のんびりしました

　夜半，雨の音で目を覚ました。バウハッチは閉じたまま寝たので心配なし，スライドハッチは開けているが上部はドジャーで覆われていし，風はバウから吹いているので吹き込む心配もないだろう。

　明らんできたのに惰眠を貪る。雨の中を出る気はない。

　7時過ぎにようやく起きた。

『Wiz of Oz』さんと『なごみの湯』の向いにある店が開いているかを探りに出掛けた。そこはたこ焼き屋であるがモーニングセットもあるし飲み屋でもある。気のいい女将さんがいてなかなか居心地がよろしいので楽しみにしていたが，あいにく閉まっていた。

　コンビニで朝食材料を買い，拙艇で食べる。スープをたっぷりと飲むと口中のねばねば感がなくなっていった。

　今日は禁酒だと朝の誓いほどむなしいものはない。

　昼にはやっていた…

　ずっとほったらかしにしていたカーテンの処理をしよう。

　並行じゃないカーテンレールに上下ともセットしたと仮定する。

　幅の広い方（右）に布の上下幅を合わせると左はたるむ。けれど左にも右にも引ける。左の上下幅が短く，右の上下幅が長い斜めに裁断した布を使うと閉じた時は見栄えがいいが，左から右には引けない。誰だろね，こんな細工をしたのは。

　上だけ吊るして下はフリーにする（下のカーテンレールは撤去する）。下部がフラフラとしないようにマジックテープでも貼っておくかな。

　なんだか締まらないなあ。

　泊地で岸壁の往来が多い時は中が丸見えはちょいと恥ずかしいので，養生テープで布を貼っていた。それよりは使い勝手はよさそうだ。

ヨット仲間とやりました

　おはようございます。

 

　ちょいとくつろぎすぎじゃありませんか。

　クロはと探すと…

　やはり車の下にいました。

　日が暮れてから駐車場を占有するのはサギで，今は所在なさそうに海を眺めている。

　午前中だけでもセーリング しようと出た。

　昨日同様，風位がコロコロと変わる。違っていたのは風が弱かったことだけ。

　Pendulum Sheet Linesの末端にゴムを付けてテンションをかけているので，セットが数段楽になった。

　佐野からもたくさんのヨットが出ていた。

　追手では（風が）弱いが上りだとそれなりに走れる。

　適当に切り上げて帰る。夕方からはヨット仲間との飲み会だ。緊急事態宣言明けから6日目なので店のサービスも落ち着いてきているだろうと思う。

　港を出たのが15時半，難波で銭湯につかる。0次会はどこでやろうかとどうでもいいことに悩んでいたが，結局中津まで行った。何軒か見て回るが時間が早かったのか開いていない。いや休業中がまだ続いているのだろうか。

　飲み会は17時からの予定だったが，16時半に店を覗くと開いている。どうぞと招き入れられる。そりゃ客を逃しちゃいけませんものね。

　梅田で飲むのは久しぶり。

　比較的大きな店にもかかわらず1時間もしないうちに満席になった。みなさんのんびりと飲んでいらっしゃる普通の光景が戻ってきた。

　2軒目はどこへ行こうかと馴染みの店に電話を入れるがあいにく予約で一杯。盛況で何よりですね。

　解散して『Wiz of Oz』さんと南海電車で泉佐野に戻る。

　泉佐野駅そばの店にも顔を出しておく。大将，元気そうで何よりでした。

　相当飲んでしまった。岸壁からヨットに乗り移る時は用心しないとね。

セーリング が気持ちいい

　ほぼマンネリ化した私の撮る朝の光景だが，ネコたちには関係のないことだね。

 

　昨日は座っていましたが，今日は寝転んで毛繕いをしていました。

　サビは今日も日向におりますね。

　コクピットロッカーの中には漁港泊まり用のフェンダーを格納している。他に20L燃料用ポリタンクが5つ。フェンダーを入れるとポリタンクが（ロッカー内で）暴れなくていい。

　スチロバールは風に押された時に岸壁に擦れるキィキィ音がうるさいし，使っているうちにどんどんボリュームが小さくなってくる。ビームアンカー打てばいいんだろうけどね，そうもいかない事もある。3年ほど前からビニコンを使うようになった。ぶら下げ用のロープ長を調整し直した。

