Sunday, March 31, 2019

年度末の僚艇の回航でした

 海南駅で3人が揃い,コンビニで食料を調達する。街中の並木もざわざわと揺れるほど風は強い。
 さっきまで船台に載っていた『Wiz of Oz』艇はオーナーさんが来たとあってか,いつのまにかクレーンのベルトに抱っこされていた。
 さて,気になるのは風だがしばらく様子を見ようということになった。ディンギーの練習も中止になったようだ。マリンクラフトの池田さんが電話をしてくれて,来週までの係留がOKとなった。『Bonanza II』艇長が,もう一度海の様子を確認しようと言う。さっきよりはおとなしくなっている。かっ飛んでいたウインドサーフィンも幾分おとなしく走っている。ディンギーの練習も再開のようだ。

 スカンピ(『Bonanza II』艇)よりは軽量のエスプリデュバン(『Wiz of Oz』艇)に僕は乗ることにした。久しぶりのクルーだ。しかし,今日の風では飲んだくれてはいけない。
 相当楽しめた。予定通りの時間に着いて,予定通りに焼き鳥屋に直行した。

加太瀬戸までは真上り,越えたらもっと風が強くなっていた。

帰ってきました。

駅までの路地にも春が来ている。この寒さで花はもう少し長く咲いていそうだね。

ついついやってしまった。

Saturday, March 30, 2019

真面目に木工…

 7時から開いているホームセンターで回転フックとバスコーク(少量しか使わない時はこれがありがたい)。今日の作業にはコンパネを使うが,切れっ端はヨットに積んでいるし,なくても倉庫には清水タンクの蓋を作り直した時のそれが余っているはずだ。
 オリジナルの仕切り板をコンパネの上に重ねて鉛筆で型を取る。切り取ってから,両方の板をバイスグリップで挟んで上からドリルで穴を開ける。穴の位置は同じところになったはずだ。塗料を塗っていく。座板を受けるための桟はオリジナルの板から外して利用する。その板は倉庫に保管しておこう。再利用の時は,桟だけを付け直せばよい。
 なんとか格好だけはついたようだ。前よりは違和感がない。

 久しぶりに岸壁でみなさんとお昼をいただく。

『Khanabadosh』さんから頂いた消防ホースでロープの擦れ止を作ろうとしたら,雨が降ってきた。合間をついて取り付ける。これで摩耗は防げるかな。

 また明日。

コクピットのスターンにあるロッカーとコクピットの仕切りの板。これを外しているからライフラフトを積むことができた。

座る部分が取り外せるようになっているが,この凹みが何かと動線に支障を与える。

何とかこの空間を埋めたいので,仕切り板のポート側を作成することにした。

フラットな部分が増えたので,少しは落ち着いたような気がするが…

予報より早く雨が降り出してきた。今日の作業はこれでおしまい。スターンアーチ下の擦れ止見えますか。

Friday, March 29, 2019

そこそこ楽しめたよ

 せっかく船底がきれいになったのに乗っていないのは単なる怠惰だ。午後からはコリンさんがセールの調整にやってくる。少しだけでも乗ろう。
 ライフラフトが鎮座して少々使い勝手の悪いコクピットだが,(ラフトを)移動させない可能性もあるので,そんな操船状況にも慣れておいたほうがいいかな…
 メインセールを揚げ,ジブを展開して,エンジンOFF。今日は港の漁船も出ていなかったし,操業中の漁船の姿も見えない。ここがチャンスとオーパイを外し,ウインドベーンをセットした。案の定,チョロチョロと避けながらの操船の必要もなくいい調子で舵を取ってくれている。舷を変えたり,上らせたり,落としたりして具合を確かめる。まずまずかな。

 12時前に帰港する。今日は電波状況が非常にいい。チェックインして,いつものように天気,気温,気圧を報告する。
 いつの間にか新西から『LEIA』さんが帰ってきていた。一緒に中華を食べに行く。
 コリンさんがやってきた。昨日までセブ島にいたそうだ。忙しくて何よりですね。メインセールお持ち帰りで,さて出来上がりはいつでしょう。
『LEIA』艇のジブの取り入れを手伝う。なんと45kgもあるらしい。驚きだ。

