このところ,土日のいずれかは雨でさっぱり冴えない休日が続いている。今週はなんとかなりそうだ。沼島以南に行こう。
先日,『IZUMI』さんが湯浅に行っていたようで少しばかりの情報を得た。泊まるのには苦労はないようで距離も丁度いいぐらいだ。やっぱり湯浅か。
いつものスタート。くぐるか左舷に見るかだけの違い。
毎度のように真上りで,ジブを出したり畳んだりの繰り返しが続く。
Tはやたら魚肉ソーセージを買ってきていて,ビールのおつまみはアルミのカシメを歯で食いちぎり,セロハンをズルリと向いてかぶりつくことになる。4年前単身赴任で大阪に戻ってきて初めてヨットに乗った時は,スーパーでは売っていないブランドもんのチーズやベーコン,ワインの数々が持ち込まれたのだが,それらはみな石鹸のようなチーズに,上記の魚肉ソーセージ,プラボトル入りの安ワインに変わってしまったのだ。これじゃまるで山岳部時代の飯と大差ない。
さらに朝コンビニで購入した数々が今日の昼飯だが,僕はビールを飲んでりゃごきげんだ。
冴えない機帆走を続けて数時間,ようやく湯浅湾に来た。左に変針すると風が右舷に回る。6ノット,7ノット,最高のセーリングで今日のフィナーレを気分よく飾れそうだ。
湾口からようやく心地よいセーリングだった。
奥の港の入り口でクレーン車が移動している。浚渫のようだ。
手前のテトラポットを右に回りこむとその先に船だまりがある。船だまりの中間に突堤があって,横抱きした漁船が2艇,その左が空いているが,太いロープが垂れている。横抱き漁船の右側も空いているが,突堤の先端なので引き波が来るだろう。フェンダー,舫を用意しながらデッドスローで回っていると岸壁から手招きされた。どうやら一番最初にここだと思ったところがいいらしい。係留ロープを取ってもらう。ありがとうございました。
岸壁下が少しえぐれているので潮位によってはフェンダーが効かない。風向きによってはビームアンカーを打った方がいい。水深は3〜4m。
先ほど舫を取ってくれた人から港と街の情報を得る。15分ぐらい歩けば店も風呂もあるらしい。
湾口の風はなかなかだった。冬の北西風がきつい時はどうだろうか。南風は…風車が山には風車がたくさん並んでいる。
銭湯の用意をして散歩する。醤油の看板がやっぱり多い。
煙突に大きく「ゆ」と書かれた銭湯があった。きれいでしかも200円。歩いて15分なら文句もない。そこから5分以内でスーパー。今日は居酒屋で飲むかヨットで飲むか迷ったが,たまにはヨットもいい。酒と食材を たんまり買って旧街道を歩く。湯浅駅近くで『IZUMI』さんが教えてくれた居酒屋を発見した。なかなかそそられる。次回はここだ。
醤油の町ですね。
これは泊地近くの銭湯。廃業か?暖簾があるところを見ると本日休業か?
これから瀑飲み。
友ヶ島水道の潮に乗って帰りたい。明日は4時起きだ。おやすみなさい~
佐野漁港発 09:20
湯浅広港着 14:40
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