Sunday, September 27, 2015

久々に帆走会に出る

 天気はいい。風もそこそこあるだろう。ひさしぶりに『Wing』艇で泉大津の帆走会に参加した。

 今日はクルーが少ないので,僕にも重要な役割が回ってきてドジを踏みそうだ。
 第1マークまでは快調に進んだが,第2マークへの途中で風が落ちた。スピンよりジェノアが効く。第3マークまでで再び持ち直し,回ってからはスピンでゴールを目指した。
 それなりに忙しかったので写真を撮るのをためらった。


サーバーからの生ビールを飲みたい一心で『Wing』氏とK氏は『Wing』艇のHPの忠岡に回航。

 朝方は涼しかったが,昼からはどんどん暑くなってきた。
 生ビールがどんどん入る。やっぱりやめられません。
 着順2位の修正3位。ファーストホームだけでもしたかったなぁ。

Saturday, September 26, 2015

メンテのつもりが…

 土曜日の午前を通院に当てるなんて時間が勿体ない…なんてことも言ってられずに整形外科に行く。
 予想通りの結果で骨折であるが,テーピング処理だから自分でやっていたことの確証に行ったに過ぎない。それでもギプスを付けると靴を履けなくなるのだから仕方がない。通院に2時間を要して,港に行ったのは昼を過ぎていた。

 岸壁が太陽で熱せられてむっとする。たちまち汗が吹き出てくる。これではメンテナンスどころではない。岸壁でお茶を飲んで時間をつぶす。途中で『浮浪雲』さんが【赤福】を持ってこられた。ごちそうさまでした。


まだまだ,ビーチパラソルの似合う岸壁でした。

Wednesday, September 23, 2015

いつものパターンで帰港

 のんびり起きて,ゆっくり出港。みなさんお世話になりました。また,どこかでお会いしましょう。


みなさんが見送ってくれました。ありがとうございます。
 
 風がよければどこかへ寄り道したいがそれは望み薄だ。2300rpmでのんびり進む。


かつて雑誌で紹介されていた素敵なボート。カラーリングが鮮やか。

 加太も洲本もこの風ではエンジン頼り。深日で昼飯もいいがそれには時間がちょっと早い。最後の日はいつもの様にベタベタの海面をひたすらエンジンで走る。


ほれ。

 昼過ぎにホームポートに戻って,いつもの様に点検をして,港をあとにした。最終日に早く帰っていてはいけない。とことん遊び尽くさないと。

沼島漁港発 06:40
佐野漁港着 12:30

Tuesday, September 22, 2015

徳島でラーメンを 沼島漁港

 いつものように4時に起きて,コーヒーを飲む。朝飯は出港してから摂るのが最近のパターンだ。
 風向きは?波は?徳島方向へは快適に進めそうだ。徳島で昼飯にラーメンを食ってから後の行動を考えれば良い。


フルセールが気持ちいい。

 セーリングをしっかり楽しんで,少々長いアプローチでケンチョピアに向かう。
 前方から特徴あるヨットが出てきた。やはりそうだ『SnowGoose』艇だった。


「おいでよ」の言葉に「後で」と返す。

 足が痛いので遠くまでは歩けない。『ふくや』で【ういろ】を買いたかったが,あいにく定休日だった。近くの徳島ラーメンの店を探す。


肉入り,生玉子入りを注文する。

 ラーメン屋でビールを飲まなかった反動ではないが,コンビニで酒を購入。そそくさと沼島へ向かう。
 途中『SnowGoose』さんから,真上りだと聞いていたとおり風は冴えないが,距離が短いので苦にはならない。途中でギリギリ上れる角度に風が変わった。ラッキー。セーリングで沼島を目指す。

 桟橋では先に着いていた『SnowGoose』さん一行が格好の酒のアテを作ってくれていた。


北海道限定サッポロが大受けでした。

 夜は木村屋でお風呂をいただき,桟橋で飲み直す。後で港に入ってきていた和歌山琴の浦のお二人も加わる。なんと湯浅広港の情報をくれた泉佐野の『IZUMI』さんの知り合いでした。いやはやヨットの世界は狭い。

