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Sunday, April 27, 2025

意外にいい風でした

 120L容量のダッフルバッグ1個に30Lディーパック2個を駐車場から岸壁まで担いでいくつもりだった。『Bonanza II』艇長がちょうど着いたところだったので,迷わず1個持ってねと頼む。ありがとうございました。
 使用頻度の少ない衣料を衣装ロッカーに収納し,他はバッグのままバウに置いておく。

 港内にさざ波が立っている。もしかして少しは遊べるかと舫を解いた。

 フルメインにフルジブ,おおっ,5kt出ているじゃないか。船底がきれいだと滑りますね。
 
 ん?木造アーチ…

 昨日クォーターバースから引っ張り出していたのだった。木造のハシゴはデッキに優しい。干満差の大きい瀬戸内海では必携ですね。

 あんまり遊んでばかりもいられないなあと思ったからなのか,風が落ちてきた。

 アビームでゆらゆらと帰った。

 水揚げ場に寄り,清水タンク(200L)を一杯にし,飲用にポリタンク(10L)とペットボトル(2L×8=16L)にも入れたので1週間は保つだろう。さらに20Lポリタンクを泊地での水汲み用に持っていく。
 三つ打ちアンカーロープのキンクが気になる。末端から60m全部出して縒れを取った。

 今日は水出しのお茶を持参した。一晩置けば「味」が出る。

Sunday, April 20, 2025

セーリングとユマーリング

 テークルを引いて自艇に乗り移る。おや,一つおいて隣の『Wiz of Oz』艇長が出港の準備をしているじゃないか。隣の『Bonanza II』に乗り移り,馬鹿話をしていると『Bonanza II』艇長がやってきた。無断乗船ごめんなさい。
 風は弱いが快速艇『Wiz of Oz』なら十分に楽しめるだろうと乗せてもらった。

 なかなか見られない自艇のお尻。行ってきます。
 
 楽ちんモードで4kt出ているから暇なのだ。

 ヨットは風で動いているのに,人には燃焼する液体が必要なのだ。

 ほどほどにして切り上げ,風見を取り付ける手伝いをする。

 お約束の写真は撮っておかないといけない。

 マストトップに着く→アブミの最上段まで登る→上体を固定するために,ハーネスのビレイループから一番上にある(オレンジメタリックの)カラビナにビレイを取り直す(赤カラビナ,赤いテープがビレイループ)。
 ドリリングなどの作業の際は,上体をさらに上(見下ろさないと作業しにくいので,少なくとも腰の位置がマストトップと同じ高さ)にする。マスト前にあるスピンハリヤード用のアイからビレイを取るといい。

 三色灯上部の台座に挟み込むだけの簡単な作業で何よりだ。

 ハーネスを着けたついでに『Bonanza II』のレイジージャックの不具合を調整して,本日のユマーリング作業は終了。決して高所作業とは言わないよ。

Saturday, April 19, 2025

ボーっと霞んでんじゃねーよ!

「関空島アメダス2mやで〜」
と隣の『Bonanza II』艇長が言う。
「4ktあったらおんのじや〜」
と舫を解いた。

 よたよたですわ。

 さざ波を求めて沖へ沖へ。

 視界も悪いね〜

 ようやく海面に皺を見つけたのでジブをフルオープンした。

 少しは進んだか…5分も経たないうちにこのありさまだ,帰ろう。
 
 麦茶の季節だと冷蔵庫に500mlボトルを用意しておいたのに…忘れてしまった。

 仕方がないので麦「汁」を飲む。

『東日流』にお邪魔して,北海道の泊地について少し教えていただく。また随時聞きますからよろしくお願いします。
「これ知っているだろ。」
と見せられたが知らない。半年(2022年)ばかり一緒にクルージングしていたのに見ていないとは何事やと,師宣う。あのね,あなたがアンカーを回収している時は僕だって同様の作業をしている真っ最中ですよと,おそるおそる言い返す。
 この太いロープはクラウンからきているので,根掛かり対策のいわゆる双綱っぽく思えるが…

 太いロープ(実は双綱ではなくてアンカーロープ)に付けている物(Aとする)の赤矢印部分がアンカーチェーンの末端シャックルにカチッと嵌っている。
 根掛かりした時に,(半分に割れるようにできている)円柱形上の物(Bとする,鉛の塊でかなり重い)をロープに挟み込む(緑矢印)。そうするとBは自重で(海中に)落ち,Aの後部にドッキングし,自動的に爪(赤矢印)が開いてチェーンをリリースする。あとはクラウンにつながったこのロープを引けばよい。
 知らなかった!なんで早よ教えてくれへんかったんですかとさらに追求したのは言うまでもないことだ。
 
