Tuesday, August 31, 2021

帰ってきました

 明石海峡東流は03:51から始まり,最強は07:57,11:16に転流する。
 富島から松帆までは5〜6マイル,明け方に出ればずっと潮流の恩恵を受けるはずだ。

 風はやはり,当然の真上り。

 徐々に引っ張られてきた。

 風見が左に振れている。
 明石側からいい風が吹いてきた。ジブを展開した。海峡を抜けてからも楽しみだなあ。

 ところが大橋手前からベタベタの海面,出したジブもすぐにしまった。
 風はさっぱりだったが,潮に押されて8ktをキープしているのでそれでもご機嫌だ。

 港の右舷標識まで7マイル弱,ようやくエンジンから解放された,と思ったのも束の間で,やっぱりそんなに風は強くない。しこしこモードは暑すぎる。機帆走で急ぐ。

 VHFでコールがかかる。『SEPT』艇長だった。先ほどからこの海域を優雅に帆走されている。ただいま。 
 誰もいないホームポートに帰ってきた。

 今日は北東からの風が吹いているので,コクピットにいれば涼しい。

 キンキンに冷えたビールが冷蔵庫にまだ3本はあるはずだ。到着ビールといきたいところだが,2Lペットボトルの冷水が喉に吸い込まれていった。

富島漁港発 05:10
佐野漁港着 10:15(25.94 NM)

Monday, August 30, 2021

うどんにありつきました 富島漁港

 朝のお勤めはちょっと離れた公園。以前とは違う,新しくしたのでしょうね,きれいで使いやすい。

 その公園前にある『すし富』。『BEE LINE』艇長に教えていただいた店で,何度か利用しているが,コロナ禍で現在お休みされている。再開したらまた行こう。

 公衆トイレで,いつも持ち歩いている携帯アルコール噴霧器(アル中とちゃいまっせ,消毒用)がないことに気が付いた。おかしいなあ,ショルダーパックに入れてあったはずなのに…

 ヨットに戻ってふと梯子を見ると…おかしい,なぜここにあるのだろう?
 
『吉本食品』の開店時刻は午前8時。

 少し早いが外で待っていると,店の中に入れてくれました。ありがとうございます。

 8時になると続々とお客さんが入ってこられました。それでもコロナ禍,ずいぶんと客足が遠のいているそうです。終息とは言わないまでも早く収束しないですかね。
「船の方でしょう?」
「はい,そうです。」

 スダチ氷は出汁を凍らせたもの。ゆっくりとけて香りが広がります。
 ごちそうさまでした。
 
 さっさと出港。
 風が冷んやりしていてなかなかよろしい。

 コクピット前部に座ると陽光をまともに浴びるので,後ろ側に移動して寒冷紗の陰にへばりついている。

 分かっていたことだが,艇速はさっぱりでひたすら我慢の機帆走だった。

 
 停めようとした岸壁は水色の鋼鉄製桟橋の向こう側であるが,そのアンカーロープが侵入経路にあり,風に流されていてペラに絡みそうだ。

 西側のスペースに着けた。
 岸壁が低いので乗り降りしやすくてよろしいね。

 緊急事態宣言中の兵庫県であるから,ここ淡路島では現在外飲みはできない。いつも寄る『志田』も『思いつき』もやっていない。
 民宿で入浴後,開いている店はないかと歩いていると,中華料理『真心』が営業中だった。ティクアウト二品。ヨットでやる。風が心地よい。
 そうそういつもやっていることを忘れていた。
 ヨットに乗ったら必ず全てのバルブの開閉をする(ボールじゃないので面倒だがスペースの関係で取り付けられない)。
 
 あれから何度も底板を開けているのに…ビン入りのオリーブ漬けトマトを発見した。
 まだまだ,他にも隠れているものがあるかもしれない…
 
三本松港発 08:35
富島漁港着 16:40(35.48 NM)

Sunday, August 29, 2021

うどんが呼んでいる 三本松港

 ケンチョピアは川にある。川沿いに流れる風が気持ちよく,キャビンの中でも涼しく過ごせた。
 昨日はちょっとばかり飲みすぎたようで妙に口の中が粘っこい。こんな時は普段滅多に口にしない甘い飲料が不思議と欲しくなる。昨夜のうちに美味しそうなカツサンドを買ってあったが,朝またコンビニに出かけて,キャラメルラテ・ハニーラテなんぞを買ってしまった。ついでにランチパック(ミンチカツとチーズカレー)も。そりゃなんぼなんでも炭水化物・糖類の取り過ぎやろ。如是飲み過ぎは体調管理をおろそかにしてしまうものだ。
 広くなったところでメインセールを揚げた。
 港を出る前に航海灯を消す。また暑い1日が始まりそうだ。