 気分よく酔っておやすみなさい。

湯浅広港発 05:30
(ケンチョピア 11:00〜12:30)
沼島漁港着 15:00

Monday, September 21, 2015

居心地の良い港 湯浅広港

 朝方は風が弱かったが,湾口を出てしばらくすると吹いてきた。上りを避けたいので行き先を田辺方面にした。それは初日に引き続き快適なセーリングを約束している。


この瞬間をいつでも待っている。

 延々東,東,東へのセーリング。ほどよいヒールと太陽が帆走の楽しさを倍増させる。7ノット後半で進む。
 田辺まで行けばタックして日の岬を目指せるはずだが…試しにタックしてみた。航跡を確認すると元来た航跡をたどっている。こんなピストン運動をしていては永久に港には着けない。これより田辺方向に行くのはむだだ。泣く泣く舵を左に切り,ジブは効かなくてもメインは,はためかないように進む。低速ときたら4ノット以下。

 我慢がまんで湯浅湾に入り,最後はセーリング。

 昨夜痛めた左足小指はおそらく骨折だろう。風呂までは遠いが,かばいながら歩いて行く。先週利用した銭湯に着いたのが15時半。お風呂が開くのは16時。30分を待てない僕たちはすぐそばのスーパーで明日の食材を買う。今日は地元の居酒屋で飲む予定だ。

『IZUMI』さんから聞いていた『はたよ食堂』へ行く。実は昼からひっきりなしにお客さんが来て,夜の仕込みのために店を閉める直前に,僕からの「空いてますか?」の電話を受け,開けておいてくれたのだ。
 瓶ビールを8本,おでんにどて焼き,とんかつ。やや満腹。


なかなか渋いですよ。

 店の主の会話が楽しい。80年継ぎ足しのおでんダシのフレースが繰り返される。
 ここで貴重な銭湯の情報を得た。港からほど近い所にもう1軒あるらしい。


入浴料100円。定休日は3,13,23日。営業時間は15:30〜21:00。

 さて,明日はどこへ行こう。

日和佐港発 04:40
湯浅広港着 14:30

Sunday, September 20, 2015

牟岐大島を見てきました

 少しだけ風向きが変わっているが,室戸方面へ行くと帰りの真上りが苦しい。たまには同じ港で連泊もいいかなとあっさり牟岐大島往復に予定を変えた。


今日もいい天気になりそうだ。

 港を出て暫くは風も弱く艇速も伸びなかったが,途中から白波が多くなりだし,快適に進む。
 この辺りは何度か通過しているが牟岐大島には寄ったことがない。うわさ通りの美しい入り江があった。底は深い。風も回りこまず波も立っていない。静かなスポットだ。


来夏はここでアンカリングしようかな。

 帰りはぐるっと島を一周する。


さしずめマイナー,A,B,Cフェースか…

 ジブも効かない真上りで日和佐に戻った。


母猫は心配でたまらない様子だ。こいつの好奇心は,昨日昼寝をしていて目を覚ましたらヨットのキャビン内を勝手に探索していたことで分かる。鏡に向かい合って何度も不思議そうに覗き込んでいた。

 暇なのでメンテナンスに精を出す。
 木部が割れているところがあったのでパテ埋めしたが,量が不足していたので次回に作業をしないといけない。魚探の振動子もほったらかしで付けていなかった。シリコンで貼り付ける。ケーブルの取り回しは木部の穴を拡張して通す。後は補正しておしまい。僕のヨットにはこれで魚探が3個も付いたことになる。
  
 桟橋から近いところにあるスーパーは今日は休みだが,駅のそばにもう一つのスーパーがある。風呂の帰りにそこに寄る。


徳島方面へ。反対側は甲浦まで。列車で高知には徳島経由でないといけない。

 酒と食材を仕入れたら,後は飲むだけ。今回はまだ居酒屋には入っていない!画期的なことだ。


くつろぎ過ぎやね。

日和佐港発 06:00
(牟岐大島往復)
日和佐港着 09:00

Saturday, September 19, 2015

シルバーウィークは晴れ 日和佐港

 久しぶりに前夜からヨットに乗り込み,1時間の仮眠で舫を解いた。23時過ぎにビールのアテに焼売を食ったのでお腹は空いていない。
 空には星。船は風で押されていないので出港にも神経を使うことはない。
 風上に船を立て,メインとミズンを揚げた。見通しの悪いジブは関空橋を過ぎてからにしよう。
 ジブを展開する。いい具合に進みだした。航海灯を点けている間はエンジンオンのままで進んだ。


日の出が待ち遠しかった。
 
 ここらでエンジンオフ。友ヶ島水道を抜けて,本船の往来にも気を使わなくてよくなった。
 風は更に僕らの行き先に都合よく吹き,ヨットを快適に目的地へと運ぶ。久しぶりのご機嫌セーリングだ。


