラスの行水は高校生の頃から変わっていない。みちしおの湯につかってボーッと海を見ている時間も5分もない。

『くえ屋』で【造り盛り合わせ】,【天ぷら盛り合わせ】,【冷酒】。やや満足。

ヨットに戻って昼寝をしていると,スピーカーで「よじさん」と呼んでいる。コクピットで寝ていたTはてっきり僕の知り合いが来たと思ったらしい。キャビンで寝ていた僕は外を見ても何のことか分からない。ヨットが1艇入ってきて,「ここは方杭ですか」と尋ねているのだ。聞けば新西のヨットで下見がてら寄ったらしい。

今度は携帯がなった。泉佐野マリンクラブの『cosmo』さんだった。由良港へ寄ってからこちらに来るらしい。


お疲れ様でした。ビールごちそうまさでした。

佐野漁港発 03:50
方杭漁港着 10:35

Monday, September 17, 2012

港はまだまだ暑い

エンジンルームに水が少し溜まっていたのが気がかりで港に出向いた。

山間の僕の家では風が強く夜明け前からビュンビュンと唸り音が聞こえる。さぞかし吹いてるだろうと思って泉佐野に来たが海には白波も見えないし,空はびっくりするほど青い。

『DUCK』さんから声がかかり,瀬戸内クルージングの話を興味深く聞いた。長い時間クルージングするのは,色々と変化があって楽しいだろうと思う。

キャビンの換気をしてから,エンジンルームに顔を突っ込む。ウォーターポンプのホースからの水漏れかと心配していたがそうではなかった。やっぱりウォーターロックだ。小さな穴が発見できずに適当に水中エポキシを塗りこんでいたのだが完璧ではなくチビチビとしみったれていたのが沢山漏れているらしい。取り敢えず応急処置をしておいた。

『浮浪雲』さんがやってきて,3人で田尻に昼食に出かけた。
『にし川』で定食,『川佳』でコーヒー。マリーナを臨むデッキはそこそこの風が吹いていて気分がいい。

『小町』さんがやってきた。他の田尻のメンバーは見えなかったが皆さんお元気でしょうか。


だんだん風が強くなってきた。ヨットはお行儀よく並んでいる。

Sunday, September 16, 2012

小鳴門を越える

鳴門の北流から南流への転流は8時53分。通過に1時間かかるとして7時過ぎには入り口にいればいい。
予定通り5時過ぎに艇を出した。
日の出を迎える出港はやっぱり気分がいい。

小鳴門入り口の緑ブイを7時20分ぐらいに通過した。ジブを下ろしたので視界は良好だ。
競艇場を過ぎた頃から素敵な風景が始まった。橋をくぐる。これは川だ。川べりに家が立っている。その光景が実にいい。


鉄工所の看板がいいね。

海面も穏やかで,朝なので日差しも優しい。斜めからの光が周囲の景色をより美しく見せる。
順調に転流数十分前(8時13分)に通過し終わった。

淡路島西側の都志辺りまでは5ktと少し潮に負けた。明神沖で30分程度小雨にやられた以外はずっと雲は僕たちを避けている。
海面に白波が立ちジブを揚げ,ググっとヒールするがそれも10分も持たなかった。
その後,直ぐに明石の潮に引っ張られ,7~8kt。9,10,11ktと調子がいい。
13時20分に明石海峡大橋を通過。速いと景色がどんどん変わるので楽しい。

この先風は期待できない。メインもシオシオだ。まだ4マイルもあるが,暑い港内での作業を嫌い,トットとセールを片付ける。

泉佐野沖に3本マストのケッタイな船が見える。もしかして,『あこがれ』?近づいていくと向こうからヨットがやってくる。『風来坊』さんだ。さっきの船はやっぱり『あこがれ』で『風来坊』さんは撮影に来られたようだ。「おかえり」と言いながら写真を撮ってくれる。「ありがとう」…あかんあかん,オイラはヨットに乗っているのだ。航海中のヨットなのにセールにカバーがかかっている!

