Tuesday, July 28, 2015

ラダー外してます

 仕事を定時で終え,電車を乗り継ぎ港に向かった。
 シャフトが抜かれ,ラダーが外されていた。周囲の人から同型艇のラダー欠落事故の話を聞いていたので,この際ここも点検する。


ラダーの受けがここだけなので少し心配。


ハルはきれいです。

Sunday, July 26, 2015

ぎょぎょっ!

 午前中の仕事を終えてから,大浜DOCKに向かった。暑いが入道雲の発達はない。モクモクモクと湧き上がる雲の様子が夕立と雷を連想させるはずなのに…
 南海本線湊駅で下車。駅前から湾岸線に歩いて行くと,もう立ち呑み屋の暖簾がかかっている(^^)v

 ヨットは,と見るとまだ浮かんでいる。キャビンに入るとどっと汗が噴き出してきた。ビルジのチェックだけして桟橋に出たところに若林さんが歩いてきた。
「では,上げようか。」
 石津のU氏がちょうど顔を出していたので,助っ人参上と都合よく上架の運びとなったわけだ。

 少し上げてベルトを掛けた位置がこれでいいか確かめる。うまくいったようだ。


初めて自艇のお腹を見ました~


バウのロープをU氏が操って,そろりそろりと船台に向かう。

 キール底とラダーに藻が少々。先月にはキールには藻が見られなかったので,この一月で付いたような感じだ。
 ペラにはけっこう付いている。

 船台に収まってやれやれ~のはずだったが…


なんじゃこれ…
※シャフトに露出を合わせているので周囲はとんでいます。

 前オーナーは長崎から泉佐野への回航前2014年の9月末に上架して船体は異常なしで,ただ,シャフトだけは長崎で交換した方が安かったのかもしれないが,間に合わなかったので,次回の上架の際は必ずチェックし,要交換だと教えてくれていた。たいしたことではないと勝手に思っていたが,それが,これだった。おそらく,その時は薄くヒビが見られたんだと思う。割れていない部分には,まだヒビがあり,指で押しただけで剥がれてしまった。
 上架せずに,そのまま夏のクルージングに出かけてればえらいことになっていたと思う。見つけてラッキーだった。上架のタイミングも間一髪だったのかもしれない。

 というわけで暫く大浜通いをしないといけない。

Saturday, July 25, 2015

回航しました

 先週半ばに大浜ドックの若林さんから電話が入り,そろそろいけそうだとのこと。週末の台風が気になったが,大きく西にそれて回航に問題はない。
 先週の雨ばかりの天気とは大違いで,カラッと晴れている。日差しが強いが,風はこの時期としては涼しい。回航の日に絶好の風!南に行けばアビームで気持ちよく加太瀬戸を越えられそう。

 いい風吹いているのに機走で行く。


7~8mの風,それにしてはうねりが大きい。


ペースが上がらないので,ミズンセールだけ揚げた。

 ちょうど同じ泉佐野の『LargeCatch』艇が塗装を終えて着水。それと入れ替わりに僕の艇が入る。
 帰路は電車で泉佐野の予定だったが,「乗って行く?」の一言で同乗する。ありがとうございました。


『LargeCatch』はAlbatrosserの26ft。機走でHPの泉佐野を目指す。力強いエンジンでした!

 午前よりうねりが大きい。不規則な波はときおりどんとバウを叩く。後ろでもドンッと大きな音がしたと思ったら,ボラがコクピットでビチビチ跳ねている。あたりに臭いが立ち込める。


波に翻弄されました。

 浸かったままのもやいロープにはびっしりと藻が生えている。


お茶を飲みながら自艇のバースを見る。しばらくは空っぽ。

 今夜は岸和田の花火大会。ヨット上で眺める予定だったが回航でボツ。毎年家族を乗せて花火鑑賞をしている『風来坊』さんは,岸壁から海の様子,風やうねりを観察して「中止」を決断された。子どもの安全を考えると正しい判断ですね。
 遠くに帆船らしきものが見える。こちらにずんずん近づいてくる。今日の花火鑑賞船の日本丸(あの日本丸の模造船)だった。ナイトクルーズで花火鑑賞は楽しいでしょうね。