 微風追手でのウインドベーンの効きは今日も試せなかった。

クローズホールドでは快適。

アビームも良好。クォーターリーもまずまずでした。

餃子を食っていると,隣にいたのはスーツ姿の『BAL』さんだった。びっくり。

Thursday, March 28, 2019

遅い出勤でした

 夕方は西天満で飲み会がある。家でゴロゴロしていると昼酒一直線だ。やっぱり港に行くのが正しい判断だね。
 月曜日にやったロッドアンテナだが,一旦収納している。航海中は出しっぱなしにしておくつもりなので,電線の余りを出さないようにきれいに巻くことと,剥がれないようにビニテとインシュロックで補強するのが今日の作業だ。
 ちょうどやり終わった頃に,オケラタイムとなったが,今日は電波状況が悪くさっぱりだった。
 岸壁から声がかかる。ひょっこり現れたのは出島のMさんだった。おひさしぶりです。いつもアドバイスありがとうございます。
 マスト前部のドグハウス上にアイを取り付けたい。二重構造だと嫌だなあとキャビン天井の化粧板を取り外してみた。配線を調べるために以前にも外したことがあるが,さっぱりどんな様子だったのか忘れている。直接FRPが見えたので,なんとか貫通ボルトを打てそうだ。
 あれこれやっていると17時近くになっていた。そろそろ街へ帰らなきゃいけないシンデレラタイムだね。

電線がたれすぎていたので,きれいにしつこく巻き直した。

ちょろっとヒゲが出ているのは愛嬌です。

2重構造だと外側からの工作が面倒だなと思っていたが,ボルトを入れても処理が楽そうだ。

Monday, March 25, 2019

ロッドアンテナを設置しました

 ホームセンターで塩ビ管やそれを固定する金具類を買って港に行った。
 塩ビ管を斜め後方に突き出して,そこに釣り竿を落とし入れたら,ちょうどいい具合になった(ような気がする)。電線を仮止めして,ネットにチェックインした。良好でした。
 ソーラーパネルとレーダードームを載せているアーチは,製作者のSさんから,外洋に行くような時は揺れが心配なので上部につけてあるアイから船体へロープで固定するようにと言われていた。なるほど,手で揺すってみるとぐらつく。上下にブロックを付けて引っ張れるようにしておく。横揺れはしなくなったようだ。

 泉佐野沖のセーリングから帰ってきた『八点鐘』さんから声がかかる。なんと小笠原のガイドマップと東京の島限定のグルメ本をいただきました。ありがとうございます。

 まだまだ,やることがいっぱいあるなあ。

ラチェット式の荷造りテープがあったはずだと思っていたが,記憶が正しかった。車に積んでいたのだった。

塩ビ管むき出しだとさすがに悲しい。テープを巻くと幾分ましになった(ような気がする)。

ロッドに電線を這わせてアンテナとした。全て『Wiz of Oz』艇長からのいただきもの。お世話になっております。

ソーラーパネルのアーチの背が高く,台座の幅が狭いので,ローリングした時に揺れる。斜交いにロープで引っ張ると収まる。

これこれ!去年,小笠原に行った時に手に入れられたようです。

Sunday, March 24, 2019

1艇だけ回航しました

 バス,南海電車,JR,バスと乗り継いで3時間かけてマリーナシティに到着しました。その分,終わったら飲むぞという気がどんどん高まってくる。
『Bonanza II』艇の塗装がきれいに仕上がっている。下ろすのは明日以降がいいだろうということで,まだ,上架していない『Wiz of Oz』さんも一緒に拙艇の回航に付き合ってくれた。ありがとうございます。
 風がないなあ。寒いと思っていたが,それほどでもない。3人で乗った時はワッチに要注意。一人のときよりは確実に注意力が落ちている(僕の場合は)。会話をしながらも,前・後ろ・横,頻繁に周囲を見渡す。
 加太瀬戸通過中に12時20分になったので,ネットをワッチする。

 ボートが手を振りながら追い越していく。同じ泉佐野の仲間だった。お気をつけて。
 1週間ぶりのホームポート。岸壁も賑わっていた。さっさと片付けを済ませて,お昼抜きの僕たち3名は(泉佐野)駅前の飲み屋に行く。青空市場からコミュニティバスがちょうど出る時刻だった。乗ったことがないので試してみる。
 駅東のロータリーに着いた。居心地のよさそうな飲み屋を探してしばらく歩き回る。
 たどり着いた店は…大当たりだった!また来よう。

