薄汚れたチークの色が気になるので,バウロッカーに専用洗剤があったのを思い出したので取り出したところに『Bonanza II』艇長がやってきた。彼は先々週トラブったエンジンのメンテナンスだろう。スコッチを差し出すのでありがたく頂戴しておいた。
でも飲むのはヨットでだから,果たして誰の口に一番入るのかは分からない。
チークデッキの掃除をするためには先日の台風で増し舫に使って,乾かしている最中のロープの片付けをしないといけない。そうだ,水を流しながらやろうと海水ポンプが入っているはずのロッカーを覗くがない。記憶の糸を辿り左舷バースの下に格納したことを思い出した。開けてみると確かにそれはあったが,底の方にチャプチャプしているものは何だ。おそらく壁を伝って滴り落ちてきたものが溜まったんだろう。スポイトでコップ2杯分ぐらいの水を吸い取った。
なかなかチークの掃除に行き着かない。水中ポンプを探すためにロッカーの荷を出しっ放しにている。こうなるとついでにロッカー内の整理をしたくなってきた。軽油ポリタンクが6つ入っている。重いのは小笠原からの帰路に燃料を殆ど使わずに帆走だったからだ。そいつを取り出してから,ロッカー内の荷物が暴れないように詰めてあるライフジャケット定員分を引きずり出す。そうやってようやく中に潜り込める。屈曲姿勢を強いられるが入ってみると意外に落ち着く。
燃料ホースの外径とわずかな隙間から見えているデッキフィラーの外径を測る…片付けをする予定だったのにまた違うことをしてしまっている。デッキ上にあるフィラーはそのままにしておいて,ホースの取り回しを変更してロッカー内に給油口を移動させる予定だ。
余計なことばかりしているから,なかなかチークの掃除に行き着かない。
足場にしている簀を外し,ようやく本来のハル内側に触れる。最深部に水溜まりがあると嫌だなあ…少しだけ溜まっている。雑巾で拭きとれるぐらいだから許容範囲か。
けっきょく本来のチーク磨きもせずに昼になってしまった。コンディションが悪く今日はオケラにチェックインできず。
隣のメンテナンスの進み具合を見ていたら,泉大津の『BlueLagoon』艇長が「検査官」の顔をして現れた。きちんとできているかどうかのチェックにわざわざきてくれたのだ。ありがとうございます。
各機器の電圧を測って,以前のように降下がないかを調べる。全ての機器を稼働させたがちゃんと電圧を保っていた。やれやれです。本当にお世話になりました。
明日はメインセールの修理でもしようか。
ラダーがないからいくらでもメンテナンスの時間が取れるなあ。
やや,舐めてみたがしょっぱい。他の指を舐めるとやっぱりしょっぱい。僕の手の指は全部しょっぱいから海水か雨水か分からない…
バウ側はからからだった。ちょっと安心。
ボナ艇のエンジン何かあったのですか?
ReplyDeleteオイルがマズかった?
いや,白煙は見事に減りました,ほとんどないぐらいですよ。
ReplyDelete水漏れがあったようです。