Wednesday, November 30, 2022

それなりにいろいろありますわ

 港に着くまでに雨は止んだが晴れる気配はない。ウインチの清掃・整備をやろうと思っていたが,いつ降り出すかもしれない空模様を理由に怠惰を決め込む。
 そうそう,やることがあった。弓削で『燧寇II』艇長に見せてもらったアンカーのように改良したい。

 
 こういう物を取り付ければいいのだが,金具の製作には溶接が必要だ。双綱を付けなくてもいいのでロープ同士が絡まることもなくなるだろう。

 同じブルースアンカーなのでうまくいくかもしれない。

 予め溶接された金具をボルト締すればできるかな。

 マスト登り用に積んでいる(クライミング)ギアを整理していると…

 スイベルが入っていた。

 強度は36kN。双綱を付けないとこいつが利用できるかもしれない…知らんけど。

Sunday, November 27, 2022

思っていたより風が弱かったよ

 晴れたからセーリング。風予報ではそこそこ楽しめるはずだ。

 佐野沖はチャプチャプの波でヨットは上下動をしているだけのようだ。赤灯を越えてしばらく行くとようやく楽しめそうな風になってきた。

 Airvaneは自作した中ぐらいの大きさの物をセットしたが,はたしてちょうどだった。

 ティラーが薄汚れている。晴れた日に磨こうかな。ティラーが折れた経験があるので予備が欲しい。

 昼過ぎまで帆走を楽しんだ。
 泊地を巡るクルージングではのんびりとセーリングできないのがつらいね。帆走技術が低いからどうしてもエンジンに頼ってしまう。下手でもデイセーリングだと2kt台になってもあせらなくていいから楽しめるんだがなあ。

Friday, November 25, 2022

さっぱり風なしで帰港しました

  明石海峡東流は12時19分だから,朝はゆっくりする。

 スライスチーズにハムは家に持ち帰っても仕方がないので一気に消費する。スライスチーズは余熱でとろけるのでいいのだが,剥がすときにヘリがフィルムに細くへばりついてしまうこともよくあり,捨てるに忍びずちまちまとはこそげとるのが少々面倒だ。
『淡路ビーフ大河内』(お肉屋さん)のミンチカツは昨夜食べきれなかったので温め直した。やっぱり美味い。

 暇な時はあらたに気が付くことが多い。

 100Wパネルを装着するときにパネル自体が湾曲したので気が付いていたが,あらためて見ると架台がいびつになっている。横転した時の衝撃はやっぱり凄かったのだと再認識した。

 旧ジェノア桟橋のあった所まで行ってみる。僕が富島に初めて泊まった頃にはあまだあったが営業自体はされていず漁船に占有されていた。その後撤去されたが桟橋があった場所だけは確認できた。帰りは住吉神社にお詣り,航海安全ですね。

 待ちきれない僕たちは10時過ぎにはエンジンをかけていた。

 快晴。風は全くなし。

 明石海峡に引き寄せられるように7ktで進む。

「来ぬ人を 松帆の浦の 夕凪に 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」
 手前から4kt台に落ちたが橋をくぐってしばらくすると5kt台を維持した。

 風さえよければ津名で泊まろうかななんて考えていたが,これじゃあつまらない。帆船『みらいへ』が停泊しているようだから見に行きたかったなあ。ホームポートに直行だ。

富島漁港発 10:30
佐野漁港着 15:30(25.24NM)

Thursday, November 24, 2022

アビームで快適なはずが 富島漁港

 昨夜21時頃から吹き出した。ほぼ前からの風で押し付けられるという状況ではないがビニコンフェンダーを両端で吊らずにぶら下げだままだったのでコンコン,ゴンゴンという音がひっきりなしに聞こえてくる。こりゃやっとられんと揺れるデッキで作業をするが,風に比して激しく動くのは浮桟橋自体が定位置を保たずに暴れているからだ。あきらめて寝るのがいい。23時には静かになってきた。