お決まりの真上りで,変針してもおんなじでした。ガンガン吹かれるよりはましか。

いい位置に決まったと思ったが,やっぱり動きに制限が出る。バウに持っていくかな。

関空橋はもう出来上がっていました。道路の舗装をやっているのかしらね。くぐると帰ってきた感が強い。

Saturday, March 23, 2019

やっぱりここでええか

『Bonanza II』君をピックアップして,今日も真面目なマリーナ通い。
 すっかり春だと思っていたのに,今日の気温はかなり低い。マリーナでの作業に影響はないが,冷たい北風が重ね着を要求する。
『Bonanza II』君は,僕同様,去年の台風で受けたハルの傷の修復にかかる。受けたのは『Bonanza II』艇だが,擦りつけたのは風上側にあった拙艇だ。幸い傷は深くはなく,軽く樹脂でカバーすればいいだろう。
 僕は,昨日仮置きしたライフラフトの置き場所にまだ少し悩んでいる。でも,やっぱりここしかない。しばらくは定位置になるだろうから,置き場所ぐらいはきれいにしておこう。
 やってみてよかった。これではコクピットの排水に支障をきたす。泥がべっとり溜まっていた。

 久しぶりにオケラネットにチェックインする。明日は,回航途中でできればいいなあ。

『Bonanza II』君に,キャビン内の各バルブの位置を示す。使わないバルブもあるが,それには,「常時閉」とか「常時開」とかのタグが必要だと適切なアドバイスを頂いた。なるほどもっともだ。バルブをひねる時は必ず何のバルブなのかタグを確認する。ここは触らなくてもいいという一過性の説明は不要だ。タグで処理するのが正しいなあ。ありがとうございます。

 明日はホームポートに帰る。いい風吹きますように。

後ろのロッカーは軽油のポリタンクを積んでいて,目にはつかないところにあるものだから,拭き掃除なんてしたことがない。排水のプレートを外すと泥がたまっていた。

ロッカーとして使っていた蓋を,ラフトが跳ね上がらないための固定具として使う(ことにした)。

Friday, March 22, 2019

下ろしました…真面目に乗ろう

 昨日の強い南風は止んだようだが,夕方からは霧が濃かったと聞く。風は徐々に西へと回り,今日は北からの強い風が吹いている。
 南海高野線三日市町駅で『Bonanza II』くんをピックアップして,和歌山マリーナシティに向かった。

『よじ』を下架して,『Bonanza II』を上架する。これで『Bonanza II』君は,シャフトの点検と調整ができる。
 その間に,ボルボシャフトシールのエア抜きをして,エアグリスを注入しておく。
 さて,せっかくポンツーンに着けているのだから,あの重いだけでなく,把手もないツルツルの運びにくいケースを積まない手はない。大まかに置き場所は決めてあるが,現物合わせが一番いい方法だ。彼の作業が終わるのを待って手伝ってもらうことにした。
 ポンツーンへの階段を慎重に下ろし,ヨット前で少し休憩。ヨットへの積み込みは,ライフラインの下段からから滑り込ませるようにするとうまくいった。二人でデッキに上がり,コクピットへと運ぶ。
 マストの後ろは座りが悪いし,ドジャーからの視界を遮る。マストの前ではぎりぎり配線に引っかかる。バウロッカーの上は平でクリートを利用すればかなりきれいに収まりそうだが,ロッカーを開ける時にいちいちライフラフトを移動させないといけない。やっぱりコクピットしかない。操船の邪魔になるところは論外だが,なんとか後ろに固定できそうだ。
 懸案の事項が解決しほっとしたので今日の作業はこれでおしまい。昨日食いそびれた和歌山中華そばを食って帰ることにしよう。

キールにFRPを巻いたので,バラストとの収縮率の差から少し浮くよと泉佐野の『東日流』さんから聞いていたが,果たしてその通りだった。昨日見た時はなんともなかったが,夏だとおそらくもっと膨らんでいるだろう。いわゆるオズモシスではないのでそのまましておく。

