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Monday, March 31, 2025

回航の手伝いに高知入りしました

 久しぶりの陸路高知入り,まだまだ冬装束が必要なので荷は重い。自転車で行くのは止めて,安易な交通手段を取った。かといって新幹線なんぞを利用してはせわしすぎる,在来線を乗り継いで向かおう。

 岡山駅〜後免駅間だけは特急の世話になってしまった…ので早速やり始めた。

 後免駅からは土佐くろしお鉄道でのいち駅まで。

 ここで下車。

『sannaviki』艇長と当然やる。

 明日からよろしくお願いします。

Saturday, March 29, 2025

回航後は飲まんとね

 昨日までの陽気とは一転,真冬並みの寒気が戻ってくるとの予報に冬装束でやってきたが,何のことはない,少しオーバーな情報だった。
 8時からほぼ1時間に1艇の間隔で下架とのことだ。拙艇は3番目で9時45分と聞いている。大潮の最大干潮が13時,上架時より10cmは下がる,オンザスラッジがないことを願いたい…

 港内では上りの風,出ればブロードリーチで快走のはずだった。なんだなんだ真上りっぽい…岸ベタに行くとなんとかなる。途中でフルセールにしたがほんのつかまのだった。ジブを収納し,ひたすら機帆走に徹する。
 佐野漁港到着は13時前,出入港漁船優先時間が始まる13時半に間に合ってよかった。往路5時間,復路3時間,やっぱり船底,プロペラがきれいだとこうも違うものなのね。

 バルブの締め付けが弱かったのか指でなぞると水がつく。1時間前に港に着いた『Wiz of Oz』艇長はもう片付けが終わったらしい。バルブの増し締めを手伝っていただく。ありがとうございました。
 15時過ぎに『Bonanza II』が帰港。16時過ぎに港を後にした。駅への途中,商店街に移転した『こうたや』を覗く。まだ準備中であったが「また寄りますね。」と大将に挨拶だけをして駅へと急ぐ。泉佐野駅から堺駅へ,そこからシャトルバスで堺東へと繰り出す頃には喉の渇きは限界で,赤星のマークだけが頭の中でちらついていた。
 立ち飲みがよろしいようで…

「今日(ヨットを)下ろしたんか?」
 そう,前回ここに来たのは上架した時だったのだ。覚えていてくれてありがとうございます。

Saturday, March 22, 2025

船底塗装を終えました

 来週の木金は天気がよくないらしい。下架はその土曜日,ぎりぎりまで船底塗装はしたくなかったが,今日のこの天気,さっさとやってしまおうと言う気になってきた。
 土曜日は道も空いていて80分かかる道程が45分とは驚きで,まだ,港には誰も来ていない。
 そそくさと準備を始める。幅広のマスキングテープはうまく貼れない,そりゃそうだ,円柱に巻くわけではないのだからうまくいかなくて当然,だが,僚艇のそれを見ると皺なく貼れている,やっぱり僕が下手なだけか。

 1回塗り終えた。ビールを飲み出したら,続きは明日でもいいけれどなんて思ってしまうね〜後からやってきた『Wiz of Oz』艇長としばし休憩。夕方にうまい酒を飲むために作業を続行する。

 2回塗り終えた。7年前に全面剥離したのに随分凸凹してきた。去年の方がはるかに塗りやすかったのだ。

 近くの銭湯へ。

 露天風呂は海水を引っ張ってきた塩湯ですね。

 昼は暑かった。ビールをガブガブややり,続いてチャミスルもぐいぐいといく。串焼き,焼き鳥,ホルモン焼き…なんでもござれだ。

 コロッケ3種盛りなんて,当然頼む。味覚がお子様な僕はフライものには目がない。ほれ見ろ写真を撮る前にかぶりつく始末だ。かけるのはウスターソースに決まっておる,いや,ソースをかけるのではない,ソースにフライを漬けるぐらいがいいのだ。続いてミンチカツも注文したのは内緒だ。おでんだって(学生の頃は),カラシの中におでんをぶっ込んでいたのだった…また余計なことを書いてしまった。
「俺は飯食いながら酒飲める」
と『Wiz of Oz』艇長はキムチ焼き飯だったかホルモン焼き飯だったかを頬張りながら,酎ハイをぐいっとやっている。