 今日は半袖シャツが正解のようだった。

 アンカーロッカーから舫を取り出して,水洗いして干しておく。明日までに乾くだろう。

Saturday, April 12, 2025

船底がきれいだと走りますね

 瀬戸内海には海上強風警報が出ているが,港内さざ波程度,佐野沖,関空島周辺はお気軽セーリングにはもってこいの風だろう。

 少しジブを巻いて出た。

 すぐにフルセール,艇速は5kt後半から6ktと申し分ない。

 上らせずに少し落とすとさらに気分がよくなる。



 帰ろうとする頃から風が弱くなってきた。ばたつくジブをしまって,メインを目一杯押し出して3kt台でのんびり帰る。

『sannaviki』艇長*は,本日エンジンメンテナンス,お疲れ様でした。
*地平線会議 地平線通信「波間から」(2023年8月2024年12月
 漁港横着け時に活躍するビニコンフェンダーは,ぶら下げロープでハンドレールに縛っていたが,解くのが面倒なこともある。 格安通販サイトから昨日,ネットが届いた。

 早速覆ってみたらベストサイズ…さて,気になるのは耐光性,ワンシーズンは保ってよね。
 
 同じ格安ネットから届いたカムクリート。

 分解中…

Tuesday, April 08, 2025

船底掃除後の初セーリング

 せっかく船底掃除をしてきれいなお肌になったのに帆走していない…回航のお手伝いをしていたからね〜なんてのは言い訳にもなりゃしない。

 バースに着けたままメインセールを上げ,ゆるゆるとバックする。

 港外に出てさざ波が立っているところを探す。

 視界が悪いね〜誰のせいでもないけれど。

 少し(視界が)よくなってきた。ジブを展開して,(ウインドベーンの)Servopaddleを下ろした。

 3kt出ているので上出来だ。
 途中で1kt台に落ちたがウインドベーンの動きは悪くないのでそのまま走り続けた。ちょっと前方にさざ波発見。5ktは出ないが4kt後半を維持している。

 ブロードリーチで3kt台。

 適度に遊んで帰港した。上架でアマチュア無線の(ワイヤー)アンテナを外していたので再設置しておこう。

 バックステイでターンさせてレーダーアーチで止める。
 各艇のスターンから伸びている舫には海藻,ワカメがたんまりと付いておりますね。

 たかだか10m以下のjumaringなのに汗をかいてしまった。

 そうそう,上架の際にバックステイを緩めたのだが,こいつ*を海ポチャしてしまったのだ。
*商品名は「スマートピン」らしい…知らんけど。

 両面マジックテープがまだ残っていたし,3mmボルトにナット,ワッシャーもあったので早速作った。

 穴にボルトを突っ込んで…

 巻いておしまい。
 割りピンよりはるかにいいね。

Saturday, March 29, 2025

回航後は飲まんとね

 昨日までの陽気とは一転,真冬並みの寒気が戻ってくるとの予報に冬装束でやってきたが,何のことはない,少しオーバーな情報だった。
 8時からほぼ1時間に1艇の間隔で下架とのことだ。拙艇は3番目で9時45分と聞いている。大潮の最大干潮が13時,上架時より10cmは下がる,オンザスラッジがないことを願いたい…

 港内では上りの風,出ればブロードリーチで快走のはずだった。なんだなんだ真上りっぽい…岸ベタに行くとなんとかなる。途中でフルセールにしたがほんのつかまのだった。ジブを収納し,ひたすら機帆走に徹する。
 佐野漁港到着は13時前,出入港漁船優先時間が始まる13時半に間に合ってよかった。往路5時間,復路3時間,やっぱり船底,プロペラがきれいだとこうも違うものなのね。

 バルブの締め付けが弱かったのか指でなぞると水がつく。1時間前に港に着いた『Wiz of Oz』艇長はもう片付けが終わったらしい。バルブの増し締めを手伝っていただく。ありがとうございました。
 15時過ぎに『Bonanza II』が帰港。16時過ぎに港を後にした。駅への途中,商店街に移転した『こうたや』を覗く。まだ準備中であったが「また寄りますね。」と大将に挨拶だけをして駅へと急ぐ。泉佐野駅から堺駅へ,そこからシャトルバスで堺東へと繰り出す頃には喉の渇きは限界で,赤星のマークだけが頭の中でちらついていた。
 立ち飲みがよろしいようで…

