昨日まで…
『Wiz of Oz』艇長から風向風速計をもらったのは2年ぐらい前だからずいぶん放ったらかしにしておいたものだ。いや,一度だけ台座を取り付けるためにマストトップに穴開けを試みたのだが,3mmの錐がポキンと折れ,先っぽが突き刺さったままなのがその後の作業を推進させなかった一番の理由で,もう一つは,4芯同軸ケーブルの結線に尻込みしていたからに他ならない。
そろそろ重い腰を上げなければならない。設置のための材料は全て揃った。
いつものようにメインハリヤードでロープを引き上げ,アッセンダーをセットして上方にずらしていく…
ここから今日。
ようやく身体が空中に持ち上がり,「重い」腰も上がったというわけだ。
慎重に穴開けをしてタッピングビスを差し込んでみるがドライバーでは回りきらない。錐が小さすぎたようだ。念のためにそれより大きい径を2本予備を用意していたのだが,無理なようだ。
ラッペルしてさらに2本持ち上げる。3本のビスで台座が収まった。
作業の終了に合わせるかのようにポツリときた。
あとは苦手なハンダ付けが待っている。
線を間違わないように写真を撮った上に,メモ用紙にまで記すという念の入れようだ。
マストトップと下部に予めガイドロープが通してあるので配線はうまくいくはずだ。助っ人のいる時にやることにしよう。
万が一外れた時のために写真を撮っておく。しかし線が細いなあ。
この結線を一旦切り外して,4芯の同軸ケーブルで繋ぐ。
うまく設置できました。
最上部までユマーリングすると,こんな状態になる。身体はアッセンダーとビレイ器で保持されているが,さらに上体を安定させるために,写真では見えないが青色アッセンダーの上にあるロープ引き揚げ用のカラビナに1枚カラビナをかけ,腰のビレイループと直結する。
晴れたら展望がええんやけどなあ。あいにく曇りや。
ハンダ付してから熱収縮チューブで覆い,さらに自己融着テープでまとめる。さらにビニテで補強した。
風速計も良し悪し
ReplyDelete風が無さ過ぎると出る気が失せ、「とりあえず出てみるか」が無くなるし
吹き始めると数字だけが気になる事も。
慣れると良いのですが、初めはついつい見てしまいます。
オケラにチェックインする時に便利になります。空と海面を観察して風向や風力を言っていたものですから。
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