 早くメンテナンスを終えて,夏のクルージングに旅立ちたいものだ。

Monday, July 20, 2015

海の日は海に…

 昨日の天神祭奉納ヨットレースとは大違いで,朝から空は晴れ渡り,港への道中も風が木立を揺らしている。夕方には用事があるので,もっと早く出かけたかったが港に着いたのは9時前だった。
 まだ,誰も来ていない。エンジンをかけ,セールカバーを外し,台風対策でジブファーラーをグルグル巻きにしていたスピンハリヤードを開放すれば準備は終了だ。

 南風。いつもより大きく沖出しして,反転して艇を風に立てる。メインが揚がり,ジブファーラーを開く。エンジンを切ってから,ミズンセールを揚げた。あんまりヒールしない方向を選んでラットを回したら,後はオーパイ任せ。
 泉佐野からも何艇か出てきた。関空橋の向こうにもたくさんのセールが見える。
 気持ちよく走れる方向へ何度かタックする。6~7ノット。日差しは強いが,風がひんやりしている。


のんびりと走る。最高の気分でした。

 お昼前から,白波が目立ってきた。ここぞとばかりに欲張って走る。今日は漁港は休みではないので,14時には港に入っておかないといけない。名残惜しいが,船首を返し,安定した走りで港を目指した。

 一足先に帰っていた『浮浪雲』艇と『over joyed』艇の間にもぐりこもうとするが,梵天が流されていてうまくいかない。お二人に助けてもらって,ようやく舫を取った。ありがとうございました。お世話かけました。
 岸壁でも風が強い。南からの風は防波堤の向きとは無縁で,涼しいが日除けのためのビーチパラソルをおちょこにする。
 お茶して,僕が持っていったメロンをみんなで頬張る。残り少なくなった時に,『COSMO』さんが洲本から帰ってきた!


すっかり夏の様相です。

 用事のある僕は15時過ぎに港をあとにする。みなさん,また来週。

Sunday, July 19, 2015

そこそこ遊びました…

 3連休にクルージングにも行けずにお茶を濁しているところへ,『ごんべ』さんからレースの誘いがあった。薬指と小指を骨折してるが,僕の場合はそんなハンディはなくてもあんまり役立つ働きをしていないから,よく考えもせずに返事をしてしまった。『天神祭奉納ヨットレース』という名称を後から聞いて,迷惑だけはかけたくないと前日の深酒もほどほどにする節制ぶりだ。

 北港ヨットハーバーは名前を変えて,北港マリーナというらしい。うわさ通りに交通手段に少し難ありであったが,規模や本来なら機能していたであろう施設を見ると,ここが華やいでいることが本当の活性化だろうと思う。残念なことだ。

 スタートは11時であるが,10時には暑いマリーナを後にした。


スタート10分前。


スタート4分前。

 風が弱い。ゴミが集中しているところもある。行って帰ってを2回半繰り返したらフィニッシュだった。
 パーティーまでは時間がまだまだある。ゆっくりとビールをやりながら戻る。


たくさんのディンギーが。こちらは市長杯だそうです。


焼いて食って飲んで。


さすがは天神祭を謳うだけはあります。

 表彰式が終わり,抽選が始まったが,回航のため舫を解く。
 セーリングで帰るにはつらい上りだった。メインセールに風を受けるように機帆走する。
 だんだん日が落ちてきた。少し肌寒くなってきた。