『LEIA』艇長が出るので同乗させてもらう。

　出た時は15,6kt。だんだん風が上がり20ktぐらいか。関空島アメダスの数値とは大違い。風位が安定せずよく変わったが，気持ちのいいセーリングを3時間ばかり楽しんだ。

　2,3日前まで水温が25℃近くあったのに今日は20℃だった。海水温も一気に下がり始めたようだ。

　そうなると帰りに引っかかりたくなるわけでありますね。夏には夏の，秋には秋の理由がある。

午前中セーリング，午後からメンテのいつものパターン

　おはようございます。

　今朝の見回りはもうおすみでしょうか。

　おはようございます。

　日焼けはお嫌いでしょうか。たまに顔を出してこちらの様子をうかがっています。

　瀬戸内海上風警報が出ているが，佐野沖はせいぜい風力2。関空島アメダスの数値は風力4のようだがとてもそんなようには感じられない。

　快晴だね。

　ところどころで風がストンと落ちる。視界をよくするためにジブは少し巻いていたが，やがてフルにした。

　15時以降はいい風になりそうだが，それまで待てない。港に帰った。

　バウのアンカーロッカーのヒンジは去年直したが，もう1箇所の具合が悪い。

　タッピングビスで止めているものだから，穴がバカになるとどうしようもない。大きい径のビスをねじ込めばいいのだが，ヒンジの穴と合わない

　穴にエポキシを埋め，ビスにも塗りたくって押し込んでおいた。

　数時間は日が当たっているのでそれなりに硬化したでしょう。

　アンカーロッカーを開けたついでに舫ロープ，アンカーの整備。アンカーチェーンが錆びている…やだね。

昼の岸壁は暑いぐらいでしたよ

　冷んやりした空気が気持ちよい。

　先日まで漁港ネコは車の下に潜り込んで寝っ転がっていたはずだが，日なたを求める季節になったようだ。

　風が弱いから出よう…

　漁協の水揚場に移動して清水補給。ケチっぽく空いた2Lペットボトル5本にも入れておく。

『A-Z Fishing』艇長が岸壁で舫を取ってくれて，ホースも引いてきてくれた。ありがとうございます。彼のボートは現在船底塗装のため上架整備中で暇な様子らしく拙艇に乗り込み時間無制限でセーリングに出た。まあ，午前中に終わるけれどね。

　セールになんとか風が入っている。

　ヨットが1艇だけ。いい天気なのになあ。

　艇速がないのでタックしきれない。風位が一定すればベーンが使える。

　途中で風見がくるくる回ることもあったが，3kt出ることもある。ウインチ を巻く時に気をつけないと肋骨にひびく。やだねぇ。

　ここら辺は一番気持ちよく走れた。

　ジブシートを出し，メインを開き，クォーターリーで帰るが途中でまたくるくる回り出した。

　太陽が斜めからさすようになってきた。カーテンでも付けるかとあらためてレールを見ると2箇所で割れている。こんな所にも被害が出ているのね。

　そうそう，梯子にオイルを塗っておいた。見栄えよし。

泉大津は初入港

『Wiz of Oz』艇長を誘って2艇で泉大津マリーナの『BlueLagoon』艇長を訪ねる。

　風が弱いのが痛めた肋骨には好都合でシートを引くにも力が要らない。

　ほれ見ろ，次に変針する方向から風が吹いている…毎度のことだ。

　二色沖，岸和田沖，忠岡沖と通過していく。

　緊急事態宣言が明けたので地蔵浜（岸和田）のBBQコーナーも復活しているだろうなあ。佐野から1時間，サンデーランチにはいい港だ。また行こう。

　泉大津マリーナへは港口から20分以上は奥に入っていくことになる。

　帆走会でここから他艇に乗ったことはあるが，自艇で来たのは初めてだった。

　先日明石港でずり落ちた僕を不憫に思って，

「よじさんもとうとう梯子が必要か。」

と『BlueLagoon』艇長が作ってくれたが，それの受け取りに海路やってきたわけだ。

　デッキにも優しい木製。木ネジで止めているだけでなく，ダボを打って補強がしてあるのがすごい。梯子は瀬戸内漁港泊には必携ですね。ありがとうございます。

　満潮を利用して柄付スクレーパーで船底を擦るが，2艇ともフジツボ，カサネカンザシが相当付着している。

　帰路は0.5〜1.0ktは速くなった。まだまだ遅いけれどね。

　忘れないうちに借りたジンクを返しておく。お世話になりました。

　あまりの艇速の遅さにクルージング 半ばで帰ってきたのだが，スピードが少し回復しただけでまた行こうかなんて気になってくる。いやいや，肋骨の痛みがおさまってからにしよう。