 負けじとホルモン焼きそばで対抗したのは言うまでもない…

 おやすみなさい…

Saturday, March 15, 2025

出島に回航

 年に一度の船底塗装,今年の汚れはいかほどか気になる。

『こうたや』が商店街の通りに移転したようだ。また行かないとね。

 瀬戸内海海上強風警報が出ているが,今日の海域はそれほどでもないだろう。気になるのは風より雨。

『Wiz of Oz』,『Bonanza II』,拙艇には『BlueLagoon』(元)艇長が同乗して13時半到着を目指して出港した。

 石津沖で20ktオーバーの風,真上りであまりのシバーの醜さにメインセールを早々と収納した(不安定な風位で最初からジブは広げていない)。

 冴えない機走で艇速は3ktがようやく出ている程度。港内に入っても吹き抜けがあるのかグイッとヒールする。
 ようやく出島に着いたが,先行した『Wiz of Oz』が戻ってくる。聞けばズズズズッとキールがくいこんだとのこと。僕も試してみるが,アラームがピーピー鳴り1.8m以下を警告する。同じように僕もキールが泥濘(おそらく)に捕まってしまった。エンジン回転を上げ後進をかけても脱出できない。やむなく舵を大きく切り回頭を試みると少し回ったようだ。これしかないと次は前進にかけ同様にやっているうちにゆるゆると船体が回り出した。180°回った時点で舵中央にするとようやく逸脱できた…やれやれ。潮見表では大潮の最大干潮時で,なすすべもないかなと思っていたが,ポンツーンに真っ直ぐに向かわずにコの字型に針路を取るとなんとか桟橋に着けるようだ。
『Bonanza II』の次は拙艇,最後に『Wiz of Oz』,ようやく全艇船台に乗っかった。

 先に上架された『Bonanza II』の汚れはひどくないので期待が膨らむ。吊られた様子からではまんざらでもなさそうだ。

 ここはいつも汚い…
 ペラがきれいでホッとした。ニューペラクリン+のせいかな。ブラケットとペラの間に海洋生物が付着しているのは,ロープを巻き込んだからだろう。

 上架の手伝いをされている方,イメージ変わった?はて?もしかして…失礼ですがと…やっぱり,あの立尾征男さんだった。勇者は多くを語らない…時間があれば,色々とお聞きしたかった。
 佐野の帰りに寄ってくれた『LEIA』艇長が僕たちを堺東まで乗せていってくれた…ありがとうございます。
 さて,その堺東だが,呑兵衛4名だから立ち飲みに決まっておる。

 1軒目でも飲まんといかんね。

 2軒目でも飲まんといかんね〜

Wednesday, March 12, 2025

警戒厳重,大阪万博ですね

  堺海上保安署で講習会。

 有意義な意見交流でした。

 同席した『ocean』艇長に南海本線石津川駅まで送ってもらい,堺駅下車シャトルバスで堺東に移動。

 ここだけで終わりにしましょうねと『Bonanza II』艇長の言。

 やっぱり無理でした。
 日本酒がうますぎる…

Saturday, March 08, 2025

船底塗装の準備をする

 ほとんど持病のような目眩症状が出て3日間ほどおとなしくしていた。少しはマシになったし(車の運転もできるし)と6日ぶりに港に出向いた。
 自宅に届いた船底塗料と倉庫に置いてある塗装用の道具をヨットに積み込んだ。
 上架の際には現場でバックステイを緩めるので,そこに「行って来い」支点を取ってあるワイヤーアンテナは外しておいた方がいいが,まだ少し目が回っているので登るのは明日に延期。

 「行って来い」だから片方を引っ張れば抜ける,ロープ同士の結束はお互いに消耗しあうのでシリコンチューブに通してあるが,登ってテンションがかからないようにしてから外した方がいい。
*写真は再掲(2024年4月1日)。

 エンジンをかけてペラを回しておく。

 自宅の山道具箱からギアを引っ張り出してきた。

 ロープフック(ロープをまとめるための用具)だが…
 マルチピッチの登攀時,2ndのロープは引きながら,セルフビレイ用のパスやメインザイルに振り分けていくから,わざわざこれにかける必要がなかった。バックルを締めれば,ばらけないのでそこは利点。