徳島発  05:10
泉佐野着 16:30

Saturday, September 15, 2012

風はままならぬ ケンチョピア

台風の影響が気になるが,まだまだ大丈夫だと船を出す。

「男物の山のザックを貸して,4~50Lの…」
木曜日に教え子の夕子からメールが届いたが,いつの頃からかザックが男物と女物とに分けられているらしい。目安となるのはザックの背面長だろうか,いや最も関係しているのは肩幅かもしれない。
現役のザックはスキーパックか,ごちゃごちゃした飾りの多い筒状のアックスホルダーが付いた頑丈な物しかない。モンベルから無償提供していただいた新品未使用の80Lザックがあったことに気が付いた。細身なので満タンにするとコロコロしてちょっと背負いにくく,軽量化のため生地を薄くしてあるので摩擦に弱い,そんなこんなで出番がなかったのだ。フレームを抜けば50Lぐらいの感じなので,長期山行以外なら役立つだろう。
僕は金曜の夜から港に出かけるので,同行のTとの待ち合わせに使っている泉佐野駅で手渡すことにした。
おっさんと妙齢の女性が何やらぼそぼそと喋っている様子を,いつの間にやってきたTは,知らないうちにハザードをつけっぱなしの僕の車に乗り込んで観察していたらしい。
おっさんが車擦られた,どないしてくれんねん…と姉ちゃんにゴロまいてんのんとはちゃいまっせ。
ワインの差し入れありがとう。

24時間スーパーで買い出しをして,晩飯に酒を飲めなかった僕はビールをやる。

友ヶ島水道の潮流を考えて,6時半に出港した。
情けないほどの弱い風で,ようやく揚げたジブも,真上りで単なる抵抗にしかなっていない。

友ヶ島手前でBBC28とすれ違う。いいヨットですね。

方杭方面へは風向きが悪い。徳島方面へ進路を変えた。沼島近くで再度方杭に向けるがやっぱり上れない。未だ入ったことのないケンチョピアを目指す。
ちょっとヒールした。風が出てきたようだ。ジブを揚げ,エンジンを止める。15ktぐらいの頃合いの風だった。

ここからポンツーンまで約30分かかった。

話に聞いていたポンツーンはふさがっている。奥まで行ってみて,戻る途中に,「おいで,おいで」と手招きされる。
『SnowGoose』さんと日本1周中の愛知の『MY DREAM』さんたちだった。ありがとうございました。
横抱きさせていただき,ポンツーンで飲む。
いい加減酔ってきた。駅前までラーメンを食いに行って,コンビニで買い出し。ヨットに戻ったら即寝てしまった。

佐野漁港発   06:30
ケンチョピア着 16:00

Sunday, September 09, 2012

微風でした

山にある自宅は涼しいが,海に近づくにつれて夏の暑さがぶり返してきた。

すでに,『over joyed』さんがメンテナンスを始めていた。久し振りに『浮浪雲』さんとも会った。バックして切り返そうとしたところに,『Dignity』さんが帰ってきた。「漁船が多いから気をつけて」とアドバイスをいただく。
港外に出ると,言われたとおりで複数の漁船が網を引っ張っている。

2~3kt,時々4kt台。おとなしく走った。
明石海峡大橋の上から海面に黒いベールがかかっているのが見えた。また,局地的に降っているのかもしれない。
タックしても上っていないので,ほとんど反復運動のようだ。

(泉佐野)漁港内で作業をすると汗が吹き出す。港外でセールを全て片付けた。
ゆらゆら揺られながら,昼飯を食べていると後ろからいい風が吹いてきた!うまいこと,いかんもんです。


まだ2Dですが,ようやく捕捉しはじめました。時刻は正確でした。

Sunday, September 02, 2012

スカンピ(scampi)でセーリング

河内長野は朝から雨,雨雲レーダーを見ると泉州には雲がない。
海側に近づくにつれて青空が広がってきた。

港は風がなく暑い。風力計を見てもヨタヨタ。いつでも出ることができるように,コンビニに行って昼飯だけは用意しておいた。

先日からさっぱり衛星を補足しないハンディGPSを起動させて,様子を見ながら時間をつぶす。


コールドスタートですが,何時間かかってもこれ。
時刻もでたらめだったが,やっと20分の誤差で追随している(ようだ)。

ボーッとしていると,『over joyed』さんがやって来た。
「乗らない?」と聞かれたので二つ返事。前から乗りたかったscampiだ!
クルージングスピンで風を求めてタック,ジャイブで楽しんだ。


きれいなコクピットです。

帰ろうとエンジンをかけるが,どうも音がおかしい。全然水が出ていない。ジブで港に入って直前でエンジンをかけることにした。
港内には皆さんがおいでで,サポートしていただきました。どうもありがとうございました。

