Tuesday, January 30, 2024

陽気がよろしいね

 今日はほんまに風がないわ〜
 年末には大掃除というのが恒例行事になっているのだが昨年末にはちょっと体調が悪く,そのままになっていた。ここらで清掃活動をしよう。

 スターン側からの太陽がうれしい。

 棚の荷を全部出して,壁面を確認するとあちらこちらにカビらしき黒い点がある。キッチンハイターで拭くと取れるが,閉め切ってやると塩素臭がつんつんくるのでよくないね。

 港湾案内図は自前だが,ほとんどの本は前艇,それに今の艇の前オーナーが積んでいたものだ(と思う)。持ち帰っても読むことはないだろうからそのままになっているが,連泊でiPhoneを充電している時やラジオが聞こえにくい時なんかは稀に目を通すことはある。
 
 お昼になったのでオケラに周波数を合わたけれど微かにとれる程度。ちょうど『東日流』艇長から電話が入り,コーヒータイムだと『風来坊』にお邪魔した。ごちそうさまでした。
 自艇に帰って掃除の続き,やっつけ仕事にならないようにのんびりやる。大抵飽きてきて最後は帳尻合わせなんてことが多いんだよね。
 次回は外回りでも磨き上げることにしよう。

 ヨットを離れる前に写真を撮るのはバウハッチの閉めたかどうか忘れるからで,さすがに出入りをしたコンパニオンウェイの差し板は確認の必要はないだろう(と思う)。

 帰りに寄ったスーパーでは各社の桜ビールが売られていた。ビールはやっぱりサッポロだよね。
 さて,今年もヨットで花見に出かけたいものだよ。

Monday, January 29, 2024

晴れたら出ないとね

 天窓に自然の造形が…放射冷却,晴天は約束されたようなものだ。

 冬はビリビリと引き締まるような寒さがいい。最悪なのはこの季節なのに雨が降ることだね。

 ペラが相当汚れているらしく,港内での移動のスピードも遅い。出てからの風だけが頼りだ。
 港口でビュッときたので期待は高まったが,案の定赤灯を越えたあたりではよたよたしている。

 そこを過ぎると弱いが一定した風が吹いていた。

 ほれ見ろ,なかなかいいじゃないか。
 5kt後半はでないが,4kt〜5ktで気持ちよく走っている。おまけにこのタックだと太陽を浴びているので上着まで脱ぐ始末だ。ついでにシェル付きの帽子も毛糸に取り替えた。

 風力は2だから贅沢は言わない。

 佐野の『Sea Cat』艇長が陸から見えているよと写真を送ってくれましたよ,リアルタイムで。立ちションしてなくてよかったよ。ありがとうございます。

 12時を過ぎてからアマチュア無線機のスイッチを入れた。小笠原との信号は弱かったが北海道経由でなんとかオケラにチェックインできた。エンジンをかけていないとこんなことができるのでいいなあ,ワッチは大変だけれどもね。
 微風の追手をギリギリまで粘りようやくエンジンオン…遅い,遅過ぎる。ぎりぎりの13時20分頃港に入った。やれやれ。

 帰ったら真面目にメンテナンスをするのが正しいヨット乗り…早くそう呼ばれたいが。
 水中ポンプがあったはずだとバウロッカーを探すとビニール袋に入っていた。シガープラグが水没して通電しないから付け替える予定でそのままになっていたものだ。線自体も黒くなっていて導通なし。蘇らせるためには二芯のケーブルが要るかなあ。

 ワニ口クリップでつないでモーターが生きているかどうかを試したが,動いたよ。空回しはあんまりしたらあきませんね…つづく。

Sunday, January 28, 2024

ロープの末端は熱処理で

 なんださっぱり風がないじゃないか。今日は日曜日で帰港時刻を気にせずに遊べるのになあと頭の中でぼやいてみるが,そんなのは言い訳で15時半まで港外にいれば問題にはならないんだけれどね。
 コンパニオンウェイの階段の一部は引き出しになっている。そこにはいわゆる細引きという類のロープがいく種類か入っているのだが,結構頻繁に使う物があったり,切ったままになっているのも多数ある。ここらでちょっと整理しておこう。