抱っこ状態ですね。クレーンで吊り上げると船体にストレスがかかりそうだけれど,これならそんな心配はいらないなあ。

ライフラフトの置き場所に悩んでいたが,スターンロッカーの仕切りを外すとジャストフィットした。あとは船体にアイを付けて,固縛する。3つ収納していたリザーブのポリタンのうち2つの行き場所も考えないといけないなあ。

昨日は混んでいたのでスルーしたが,やっぱり平日は空いているので思わず入ってしまった。それでも,すぐに満席になったよ。

Thursday, March 21, 2019

強風で下架できず

 雨は大阪では降っているが,和歌山海南では全天曇といったところだろうか。僕の艇を下架し,『Bonanza II』艇が上架できれば,シャフトのメンテナンスができる。JR海南駅で彼をピックアップしてマリーナシティに向かった。
 ゴーゴーと風の唸り声が聞こえる。港内の海面もざわついている。これではクレーンで吊り下げることはないだろう。海保の『海の安全情報』を見ると,友ヶ島灯台では,なんと19m/sも吹いている。
 ポンツーンの『Bonanza II』艇で小笠原行きの話をする。拙宅に昨夕届いたPLBを手渡し,総務省への申請書類のことを伝えた。僕はGarmin inReach Miniを持っているから,これで二人とも安心のための「手段」を手に入れたようなものだ。もっとも僕のGarmin inReach Miniは随時連絡を入れるために使用するから,PLBと救命筏は使わない「装備」だ。
 ついでに『Bonanza II』艇のビルジをチェックすると少し溜まっている。シャフトからの漏れではないようだ。侵入経路を調べてみると,海水フィルターの接続部分からだった。処置完了。やはり乗らなくてもヨットのお守りは欠かせないね。

少し上まで船底塗料を塗ったので飾りのラインと一体化している。

ペラを回し続けて,フジツボが付かないようにしよう…いや,セーリングやから回さんぞ。

穴周りもきれいに。

泉佐野に停めている時はこちら側が日陰になる。そのせいかどうかは分からないが,フジツボがよく付くようだ。

Wednesday, March 20, 2019

上着がいらないほど暖かい

 はげはげが目立つなあ。
 JCI大阪支部に用があるので早々に港を出た。
『LEIA』さんから預かっていたオートパイロットの不具合の原因は,日曜日(3/17)に『Wiz of Oz』さんが分解してすぐに特定できた。中の基盤だけを持ち帰ったが,修理ができたというので,彼のヨットのキャビンに置いたままになっているオーパイの本体を『Wiz of Oz』さんの仕事場に届けに行った。基盤のタクトスイッチが新しくなっている。組み立ててから動作確認するとジーコジーコとちゃんと動いている。さすがは佐野の業者さん,僕なんかはただただ驚くばかりで,彼にとってはなんてことない修理だったんだろうなあ。
 帰り際に,釣り竿をいただく。新品じゃないか!ありがとうございます。
 これをスターンに取り付けて電線を這わせれば,今やっているようにその都度トッピングリフトで吊り上げる必要がなくなるわけだ。航海中は斜め後方に出しておく。出入港や停泊中は,垂直に立てておけば邪魔にならないはずだ。回航が終わったら,架台の作成をしよう。

吃水線を上げる。

けっこう剥がれていますね。

Monday, March 18, 2019

上架しました…晴れていてよかった

 3艇まとめてマリーナシティに回航したものだから,船台を占有するわけにはいかない。どんどん作業して終わったヨットから桟橋に移動する(はずだ)。
 去年のきつい台風で大きな被害はなかったが,ヨット同士の接触でハルに傷が付いている。デッキから身を乗り出して確認するとずいぶん剥げているのが分かる。
 鼻くそをほじくって,ほら,いるだろう?机の下になすりつけている奴。俺はそんなことをしたことはないが,職業柄そんな攻撃を受けた机は何度か見てきた。中心部と外側が海苔巻きのようになっていて,指でねちねちと練り込むと硬化するパテ,それを先述の鼻くそのようにハルになすりつけたわけだ。断っておくが,俺にとっては初めての行為だ。なすりつけ方が下手くそ(写真4枚目)なのは,ガキの頃から鼻くそをそんなふうに扱ったことがないという大いなる証拠だ。ついでだが,ほじくった鼻くそを眺める癖はある。

 耐水ペーパーで番手を変えてきれいにしていく予定だったが,あまりのてんこ盛りにめげてしまった。カッターナイフで削り取るのが手っ取り早い。それも一度では無理で,大まかに出っ張りを取った後,撫でるように刃先を滑らせていくと概ねきれいな肌が見えてきた。あんまりやりすぎると埋めたパテまで落としてしまう。
 軽くサンディングして,パーツクリーナーで油脂を除去してから,ポリエステル樹脂で覆った。なんとか見られるようにはなったようだ。

この部分によく生えているのはなぜだろう。太陽光線の関係か?

