Saturday, August 29, 2009

夏の終わり

道中ではほどよく風を感じていたので期待していたが,マリーナに着いてみるとさっぱり吹いていない。しばらく様子を見ていたが,隣艇の風力計がカラカラと回り出したので,出帆した。


情けないほどのトロンとした海だった。


コクピットに寝転がりボーッとしているといつのまにかサワサワと動き出した。
ようやくちょっとは吹いてきたようだ。


セールも片付けずに一杯やった。

オイルを補充した。オイル上がりが少々激しいような気がする。

カフェテリア『川佳』で自転車用水筒に氷水をもらう。「いつでもどうぞ」との優しい言葉が嬉しかった。
涼しくなった街を,チンタラ帰った。

Wednesday, August 26, 2009

曇天では冴えない

まだまだ暑い太陽の下でのセーリングを期待したが,あいにく曇天だった。風も吹いていない。
ウォーターロックからの漏水の具合が気になる。気休めにバスボンドを塗っておいたがやっぱり漏れている。もう一度塗っておいた。

車にはほとんど何も積んでいない。冬の時期だけ,BackCountry Skiingのセットとアイゼンなどの冬山用の登山道具を積んでいるだけだ。
ヨットにいろいろ持ち込み過ぎた。ここらでちょっとシェイプアップしようと思う。


ホントはライフジャケットも2名分だけで十分だ。

Sunday, August 16, 2009

おつかれさん

Beerを飲みながら艇の整理をした。
洲本には昨日3艇ぐらい出かけたようだ。


海からの風が涼しい。


4ヶ月ぶりに干す。


よく働いてくれました,YA-8様。

Saturday, August 15, 2009

田尻へ

大阪湾をぐるっと一周して田尻に戻る予定で洲本を出た。

3時間経っても。まだ津名沖をウロチョロしている。わき出してきた雨雲につかまらないように。機走でさっさと帰った。

Friday, August 14, 2009

銭湯がいい 洲本港

今日こそはいい風で帆走したい。
西へ行きたかったが,東の方が快適そう。が,友が島水道では真上りでさっぱりだった。

先にいた淡輪の人に舫を取ってもらった。
ちょっとしてから,1艇やって来た。田尻のOoさんだった。狭いスペースに上手に着けるのを見て感心した。


『なべ藤』はなくなっていた。
盆で人が多く,ホテル,旅館の風呂は断られた。昔からの銭湯に行った。最初からそうすればよかった。ヤッパリここがいい。

Thursday, August 13, 2009

方杭には行けまへん 沼島漁港

朝1艇が入港してきた。マスト灯も点いているからきっと暗いうちに出てきたんだろう。
が,随分厳重に舫を取り始めた。

アビームで行けるかなと船を出した。そんなもんじゃございませんでした。どんどんうねりが押し寄せてくる。進むより流される方が多い。とても東向きに快適に行けそうではないような気がした。あっさりと諦め,逃げるように北上した。
そんな時でも生理現象は襲ってくる。スターンからケツを出し糞を垂れる。すっきりした。これでどんな風でもやってこいだ。

で,結局沼島に着きました。

Wednesday, August 12, 2009

静かでいいね 伊島漁港

4時に起きて,5時に出帆。
Wa氏は室津~奈半利へ,僕はここでUターン。風がよければセーリングを楽しみながらいろいろと港巡りもしたい。


やっぱり早起きして朝日が出る前にセーリングを開始するのが気持ちいい。


あいにく,さっぱりいい風が吹かないまま伊島まで来てしまった。

旅館に食事と風呂をお願いしたが,おばあさん一人で今はもう営業していないらしい。職人さんが泊まっているが風呂を沸かすのは夕方らしい。「シャワーなら今でもええよ」とご厚意に甘える。もう1軒は予約でいっぱいとのことだった。
シャワーを浴び,ばあさんとアイスクリームを一緒に食べる。「さて,後は飯の心配をしよう」と何気なく言うと,「何でもええんやったら食べるかね」とおっしゃる。ばあさんの気持ちだけをいただいておいた。


こいつらは絶対に塗り立てのコンクリートの上を歩く習性があるらしい。


燃料補給しようと思ったが,そもそも港自体になかった。明日9時に入るそうだ。

Tuesday, August 11, 2009

日和佐〜甲浦へ 甲浦港

二十三番薬王寺のある日和佐に向かう。
伊島を越えた辺りで,徳島の保安庁巡視艇が追いかけてくる。併走してくるので,スピードを下げると,「大島まですか?」と尋ねてくる。「日和佐まで」と返す。双眼鏡で観察されるのはあまりいい気がしない。「うねりが大きいですからお気を付けて」とアドバイスをいただく。
次は前方を走っているWa艇だなと思っていたが,案の定そうであった。トラブっているのか随分長い間話し込んでいる。船検のシールを貼っていなかったので,いろいろ書類の提示を求められたようだ。後は雑談。


13時半日和佐着。先ずは腹ごしらえ。僕は饂飩ばかり食っている。


薬王寺から港を見下ろす。


15時前に甲浦に向けて出帆。

甲浦に着いたのは18時を過ぎていた。
おっちゃんに晩飯を食うところを聞くが,ここにはないらしい。風呂も隣の宍喰にあるとのことだ。歩いていける店を紹介してもらう。
草まみれの道を上がって道路に出る。少し下って行くと店があった。ひっきりなしにお客さんが入ってくる。サーファーも多いことだろう。