 前をゆく『BlueLagoon』。

 小鳴門入口を目指す。
 よかった,ジブを展開できる風だ。南流に押されるかなと思ったが,影響もないようだ。北への転流は7時25分。逆の場合だと途中で押されるのが嫌で,転流の1時間前には入るようにしているが,今日はその心配もなく7時過ぎに撫養港の左・右舷標識を越えた。

 折れ曲がった小鳴門なのにずっと真上り。ジブもメインもしまった。

 内海を越えた辺りからようやく北流に押されるようになってきた。
 瀬戸内海に入る。
 北泊の漁船団に注意しながら左に転舵する。
 引田沖に鮮やかなオレンジ色のブイが並んでいる。すこし右にそらす。他の海苔網はまだ設置されていないようだ。

 今日も寒冷紗で暑さを和らげる。

 網が敷設されていないおかげでずいぶんと近回りできた。

 静かな三本松港にやってきた。釣りをしている家族には少しお邪魔だったかもしれない。
 ここの係留リングは岸壁からはみ出すように設置されているので,ロープの擦れの心配がなくていい。
 
 到着ビールの後はスーパーへ買い出しに行く。
 香川県は緊急事態宣言が発令されている?ので,居酒屋では飲めないと思い込んでいた。アルコールと食材を買い足し,『BlueLagoon』で暑い中,熱い焼肉をやるが,冷えたビールを飲んでいれば極楽だ。調子よくやっていると,『えびす屋』の大将から電話が入った。ええっ!19時までなら飲めるんだって。
 地元のセーラー『BEE LINE』艇長がやってきた。お久しぶりです。『志与乃湯』が定休日だからちょっと離れた入浴施設に車で送ってあげたいがあいにくそこも休みとのことだ。
 18時,酔いも覚めたところだ。電話をもらっておいて無視はできない。『えびす屋』で軽く一杯だけやってきた。

 骨付き鳥が熱々で美味いですね。

 明日の朝食はうどん。開店と同時に飛び込もう。9時前には出港する。明石方面へはずっと逆潮…

ケンチョピア発 05:10
三本松港着   11:30(30.96 NM)

Saturday, August 28, 2021

ケンチョピア再訪 ケンチョピア

 午前中は鳴門海峡が北流,少しは恩恵を受けるかなあ。
 
 真夏の青空…2度目の夏。

 2艘引きの漁船団をかわして,相変わらずの機帆走。延々と続く。

 寒冷紗を張って日陰を作ると汗も引っ込む。
 
 徳島港沖はたいていいい風が吹いている。それを期待していたが…

 鉄板が焼けてるんとちゃいますか。いえいえそんなことはおまへん。
 今日は『BlueLagoon』と『攀丸』で横抱き。マストのチャンバラを危惧して『BlueLagoon』艇長はちゃんとバックで進入してきました。さすがですね。

 到着ビールは季節を問わない定番だが,夏のそれは格別だ。
 酔わないうちに『新町温泉』に行こう。
 汗をかかないようにゆっくり歩いて徳島駅まで。徳島駅200mの道路標識の後,400mとある。なんじゃいなそれって。

 『安兵衛』で飲んで食う。

 なかなか面白いことしてはる。
 それにしても猫,うまいことはめ込んでるわ。

 中華料理屋でテイクアウト二品。

 テーブルをセットして,今日は拙艇でヨット飲み。

 およそ日本酒のあてではないが,お味はかなりよろしい。お酒もすぐに空になってしまった。
 そうそう,この日本酒は昨日『BlueLagoon』艇長にと『胤』艇長から横抱きのお礼です。ありがとうございます。ごちそうになりました。

方杭漁港発   06:05
ケンチョピア着 11:55(27.91 NM)