片付けが終わって,しばらくしてからエンジンをかけると,水が出だした???やっぱり,ビニールかなんかがくっついていたんだろうか。

Saturday, September 01, 2012

夕立の後は花火

昨日からお天気のページばかり見ている。夕方からは雨の情報は変わらない。

久しぶりに昼寝をした。起きて直ぐに天気をチェックする。雨マークはこの24時間さっぱり変わらないが,雨雲レーダーを見ても泉州には雲がない。これは行かねばならない。

道中の舗装道路に水たまりが残っている。相当降ったようだ。港に着いて空をチェックするが,もう降らないだろう。コンビニで軽く食料を仕入れた。あの夏の暑さはもうない。汗もかかずにキャビンで弁当を食っている。


山沿いに暗い雨雲が残っていて東からの風に乗ってきそうだが,おそらく神戸方面へ流れていくだろう。


市場の営業が終わって,すっかり暗くなるまでは俺たちの領分だ。

確か花火は20時を過ぎてから開始だ。ゆっくり機走でマーブルビーチ沖(田尻沖)まで向かう。すっかり暗くなっていい具合だ。雲に隠れていた月もキレイに顔を出した。観覧車の緑の灯りが妙に周囲の暗さに溶け込んでいる。

見覚えのある艇が近くにやってきた。僕がパンパンパンと手を叩くのが速いか,あちらが僕を認知したのが速かったのか,すぐにコールがかかる。やっぱり『Dignity』艇だ。「あーよじさんだ。」と子どもさんの声がする。今日は夏休み最後の家族サービスだね。

約30分楽しんで帰港。海も穏やかで楽でした。

いつものように,オイルチェックをして後片付けが終わった。りんくうゲートタワービル越しに雲が光っている。雷光が暴れているらしい。降られなくてよかった。

Sunday, August 26, 2012

泉大津の帆走会に出る

昨夜『wing』さんから電話があり,乗ることにした。
細くなった足の筋肉もみっともない。そろそろ動かさないといけないなぁ。取り敢えず膝にあまり負担のない自転車に乗ろう。

チンタラ漕いでも20km,1時間もあれば着く。
途中コンビニで昼飯と飲料を買った。

泉大津マリーナにはすでに『wing』は着いていた。いつものようにKさんがスピンの準備をしている。
暑い中出港。さっそく栄養補給をした。やっぱり夏はビールです。


スタート前,浜寺から泉佐野へ回航中の『Dignity』さんが覗きに来られた。

セカンドフィニッシュで,順位も2位でした。
ビアサーバーからの冷えた生が体の隅々にまで行き渡る。


この自転車に乗り始めて,もう8年になる。

Friday, August 24, 2012

雲の流れが速い

明日は仕事なので海には行けない。今日も晴れ,海に行こう。

雲の動きが早い。あちらこちらで雨を降らすんだろうなあ。

微風,ジェノアで3~4kt台。のんびりと流す。


デジカメの調子が悪い。随分使ったからなあ…

港へ帰ってしばらくすると,『浮浪雲』さんがひょっこりあらわれた。お久しぶりです。
小1時間四方山話。

僕のハンディGPSは相変わらず衛星を補足できないでいる。一度拗ねるとなかなか戻らない。

Monday, August 20, 2012

港内に南よりの風

朝晩は涼しい。

乗りっぱなしではいけないと,メンテナンスに港に行った。
昨日の帆走でジブはびしょびしょだから出しっぱなしで,メインもそのままだ。
3月にホームポートを移動したので,係留作業や色々とあり,艇内のマットも干していない。

マットを干し,冬に散々使った寝袋4個,夏用のタオルケット,ゴザ…がらくたの満艦飾だが,結構カラフルに見えてきてまんざらでもない。


日除けになりました。

延び延びになっていたオイル交換をした。
実は6月に一度やっているのだが,何度も使用したホースが折れ曲がって癖がついている。そのため,うまく入らず半分もオイルが抜けなかったのだ。やり直すのも面倒なのでそのままにしておいた。
予備のやや太めのホースをつなぎ,先端で隙間を探しながらゆっくり挿入していくと,どうやら奥まで届いたようだ。ポンピングするとガボガボ出てくる。廃オイル処理用の箱がどんどん重くなる。こぼれたオイルをアセトンできれいに拭う。
エンジンのスイッチオン。警告ブザー音もすぐに消える。たんなるオイル量の不足だったのかね…