 野菜が切れたので悲しい。

 夜明け前に出航した。
 富島を目指すが風向きによっては湊に入る。アビームで快適に行けると目論んでいるのだが…

 大角鼻を越えるまでは風弱く,潮にもまれたが,やがておあつらえ向きの風が吹いてきた。

 このままだと富島に行けそうだ…実際はやっぱりぎりぎりの上りあるいは真上りとなって,その合間あいまにセーリングを楽しんだ。明石海峡が近づくに連れて潮に乗り快適な帆走となった。

 いつもの岸壁に係留。

 岸壁ビールをやり,『清雅荘』でお風呂,いつもお世話になってありがとうございます。
『大河内』でミンチカツを買い,『思いつき』で生ビールに鉄板焼き,『真心』瓶ビールに餃子その他いろいろ。究極のマンネリが心地よい。
 そうそう,『思いつき』で楽しい情報を仕入れた。大晦日も営業しているし,元日はお昼の12時からやっている。お店では「籤」があり,しかもからくじなし。寒さを堪えて行くのも楽しいかもね,松の内までやっているし。

小豆島ふるさと村桟橋発  06:20
富島漁港着        14:20(39.22NM)

Wednesday, November 23, 2022

アメ,やね 在小豆島ふるさと村桟橋

 日付が変わるまでは降っていなかったのでもしかしてと思っていたが,2時に起きた時にはけっこうな雨音がしていた。プラ段1枚で作った簡易差し板が風で飛ばされていたようだが雨の降り込みがなかったのでよかった。
 庵治へ着けて熱い風呂とうどんなんて考えている。明るくなってから起きて取り敢えず朝飯を食った。

 ワンパターンの食事内容だがニンジンも卵もチーズも好きなのでこうなってしまう。
 
 雨脚が強くなってきたのであっさりと庵治行きをやめた。しばらくしてから急に風が強くなってきた。

(Airvaneの)骨の外側にひび割れを見つけた。反対側は損傷なし,幅広テープを貼って処理したが新しく作り直そうかな。

 道の駅で【生そうめん】。あったかい物を食べるつもりだったが「限定」のコピーに極めて弱い。

 ウヰスキー,焼酎をやってから土産物サイズの日本酒に移行したが案の定一撃でなくなってしまった…分かりきったこと。

⛵小豆島ふるさと村桟橋

Tuesday, November 22, 2022

なんとなく連泊する 在小豆島ふるさと村桟橋

 特にすることもないがなんとなく連泊する。土庄に行けばそれなりに楽しめるかと思ってバスを乗り継いで行くが,結局できたのは買い物だけだった。いかんねぇ,実にいかんねぇ。だいたい風呂が休業だったのが痛いし,別に風呂に入らなくてもおでんで一杯やれればいいのだがそれもかなわなかった。ここに来たのはもう10年以上前だがもっと楽しめたような気がしてならない。
 
 鐘を鳴らすのは忘れたが絵にはなるなぁ。

 町営バスを小豆島中央病院で乗り換えて土庄にオリーブバスで向かう。

 温泉施設は休業で気が抜けてしまったが,うどん屋さんでおでんに天ぷらあてにビールをやり少し取り直す。

『世界一狭い海峡横断証明書』を役場でもらい,ますます気を取り直す。

 もう外飲みはあきらめた。スーパーで食材を買いヨットで飲んだくれるのが正しい決断だ。
 池田港でバスを降り小さな峠を越えてヨットに戻る頃には肉を焼くジュージューという音と香り,噛み締める感触だけが頭を支配して空振りに終わった今日の残念な行動なんてすっかり消えていたのだった。

⛵小豆島ふるさと村桟橋

Monday, November 21, 2022

ここも久しぶりだね 小豆島ふるさと村桟橋

 今日の航程は短いがゆっくりと出るのには別の理由がある。『吉本食品』で朝うどんを食べないことにはここ三本松に着けた意味はない…線路側の快適なトイレの先にかのうどん屋さんはあるのだが,みなさん朝のお勤めをはたして来たらしい。僕は無駄を省くために行く道中でなすつもりだ。同行の二人より一足早く出る。新しくできた津波対策の防波堤を通り過ぎるまでに『BEE LINE』艇長がやってきた。車でトイレに連れて行ってもらうとは申し訳ない限りだ。
 開店5分前なのに暖簾が出ていた。ほどなく二人もやってきた。茹でたてのうどんが美味い。