吃水線あたりにはフジツボが多い。

回航の時ラダーが重かった…抵抗が大きすぎますね。

デッキからは見えないが,横から見ると無残だなあ。

お肌がきれいになりました。ゲルコートが見えているので,この後,樹脂加工した。

Sunday, March 17, 2019

艇速が伸びない…

 ヨットでは夏以外は寝袋を寝具にしている。でもジッパーを閉め,潜り込むようなことはしない。背中の部分を上にして足だけ突っ込んでかぶる。この使い方だと布団と同じようなので窮屈感がないし,夜中に尿意をもよおして出入るするのも面倒くさくはない。いよいよ 寒くなったら通常の使い方をすればいいが,海は標高0m,そこまで寒いことはまずない。
 明け方,少し寒かった。ずり落ちるシュラフを何度か拾い上げ,窓から外を確認する。まだまだ暗い。もう一眠りしよう…エンジン音が聞こえる。えっ,iphoneの目覚ましをセットしていたはずなのに鳴っていない。月〜金だけ目覚ましがなるようにしていたのを忘れていた。もう二人ともとっくに起きていたようだ。ジェットボイルでお湯を沸かし,コーヒーを淹れた。エンジンをかける。おっと滑った!デッキに薄氷が張っている。セールカバーを外す。ジャイブプリペンダーをセットする。オーパイを電源につなぎ,ティラークラッチのロープをクラムクリートに挟む。最近乗っていないのでなんだかぎくしゃくしている。
 5時には出ようと言っていたが,まだ暗い。もう少し待つことにした。
 航海灯を点けて3艇とも出る。どこかで雨に降られそうな雲行きだ。友ヶ島灯台の風情報を見ると7mとある。午後には吹き上がりそうだ。さっさと抜けたいが,2500rpmで4ノット!遅い。2700rpmでようやく4ノット後半。これでは先が思いやられる。少し風が振れたのでジブを展開すると僅かばかりだが少しだけ速くなった。南への転流が08:18だから,しばらくは我慢しないといけない。
 加太瀬戸でいい具合に風が吹いてきた。潮にも乗ってようやく7ノット台が出る。暫く走ると風見が安定していない。ジブが情けないほどよたよたしてきた。
 マリーナシティまで2マイルを切った。この先も風の恩恵は受けられそうにない。マリーナの入口付近にはディンギーの帆がたくさん見える。早めにメインセールを下ろした。
 各艇それぞれの後始末をして一息ついていると,マリンクラフトの池田さんから電話が入る。事務所に出向こうとしたところに『IZUMI II』さんがやってきた。ラダー修理も大詰めのようだ。
 打ち合わせ後,海南の駅まで送ってもらう。ありがとうございました。

 呑兵衛な僕たちは和歌山駅で下車して,あくまでも軽くやれる店を探して街を歩く。
 発見した!
 これでもかというメニューの豊富さ,アルコールの種類も半端じゃない。この店にはぜひまた来ないといけない。いやー昼酒はよろしいなあ。

