朝の冷気,窓から入ってくる風が心地よいのは外気温が昨日までより低いからだろう。久しぶりにスッキリ晴れ渡った空を眺めることができた。
岸壁を歩いていても汗をかかない。キャビンに入って早くハッチを開放しなければという呪縛からも逃れられた。
検油棒なら2015年にこんなことがあった(エンジンは3GM間接冷却)。
この検油棒にはエア抜きの穴があり密閉はできないので,振動で落ちないようにバスボンドをちょっとだけ塗って貼っておいた。
テーパーリーマーで恐るおそる抜き出した。左は新品。
アンカーロープを引いた時シャンクの末端は上を向いているので,そこに係船環を滑り込ませて付け根まで行ったら引いていたアンカーロープをリリースする。上を向いていたシャンクは海底に沿い,次に係船環のガイドロープを引けばフレークに引っかかった首吊り状態で持ち上げて根掛かりは解消される。
テーパーリーマーで恐るおそる抜き出した。左は新品。
今日の楽しみはエンジンをかけてオイル漏れの様子を確認することであるが,既に答えは出ている。セーリングをしつつの再チェックでいいだろう。
関空島でも周ってこようと思っていたが,「期待しすぎるとだめ」法則通りに風見がくるくると代わりに回りだした。
エンジン下部の床はオイルのシミすらないってことでブラボーですわ。
ドブ漬け8mmチェーンの切れ端があったので根掛かり対策用に使おうと試してみた。
シャックル付きのチェーンを係船環の代わりに使うメリットは,あらかじめロープに通しておく必要がないこと(もっとも環だって末端から入れればいいわけだが,アンカーロープが長いので面倒だ)。
チェーンがうまくシャンクの付け根まで行ってもガイドロープを引いたら戻ってくることがある(角度の問題で)。爪(写真黄色)なしでもやれるかと思っていたが,少しでもシャンクが上向いていれば元の方向に滑ってしまう。爪があれば引っかかって戻ってこないのだろう…ようやく理解できたような気がする。
*写真は『燧寇Ⅱ』(2022年に弓削で会った『東日流』艇長知り合いのヨットです)。
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