(カラビナをかける穴が2箇所ある)ルベルソタイプのビレイデバイス(KONG製だったか,商品名を忘れてしまったよ)。小さく軽いのでいいなと思ったので買った。トップの確保時にはATCと同じ使い方(カラビナ1個ね)をするが,ロープの滑りがあんまりよくなかった。アプザイレンは問題なし,2nd確保モードにすれば,ロープ登りにも使える。
 乗らないから雑談ばかりだが,ビレイデバイスについてはまた書くことにする。高価なグリグリ(いや,ペツルからネオックスが昨年出たのだった)を買わなくても,こんなタイプの2ndビレイ時にロックできるビレイデバイスがあれば,マストクライムも安全且つ楽ですね。
 
 俵フェンダーのぶら下げロープの劣化,指でつまんだだけで繊維が崩壊する。使わないザイルがあったので付け替えた…即座にクライミングロープと口に出てこないザイル世代であることが露呈したなあ。

Saturday, February 15, 2025

昨日以上に風がない

 iPhoneの時計アプリが鳴ったら起床時刻の6時半だ。在職時は5時起きだったから随分とゆっくりしていられるのがリタイア者の特権だ。最初は小さく段々と大きくなってくるが,大抵は2,3秒で起きるからそれ以降の音量は知らない。今朝も微かにアラーム音である鳥の鳴き声が聞こえた。起きよう!時刻を確認するとまだ6時過ぎじゃないか…おかしい,いや,おかしくはない。そう,イソヒヨがまた外廊下の手摺にとまっておせっかいをやいているのだ。日の出に合わせてだんだん早い時刻に鳴くようになってくるものだから,こちらの睡眠時間は短くなるばかりだ…本物のアラームが鳴るまで二度寝した。
 先日来首筋が痛い。変な姿勢で寝たらしくいわゆる寝違えというやつだろう。鎮痛消炎剤があったので塗り塗りしすぎたのか皮膚がただれてきた。白か黒だけグレーは見えず,何事もほどほどがいいのに両極端に走るいけない癖だ。自宅には,夏に日焼けしすぎで太腿周辺部に炎症を起こした際に処方してもらったダイアコート軟膏があった。それでも塗っておくか。

 はて,軟膏といえばヨットにも積んでいたなと確認すると,用途が分かるのはウナコーワだけじゃないか。いかんね〜ちゃんと搭載薬品のリスト(効能・副作用)を作成しておこう。

 昨日以上に風がない。今日も引き続きハルの錆落としに励む。

 スタンション根本からデッキにかけて錆が流れて茶色くなっていた。ついでにこれも除去した。

 おしまいと思っていたが…

 フォアステイの根本から錆が出ている。デッキを十分に水洗いできる(水・日が漁協のセリが休みの)日にでも作業を再開しよう。

Sunday, February 02, 2025

ウインドベーンが復活しましたよ

 早朝に雨は止んだらしい。家を出てからしばらくは先行車の飛沫を浴びていたが,泉州に入ると道路はすっかり乾いていた。
 遊べそうな風だ。『てるてるぼうず』に続いて舫を解いた。

 そこそこ吹いているかなと全開にしていなかったジブ,港口のあまりの風の弱さに展開しようと思ったが,もう少し我慢。すると,さらに絞った方がいいぐらいのいい風が吹いてきた。