 シンプルなかけうどんに天ぷらを浸して食べるのが好きだが,今日は新メニューをいただいた。なかなかよろしいね。

『呉割安』のAkkoちゃんが来艇,2艇4人で小豆島を目指す。夜半から雨が降って心配だったがすっかり晴れ上がって何よりだ。

 風弱く真上りの予報だったが,いやいやなかなか楽しませてくれる風で,これならゲスト乗船も楽しかったでしょうね。

 動画拝借しました。快走だね。大のAirvaneにしたのでこの風では敏感過ぎた。小さい方にすればよかったよ。

 途中で高知に帰る『sannaviki』とすれ違う。艇長は私のヨットの師匠です,ご安航を。

 波が打ち込むのは分かっていたのに風向に期待してアンカー打たずに着けた…迷ったら打つべきですね。

 バスは乗換回数が多いのでタクシーを呼んだが,この運転手さんが観光タクシーばりの親切な解説をしてくれて大正解だった。ありがとうございます。上までタクシーで行き,帰りはロープウェイとする。

 なかなか見応えがありました。

 池田港フェリー乗り場でAkkoちゃんを見送った。またお乗りくださいね。さあ,居酒屋モードに突入と言いたいが,店が全くない。ふるさと村までの道中でようやく食料品店を見つけてアテを購入する。明日は土庄まで出向いて飲んだくれないとストレスがたまりそうだ。

 あるもので飲む。一升瓶を積み込んでいてよかったよ。

三本松港発       08:40
ふるさと村(小豆島)着 12:30(16.09NM)

Sunday, November 20, 2022

三本松で飲む 三本松港

 加太を暗いうちに出たのは鳴門の潮に合わせるためだったが,アビームで6〜7kt出ているから潮止まりに合わせるのにスピードをダウンさせるはめになってしまった。

 友水の吹き抜けの風のせいだけだと思っていたがその後も順調にセールは風をつかんでくれていた。

 小鳴門は真上りになることもあったがほどなく終了。後は三本松沖までの風がよければ14時には着けそうだ。

 釣客にごめんなさいと言って着岸。

『竹本石油』に連絡して軽油を補給。すぐに来てくれるのがありがたい。『BEE LINE』艇長も来られて四方山話。そうだ!今日は日曜日だった,『すし富』でおまかせもよかったのかなぁ。風向きはいいのでこのまま新港に停泊する。
『志与乃湯』の熱い湯に浸かりながら,闇市世代の方の貴重なお話を伺う。こんなことは地元の銭湯でしかできない体験ですね。
 何!?お店の開店は18時から…待ちきれない僕(たちは)ヨットで缶ビールをやってから『呉割安』に向かう。

 ビールでお疲れ様。

 おおっ,フィッシュカツがあるやないか。




 じゃんじゃん飲んでおすすめばかりをいただく。

 〆のムカゴご飯も美味しかった。ごちそうさまでした。

加太港発  06:10
三本松港着 14:00(44.31NM)

Saturday, November 19, 2022

近場でよい所 加太港

『BlueLagoon』さんを乗せた『BonanzaⅡ』と2艇でクルージングに出かける。風はいまいちだが晴れているので気分がいい。

 青が美しい。

 ほんの少しだけウインドベーンが使えたが,この後ジブをたたみオーパイの世話になった。

 加太瀬戸手前はデッドランで早々にメインも下ろした。

 いつもの岸壁に着けた。

 岸壁で到着ビール,銭湯が開くまでの時間を待ちきれない僕たちは鳥居前の店に出かける。お目当てのウニクラゲを売っている店はあいにく閉まっていたので残念だ。気を取り直してともかく隣の店で一杯やる。