 ヒートカッターでシーリングを延々と続けた。
 次回からは使い終わった後もきちんとしまおう…

 オケラをチェックするが電波状況が悪い。あきらめてキャビン清掃の続きをした。
 床に這わせた配線にはカバーをかけているが,つまづいたりけったりして剥がれることが多い。何度もシールテープで貼り直しているがカバーごと取り替えることにした。その「何度も」が問題で,なかなかシール跡が取れない。おおっ,シール剥がしのスプレー缶がまだ残っていた!やったけれど頑固だ…おばかですねえ,噴霧してからしばらく放置しておくと(柔らかくなって)擦ればすぐに取れたのに。ようやくきれいになったよ。
 エンジン音が聞こえてくる。クルーを乗せて出て行った『東日流』が帰ってきた。ほどなくお呼びがかかりコーヒータイム。ごちそうさまでした。

 帰る前にはエンジンルームの再チェックを常にするようにしている。

 明日も風は弱そうだが来よう。隣艇から自艇のラダーを見るとすっかりきれいになっている。昨日のチャプチャプは相当効果があったようだ。維持するためには機帆走でもいいから乗ることが必要ですかね。

Saturday, January 27, 2024

気持ちよく帆走しましたよ

 岸壁を歩いていると『Bonanza II』のバウが見えない。ちょうど出航,アスターンをかけた時のようだった。とりあえず
「おはようございます。」

 赤灯手前でメインもジブも出したが,しばらく沖出ししないとよたよたなのはいつもと同じだった。関空橋目指してしばらく進む。

 ジブは少し巻いている。4〜5kt前半出ているからご機嫌だ。

 風向が安定してきたのでAirvaneもおじぎしたりのけぞったりが少なく,ティラーの動きも小さい。

 適当なところでタック,と言ってもなかなか前には進まない。いつものように行ったり来たりをしているだけだ。
 ほぼ同じ角度で両タックして観察したが,右舷のロワーシュラウドのテンションが足りないようだ。調整しなおそう。

 二色から2艇出てきた。関空島北端の黄色浮標を抜けていったから,洲本方面だろうか。お気をつけて。

『Bonanza II』も快走ですね。

 ぽかぽかです。風力3ののんびりムード。

 アビームからクォーターリーでのんびり帰る。
 セーリングだからエンジン音はしない。ここぞとばかりにアマチュア無線機のスイッチを入れるが,電波状況が悪くてさっぱり取れなかった。
 途中で観音開きして最後は我慢しきれずにメインだけの追手。もう少し風が強かったらなあと言い訳ばっかり頭の中に広がってくる。もっともっと耐えないとなあ…

 青空市場で【きずし】を買ったのは自宅で一杯やるためだ。さっさと帰ろう…

 やっぱり「関所」につかまってしまったよ。

Friday, January 26, 2024

長さが足りない

 そろそろクリートでも設置しよう。

 クリートの穴は二つあるが,ガンネルに新たに開けるのは1箇所だけにして,もう1箇所は皿ネジを抜いて径を拡張する(6mm→8mm)。

 ナット締されているネジを抜いて8mm×70mmの皿ネジを使用するわけだが…

 ナットはすぐに外れるがネジは固着していてびくともしない。ショックドライバーでようやく頭が回った。ドリルで穴径を広げる。

 あれ〜っ,突き出てへんがな。トゥレールとFRPの厚みが厚い!
『Bonanza II』艇長が鏡で裏側を映してくれています。お助けありがとうございます。

 ワッシャーにナット分の長さが足りないなあ,どうせならダブルナットにしようか。あと20mm欲しい。

 気分を変えてキャビンの掃除をしだした。FRPの滑り止め加工された床が汚れたままだ。メラミンスポンジで擦ってようやく地の色がでてくる。ジンバル周辺もかなり汚い。ステンレスの反射がきついなあと外を見ると青空が広がっているじゃないか…出ればよかったよ。今から出たら15時半までは帰港できない*1 ,チョイ乗りでは済まないなあ。
*1 佐野漁港の出入港漁船優先時間帯(13時半から15時半)に引っかかる。
 ちょうど12時を回ったところだと無線機のスイッチを入れてチューニングした。

 オケラにチェックインする。感度よろしかったです。小笠原経由で横手の『Lapita』艇長もチェックインしたことを知る。今年もよろしくお願いします。

 はい,頃合の西の風。明日も続くといいなあ。

Tuesday, January 23, 2024

スケール洗浄剤で冷却系統をきれいに

 例年エンジンジンクの交換は秋にしている。気になっていた冷却系統の洗浄も兼ねてやると無駄がない。’22年に『Wiz of Oz』艇長がやってなかなかいい結果が出たので僕もすることにした。この時期になってしまったのは,昨年11月以降体調を崩してしまってそれが大層長引いたからだ。
 年始になって色々と消耗交換部品を購入した。