「今日(ヨットを)下ろしたんか?」
 そう,前回ここに来たのは上架した時だったのだ。覚えていてくれてありがとうございます。

Saturday, March 15, 2025

出島に回航

 年に一度の船底塗装,今年の汚れはいかほどか気になる。

『こうたや』が商店街の通りに移転したようだ。また行かないとね。

 瀬戸内海海上強風警報が出ているが,今日の海域はそれほどでもないだろう。気になるのは風より雨。

『Wiz of Oz』,『Bonanza II』,拙艇には『BlueLagoon』(元)艇長が同乗して13時半到着を目指して出港した。

 石津沖で20ktオーバーの風,真上りであまりのシバーの醜さにメインセールを早々と収納した(不安定な風位で最初からジブは広げていない)。

 冴えない機走で艇速は3ktがようやく出ている程度。港内に入っても吹き抜けがあるのかグイッとヒールする。
 ようやく出島に着いたが,先行した『Wiz of Oz』が戻ってくる。聞けばズズズズッとキールがくいこんだとのこと。僕も試してみるが,アラームがピーピー鳴り1.8m以下を警告する。同じように僕もキールが泥濘(おそらく)に捕まってしまった。エンジン回転を上げ後進をかけても脱出できない。やむなく舵を大きく切り回頭を試みると少し回ったようだ。これしかないと次は前進にかけ同様にやっているうちにゆるゆると船体が回り出した。180°回った時点で舵中央にするとようやく逸脱できた…やれやれ。潮見表では大潮の最大干潮時で,なすすべもないかなと思っていたが,ポンツーンに真っ直ぐに向かわずにコの字型に針路を取るとなんとか桟橋に着けるようだ。
『Bonanza II』の次は拙艇,最後に『Wiz of Oz』,ようやく全艇船台に乗っかった。

 先に上架された『Bonanza II』の汚れはひどくないので期待が膨らむ。吊られた様子からではまんざらでもなさそうだ。

 ここはいつも汚い…
 ペラがきれいでホッとした。ニューペラクリン+のせいかな。ブラケットとペラの間に海洋生物が付着しているのは,ロープを巻き込んだからだろう。

 上架の手伝いをされている方,イメージ変わった?はて?もしかして…失礼ですがと…やっぱり,あの立尾征男さんだった。勇者は多くを語らない…時間があれば,色々とお聞きしたかった。
 佐野の帰りに寄ってくれた『LEIA』艇長が僕たちを堺東まで乗せていってくれた…ありがとうございます。
 さて,その堺東だが,呑兵衛4名だから立ち飲みに決まっておる。

 1軒目でも飲まんといかんね。

 2軒目でも飲まんといかんね〜

Sunday, March 09, 2025

青空すっきりですね

 放射冷却で車のフロントガラスには薄く氷がはっていたが,港に着く頃にはヒーターの必要性もなくなってきた。風がさっぱりなのは予報通りで,青空を楽しむためだけに出る。

 見上げてから視線を前方に移すとちょっとだけ目眩症状が出る。まだ全快じゃないなあ。

 ゆるゆるの走りもこの暖かさを共有できるようで苦にならない。なんだか暑いなと思っていたらネックウォーマーだった。汗で内側が濡れている。

 この長靴も今日の天気ではオーバースペックで,すぐにデッキシューズに履き替えた。
 右足の裾に付いている平ゴムを靴紐の下側に通すとインナースパッツがめくれ上がってこない(ロングスパッツには同じ理由で靴紐に引っ掛けるフックが予め付いていた)…あ,雪山の話ね,山で着用していたオーバーパンツを海でも履いている。

 概ね2〜3kt台,2ktを切っても漂う。ほんのわずかな時間だけ,5kt台が出た。

 二色沖にたくさんのセールが見えるのはSQCカップかな。そっちに行きたいがデッドラン。北上してから南下すればいいかと変針するが,限りなく神戸に向かっているので諦めた。
 ウインドベーンに任せたお気楽セーリング,漁船も見えないしお湯を沸かそう。

 ステンレスのカップより唇に当てた時の感触がいい。このカップ,50年以上前の物。後に復刻版てのが出たが,それよりうんと厚くできている。物持ちがいいんじゃない,丈夫で割れないのだ。

 風見は不安定に回っている,いよいよ風も落ちてきたので帰ろう。
 バースに着けたらやることがある,ワイヤーアンテナを回収するためのユマーリングだ。

 このシリコンチューブにかかっているロープを引っこ抜くだけの作業。
 ぐるぐる巻いてあるのはクレムハイストで,テンションをかけている限りずり落ちない。本来は対ロープでやるのだが,ワイヤーでも効いている。

 ロープの消耗はなさそうだ。

 天気がいいと余計なことばかりしている。
 マジックプレートなる商品名で売っていたビレイデバイス。SALEWAの豚っ鼻*のような使い方以外に2ndビレイに有効だった。あんまり使わないうちにより使いやすいKONGのGIGI*を買った。
*ググると出てくる。

