Sunday, February 10, 2019

知らない世界でした…

 昨晩は,萩之茶屋の渋い店で,しこたま飲み,貪るように野生肉(いわゆるジビエ)を食った。どれもおいしかった。ごちそうさまでした。
 解散後,数人で更に立呑。2週間前に転倒(1.5〜2m下の崖に後ろ宙返りで飛んでしまって,背中と腰をしたたかに打った)した痛みがまだ消えない僕はここでサヨナラしたが,後のメンバーは難波に向かったようだ。南海電車を乗り越すことなく,下車駅できちんと降りた。

 9時丁度に港に着く。『Wiz of Oz』艇長は,昨晩,いや,深夜の帰宅は3時頃だろうが,すでに着ていた。
 今日の作業は,ワイヤーアンテナの設置と運用のための機材のテスト。打撲でろくに手伝いもできないが,どんどん彼が作業を進めていってくれる。使っていないGPSアンテナ用の同軸ケーブルは撤去せずにまだそのままにしてある。それを利用し,さらに4芯のケーブルを設置した。コクピットロッカーの配線ぐらいは僕がしなければいけないのだが,この痛みでは身体を屈曲させて作業することは難しい。すべてお世話になった。
 ワイヤーアンテナは,手持ちの平行線があったので,それを別けてガイド用の細引きに何箇所か留めてトッピングリフトで引き上げる。
 オートマチックアンテナチューナー*1のスタートボタンを押すと,外部に仮置きした箱の中からカチャカチャ音が聞こえる。アンテナ線の長さに合うように調整している(らしい)。
 未知の世界でした。自力で再現は不可能です。『Wiz of Oz』艇長,本当にありがとうございました。

 外部の「箱」*2の設置を考える。板をスタンションに取り付けて,その板に「箱」*2をセットしよう。
 チャートテーブルに設置した機器の取り回しを考える。
 早く打撲の痛みから解消されたいなあ。

※『Wiz of Oz』艇長から丁寧なコメントがありましたので,以下のように本文を訂正します。ありがとうございました。
*1 オートマチックアンテナチューナー→コントローラー,
*2 「箱」→オートマチックアンテナチューナー ATU

トロイダルコアはこんなふうに使う(らしい)。金曜日(2/8)に日本橋で買ってきた。

「箱」*2の中を見てびっくり!これがチューニングしてくれる(らしい)。

ミニプラグで接続するが,赤・白・黒・緑を間違えないように配線する(ようだ)。青もある。

キャビン内に置くチューナー*1。使い方を教わる。前に付けたやつより手間が省ける。

外部の「箱」*2(名前を忘れた!)を仮置きして,アンテナ線を張る。

『ごんべ』艇がお昼を食べにやってきていたようだ。お気をつけてお帰りください。

2 comments:

  1. 外の箱がオートマチックアンテナチューナーです、略してATUです
    船内のはコントローラーです
    無線機との接続はとても簡単で
    ・ALC(Automatic Level Control)
    ・PTT
    これだけです。(FC-1000ってモデルは無線機が通電しているかどうか無線側からの電圧出力を見るんだけど、そこはキルスイッチから取得です)

    チューンボタンを押すと無線機側に「電波出せ」と指令が入る。
    無線機はレベルコントロールしながら不必要な電波を撒き散らさないように自動的に調整される。
    チューンには「搬送波」が必要だけど、ACCからのPTT信号により無線機側はSSBでも搬送波が出される仕様なのです。
    で、箱の中のリレーが演算により切り替わり、任意長のワイヤーに電波が乗る訳です。

    まぁ、難しく考えず「便利な箱」と思って下さい

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  2. たしかに便利な箱ですね。あの,計算しているようなカチャカチャ音に嵌りました。
    昨日の学習の第一の成果は,やっぱり"carrier"ですね。

    本文を訂正しておきます。

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