Tuesday, March 31, 2020

出てみるもんです

 昨日から冴えない天気が続いているが,港に来てみると,ところどころ雲が薄い。午前中だけでもヨットを出そう。
 やっぱり海上にはヨットは1艇も出ていない。
 去年のように今年も海洋生物の付着が多いといやだから,こまめに出さないといけない。もう,うっすらと汚れているのだ。

 よたよたの風だったが,すこしずつセールがシャンとしてきた。4〜5ノットで進んでいるではないか。
 漁船が網を引いている。ずっと見ているが動線が重なってしまう。少し変針して網の後方をかわす。
 タグが大きな起重機船を引いている。さっきは北東方向に向かっていたのに,次に見たら淡路方向だ。さて,どこまで行くんだろう。

 タックを2回。
 ずっと1本だと本船航路にどんどん入っていってのんびりできないので敢えてやっている。

 さっきよりいい風になってきた。

 帰りはアビームからクオーターリーで赤灯手前まで楽しんだ。

 去年の小笠原行きの時に『Bonanza II』艇長が持ち込んだ【オールブラン】をちまちまと指で摘みながらオケラをワッチする。大量に残っていたが,ようやく今日でおしまいだ。
 ブランはよくないなあ。どうもお腹がゆるくなるようだ。そのせいかどうかはわからないが航海中は快便だった。
 オケラは前半さっぱりだったが,後半上がってきてオーストラリアとつながる。

 必要な海図だけを取り出しやすいところに出しておく。
 さっぱり見ないんだけどね。たまにテーブルに広げると気分がいい。

Sunday, March 29, 2020

あれま,しずくが…

 随分冷え込んでいる。
 27日に満開だった近くの公園の桜は花びらを路面に敷き詰めることなく,同じ状態を保っている。やっぱり4月まではそうであってほしい。
 関空島のアメダスをチェックすると随分吹いていたようだが,ここら辺ではそれほどでもなかったのかしら。

『Bonanza II』艇長が嗜好品を積み込んできた。
 アメちゃんは,『特濃ミルク』と『パインアメ』に決まっておる。
 山岳部時代はビニール袋に移し替えたインスタントコーヒーを舐めたスプーンで取り出していたが,その頃よりリッチになった僕たち※は行動中にはスティックコーヒーなどなどがお気に入りだ…港ではちゃんとコーヒーを淹れますがね。
※いや相変わらず僕は貧乏だった。
 
 いつものように艇内をチェックする。
 クォーターバースに無造作に置かれたままの浮器や予備セール,ライフスリングなどを移動させる。
 おや?
 濡れている。

 以前にもここから垂れていた。
 その後すっかりそんなことはなかったのだが…夜来の風は左舷側からずっと吹いていた。それが原因?ちょうど垂れた所の上,左舷デッキ側には清水タンクのエア抜きがある。そこから滴り落ちてきた…また,確かめよう。

 同軸ケーブルを入れ替えた後,チェックのために無線機のスイッチを入れる。
 チューニングできないバンドがある。
 ちょうど,『Wiz of Oz』艇長がキャビンを覗き込んできた。さっそく原因を一つ一つ調べていく。
 今度チューニングがうまくいかない時の再調整の仕方も教わる。
 ありがとうございます。お世話になりました。
 これで,21MHzでオケラ,7MHzで大阪湾無線クラブとの交信も問題なさそうだ。
 次回はパソコンを持ち込んで,気象FAXを久しぶりに取り込んでみよう。

Thursday, March 26, 2020

気になって仕方がない

 午前中は適当に遊んで,午後からはみっちり作業や。

 風は弱いが,少し走ると4,5kts吹いている。適度に進んだらタックして遊ぶ。

 位置情報を得ることのできる機器は,GPSプロッター,ハンディGPS,パソコン,国際VHF無線機,iPadにiPhone。こんだけ積んどれば何とでもなるやろ。
 そうそう頼りになる友Garmin inReach Miniもあった。こいつは衛星通信やからどこからでも発信可能や。