佐野漁港発       05:30
和歌山マリーナシティ着 11:20

朝早く港を出るのは爽快ですね。『Wiz of Oz』艇。

3艇で出かけます。これは『Bonanza II』艇。

朝日が顔を出した。

以外に早く降ってきた。風はいつものように真上り。

着いてしばらくすると上空の風音が大きくなってきた。早めに出て正解だった。

佐野の業者さんが,ちょいちょいと動かなくなった原因を突き止めた。

Saturday, March 16, 2019

まだまだ続く配線作業

 昨日は飲み過ぎてしまったという書き出しが多いなあ。
 12時前に港に着くなんて時間を有効に使っているとは言えない。大いに反省しよう…
 ワイヤーアンテナを吊り上げ,オケラネットをワッチする。明日は回航して,上架,船底塗装,去年の台風で傷ついたハルのパテ埋め跡を水研ぎしないといけない。しばらくはワッチもできないのでチェックインできてよかった。
 冷蔵庫の位置を変更したのであらたにシガーソケットを設置する。配電パネルの裏側の配線を見てびっくりした。+側に余計に−線がつないである。???これあかんのんと違うん。しばらく,記憶をたどるとようやく納得できる答えが出た。on-offの表示ランプのための配線だった。
 時計を見ると16時。隣の『Bonanza II』艇長は寝ていたらしい。銭湯に行って居酒屋に寄る。『Wiz of Oz』艇長も合流したが,適度に飲んで終了。今日は港では飲まずにさっさと寝よう。
 キャビンに入るとさっきの約束めいたことは誰も口にしない。拙艇のキャビンで店にいたときより長く飲んでしまう。明日は昼から天気が悪そうだ。早起きしないといけない。おやすみなさい~

パネル全体がフルオープンすればいちいちネジを取り外す必要はないのになあ…

Thursday, March 14, 2019

落ち着く先は…

 冷蔵庫の使い勝手のいい置き場所にずっと悩んでいる。
 当初はセティバースの間,階段を降りてテーブルに至る隙間に,持ち運び用のハンドルを取り外して載せていた。固定しなくても動かないほどピッタリと収まっていた。難点の一つは,バウやバースへの移動の際に,跨がないといけないこと。まあ,それぐらいの脚の長さはあるから慣れさえすれば躓くこともない。二つ目は,寝転がってエンジンルームを覗き込む時に邪魔になること。このスペースに下半身を伸ばさないと,ちょっとしたオイル点検やベルトの点検などの時に屈曲姿勢を取らされることだ。
 次にクオーターバースに余裕を見つけ,固定用アイを取り付けてそこに置いた。スペースは十分だが,バースに潜り込んで,それから冷蔵庫の蓋を開けないといけない。中身の確認も難しい手探りの飲料調達だ。
 バウの整理をしたついでに,三度目の正直とばかり移動させた。前回同様に固定用アイを取り付け,激しいピッチングにも耐えられるようにした。暑い夏,バウまで行ってビールを取りに行くのは,それだけで飲酒量が減るほど面倒だった。しかも,ここも冷蔵庫の中身が見にくかった。
 そして今日が四度目のお引越し。何とか収まったようだ。固定方法は少々ルーズにしておく。冷蔵庫がテーブル下にあるので,座った際に足先でちょこっと横にずらすなんてこともできないといけないし,ビルジ確認の床板との干渉もあり,その時は少し移動させる必要性もあるからだ。

 またセーリング技術の向上とは全く無縁のことばかりやっていた。船底がきれいになってからやりゃいいと今日の作業を肯定しておく。
 オケラネット,今日はチェックインできた。多くの人が支えているネット運用が素晴らしいと感じた。

 コクピットロッカーからカラビナを取り出そうとして,一番底まで落としてしまった。全部取り出さないと回収できない。ついでにロッカーの不要物も取り出して,整理することにした。庫内に余裕ができたので,室内バウロッカーのロープ類もここに移動させた。前と後ろの重量バランスが気になる。バウロッカーにもう少し重量物を置く必要があるようだ…つづく。

スターボード側のテーブル板を外すといいと気が付いたのは昨日だった。テーブルごと引っ剥がす必要がなくなったので早速作業に入った。

蓋の開放方向が逆になるので蝶番を付け替える。

収まりました。蓋は全開しないけれど,バウに置いていたときよりは大きく開く。なによりもコクピットから近いのがいい。

再びネジを締めテーブル板を取り付ける。

これぐらい開けばストレスはないと思う…よっぽど冷えたビールに飢えた時以外は。

セティバースの背もたれ側ロッカーにこんな物がまだ入っていた。中を見てびっくりした。

これも同じ所に入っていた。正確に言うと,適当に物を移動させただけで整理がなっていないから,中を覗くまで何が入っているのかが分からないのだ。フラッグ付き竿をくっつけておこうかな。

朝は風が強かったが,昼前からのんびりぽかぽかもーどになってきた。