 乾杯❣️

 風呂屋に行く途中に新しい店ができていた。

 あいにく昼営業は終わっていたがメニューを撮らせてくれた。ありがとうございます,今度寄りますね。
 
 新町温泉にはやっぱり人が並んでいる。開く時間は分かっているのに早く来てしまうのは地元人の僕たちも同じだった。

 シャッターが開いた。みなさん待ちかねたかのようにそそくさと入っていく。

 風呂上がりはここで食うことに決まっている。ごちそうさまでした。暗くなったからと港まで車で送ってくれました。ありがとうございます。

佐野漁港発 09:00
加太港着  11:50(17.03NM)

Friday, November 18, 2022

ちょっとだけ出かけますかね

 ダイヤフラムポンプを取り付ける。苦手なハンダ付をものともせずにテキパキと作業をこなした。見栄えは悪いがなんとか終了。ホースの内径とポンプの口径は合っているはずだが少々緩い。おまけにホースバンドも空回りしてるので新品に取り替えた。きっちりはまったようだ。壁に取り付ける前に動作確認をしておこう。 

 取り外したものより断然勢いが強いではないか。10年,いや30年は若返ったようだ。

 嬉しくなってついつい踏んでしまう(横向きごめん)。

 シンク下のスペースに取り付けた。やれやれ,これで思い存分に海水での洗い物ができる。

 ワンポイントリーフロープがストッパーを通過していないのは(ストッパーが)足りないからだ。ウインチにぐるぐる巻きにして事足りていたが昨日買ったVクリートを付けておいた。少しは使い勝手がよろしいかしら(高くてストッパーが買えないのは内緒だ)。
 軽油は寄港地で買うとするかな。ヨットを着けるとたいてい顔を出してくれるGSの方に頼もう。

Thursday, November 17, 2022

僚艇の回航にお付き合いしました

 高麗橋で『LEIA』艇長にピックアップしてもらい新西宮ヨットハーバーに向かう。途中ゆうこうマリンでVクリートを買った。手持ちのクリートが6mmロープまでしか対応していないので7mm以上のものが必要だった。
 雲が多く冴えない天気で風もさっぱり吹いていない。

 ホームポートまで18NM。
 出入港漁船優先タイムの13時半までに入ることができた。ずっと曇天だったせいもあるが風もないのに結構冷えた。週末からのプチクルージングも防寒対策をしておかないといけないなあ。

 港では『BonanzaⅡ』艇長がメンテナンス中,旅の準備は整いましたかね。手が4本あると助かるのでポンプの動作確認をした。

 ちゃんと吸って吐いたので一安心。既存のホースにもぴったりとはまった。明日はシンク下のスペースに取り付けよう。

 
 早いとこ磨こう。

Wednesday, November 16, 2022

津軽を懐かしみ,大阪シティの夜を楽しむ

 朝から特定健康調査(無料)を受診していたが,午前中に解放されたので港に向かう。すっかり空になってしまった各種調味料を購入し並べておく。冬になるのでもう冷蔵庫に収納しておく必要はないのが助かる。雑用をしているといつの間にか時間となった。肝機能の検査結果がよかったので街へ繰り出して思う存分飲まないといけないのだ。
 本気で飲むのは夕方になってからで,その前に天下茶屋で一杯やるとするか。そうそう,昼から開いているおでん屋があったはずだ。

 腹に沁み入る甘露水だね。

 数品頼んだが春菊がなかなかよろしかったですね。左の小皿はオリーブオイル。

 30分もいると満席になった。入るタイミングがよかったよ。

 堺筋線で北区に移動だが,どの店に入ろうかと考える必要はない,青森の酒が飲める店に決めている。

 おお,いいではないか。

 安東水軍は外せないね。

 これがあったのが嬉しいね,ホタテの貝焼き味噌。故郷料理に限定して何品も頼んだが全て美味しく感じたのは僕が津軽贔屓だからじゃないよ。
 いい店だった,また来よう。

 少し寒く感じるほどの夜風が心地よい。おやすみなさい。