 このアプリiSailorは使いやすいが,オフラインでも電池の消耗が激しいのが玉に瑕。今100%だが,どんどん減っていく。
 航跡をリセットするのを忘れていた。

 前舫を取っていると,海底に?な物がある。白い枠が見える。絶対にあれしかない。
 今日の予定の作業も放ったらかしで,サルベージすべきだ。落としたもんは拾たらなあかんのんやでぇ。
 伸ばすと5m以上になる網を持っている。幸い潮が引いている…もっと引くはずだが。デッキに立ったままでも網の先端が海底に着く。座って,きっとこういうのを腰を落ち着けてと言うんだ,底を這わす。

 アホなおっさんの虚しい行為をあざ笑うかのように,どこからともなくクラゲが浮遊してきた。
 あかん,なかなか取れへん。ずっとやっていると濁りだした。ここはしばらく休憩や。

 結局取れませんでした。
 海水温が上昇したら,潜りにトライしてみよう。

 バウロッカーの整理というよりは,プラケースを積み直しただけやった。

 あれ,おかしいなあ。オイルフィルターと廃油処理箱は同じ個数のはずやのに…
 オイルチャージャーを入れてあるロッカーにフィルターがあと2個ありましたわ。これで4セットちゃんとあるわ。分散さして入れたらあかんなぁ。

 あ〜あ,今日も中途半端で終わってしもた。
 今度は真面目にやるぞ。

Tuesday, March 24, 2020

ヒールさせたい…

 シングルで乗ることが多い。
 それは近場でも数日間のクルージングでもおんなじことなんだが,寝泊まりは港に着いてからなので,セティバースに寝ようがクォーターバース,バウに寝ようが自分が寝やすい場所で寝ればよい。
 もっとも入る時は足からなので問題ないのだけれど,出る時はまるで鉄棒で蹴上がりをするように体を滑り出さないといけないクォーターバースで寝ることはほとんどない。

 去年小笠原に行ってきた。洋上で走ったまま寝ることになる。ヒールした時にセティバースに寝ていると体が放り出されてしまう。そんなことは指摘されなくても分かっているが,3人で必ず一人はワッチ,残りの二人がクォーターバースに風下側のセティバースで寝ればいいわけで,わざわざ転落防止柵をつける必要もないはずだ(った)。
 ところが一旦自分の居場所を決めてしまうと,寝るたびにバースを替えることがなかなか容易ではないらしい。狭いながらも楽しい我が家か…

 今年また一緒に小笠原に行く『Bonanza II』艇長のリクエストにお応えしてより安眠できるように策を講じる。去年は寝ながら身体が落ちないようにずっと腕で支えていたらしい。

 右舷側。
 バウへの通路になるので足元が広い。

 左舷側。
 両側にセットしたので,こちらでも寝ることができる。

 お隣さんがいないので北からの風が結構ヨットを流している。

 もう14時を過ぎていた。昨日臨検を受けた証書をJCIに受け取りに出かける

 30日×2で,計60日分の臨時変更証。
 早く出たいものですね。

 大正駅前で一杯やるつもりだったが,時間がない。1昨年まで勤めていた所のボスから呼び出されている。
 彼も3月末で退職で,だからってことでもないが今日はしこたま飲みそうだね。

Monday, March 23, 2020

水漏れがありました

 上架中にインペラを交換したが,それからエンジンルーム内に少々水が溜まる(溜まるってほどでもないが)。てっきりガスケットからだと思っていたが,(22日の)機帆走中に確認すると,ウォーターポンプ下部から飛沫が…
 インペラの蓋からなら回転部分に当たらないはずで,はてなと思っていたが,同乗していた『Wiz of Oz』さんが,
「シールでしょう。」
と原因を特定してくれた。
 出港前確認時にベッドにあった白い点々は,エンジンルーム清掃の際に汚れを拭き取ったティッシュの残骸かと思っていたが,実は海水が蒸発した塩だったようだ。

 部品調達のために泉大津マリーナに寄る
 おなじ泉佐野の『kouhei II』さんが上架,整備中でした。
 快晴,ペンキ作業もはかどることでしょうね。

 これを買いました。
 予備のインペラとガスケットも追加購入したかったが,あいにくガスケットだけが切れていた。後日,まとめて買うことにした。

 お昼にJCIの検査官がやってきた。所長さんがやってくるとはなかなか忙しいようだ。
 滞りなく臨時航行検査が終了。明日飲みに行くついでに立ち寄って検査証書をもらってこよう。

