風速計のカップが見えるぐらいの風だから,のんびりセーリングにはぴったしだ。
岸壁から吹いてくる風がヨットを後ろに押し出してくれる。バースから出切らないのにバウが少し右に振れたが,梵天はクリアしているので問題なかった。
出帆前にはウインドベーンのAirvaneをセットし,Pendulum Sheet Linesをスタンバイさせておくのが恒例だが,今日はその準備をしなかった。中途半端になっているSheet to Tillerでの操船を今日はもっと真面目にやろう。
佐野川河口,港出口にあるプラント岸壁のテトラポットにズンズン近づいているではないか。港を出てから風見が回りだし,さっぱり進めない,いや,進めないどころかバックしていたのだった。ちょっとだけエンジンのお世話になって沖出ししたら,頬に風を感じるようになってきた…エンジンオフ。
メインシートにコントロールラインを取ってみたが,どうも具合がよろしくない(ようです)。
ジブシートに取った方が反応がよろしい(ようです)。何度か書いたが,実はあんまりよく分かっていないんですけれどね。とにかく何度でもやってみることが大事かなと思っている。
バウパルピットに座って撮影できるほど安定して走っている(ようです)。
コントロールラインのテンションはクラムクリートで調節してるので楽だ。
バンジーコードの張り具合で挙動がどのように変わるのかがまだ分かっていない。
(コクピット左舷に座った角度から見て)340°〜0(360)°をずっと行ったり来たりしているのでなかなかよろしい(ようです)。
一昨日磨いた木部が木部たる色を取り戻したようで気分がいい。
『あやめ』じゃないな,『かつらぎ』だろうか。
ちょっと船首をこちらに向けた後,去って行きました。今日はいい天気で,巡視していても気分爽快でしょうね。
アビームで帰る。
途中でオケラにチェックインできた。エンジンをかけていると音がうるさくて無線はやっていられないが,帆走しているときはワッチするようにしている。各局ありがとうございました。
『LEIA』艇長の手伝いをする。
ガンポール設置箇所の確認だが,じっさいにコード0を揚げて(展開はしないが)確かめる。支点にかかる荷重は相当だろうから,補強もかなり必要だと感じた。また力仕事ならお手伝いしますね…頭を使うのは無理ですから。