 その中に『K-1』と言うスケール洗浄剤が含まれているのはもちろんのことだ。

 方法は『Wiz of Oz』艇長のブログを参考にすれば怖くない。
 そこには,サーモスタットを外すと書いてあったので手持ちのガスケットを調べてみたのには訳がある(後述リンク先)。

 予備のガスケット。2枚は純正のパーツで,下の2枚は手製の物。よっぽど懲りたらしい。

 ブログを参照しながら作業を進める。

 まずは海水除去。バケツ一杯の水と取り替えた。

 スケール洗浄剤を循環させる。臭いはたまったものじゃないが,今日は風が強く,バウハッチからコンパニオンウエイへと流れていくので充満せずによかった。泡が出てきて,どんどん濁ってくるので写真を撮った後はコクピットに退散した。
 スリークォーターばかりやる。
 中和剤についてちょっと心配だったので電話で『Wiz of Oz』艇長に確かめた。助かりました,ありがとうございます。
 バケツの中の液を中和処理,さらに冷却水系統も中和する。

 サーモスタット穴を覗いくときれいになっているし,指で触ってもツルツルだ,素晴らしい。
 ガスケットを入れ,ボルト2本で蓋を取り付ける…相変わらず抜けている,サーモスタットを打ち込むのを忘れていたよ。ケチっちゃいけない,ガスケットはその都度新品にしないとね,2枚消費。

 エンジン後部のジンクを取り替える。前回の交換時にプラグを新しくしたし,メガネレンチもこのために買い換えたのでカチッと決まる。
 横のジンク交換に手間取る。メガネレンチを回す余裕のないスペース,げんのうでコンコンするがレンチが外れてしまう。『LEIA』艇長が岸壁にいるらしい。「抜けないように押さえておいて。」と手伝いをお願いする。ありがとうございました。
 最後にエンジンをかけ数十分間導水させた。

 途中休憩は取っておりませんよ。

 ジンクが腐食して黒くなっている。横のジンク(写真上)がよく減っているのはふた月ばかり交換時期が長いからかね。

 風が強い。西日本でも雪が降ると言う。和泉の国を抜けて南河内に入るとハラハラと白いものが舞ってきた。

Monday, January 22, 2024

これがほんまの初乗りですわ

 冴えない天気だがようやくリギンも付いたことだしと舫を解いた。
 
 少し沖出しするとようやく走り出した。機走ではようやく4ktが出るだけだが,帆走でも4ktノーマルなのでちょっとはセーリング気分を味わえた。

 もう少し走りたかったが,この後タックするとあれよあれよという間に風見がふらふらし出した。ここらで帰ろう。
 瀬戸内海上強風警報が発令されているがおそらく周防灘〜豊後水道は吹いているんだろうなあ。

 弱い風だったがウインドベーンも問題なく使えてストレスなしと言いたいところだが…

 Vクリートが滑っている。Pendulum Sheet Linesをしっかりと食い込ませないと遊んでしまうよ。カムクリートにするとよさそうだがこれ以上ティラーに穴を開けるのもなあ…

 帰ったら昼前,すっかり雲はなくなり青空そして太陽が眩しい。久しぶりに(今年初めてだが)にオケラをワッチしよう。

 小笠原とつながりましたよ。今年もよろしくお願いいたします。

 このタイプのライジャケは冬には保温効果もあってよろしい。夏は悲惨だけれどね。

 10年以上使っている。膨張型ではないので機能的には問題ないと思うが,いやはやなんともボロくなったものだよ。

『Wiz of Oz』からポンプセットを拝借してきた。自艇のホース(透明)をこれに足して使う。

 今日やる予定だったがついつい遊んでしまったので,作業は明日以降になってしまったよ。

Sunday, January 21, 2024

今日は漏れていませんよ

 早朝から相当降ったし吹いたしで,差し板を開けたらすぐに確認したくなる窓やバースの様子は如何に…

 スターボード,漏れなし。

 ポート,漏れなし。

 マットの上も乾いている。

 こちら側も異常なしでやれやれです。
 きちんと浸透させたからかもしれませんね。溶液がたっぷりあるので暇な時に塗布すればなおいいかもしれない…しらんけどね。『風々』艇長,ありがとうございました。

 エンジンをかけてしばらくしてからペラを回す。お願いだからこれ以上汚れないでね。
『東日流』でコーヒータイムは総勢8名。ごちそうさまでした。

 明日はこれを使う。セーリングもそうだがメンテナンスも晴れている方が調子に乗りますね。狭いキャビン内で作業しているとたまにデッキに出たくなる。そんな時に雨が降っているとリフレッシュにならないなあ。