 オケラをワッチするが,今日はさっぱり取れなかった。

 そろそろ作業に取りかかろう。

 変なものが付いている。
 おそらくバネになっているんだろうが,内側に押したり,ずらしたりしても外せない。頼りになるヨット仲間の『Wiz of Oz』さんにメールを入れると即答だった。専用の工具があるようだが,細いラジオペンチかニッパの先をそれぞれの穴に入れて閉じればいいらしい。
 果たして…一発でした。

 外した順に並べておかないと,元通りに組み立てられない。
 写真も撮っておく。

 インペラの蓋は開けないでも作業ができるかと思っていたが甘かった。
 開けて,プラスチックハンマーで(優しく)叩くと芯棒が出てきた。
 シールはどこや?
 ないやんか。
 ベッタリと張り付いている。剥がすように取る。

 かなり劣化していますね。
 左が外したもの,右が新品。
 シャフトや筒などパーツを掃除してから,シールの裏表を間違えないように筒に挿入する。

 ホースをつなぎ,ベルトの張りを調整する。
 エンジンをかける。
 ポタリと黒い汁が出る!
 えっ,あかんのん?
 ホースを外す時についていた海水でした。やれやれ。
 アスターンに入れる。ニュートラルで回転を上げる。問題なしでした。アドバイスありがとうございました。

 一段落ついた。『LEIA』艇でコーヒーをごちそうになる。

 100均の洗濯バサミは絶対に買ったらあきませんね。すぐに劣化してポキポキ折れる。
 洗濯バサミって紫外線に強ないとあかんはずやのにね。

 春ですね。
 歯抜け状態のバースは,船底塗装にお出かけ艇でしょう。

Sunday, March 22, 2020

それなりに楽しみました

 明け方から薄雲が出だしたが,夜は放射冷却で相当冷え込んだようだ。
 そんな寒いキャビン内なのに,蚊がプーンと飛んできたのは昨日の明け方だった。電気蚊取りをつけようとしたが電池切れで役に立たない。息苦しいのを我慢してシュラフに顔をもぐらせた。今朝も心配だったが,あやつは最後の餌にありつけないで成仏してしまったのか出没しなかった。でも,一吸いだけでも恵んであげればよかったなんて仏心は持ち合わせていない。

 雑賀岬を回り込んでからいい風が吹き出した。
 ジブを開き,エンジンを切る。ジーコジーコのオーパイをカットして,ウインドベーンを活躍させれば,静かなセーリングの始まりだ。 

『Bonanza II』艇はどこかなと後ろを確認すると,数艇のヨットがこっちに向かっている。

 1艇から挨拶をされる。二色の方でした。ご安航を。 

 加太瀬戸を越えてからほんの短い間だけ風の恩恵を受けたが,それ以後さっぱりで2ノット以下の艇速。エンジンでゆっくり進む。

 はい,今回も楽しくクルージングできました。

 カッターリグの40ftが岸壁に停まっていると思っていたら,『ALMARE II』艇だった。『Wiz of Oz』バースに引き入れて,しばし雑談。『Wiz of Oz』さんに聞きたいことがあったらしくちょうどよかった。
 4月からはサンディー毎日だそうで,ヨット三昧の日々ですね。

和歌浦漁港発 07:00
佐野漁港着  12:50

Saturday, March 21, 2020

回航ついでに和歌山中華を食す 和歌浦漁港

 加太瀬戸の南への転流に合わせて出港すれば,瀬戸までは引っ張られて,そこからは押してくるはずだ…その通りだけでなく,適度な風も味方して楽しいクルージングとなった。

『Wiz of Oz』艇と『Bonanza II』艇は船底にフジツボ,藻がびっしりで艇速は出ない。僕は先日船底塗装したばかりなのでスピードが随分違う。その分,エンジンには頼らずに帆走で楽しむことにしよう。

とは言うものの,関空島過ぎてしばらくしたらこの有様。
 明石海峡大橋がはっきりと見える。

少し行くとさざ波が広がってきた。

 阪南沖をいい感じで走っています『Wiz of Oz』艇。

 オケラをワッチしようとするがうまくチューニングが取れないし,信号も弱いので諦める。
 ウインドベーンの羽を交換しようとしていたところに,『Wiz of Oz』さんからVHFで「今取れているよ」と教えてもらう。
 バックアップとしてモービルホイップアンテナを先日調整してもらったところだ。
 無線機の後部にあるアンテナ線を入れ替えてコールするとチェックインできた。めでたしめでたしだ。