慣れた作業で間抜けな顛末

　機帆走ばかりやっていたものだから遠出もしないのに前回のオイル交換から100時間が経ってしまった。

　この時は全く気が付いていないが，廃油箱を取り出したときにおバカな自分を再発見した。

　廃油箱とオイルフィルターをセットにして置いてある。いつもならオイルチェンジャー，廃油処理セット，オイル，オイルジョッキ，ロングホース漏斗などオイル交換に必要な物全てを用意してからオイルを抜くのに，広いスペースが欲しいだのとチェンジャーだけを取り出して作業を始めた。肋骨の痛みを助長させないようにポンピングする。きれいに抜けたようだ。ロングホース漏斗をセットし新しいオイルを入れる。チェンジャーの黒いオイルを廃油箱に入れる…あれっ，フィルターがあるやんか？しまった古いのを外していなかった…あわてて取り替える。完璧のバカですね〜

　エンジンオン。新しいオイルを入れた後のエンジン音は軽いと感じるのだけはいつものことだった。そして間抜けな行動はいつもより増えていくのでありました。

　さて局面が2通届いた。一つは船舶免許の再申請のもの，もう一つはアマチュア無線機の変更届（増設）のもの。

『Wiz of Oz』艇長が家で楽しんでいた無線機，それを先日強奪したのだが，ようやく日の目を見ることになったわけである。こいつをヨットに載せたかったのだ。

　オケラをワッチするが今日の電波状況は悪かった。明日に期待しよう。

　マニュアルを読まないとさっぱり運用できないが，LOCKと送信出力の調整，バンド移動だけはできる。今日はNHK第2ばかり聴いていた。クリアな音質ですね。

通院後の痛飲でもないか

　明石に泊めていい酒を飲んだのはもう2週間ぐらい前のことだ。

　飲み屋からヨットに戻ったのは暗くなってからだったが，岸壁とデッキに間にそれほど高低差があるわけではないので後ろ向きに降りる必要もないと，尻を岸壁の角に沿わせ脚をライフラインに近づけた。つま先はもう触れているし，スタンションにかかりこそしていないが降りられるはずだ。やや，なんだかおかしいぞ？靴底（あいにくギョサンしか履いていない）が引っ掛かっていない。なんだか膝より下半身が冷たい，これは水没で，まるで俺はハルと岸壁の間でチョックストーンだ。

　ヒールフックをかまして，マントリングすれば造作もない。ライフラインが上体のせり上がりを拒むが，無理やり身体を下段のそれに預けて無事デッキ上の人となる。

　右脇の下から脇腹にかけての激痛は落ちた時のものではなく（そもそもそれの怪我はない），ライフラインに体重を預けたせいだ。クルージング中もずっと痛かったが，それよりも夜，つまり横になって寝る時に相当の痛みを伴っていた。

　ヨット仲間の整形外科医さんの所へ膝の定期通院をしている。半月板がないからだが，今月はインフルエンザの接種もお願いしている。予定より早く帰ってきたのはクルージング中の怪我のせいだが，どっちみち遅くても今月末には行く予定だった。

　肋骨は折れていないよう（ヒビぐらいか）で，しばらくすれば痛みもおさまるでしょうとのこと。よかった。

　ご褒美に軽くやりました。

ケンチョピアにゲストバースが

　徳島新町川ケンチョピアに新しく海の駅が誕生したようです。運営は11月からだと聞いています。

　ロケーションが最高ですね。

　UW2旗がうれしい。

もっと長く出んとねえ

　アートペッパーの好きなアルバムに『Art Pepper Meets The Rhythm Section』があるが，あまり泊地での交流がない僕にとって今回のクルージングはまさしくMeet The Sailorだった。お会いしたのは，僕のようなサンダル突っ掛けぺらぺらヨット遊び人とは違って，悠然と構えられているヨットライフ堪能派の方たちばかりだった。本当にみなさん楽しそうに過ごしていらっしゃる。