ボリュームもあってなかなかよかった。

Monday, August 10, 2009

船の番です

7時前に艇を移動した。昨夜のお姉さんの話では9時に県に連絡を取ってから移動してとの話だったが,Wa氏がお遍路続行,僕が船の番をしておくということに急遽変更した。

昨日からの雨は,まだ降り続いており,豪雨の中をWa氏は颯爽と自転車に跨って出かけていった。山の保水能力はとうに切れており,各地の水害のニュースを聞く。

ポンツーンそばの食堂の前の道路も冠水している。オバサンと話していると,店はまだだがどうぞと言うので,ラーメンで朝飯とした。

17時半Wa氏が帰ってきた。今日は二十,二十一,二十二番の三つだけだったが各所で道路が寸断されていて大変だったようだ。
銭湯,小料理屋のコースで飲んだくれる。

明日は久し振りにセーリングだ。

Sunday, August 09, 2009

土砂降りでっせ

最大の難所,焼山寺には9時に到着。
後はダウンヒルで町中のお寺を目指すので,楽だろう。
雨は土砂降りで,車道が50cmほど冠水しているところもある。警報が出ているのだから仕方がない。


町中の寺はこれでおしまい。少し雨が弱くなったかなと思っても直ぐに土砂降りに戻る。
本日はこの後,更に強くなった雨の中を十七,十八,十九番とまわった。

ハーバーに帰ると,担当のお姉さんが,今晩が心配ですから何かあったらご連絡くださいと,自分の携帯番号を書いてある名刺をくれた。今日も船の様子を何度も見に来てくれたようで親切に頭が下がる。

今夜は小料理屋はお休み。銭湯,お好み焼き屋のコースで飲んだくれた。
ハーバーに戻ると,今度は別のお姉さんがポンツーンの様子を見に来られていた。台風の影響を心配されて,明朝,隣の県所有のコンクリートポンツーンへの移動を勧められた。
遅くまで気を使っていただいて申し訳ない。

Saturday, August 08, 2009

お遍路開始

7時にスタート。少々飲み過ぎと睡眠不足で頭が重いが,ひとこぎすれば酒精も抜けるだろう。
「日帰りで行ける」と昨夜の打ち合わせとは違うが,さてさて,何番までまわるんだろう。


寺の門前で饂飩をいただく。まだ開店準備中だったが快く用意してくれた。


一番霊山寺。


吉野川北側のお寺(一から十)をまわり終え,十一番に向かう。沈下橋を越える。


15時過ぎに,ようやく昼飯。


十一番藤井寺。時刻は16時になっていた。ここから焼山寺は遠い。


ようやく峠を越えました。


本日はあえなく神山の民宿泊まり。

Friday, August 07, 2009

四国をかじる 小松島港

朝4時に起きて,マリーナに向かう。
港のそばには24時間スーパーがあるので便利だ。朝飯と昼飯,ビールを買い込んだ。


自転車を積み込もうとするが,サドルが邪魔でキャビン入り口につかえる。外して収納した。やっぱり手抜きはいけません。

7時過ぎにWaさんから予定通り浜寺を出帆したと電話が入った。


まもなく二色沖という連絡を受けて,僕も9時過ぎに舫を解いた。
弱い風で先行していると,後からぐんぐんWa艇が近づいてきた。


由良瀬戸を越えるとうねりが大きく,Wa艇が見え隠れする。
17時過ぎ,ようやく小松島港に着いた。
NPO法人港まちづくりファンタジーハーバーこまつしまに泊めた。


レジャー施設化した「スーパー」銭湯なんぞより,お湯の切れがいい町中の古くからある銭湯が一番いいです。


小料理屋→小股の切れ上がった女将という貧困な連想しか浮かばない。


大鉢に盛られたおばんざいはどれも美味しい。


止せばいいのに,もう1軒立ち寄る。
ライブは終わっているのに,「えーっ!」と残念がるとまたやってくれました。ありがとうございます。

Thursday, August 06, 2009

クルージングの準備

台風8号は西へ向かったのでひとまずは安心だ。
梅雨明けが遅れに遅れ,今週はすっかり夏空になったと思ったのに,休暇を取ったその日から天気が悪い。
夕方かかってきたWaさんからの電話は,艇の修理が明日には終えるとの内容だった。
7日朝,田尻沖で合流しようかという話になった。

で,自転車を輪行バッグに詰めた。油圧ディスクブレーキなので,車輪を外してからブレーキレバーを握るとパッドが密着して面倒なことになることを思い出した。スペーサーをかましておいた。
港に着いたらこれであちこち出かける予定だ。
食事はヨットではとらない。立ち寄る港に風情ありで最低限のものしか積まないことにした。地元の小さな店で一杯やるのが楽しいと思う。
洗濯は面倒なのでできるだけ着替えを多くする。ギリギリまで洗濯しないでおこう。
とまあ小学生の遠足気分で,想像ばかりがふくらんでちっとも進まないのがブログを書いていることで証明されたみたいなものだ。

Saturday, August 01, 2009

準備に汗かく

天候がよければ6日早朝からクルージングに出かけようと思っている。
さっぱり風の吹かないマリーナで作業した。家から持参のペットボトルのお茶だけで昼飯も食ってない。
おかげで体重は-2kg!水分がとんだだけなので減量とは言えないね。


バウのアンカーロッカーからそっくり一式をスターンに移動した。

やることはいっぱいある。
艇内を整理した。
2時の方を向いていた風見を修正した。マストの上は少しは涼しいなんてことはないです。
ウォーターロックから水が漏れている。パテがないのでバスコークでおおったが,効果は期待できない。

若い3人組が自転車で岸壁にやってきた。女の子が「こんにちは」と挨拶する。端っこに泊まっているセレーヌ43をバックに写真を撮っている。キャーキャー笑って楽しそうだ。
「오빠」
しまった!
「안녕하세요」
と言えばよかった。