 和歌山港沖でも快適でした。

 和歌山マリーナシティ沖ではディギーがたくさん練習中だった。じゃまにならないように入港する。
『Wiz of Oz』艇は上架のためここにヨットを置いていく。作業待ちのヨットが多いらしい。

 彼を乗せて,2艇(拙艇と『Bonanza II』艇)で和歌浦に移動する。
 今回のクルージングの目的は,「中華そばを食うついでに回航」だから,それを実践しないといけない。

 僕たちの2艇のみで,他のプレジャーボートなし。

 駐車場そばの「(有)ベイサイド和歌浦」に届け出を出しておいたほうがよい。大手を振って停泊できるのだから(岸壁使用料は1日25円/m,すぐ南東のポンツーンなら1日80円/m)。

 無線機のチューニングがうまくなかったので,『Wiz of Oz』さんが原因を調べる。後回しにしないでやれる時にさっとやっておくのが彼の行動。ありがとうございます。

 銭湯の後,パン屋で朝食を購入し,マルキで夕食。 

 麺硬め,ゆで卵1個,鯖寿司2個。
 やや満腹。

 そばの酒屋は灯りがついていたが店主不在。仕方なくヨットに戻ってあるだけのビールとウヰスキーでやっていると,『Wiz of Oz』さんが散歩がてら調達に出かけていった。
 うまいアテを買ってきてくれた。辛抱強く21時半までヨット飲みを続ける。
 待望の時間だ!
 おバカな僕たち3人は,2杯目のマルキ中華に向かったわけだ…すっかり満足でおやすみなさい。

佐野漁港発  07:40
〜和歌山マリーナシティ着 14:20〜
和歌浦漁港着 15:40

Friday, March 20, 2020

結局もとに戻しました

 コクピットに座ったまま,チャートテーブルに置かれたレーダーモニターやプロッターを観るなんておよそろくろ首にしかできない動作なのに,そんな配置をしてしまってからもう随分経った。
 やっぱり元に戻そう。
 プロッターが国際VHF 25W機とつながっているのは,GPSアンテナを共有しているからで,分離してしまうと位置情報が取れなくなってしまう。
 この25W機は検査が必要で,またその検査費用ってのがハンディ無線機なら2,3台は買えるってんだから全く馬鹿にした話で,おまけにわざわざヨット1艇の無線機検査にやってきてくれる業者なんていやしない。いや,あの検査費用の高さは出張旅費なんだろうか。そんなことで再検査の必要が出てきてからボツにしているが,上記の理由で外すわけにはいかない。
 違法無線機の取締りが多くなったと聞いている。マイクの結線を外し,アンテナも付けていないのでまあ違法ではないだろう。
 よしよし,この位置に取り付けよう。プロッターをスイングアームに取り付けてから配線をする。
 あれっ?
 プロッターがVHF無線機とつながっていることを思い出した。使わない無線機をわざわざ移動させることはない。相変わらず抜けている…

 結局,レーダーモニターだけ元のスイングアームに移動させた。
 レーダーは船舶の輻輳海域で夜に使うことが多い。そんな時はスイングアームを振って手前に持ってくればよい。

 たったこれだけの作業なのに時間だけが過ぎていく。
 昼には給油のロータリー車が来ることになっている。それまでにコクピットロッカー内の整理をしておく。

 燃料タンクと予備タンクに給油。全部で100L。

『Bonanza II』艇長も作業を一休みしてやる。
 珈琲豆がマリブに抽出されてうまい。

 夕方になった。銭湯に電話するがさっぱり出ない。金曜日は定休日でもしや祝日だから開いているかなと思ったが,やっぱり休んでいるようだ。

『TOM』艇前の岸壁を釣果なしに歩いているカップルがいた。本日『TOM』艇は,舫ロープの調節でついでに大量のワカメを採取したようだ。
「持って帰れば,おいしいよ。」
と声をかける。
 メカブ,茎,ワカメ。袋にいっぱいだ。