　ケンチョピアからホームポートに帰る航程でもそんな長距離航海の方との出会いがあった。

『オリオン』艇長のお見送りを受けて出航しました。また，どこかでお会いしましょう。

　加太瀬戸の転流は08:51，そこからは南流に押されるからできるだけ速く行きたいのだが…

　和歌山本港沖でようやく走れる風向きになってきた。

　田倉崎で変針するまでのほんの短い間だったが，やはり5〜6kt出ると嬉しいね。

　加太瀬戸通過が8時半だったがもうすでに少し押されている。

　ずっと3〜4ktの遅い走りだが，（佐野漁港）漁船優先出入港時間帯開始の13時半までには余裕で帰れそうだ。

　阪南沖で後ろを見ると雨雲がやってきているが，かする程度で濡れることはないだろう。

　関空橋をくぐって変針しても風は真上り，ほとんど吹いていない。セールを下ろす。

　はい，お疲れ様。船底きれいにして出直そう。

マリーナシティ発　06:00

佐野漁港着　　　　12:30（26.75 NM）

上れませんでした 和歌山マリーナシティ

　昨日空全体を覆っていた雲はどんどん逃げていった。この後さらに青空が広がるだろう。

　夜明けの気分は1日を支配する。いい日になりそうだ。

『フェニックスⅢ』さんが新しくできた海の駅ポンツーンから見送ってくれました。

　ありがとうございます。

　河口を出ると波が高い。今日はアビームとまではいかないまでもそこそこのクローズホールドで走れると期待していたんだがなぁ。ぎりぎりの真上りですやんか。

　最後の赤灯手前でリーフした。

　由良瀬戸・加太瀬戸方向へは厳しいなぁと思っていたところに，『オリオン』艇長から電話が入った。本日はマリーナシティ泊のようだ。そこで一杯やるのもいいなぁ。

　遠くからも明らかに違う船影，おそらく艦橋部分だろう。この辺りを行ったり来たりしているのは新造船のテスト航海かな。

　ずっと探していた手拭いが見つかった。ポケットのあたりがなんかもぞもぞするなとジッパーを開けてみるとそこにあった。カッパを用意したのはと考えてみると…8月の新西のレースの際に用意した時だった。

　最後は少しましな風向きになってきたよ。

　ゲスト艇受付桟橋に停める。

　フロントで停泊手続きを済ませるが，過去のデータがあるので船検証は要らないのが便利。

　岸和田からの『オリオン』もすぐに入港，お疲れ様でした。

　ついでにマリンクラフトを覗く。池田さんに僚艇のメンテナンス進行具合を聞いておく。よろしくお願いしますね。

　ゲスト桟橋に移動して四方山話をしながら到着ビール。

　入浴後もビール。もっとも今日は鯨飲はしていない。

　明日の風は冴えないが，潮に乗って佐野を目指そう。

ケンチョピア発　　　　　　06:05

和歌山マリーナシティ着　　14:20（記録忘れた）

連泊は飲み過ぎる

　手回しクランク棒，確か拙艇には積んであったで…つこうたことないけど。

　切欠が違うで，ちょっと当ててみよか。

　なんや2GMのんとは違うで…おバカでした。工具箱に入っていたのはYA-8のんでしたわ。

　ここらで『Wiz of Oz』さんは大阪に帰った。ありがとうございました

　昼飲みできる店はないかと歩いていたけれど日曜日も開いているのはやっぱり『安兵衛』しかない。

　きも焼きでで一杯のつもりが，ついつい…

　ついつい，2軒目でもやり…

　晩飯こそはヨットだなと…

　立ち寄ったLAWSONでヨット仲間と出会い…ついつい…

『KOB』でも…

　富田町のお店でも…

　ラーメン屋でもビールをやり，〆は徳島ラーメン。

　みなさんおやすみなさい。

⛵あわ・けんちょぴあ海の駅