 先日ネットで見たのは防寒ウエアとしてのバラクラバのうんちくだったが,なんだかねえ,書いた人は使ったことあるのだろうか…
 元々山屋の私にとってはバラクラバなんては呼ばずにずっと目出帽(めでぼう)だが,昔からマスコミはなぜだか目出し帽(めだしぼう)と言っている。もっともそれ(マスコミの方)はイメージ的には毛糸で編んだタイプのぶあつい物だろう。こいつを冬山で使用したら悲惨なことになる。目出帽を着用する時は極寒,それも吹雪の時だろうから,吐く息は口元で凍り付きべろべろの氷の塊となり重さで垂れ下がって,覆うべき顔面の半分が剥き出しになってしまうってわけだ。一見寒そうに思える薄い生地の(伸縮性のある)物だとこんな不快な状況からは免れる。すぐに取り出し,着用できるようにポケットに入れておいたってせいぜいハンカチほどの厚みだ。
 冬山では散々使ったが,ヨットで吐く息も凍るような寒い時期,冷たい海域を走ったことはないので残念ながら着用したことはない。そんなセーリングもしてみたいものだなあと,ついつい山用の衣類ケース内を確認,新旧合わせて3個あったのでしばし安心。
 余談ついでに肌着に関しては下半身に限定だがシルクはなかなかよろしい。化学繊維の衣類の重ね着(何日も風呂に入らず着っぱなしの状況で)では蒸れ過ぎ,だんだんむず痒くなってきてたまらない。それがパンツ(下着のパンツ)をシルクに変えると一気に解消した。シルクは吸湿性があるが,生地が薄いから気にならない(ちなみにポリエステル系繊維は吸水性0)ほどで,すぐにその上に重ねて着用した衣類を介して放出されるように感じた…またバカなことを書いてしまった。
 
 毛糸の帽子では風が通り抜ける。冬はシェル付きのこれ(左)高所帽に限りますね…何度もこのブログでも書いている。

 裏はボア,フラップを顎に回さずに後ろでとめてもいい。

 オーパイでは音を上げる。直してよかったよ。

 いつの間にか青空が広がってきた。

 見かけた漁船は1隻だけ,関空神戸ベイシャトルが今日も元気に運行している。ヨットは佐野の2艇,のんびり走れて何よりだ。

Wednesday, January 15, 2025

雪の善寶寺に参ってきました

 コロナ前までは,大晦日にお参りするのが常だったが去年に引き続き今年もイレギュラーな参拝となった。雪が舞っており,先週の寒波は弛んだようだが,週半ばからはまた冷え込むらしい。

 積雪は20cm以下,年末年始の賑わいがないのが寂しいね。

 古いお札と旗を納める。御神酒を1本いただく。以前は幕内弁当も付いていたがコロナ以降なくなったのは少し残念だ。
 新しい旗を買って帰る。今年もお世話になりますね。

Wednesday, January 08, 2025

ようやく縫い終わりました

 関空島アメダス数値は20kt未満,北から東の風の場合は出るには支障はないが,帰港時は右舷側の艇が大きく押されバースに入れなくなることが多い。北から西の風だとそこそこのスペースが空いているのは,おそらくプリセットのアンカーロープは平行に入っていない(放射状か?)ためらしく,こればかりはなんともならない。
 先日の作業を完結させよう。

 細めの針を折ってしまったので仕方なくその次の太さの針を使用する。針だけ買っておかないといけないなあ。

 ゴーゴーと唸る風,マストトップの風速計はビュンビュンと回っているのに,デッキ上ブーム高さの作業なので回り込んでこない。防波堤がありがたい。

 調子に乗りすぎたのは1回だけでいいはずなのに,3度も針を刺してしまったよ。セールにはぽつん,ぽつんと赤い斑点,情けないねえ。

 なんとか2列目も縫い終わりました。
 
 去年の4月,バックスティに取り付けた鶴岡『善寶寺』の旗を外した。キャビン内マストサポートに貼ってあったお札も回収する。年末年始に庄内に行かなかったので,近日中にでも【寒鱈汁】食べに行こうかな。

 ロングクルージングには出かけなかったのに,こんなになってしまった。

 15時過ぎに,『オリオン』艇長のお知り合いの『あげは』艇長が陸路来艇。遠くまでお越しいただき恐縮する限りで,僕自身は人に何か尋ねられた時に的確に答えることができるようになるにはもっと経験を積まないといけないなあと反省した。

Sunday, December 29, 2024

お世話になりました

 晴れているがたいして冷え込んでいない。

(多分)5時過ぎに出た月が美しい,大晦日は新月だろうね。

 今年の港通いも今日が最終日,先日スタッドレスタイヤに履き替えた車の本領発揮はお預けだ。国境を越え泉州に入ると,雲がベールのように和泉葛城山系を覆い隠そうとしている。先程まで乾いていたはずなのに,前を行く車の後輪からは飛沫が飛んでくるし,ワイパーもせわしなく動かさないと視界が確保できない。山頂付近では雪が降っているかもしれないね。