12時半になった。
割子そばとちらし寿司にビール。コクピットで食べていても涼しいのは,南西からの風が港内を吹き抜けていくからだった。

16時過ぎ,一層涼しくなった港をあとにする。
陸は雲が広がってきた。地表の熱が抜けきらずこもってしまっている。今夜は昨日とは大違いで蒸し暑いだろう。

Sunday, August 19, 2012

エンジンちょっとだけ使いました 小松島~鳴門~明石~泉佐野

昨日は南からの風がそこそこ吹いていたんだが,朝はさっぱりだ。
港外に出てどちらに行くか決めるが,少し南から吹いている。真上りは避けたい。やっぱり予定通り鳴門に向かうことにする。
徳島港を左舷に見る頃になると少し風が出てきた。沖合のヨット(カッターリグ)がヒールしているのを見るとまんざらでもなさそうだ。
僕もジブを揚げる。斜め後ろからの風と潮に乗り思いの外艇速が出た。転流を考えるともう少しゆっくりでもいいんだがなぁと贅沢な悩みが出てくる。


鳴門海峡大橋手前と出た後。ここはさっぱり風がなかった。

小豆島にでも行こうかと舵を切ると,真追っ手でさっぱりだ。淡路島沿いに舵を取るとそこそこ走っている。都志は知らない港だから,そこに停めてちょっと足を伸ばして五色で風呂にでもと思ったが,なんぼなんでも近すぎる。航跡を見ているとこのままずっとセーリングをしたくなってきた。
5kt~1ktまで艇速は安定しない。さすがに1ktは辛いのでエンジンを掛けると,すぐに風が吹いてくる。また切る。
そうこうしているうちに富島が右に見え,明石海峡大橋が近づいてきた。丁度最強時にさしかかりそうだ。引きずられるように7kt~8kt出る。

フルセールのまま,大橋をくぐりたいなぁ。
あかん,正真正銘の真上りや。左に切ると橋桁に当たる。右は岸へ打ち上げや。ジブは時折裏風をはらみ,メインはバタバタしている。
橋を越えると風向きが変化した。こうでなくてはいけない。洲本でも行こうか,と舵を右に切るとバタバタの向かい風。泉佐野方面へはクローズホールド。結構吹いてきた。潮の加減もあるが対地速度は9~10kt。数十分我慢したが,ヒールがきつく,ガンネルは始終浸かりっぱなし。やっぱりリーフした方がいいみたい。
1ポイントリーフしても6~7kt台をキープしているので,ぐんぐんゲートタワービルが大きく見えてくる。
関空島が近づいてくると,クローズホールドからアビームになり落ち着いてきた。


昨日に引き続き今日のフィナーレもきっちりセーリングできてよかった。

飛行機の離着陸をボーッと見ていて,エライ目にあったことがある。
エンジンの数(2機なら2個,ジャンボのように4機なら4個)だけ竜巻のようなものが海上を進んでくる。「わーおもろー」って見ていたら,こっちに寄ってきて直撃。横倒しでメインセールが海水にバタリとつかる,すごい衝撃でした。船から放り出されんでよかった。

それがこれ。シャッターチャンスを逃したのでよく見えないが,要注意です。今日久しぶりに見た。いつも発生するわけじゃなくていろんな条件が満たされた時だけ起こるのかしらね。

小松島発 05:45
泉佐野着 18:00

Saturday, August 18, 2012

セーリングがしたい 小松島港

明石海峡の潮には合わせられない。由良瀬戸ならちょうどだ。南に舵を取る。
が,やっぱりエンジンばかりだ。

沼島を右手に見る頃から,風が吹き出した。ジブを揚げる。エンジンを切る。アビームで快走。ここまでずっと我慢してきたことへのご褒美だ。このまま小松島まで行けそうだ。

オイルプレッシャーの警告ブザーがなかなか鳴り止まない。近づく前に何度か試したがおんなじ症状。エンジンルームは管が破裂してオイルまみれかもしれない…見る気もしないのでそのまま小松島港内へ入った。運のいいことに追手なので操作がしやすい。
ヨタヨタにしたセールでポンツーンに近づく。ダメ元で再度エンジンオン。何事もなかったかのようにブザー音が消えた。
このままセールで着岸すれば格好がいいのにな…思いはするが実行はしない。


スーパー銭湯より昔ながらのお風呂屋さんが一番ですね。お湯が「キレる」

『ちよ』で久し振りにやる。

佐野漁港発 08:15
小松島港着 16:00