Saturday, January 20, 2024

あれま,漏れてますわ

 二日連続の雨だったので防水処理がうまくいったかどうかを試すのにはもってこいだ。右舷側は前回の処理後の雨では全く漏らなかったので,今日は新たに作業をした左舷側のチェックだ。

 あれれ〜っ!どっちからも漏れていますがな…しかも,右舷側が激しい。サーマレストマット*1の凹部に溜まっておる。いかんねえ,じつにいかんねえ。今夕から明日午前中は雨予報だ。シートを被せるか迷ったがもう一度だけトライ(塗布)することにした。幸い青空も時折見えるし夕方までにはなんとか乾くだろう。

 天気予報では月曜日からはお日様マークが並んでいる。早く出したいものだね。

*1山用のマットをバースに敷いている。オリジナルのマットは厚さが100mm(屋根裏部屋に置いてあるのをたった今確認したから間違いない)近くあり弾力性はよろしいが,表面の生地といいクッション地といい実に吸湿性がありすぎで,上からは雨漏り,身体はびしょ濡れとなるとそれが全部吸ってしまってちょっと気になる。ここは全天候型のマットに軍配があがるだろう…知らんけど。ウレタン+エア注入式のそれがよかったのだが,さすがに20年以上も使っているとだめになってしまったよ。

Wednesday, January 17, 2024

これでひと安心ですよ

 快晴で遊びモードが爆発しそうだったが,作業のやり残しがあったので港に行った。11時には終えたのだがあまりの天気によさに動かないのはもったいないのである…ヨットはまだ出せないので自宅に帰って膝のリハビリも兼ねて自転車にでも乗ろうと舫を固めたところに電話,リギンが出来上がったようだ。

『LEIA』艇長にお手伝いをいただいて無事にベビーステイ,左右のロワーシュラウドを設置できた。ありがとうございました。
 風なし,時折感じる風もマスト正面からで,調整もしやすかったのが幸いだが,またおいおいと。
 
 これが右のロワーシュラウド。試しにマイナスドライバーでこじってみたが,切れているのは1本だけだった(○印)。
 左舷側はなんともなかったがついでに交換しておいた。予備に取っておこう。

 これはベビーステイ。2022年に深浦で溶接してそのまま使っていたが,また2023年に切れたので本荘マリーナで溶接してもらったのだ。これも予備で置いておこう。

 耐候性両面マジックテープとビスで作ったターンバックル固定ピンを使う。市販の物は高くて買ってられないね。

 本日もきれいな港,底までくっきりですね。デプスは510cm。

Tuesday, January 16, 2024

停めたままだと漏れていませんでした

 カンカンカンとハリヤードがマストの外側でも踊っているらしい。あんまりルーズにしておくと(ロープの)表皮に損傷があるから注意しないといけない。

 こんな風で出たらさぞかし快走だろうなあと言えないから残念だ。早くステイを付けないと。

 一昨日右舷側の窓をいじったので…

 そうそう,昨日はずっと雨が降っていたので,窓の内側に垂れた形跡がないか,バースに水溜りができていないかが心配だったが,防水されていたようで安心した。そんなわけで今日は左舷側を処理することにした。

 雨漏りをダクトテープでごまかしている…ずっとだ。長い間貼っていたものだから密着度が高いのか,バリバリバリと頭では思っていても一気には剥がれない。それよりもやっかいなのはビス頭に貼ってあるゲル粘着テープで,60枚近くあるものだから取り外すのに小1時間もかかる始末だ。
 ようやく剥がし終わったのが昼過ぎで,右舷側と同じ処理をしておく。

 パソコンの裏側にシミが付いているのを発見したのは昨年のクルージング中だが,パソコンラックに貼り付けた衝撃吸収用のゲルが溶け出したのが原因だ。

 本体からの漏れでなくてよかったよ。


 四隅のゲル(薄茶色に見える四角いやつ)は問題なし,数枚ほど余分に貼り付けた(100均の)そいつがネバネバで見事に溶けている。手にもニチャニチャ貼り付いて除去するのにもなかなか苦労した…やれやれだ。

 自艇ではライフジャケットはハーネス付きの物しか使わないが4名分積んである。さらにハーネスが付いていないライジャケ用にチェストハーネスを積んでいる(2人分だけだが)。

 これはクライミング用のチェストハーネス*1だが,数回使ったままで自宅に眠っていた。先日佐野のヨット仲間にヨットに置いてあったハーネスを進呈(中古でごめん)したのでまた持ち込むことにした。
 そんなことより落ちないことが肝心ですよね。

*1クライミングの際はチェストハーネス単体ではなくシットハーネスにプラスして使う。主に重荷を担いでいる時に併用していた。