『ごんべ』艇のホームポート二色ハーバーを目指す。


夏の夕暮れ。

 両色灯が点いた。航路ブイの明かりも点いた。頃合いの時刻に二色ハーバーに到着した。


僕が初めてヨットに乗った場所がこの二色ハーバーです。

 みなさんお疲れ様でした。

Saturday, July 18, 2015

萎えました…

 帰りに一杯引っかけようなんぞと邪念を抱いて,遊びに行くにはもうずいぶん遅い時刻なのに電車で港に向かった。
 予定では10時半には着くはずだった。
 僕が船を置いている泉佐野の港は,南海電鉄の本線(難波~和歌山)間にある。住んでいる町を走っているのは同じ南海電鉄でも高野線といって,ターミナルこそ同じ難波駅であるが,途中の天下茶屋駅で本線から別れ高野線に向かう路線だ。すなわち高野線から本線への乗り換えは,難波まで行かなくても急行停車駅で2つ手前の天下茶屋駅でよいことになる。
 高野線に乗っていると車内アナウンスがあり,本線は事故のため運行を中止しているらしい。たった今の事故だから過去の例から見ても,復旧に小1時間はかかるだろう。
 ちょうど髪の毛も伸びてきたことだし,散髪でもして時間つぶしをしよう。さいわい天下茶屋駅は地下鉄堺筋線の終着駅にもなっており,駅近辺に店は多く,時間を潰すのには苦労しない。
 復旧予定は当初10:36であったが,一向に電車の来る気配はしない。そのうち掲示が10:58から開通となった…が,まだ来ない。早めに昼飯でも食おうと,餃子屋に入った。
 戻って駅員に尋ねると,動き出したらしい。やれやれだ。

 港に着いたのは12時を回っていた。

 ハッチ3箇所を開放してキャビンの湿った空気を入れ替える。案の定,アフトバースは濡れている。マットを剥がし,床板を乾燥させる。ギャレーの雨漏りも確認。その他は大丈夫だった。

 岸壁には『風来坊』さん,『COSMO』さん,九州にヨットを置いて一時帰阪の『IZUMI』さんがいる。『COSMO』さんが冷たいビールを差し出してくれる。『IZUMI』さんの九州土産のスイーツがアテだ。ごちそうさまでした。『LEIA』さんは倉庫と岸壁間を往復している。『over joyed』さんはメンテナンスに忙しい。


スルーマストなのでかなりたまっている。


外の明るさから想像するとキャビンは蒸し暑そうだが,結構心地よい。

 せっかくの3連休がこれで1日終わってしまった。貴重な休日をもっと有意義に使わないといけない。

Saturday, July 11, 2015

洋上は涼しい

 通勤途中にある公園からはセミの鳴き声が聞こえている。夏なのだと実感させられる蒸し暑さがこのところ続いている。
 夕方は所要で大阪市内までいかないといけない。メンテナンスだけで終わろうかと思ったが,港の暑さに,やはりセーリングだと舫を解いた。


ここにも夏を感じる。

 準備をしていると,『浮浪雲』さんがやってきて,さっさと出ていった。台湾からのおみやげを頂きました。ありがとうございます。
 港外に出ると,艇をのんびりと進ませるには頃合いの風が吹いている。クローズホールドで北進する。港にいた時とは大違いで心地よい風が吹き抜ける。薄曇りなので気分はいまいちだが,日差しを浴びないので余計に涼しく感じる。


行きはクローズホールド,帰りはクォーターリー。


先に出ていた『浮浪雲』さんがやってきて,写真を撮ってくれました。


荷物を整理したおかげで吃水がずいぶん上がった。

 ほどほどにして,HPに戻る。
『COSMO』さんが,ビールを差し出してくれる。今日は少し南寄りの風が吹いているのでデッキの上は涼しい。昼寝でもしたい気分だが,もうそろそろ電車に乗らないといけない時刻だ。上架はまだ済んでいない。早いとこ片付けて夏のクルージングに出かけたいものだ。

Sunday, July 05, 2015

うまいこといかんね…

 リアルタイムで雨漏り点検する予定だったのに,港に着いた時には雨はほとんど上がっていた。染み出しなら以前から確認している。新たな染み出しを発見したのは,アフトバースの壁からのものだった。うっすらと筋が付いている。
 ギャレーの収納庫は上からの染み出しだろう。壁は濡れずに床面だけが濡れいている。おそらく降っているときはポツリポツリと落ちているんだろう。


エンジンは快調。


この部分に覆いを設置する予定(両サイドにある)。

 からっと晴れて,2,3日連続でメンテナンスする日が確保できれば,ペンキ塗りをしたいものだなあ。
 デッキも滑りやすい。ノンスリップのペイント処理をした方がいいだろうなあ。