『LEIA』さんと会ったので,駅前で一杯やりますからいかがと声をかける。

 電車でやってきた『Wiz of Oz』さんと合流し,4名でほんのささやかにやる。みなさんお疲れさまでした。

 食い足りない,飲み足りない僕たちはヨットでさらにやった…
 焼き餃子美味しいね。

Thursday, March 19, 2020

すっかり春の海でした

 午前中はセーリング,午後からはメンテナンスの予定で家を出た。

 予想通りののたりくたり。1ノット後半で関空橋近くまで行った。

 タックして岸和田港沖を目指す。
 水揚げ場で給水していた『東日流』艇も出てきた。

 とろんとした海面が半分になってさざ波が広がってきたら艇速は3ノット後半まで伸びた。
 アッパーシュラウド左に『東日流』艇。

 航跡の流れるのが速い。この風で4ノット後半だからと満足している。
 やっぱり船底がきれいだといいね。

 クォーターリー2ノット以下で港口を目指す。遊んでいたいが全てのメンテナンスが中途半端のままだから仕方がないなあ。

 ちょうどオケラの運用時刻だったのでワッチする。
 冬はさっぱりだめだったが,今日はいけそう。
「3エリアでチェックインの方?」
と聞こえたのでコールする。
 先日と同じで交信先はオーストラリア。少々聞き取りにくかったが,向こうではきちんと取れていたようだ。

『A-Z Fishing』さんが可愛いお客さんを連れてきた。キャビンを見たいというで案内する。あれこれ質問するのが素晴らしいと感じる。

 電子機器をチャートテーブルに置いているが視認しにくい。やっぱり元のようにスイングアーム上にセットすることにした。
 あれこれやっていると,配線の取り回しも変更しないといけないことを気づいた。やらなきゃ(過去の作業も)思い出せないぼんくら頭になっている。
 さっきまで使っていたドライバーが見当たらない。テーブルにバース,ギャレー,ステップ,いや待てよ工具箱になおしたのかも知れない。ない,ない,ないないづくしで日が暮れる。
 ペン差しを見るとささっている。そうか,鉛筆を戻した時に一緒にしまったらしい…作業時間の約半分はこんなことに費やしているのかもしれない…この場に及んでまだ「かもしれない」だなんて。きっとに違いないのだ。

『LEIA』艇でコーヒーにハルミ。ごちそうさまでした。

 明日は仕上げるぞ。

Tuesday, March 17, 2020

臨検の申請に行ってきたよ

 天気はいいが,今日はJCIに行ってこよう。大阪府の南部に住んでいる僕にとっては,大阪市内まで行かないと手続きができないのはたいそう面倒なことなのだ。

 もう何度も通っているので,すっかり面が割れている。行くのは面倒でも愛想よくしてくれるのでそれほどいやでもないか。
 4月下旬から6月下旬まで,30日を2回分,検査は1回だから,しめて14300円也。検査日はおそらく来週23日だろう(泉州地域は月曜日と決まっている)。

 泉佐野に向かい,いつものとおりに出来高の上がらないメンテナンス。あんまりやりすぎると飽きてしまうので,時間が余っても1日1作業ぐらいがいいようだ。

 アイが太いのでブロックのシャックルが通らない。そこでもう一つシャックルを付けていた。上りでは何ともないが,弱い風の追手では,これがガチャガチャとうるさい。

『LEIA』さんからソフトシャックルをもらったのに使っていない。
 付けてみると具合がよろしい。
 強度は?
 十分でしょう。

 それでもブロックが垂れて床と擦れてうるさい。
 前方には元々メインシートトラベラーが付いていた(取り外さずに残してある)。ドジャーを延長したので使えなくなっているが,そこのアイにスリングで引っ張っている。

『LEIA』艇でコーヒータイム,ごちそうさまでした。
 ドジャー・レーダードーム設置でお世話になった新矢さんが来ていた。お久しぶりです。

 今日はいい天気なのにヨットを出していない。
 明日は乗ろう。

Sunday, March 15, 2020

つながりました

 ん?
 無線機の具合がおかしいぞ…と気付いたのは6日。以前にもあったプラグの接触不良かなと,港に来るたびに確かめてみるがよく分からない。他のメンテナンスを優先して,ようやく取りかかったのが1週間後の13日。1本のケーブルが切れていたのを発見したのでそれなりの収穫はあった。
 でも,飛ばないんだ。

 朝から『Wiz of Oz』さんが見てくれることになった。いつもありがとうございます。

 送信具合をまず確かめる。
 次に外部チューナーを開けた。

 基盤を外す前に,念の為に写真を撮っておくが,彼は覚えている。たった4本の結線なのに僕は覚えられない。
 ハンダクラックができているかもしれないので,充填する(そうだ)。