 ヨット後方が東側(和泉葛城山系)で,それ以外は青空が広がっているというのに,港内でも降り始めたじゃないか。

 のんびりとした片付けも今日でおしまい。ぼちぼちやったので達成感はいまひとつだが,飲みながらやらなかった自分を褒めてやりたい。
 今年は所用が重なり遠出できなかったが,そんな年もあるんだよね〜4月までしっかりメンテナンスをして遊びに備えよう。

 2024年版カレンダーを外し,2025年版をかけておく。

 海南の『胤』艇長が来艇,しばし雑談,2月から沖縄クルージングとは羨ましい限り,ご安航を。

Saturday, December 28, 2024

年の瀬ですね

 おやまあ,天窓に…

 みぞれでも降ったのかと金剛山を確認するが雲の中。路面が濡れているのは地熱で融けたからかね。
 
 各種機器のチェックをする。エンジンオフのまま,AISにレーダー,その他,そうそうアマ無線機も起動させたが,落ちることもなく正常に動いている。そのまま無線機でAMラジオを聴くと『子ども科学電話相談』をやっている。そうか学校は冬休みに入っていたのだ。昆虫学者小松貴の喋りが楽しい。
 続いてエンジンキーをひねるが,一発始動でこれも快調で何よりだ。

 ボートピア(競艇場外券発売場)に門松。漁協青空市場の駐車場も満車,年の瀬ですね。

 ウインドベーンの修理方法を色々と考える。プーリー(樹脂製)をそのままいかしロープが外れないように加工するのが簡単そうだ。こいつが直らないとセーリングする気が全く出てこないから困ったものだ。
『Bonanza II』艇長からファイバースコープを借りて,清水タンク下を覗いてみるが,たいした発見もない。

 帰路はやはり関所に捕まったよ。

Wednesday, December 18, 2024

寒気が弱いかな

 日・月と京都に行ってきた。

 ブンショウが来阪するのは先日出版された『今夜も焚き火をみつめながら』のトークショー&サイン会がモンベル本社であるからだろうが,前日に大原の梶山宅に集合してちょいと飲むことになった。僕が着いた16時過ぎに梶山の仕事(山渓のカレンダー撮影)がちょうど終わった。
>大原に金毘羅というゲレンデ,かつては近郊の岩場をそう呼んでいた,がある。
 京都バスの戸寺バス停で下車し,神社を目指す。岩場はそこから歩いて少し。
 その停留所近くに酒屋があって,クライミングが終わってバス待ちの間に一杯やることも多かった。なぜか冬の思い出しかないが,飲むのはたいてい【燗番娘】で,そいつの缶の底には仕掛け(カーバイド?)があり,付属のピンを刺すと反応して温かくなるという寸法だ。駅弁(牛肉)にも確かそんな物があったように記憶している。
 酒屋のおばちゃんとの他愛もない会話がツマミであるが,
「うちの【看板娘】はまだ小学生だからね,店には出ないよ。」
とお断りを入れられるのがいつものパターンだった。…とまぁくだらないことを思い出しながら,出町柳からバスに乗り,久しぶりに梶山宅に伺うわけである。
引用終わり。
 ↑5年前の拙文であるが,また同じことを思い出しながらバスに乗った。今回も撮影のフラワーアレンジメントの方は5年前と同じ女性だった。そしてその女性こそ上記の小学生なのだ…前置きが長過ぎた。

 ブンショウが撃ってきた鹿腿肉,元インド料理店オーナーシェフの梶山は再び料理をやり出したらしく,チキンティッカにエビのビリヤニとそれぞれの充分すぎる量に僕が四条大丸で仕入れてきたアテの出番はなかった。日本酒も焼酎もたんまり,24時まで延々と飲み続けたのはみなさん元気だという証ですね。
*梶山正『岳人』連載中の日本百名山冬季登頂も残り5座らしいね。読売新聞オンラインにコラムベニシアと過ごした最後の日々」あり。通販の雑誌にも連載していると見せてもらったが,書名を失念してしまったよ。
*服部文祥 先月に新刊『今夜も焚き火をみつめながら サバイバル登山家随想録』が出た。