Friday, August 27, 2021

水のきれいな方杭へ 方杭漁港

 5時にはうっすらと明るくなっている。その頃出れば少しは涼しいだろうに。
 
 新しく設置されたようです。
 海を見ながらのサイクリングでしょうから,やっぱり銚子スタートですね。逆はつまらないなあ。
 
 加太瀬戸(友ヶ島水道)午前中の潮流は北流だということは分かっているが出ないことには仕方がない。

 それでも瀬戸に入ってすぐは6ktぐらいで押されたからいい気になっていた。

 その後,延々3kt台,おまけに真上りの機帆走,いやこれでは機走か,方杭まで続いた。

 干潮時はここの岸壁は登るのに少々苦労することがあるが,今日は半分程度で舫を取るのも造作ない。

 到着ビールもそこそこに,本クルージングの最大の目当てである船底掃除に取り掛かる。どこの港でやってもいいのだろうが,やっぱり底までしっかり見えている所でやるのが気分がいいなあ。
 ホームポートで潜った後,1時間もしないうちに鼻水が止まらなくなったことがあった。まるで脳味噌が全部溶け出したのではないかと思うほど長時間,大量に出た。副鼻腔炎だったらしい。

『みちしおの湯』は去年から半額になっている(600円→300円)。そのせいで隣接の食堂とのセット割はないがずいぶんお得だなあ。

 風呂上りには生中に地酒。ヨットでさらに飲む。
『BlueLagoon』艇長はここからUターンする予定,僕はさらに南下して周参見(和歌山)か日和佐(徳島)にでも行こうかと思っていたが,酒が進むにつれて,
「やっぱあ,三本松でうどんも捨てがたいなあ。」
なんて意見が一致した。とりあえず明日は徳島へ行く。
 海南から来港の『胤』は『BlueLagoon』に横抱き。みなさん4名,楽しそうですね。

加太港発  06:00
方杭漁港着 11:40(22.67 NM)

Thursday, August 26, 2021

また夏が戻ってきました 加太港

 8月上旬に出たきりで,その後台風もやってきたしなあなどと出ない理由ばかり並べたらおしまいだが,そんなものはいくらでも捻り出せる。やっぱり心配なソーラーパネルの追加が終わったのが12日,サンデー毎日な僕に盆も何もあったものではないが,その盆も連日雨の最低の天気だった。
 しかし雨がよく降り続いた。
 前線が停滞だって?秋雨前線なんて言葉が気象情報のサイトに出ていたが,今週半ば以降は晴れマークが連続している天気暦を見ることができた。
 あれは2度目の梅雨だったんだと思っておこう。梅雨明け2週間は晴れる,1週間ぐらい出かけよう。
 前日から冷蔵庫の電源をオンにしておいた。翌朝出かける時にはすでに冷え冷えの飲料が詰まっている。

 水揚げ場で清水補給。

 泉大津の『BlueLagoon』は7時半に出港したらしい。
 少し早いが洋上で漂っていよう。船底の汚れも気になるし,艇速が出ないのなら先行しておく。

 いずみさの関空マリーナの『SEPT』艇長のお見送りを受けました。ありがとうございます。

 しばらくして『BlueLagoon』が見えてきた。『SEPT』ともミートしたようです。

 加太瀬戸手前のほんの短い時間だけ帆走ができた。
 この後,ずっと真上りでしたが…

 いつものように着く前に潮汐データを見て,舫の長さを最大干潮時に合わせておく。

 30ft艇で縦に3つぐらいは余裕で停めることができる。

 到着ビールを2本もやれば喉も潤う。だらだらしていないで次は風呂だ。
 街の銭湯『新町温泉』は本日定休日,外来入浴は15時まで(9月からは違う)の『ひいなの湯』へ急ぐ。
 飲んだビールは汗で消えた。『はまい』へ急ごう。

 風呂(新町温泉)からはすぐだが,港からはそれなり15分程度か。
 女将によると『加太海月』の風呂からは海の展望がよろしいとのこと。『ひいなの湯』からはヨットが見えるのがいい。どっちも捨てがたいね。

 港への帰路,立派なカブトムシがひっくり返っていた。触るとやはりモゾモゾと動き出した。このままでは轢かれてしまうのは間違いない。

 神社まで持って行って木に放った。
 しっかりせえよ。
 
佐野漁港発 08:10
加太港着  13:25(18.33 NM)

Wednesday, August 25, 2021

軽油が高いなあ

 ようやく向こう1週間ぐらいは晴れそうな天気予報が出ている。
 本体の燃料60Lに予備ポリタンク20L×2であるが,ずるずるっとクルージングを続けるのなら足りなくなるかもしれない。
 