 このようにセットすればマスト登りに使える(上側は通常のアッセンダーで)。でも引きが重いなあ。

Monday, February 24, 2025

晴れ間に出ました

 昨夕から断続的に雪が降っていたようで,車には5cmほど雪が積もっている。住宅街のバス通りは凍結していないが,側道には雪が残っていてところどころつるつるに凍っている。ここに越してきた最初の冬,凍結坂道で制御できなくなり縁石にぶつかり放置,救援待ちの自家用車がけっこうあったが,最近は以前ほどの冷え込みもないのでそんなシーンを見ることも減ってきた。また,僕同様,冬にはスタッドレスタイヤに履き替えている車も増えてきたようだ。
 山沿いを走る外環(R170)は,泉州に入ると路面はすっかり乾いている。
 デッキに積雪があるかなと心配していたが,濡れてすらいない。これなら岸壁からテークルで引き寄せバウステップに勢いよく乗り移ってもスリップはしない。
 さて,今日の風は…沖の様子を見るのを忘れていた。海況がよく分からないので,出る前にリーフしておく。

 ジブも随分巻いている。メインのリーフは余計だったかなと思ったが,ちょうどいいぐらいの風だった。

 和泉葛城山系に雪雲ありだね。

 神戸方面は晴れている。そのうちこちらにも青空が広がってくるだろう。

 夏は汗をかくので滑らないが,冬になると途端にロープを引けなくなる。歳を取ると皮膚が乾燥しきっているからねえ。

 ホームセンターで見つけたこれ,300円しない。ダメ元で買ったが,素晴らしい性能だ。グリップ力もさることながら,一番気に入っているのは,脱着が容易なことだ。

 陸の方の天気は如何に,おや,さっきより雪雲が勢力を増している。

 洋上は青空!

 上らせるとヒールが20°近くになる。落とすと佐野沖防波堤にぶつかる。しばらく辛抱して沖出ししてからクローズリーチにもっていく。

 そろそろタックして関空島北端を目指す…

 風が弱くなってきたので,メインセールのリーフを解除する。
 白波がすっかり消えている。遊べるぐらいの風がある間にブロードリーチで帰ろう…ええっ,風見が後ろに回ったり,前を向いたりとふらつきだした。見上げると先ほどまでとは一転して全天曇り…エンジン2500rpmで加勢して,一気に帰った。
 
 昨日も一昨日もやり忘れていたのはバルブの寸法計測,今日は間違いなく…

 やはり漏れている。ステムのハンドル側からのようだ。

Sunday, February 23, 2025

たまにはレース艇

 風で路上の雪が流れる。橋の上はさらにその傾向が強い。冷え込みはここ数日の中で一番だった。曇り空だが,泉州に入ると約束通りの青空が広がってきた。
 港の風は,かろうじて風速計が回る程度だが,関空島アメダス数値を確認すると2〜3m/sはあるようだ。
 準備をしていると,岸壁から誰か呼んでいる。声の主は『てるてるぼうず』艇長で,『Sea Cat』で出るのだがメンツが足りなく「乗ってくれないか」とは願ってもないことだ。ありがたく甘えることにした。

 自艇のお尻を見ることはあまりない。
 お役に立つように頑張ってきます。

 期待の風はさっぱり吹かず,機走でしばらくさまよう。我慢はするもので,ようやく遊べそうになってきた。みなさん,和気あいあいと励んでいらっしゃる。僕は重石の役ぐらいしかできないのに,ヘルムを任されて大いに戸惑う。
 後半,ちょろっと白波が見えてきた。ぐんと艇速が増す,こうでなくっちゃいけないね。4時間ばかり楽しめました。ありがとうございます。

Wednesday, February 19, 2025

また寒波がやってくるらしい

 自宅周辺にはうっすらと雪が積もっている。南河内は曇り空だが,泉州はきっと青空が広がっているはずだ。

 期待を裏切らないこの青空,風は10〜12ktとのんびり遊ぶにはいい。

 北進は暖かくていい。

 和泉葛城山系には雲がかかっている,遠く金剛山は上から1/3ぐらいが白い。さて,今日以降の降雪量はどれぐらいになるのだろうかね。
 洋上は骨身に染みいるような風ではない,太陽を背に受け走っていると,ウインチ作業をしただででも汗ばむ。今日もオーバースペックの重ね着をしてしまったようだ。
 二度目のタック,振り返った淡路島方向に雲が…

 雪ならいいが雨はいやだね〜雲の出現に呼応するかのように風が落ちてきたし,今日はここまでとするか。

 関空島まで雲が進出してきている。

 関空橋も襲われた…

 雲の行方が気になるが,そろそろ清水タンクが空になる。

 水揚げ場でたっぷり補給(200L),拭き掃除に必要だ。

 バースに戻る頃にはすっかり雪雲がやってきている。

 セールカバーをかけていると,ボタン雪が舞ってきた。

 はて,1日で一番気温の高い時刻なのに,さっきよりサラサラの雪になってきたよ。

 ご覧の通りの曇り空になってしまったよ。