 アンテナの長さを短くして試してみる。
 中略
 最後には決まった!ブラボー!!
 まだ13時になっていない。オケラに合わせる。チェックインできた。本当に久しぶりだった。いいものですね。
 バックアップ用にモービルホイップのアンテナも調整しておく。
※詳しくは『Wiz of Oz』さんのブログ記事『ロングへの準備 』をご覧ください。

『Bonanza II』さんが食料を若干購入してきた。拙艇に運び入れる。また(近海)臨検を取って,来月末に出かける予定だ。
 僕も重い物(飲料関係)を早めに積み込むことにしよう。 

 乾燥野菜や缶詰,パスタ,インスタント飲料,インスタント麺などなど。去年の分がほとんど余っているので買い足しは少なくてもいいだろう。

 200Lの清水タンクがようやく空になる。しばらく放置してから給水しよう。

 はい,お疲れ様でした。

Friday, March 13, 2020

苦手なこともやらないと

 ちょっと無線機を触ってみることにした。
 前回のメンテナンスは,『Wiz of Oz』さんが,不具合を見るためにATUの蓋を開けた時だった。

 自分で開けてみることも必要だ。
 水の侵入もなく大丈夫だと思っていたら…

…1本ケーブルが外れていた。
 ハンダ付けして,元通りに蓋を閉める。

 ここのナットが錆びている。
 新しいのに取り替えたが,コーキングもしたほうがよさそうだ。
…まだまだ続く

『LEIA』さんからコーヒーを淹れたのでおいでよと誘われる。ごちそうさまでした。

 二色の『YOGO III』さんが拙艇のリーフ具合を見に来られた。手土産にビールをいただく。たいしてお役にもたてなかったのに申し訳ありません。ありがとうございます。

 風向風速計の表示がない。壊れたか?
 違った。
 外を見るとべた凪。今日は出なくて正解だった。

Thursday, March 12, 2020

快晴ですが…

 午前中に軽く走って,午後からはメンテナンスのいつものパターンであったが,ボートの『A-Z Fishing』さんから声がかかり,僕のヨットでセーリングを楽しむ。
 ついこの前まででかいヒラメをたくさん釣り上げていたのだが,この時期は水温の関係でさっぱりだそう。

 艇速は時折1ノット台と冴えないが,耐えてもらう。

『A-Z Fishing』さんが,泉州港を見たいというので,船首を向けるがさっぱり近づかいない。

 タックすると艇速は出るが,目的地はより遠くなるばかりだ。
 もう一度タックする。風見がくるくると回っているのでタックだか何だか分からないが,とにかく関空島には近づいているようだ。
 佐野沖に1艇出てきた。『風来坊』艇だろう。こっちへ来るかなと思ったが二色方面に向かったようだ。
 いい加減うんざりするほどの風のなさにエンジンをかけて急ぎ,(泉州)港内をぐるりと一周りした。
 黄色と黒に塗られたブロック,大きなビット,停めやすいのになあ。ここにほんの2時間ぐらい係留して,関空プラザまでランチに行ければ最高なのに…

 帰港したらメンテナンス。
 チャートテーブル台に移動させたレーダーモニターとプロッターであるが,やっぱり見にくい。以前のようにアームに載せてしまおうと,台座になるような木材を探すが短く切ったものばかりで用をなさない。次回に回そう。

 見るたびに使うたびにうんざりすることがある。ネジ類(ボルト,ナット,ワッシャー,タッピングビスなど)が箱に詰め込まれているわけであるが,整理が適当になってきて,お目当てのボルトを探すのにも時間がかかってしまう。やっぱりきちんと整理し直そう。

 半分まで進んだ。
 ボルトを購入する時は,たいていそれに合わせてナットにワッシャーも買っている。それなのに袋入りの平ワッシャーが数袋見つかった。一生分ありそうだ。

『A-Z Fishing』さんから,ワカメ採りに行かないかと誘われるが,遠慮した。
 キャビンはビス類でごちゃごちゃになっている。片付けを中断したらまた箱に適当に押し込んでおしまいってことになりそうだ。

 ようやく片付け・整理も終わりかけた頃に,『風来坊』さんから声がかかり,ワカメを分けていただく。たくさん採れたようですね。ありがとうございます。