 20L×3=60Lを追加した。なんと免税でも103円/L,いやはや高くなったものだ。

 4月末からの使用量たったの60L。デイセーリングでは港の出入りしか使わないからほとんど減らない。いかにクルージング に出かけなかったのかがよく分かる。
 そのクルージングだが数えてみるとわずか3回,和歌山からの回航は機走だったからそれを入れても4回。ふた月以上メンテナンスで乗れない状況があったからと言えばそれまでだが,天気が悪かったのも理由の一つだし,コロナ禍の影響で泊地での居酒屋巡りも怪しい雰囲気で,それなら行く気,出る気もしないなあという気分になってしまうのも大きい。これでは僕もコロナに振り回されているんじゃないか。
 まあ,明日からちょっぴり南下しよう。

Tuesday, August 24, 2021

普段はあんまり食べないからなあ

  積み込んでいた缶詰類の賞味期限を調べてみた。
 この夏で終わってしまう物が数個,年末で期限を迎える物が数個。賞味期限だから大した問題ではないが,古い缶詰から食べるのがいいだろうなあ。

 GWからの離島巡りで消費する予定だったのだが…沿岸クルージングでは殆ど食べることはないからたまってくるのは仕方がない。

 今週はまた暑さが戻ってくるらしい。
 ウインドスコープは2つ所有しているがHPではほとんど使わない。岸壁が高くてさっぱり風は入ってこないが,今日は(岸壁とは)反対方向から風が吹いているので設置した。小さいヨットで使う方が断然涼しい(と思う)。
 
 バウスペースまでいくとそれなりに風が入ってきているのを感じる。

 フルオープンできればもっと効率よく風を取り込めるのになあ。

 短パンでくればよかったのに,おろかなことをしてしまった。長ズボンではこの暑さに耐えられない。エアコンのない職場でも在職中はよく耐えていたものだと今更ながら思う。

 日本海側に低気圧がある。2,3日前からずっと南風が吹いている。
 今日も随分と流されている。

 コロナ禍,外飲みはできないが,自宅でコロナをやって一息ついた。

Sunday, August 22, 2021

たまにはティラーを握る

  港には8時過ぎに着いた。なんだか大勢いるなあ。そうか,先月から内輪で帆走会をやっているんだった。『東日流』さんから聞いていたがてっきり来週だと思っていた。
 コースの概略だけを聞いておく。
 出帆の準備をするがその前にトイレだ。のんびりセーリングなら沖でけつをまくってやるつもりだったが競っている状況ではそういうわけにはいかない。バースに戻ったら8時40分,スタートは9時だから間に合わんぞ。おまけに南風で押されてラダーに舫が絡んでいる。
 赤灯台と『A-Z Fishing』艇とを結ぶラインがスタートラインだが,とにかくその位置まで行かないといけない。港内でメインを揚げていると,すぐそばにいた海保の巡視艇がスピーカーで何か言っているが聞き取れない。
 既に始まっているようだ。みなさんスタートを切って,僕とは逆方向に進んでいる。

 真面目にラインを一度跨ぎ,Uターンして,少しだけ巻いていたジブを全開にする。ドンけつだ。

 真追手でジブが効かない。少し振って観音開きにすると艇速が増した。
 第1マークをジャイブで越え,次はよく分からないがとにかく関空橋近くの黄色灯標を目指すが,先行艇のけつに着いていくから深くは考えない。
 いかんねえ,クローズホールド。ジブが大き過ぎる。巻けばよかった。当て舵ばかりでロスが多い。

 後ろから見るといい光景ですね。

 ところが目指していたのは違う灯標だった。しかも赤。右手に黄灯標があるが漁船がいる。おかしいなあ,グルグル回ってしまう。回るつい手に少しだけジブを巻いた。
 紺色ハルのヨットが近づいてくる,見たことがあるなあと思っていたがやはり二色の『YOGO III』だった。ヒーブツーして挨拶をする。マークはあっちだよとのこと。よく見たらあるある。
 ガンネル浸かりっぱなしで走る。すぐ真上のほんまにでかいジェットが着陸態勢に入った。突然ダウンバースト。もろに下にいたのに油断していた。90°近く倒してしまう。
 黄色灯標も真面目に回って後は快適アビームかと思っていたがまたギリギリの上りだった。いかんねえ,やっぱりセールを小さくしておけばここまでヒールさせなくてもよかったのに。でも,最後まで風が落ちなかったので十分に楽しめた。こうでなくっちゃいけない。
 岸壁でやるビールがうまい。ごちそうさまでした。
 本日は9艇の参加,お誘いいただきありがとうございました。