 色々と所用が重なり,港に来るのは1週間ぶりだ。いい風が吹いている,出よう。

 フルメインに大きく巻いたジブで5kt出ているから退屈しない。

 終始12ktぐらいの風,操業中の漁船が2隻だけ。のんびり走れて何よりだ。

 ほぼ後ろからの風にメインを収納し,ジブだけでゆらゆら帰る。ジブは全開で4kt台。こんな楽ちんなセーリングもあってもいいな。

Tuesday, November 12, 2024

作業をしていると汗ばんできたよ

 先週の日曜日に乗ったきりですっかりご無沙汰していた。
 月曜日は全日快晴の予報のもと,ひたすら自転車を漕いでいた。家から山沿いに走って和泉葛城山まで,ほんの少しだけ外環(170号線)とかぶっているが,ほとんどは車の往来を気にすることなく走れるローカルロードなのがいい。目的地までは立ち漕ぎなし休憩なしがモットーであるが,少々怠惰な生活を送りすぎたのか結構きつかった。こりゃいかんね,精進しよう。
 週半ばに大学時代の友人たちと松阪で飲む約束がある。ヨットで行けばいいが易きに流れて鉄路で往復したのは,車窓からの風景をのんびり眺めたかったからだ。2泊,痛飲して,満足感に浸りながら帰阪した。
 土曜日は,高専山岳部の同窓会があった。東通りでやってから,新地へ移動…とまあ,先週は飲んだくれてばかりでさっぱり港通いがおろそかになってしまったというわけだ。

 ヨットはいつものように浮かんでいた。平日でも誰かがいるのが常だったが,ここも高齢化がすすんできたのか,今日も一人も来ていない。隣艇の風速計を確認,さっきから停止したままだし,港内の海面はつるんとしている。今日は片付けに専念しよう。

 一発始動で何よりだ。

 バウのVスペースには左舷側には長尺物が,右舷側には薄いベニヤ板が数枚,3箇所あるロッカーには,予備ロープ,メンテナンス用の器材,オイルチェンジャーなどなどが収められている。この長尺物はトラブった時に要る道具が主であるが,結構使用頻度は高いのに取り出しにくいのは困ったことだ。

 一番上にオールを置いた。たいそう長く2段つなぎになっていて,分解しないと入らない。このオールは『BlueLagoon』艇長から頂いた物であるが,素晴らしいパフォーマンスを見たからにはそうせざるを得ない,お守りだ。そうそう,予備ティラーもお守りだ。

 倉庫に移動してもろもろの片付けをしているとじっとり汗ばんできた。なんなんだこの気温の高さは…
 えっ!台風25号が発生したらしい。

Thursday, October 31, 2024

ずいぶんと久しぶりだ

 変な目眩症状がまた出て,ちっとはおとなしくしろよとのことだと考えれば家にいることもたいしたことじゃない…なんてことは全くなくて,動いていないと損したような気になる性分だけは治りそうもない。
 27日の日曜日は,かれこれ50年ばかり続いている同級生のバンドが今年も吹田の『Take Five』でライブをやるものだから,行かないわけにはいかない。またこれは,ほとんど同窓会のようなものも兼ねているからなおさらだ。
 阪急相川から歩く。調子がいまいちと言っておきながら,『珉珉』でビールに餃子をやれば元気も出てきた。会場でも,2次会でも飲み過ぎたものだから,ほら言わんこっちゃない,翌月曜日からはまた冴えない目眩がぶり返してきた。
 ようやく,自身に解禁の通達を出して,港にやってきた。

  コントロールケーブルの動きをチェックする。Uターンがきつすぎるような気がするが,これ以上の取り回しようはないなと半ば諦めモードだ。

  ついでに軽く掃除をした。まだベルト破損時のカスが残っていたよ。

 山道具箱にビッグサイズのO型カラビナが眠っていた。確か数個持っていたはずだが…

 強度は通常のカラビナの3/4〜1/2程度でも,冬壁で使うアブミ用だったので衝撃荷重はかからない。

 舫ロープを一旦ここに通してリードさせるために使うかな。
 ガンネルは全周庇上になっているので,剥がれることはないだろう…と思う。