Saturday, August 21, 2021

滑ったらあきまへん

 来週は暑くなりそうだ。ビールだけは買って積み込んでおく。 
 さて,連日の雨・曇り。今日も作業に邁進しよう。
 ステップの滑り止めが劣化して所々剥がれそうになっているので気になっていた。アンチスリップテープがバース背もたれのロッカーに入っているのを発見した…いや発見ではないな,入れていることを忘れていたのだから。

 強力な接着剤が使われていたようで,糊を除去するのに手間取る。
 剥がしスプレーをかけてしばらく放置してから,スクレーパーでこそぎ取ろうとするがなかなかしぶとい。
 
 ステップは4段。
 平面だけでなく,90°折り下げて貼る。
 下2段(緑)には有効。ソールに対してちゃんと働く。ここに立って外の様子を見ることも多い。
 最上段(赤)は失敗。ここに立つことはない,背をかがめて出入りするだけだ。下りる時にふくらはぎにジョリっと触れて痛い。

 赤矢印の部分を剥がしました。
 これで安心。

 ステップ下2段は,パッチンでエンジンルーム外側の躯体と脱着できるようになっている。今は改善してあるが,このパッチンが甘くてよく外れた。
 いつだったか忘れたが,片足に体重をかけた時に(ステップが)斜めになって外れ,そのままギャレー上部に頭突きを喰らわせてしまったことがあった。
 こちらのKO負けで,頭皮がパックリ割れている。出血は止まったのでそのまま作業続行したが,帰路,休日緊急対応してくれる病院に駆け込んだ。
 ついでにそのパッチンもより外れにくくなるようにしておいた。

 雨が降る前に,コクピットの各種ラインの熱処理をしておく。

 パラパラときた。バウハッチを締めるといきなり蒸し暑くなる。冷えたビールがあるが…際限ない。とっとと帰ろう。

Friday, August 20, 2021

心配の種が一つ減りました

 海水フィルター自体は随分以前から持っていたが,それは少々小ぶりで,内部のフィルター(メッシュ)も細か過ぎ,目詰まりが心配で設置するのを躊躇していた。
 一昨日(水曜日),欲しかったサイズの物を見つけた!なんと価格は,同様のブランド物の1/7!おそらく機能は全く変わらないだろう…と思いたい。 購入サイトでは『Seaflo生冷却水取水カゴストレーナー海水マリン&ボート』という長ったらしい商品名だ。
 昨日(木曜日),宅配最終便で届いたので,今日はその取り付けに入る。キャビン内作業にはうってつけの雨予報だ。
 
 取説を読む。
 Water Lineより最低でも15cm上に取り付けろとあるが,エンジンルームにそんなスペースはないなあ。
 I.D.は何の略だろう???

 元々D1に合うサイズのホースを使っていたので,カットしないでそのまま末端につなぐといい。

 mini 15cmはちょっと無理だが,できるだけ上方に取り付ける。まだ上に隙間はあるが,蓋が開けられなくなるので仕方がない。

 エンジンルーム側面にボルトで2箇所設置するが,奥のボルト固定に少々手間取る(水色矢印は手前のボルト)。
 見えないから手探りでレンチをボルトの頭に合わせるが,反対側からナットをスパナで締めても空回りばかりしている。
 しばし休憩。ヒートはしていないが頭を冷やす。
 ???
 そら締められへんわ。10mmの頭に11mmのメガネを使っていました。

 バルブを開いて,エンジンオン。
 当たり前のように排水されている。
 気になるのはエンジンルーム内ホースからの漏水。
 これも異常なし。
 いや〜エンジンかけるのが楽しみになってきた…いやいや,セーリングが一番ですね。
 予報通りに雨が降り出した。ホームポートでのそれはしないと言っていたにも関わらず,デッキブラシでチークを擦り出した。今回は洗剤を使ったので黒い汁がどんどん出る。ついでにティラーも擦る。
 漁協のサイレンが鳴った。14時だ。セリが始まる。小一時間したら青空市場に出向こう。それまでは掃除に励む。
 コロナ禍の夏,うまい魚で一杯やらないとやっていられないね。