向こうに伊島が見えてきた。
 
 伊島を越えてから更に風が強くなってきた。ヒールが強くなってきたので,1ポンリーフした。ジブも縮める。それでもまだまだ舵の抵抗が大きい。2ポンリーフまでさほど時間がかからない。


いい感じです。

 舵を当てるのにも疲れたのでメインを下ろし,更に小さくしたジブとミスンで走る。艇速が一時落ちたので失敗したかと思ったが,一向に風は弱くならない。7ノットを維持しているので上出来だ。


ジブとミズンでお気楽に。牟岐大島が見える。

 夜明けから6時間以上ずっと楽しいセーリングを続けてきたが,日和佐の入り口が見えてきた。


さっきまでの波と風が嘘のよう。

 ぐるっと港内を回ってから,より居心地の良い場所にヨットを着ける。明るくて最高の場所だ。今日の風向きならここが一番いい。
 
 時計を見るとまだ昼を過ぎたばかり。快走のおかげで早く着いた。先日泉佐野の『Dignity』さんを通じて知り合ったY氏が来艇。ありがとうございます。
 のんびり風呂につかって,夕方早くからヨットで鍋をつつく。早朝出港の睡眠不足は,酒の酔いも手伝い,居眠りとなって身体の回復を図る。


目を覚ましたら猫の歓迎を受けていた。

佐野漁港発 02:00
日和佐港着 12:40

Sunday, September 13, 2015

やっぱり帰りも真上り…

 着いた時には南西風が吹いていて,岸壁からヨットがうまく離れていたので,フェンダーと岸壁が擦れ合う音もせずに静かだった。
 寝る頃にはすっかり風が止んで,潮位が変わり緩衝のために取り付けている板がギィと時折発生する音しか聞こえない。

 蚊取り線香が消えたらしく,日付が変わってから蚊の襲来にキンカンで対応していると目がすっかり覚めてしまった。家族連れの釣り客はまだいるが静かに夜釣りを楽しんでいる。眠りについたと思ったら目覚ましが鳴る。四時だ。

 コーヒーだけ飲んで用意をする。朝飯は明るくなってからだ。


航海灯を点けて出港。

 同時に出港する漁船が引き波を立てないようにゆっくりと僕の前を進んでいる。まるで案内をするかのようだった。お世話になりました。

 湾内は無風。メインとミズンを揚げて走る。
 湾を出て,北進すればジブが使えるかもしれない。
 ポツッときたが一瞬だった。泉佐野では降ってるらしい。でも,きっと僕たちが向かう頃には青空が広がっているだろう。
 
 ぐわーと吹いてきた。ヒールがきつい。メインを1ポイントリーフする。これでちょうどだった。加太瀬戸を越えればまた風は弱まるはずだ。
 案の定風は弱まり,潮にだけ乗っている状態で走る。
 天気は僕たちの予想を裏切らない。風は黒い雲をどんどん和泉葛城山系へと追いやっている。それにしても今日の空気はきれいだ。曇っているが,関空の建物も六甲山も明石海峡大橋もくっきりと見える。その明石海峡側から青空が広がってきた。
 途中いい風が吹いてきた。


ええ感じでした。

 関空島と同緯度になる頃にはすっかり昨日のような青空になってきた。
 連絡橋をくぐって,泉佐野の赤灯台を目指す。向こうから見覚えのあるヨットがやってきた。


『風来坊』さんの出迎えでした。ありがとうございます。『COSMO』さん,『Dignity』さんも同乗してました。

 いつものように燃料補給,オイル点検,ベルト点検。
 隣の『over joyed』艇のマストに登り風力計を取り付ける。2ヶ月間ほど右手指を骨折のためユマールが握れずのびのびになっていた作業で,ようやく今日終えた。

 さて,来週は5連休。目的地を意識しないのんびりセーリングをして,たくさんの泊地を訪れたいものだ。
 
湯浅広港発 04:30
佐野漁港佐野漁港着 10:30

Saturday, September 12, 2015

風呂が安い 湯浅広港

 このところ,土日のいずれかは雨でさっぱり冴えない休日が続いている。今週はなんとかなりそうだ。沼島以南に行こう。
 先日,『IZUMI』さんが湯浅に行っていたようで少しばかりの情報を得た。泊まるのには苦労はないようで距離も丁度いいぐらいだ。やっぱり湯浅か。


いつものスタート。くぐるか左舷に見るかだけの違い。

 毎度のように真上りで,ジブを出したり畳んだりの繰り返しが続く。
 Tはやたら魚肉ソーセージを買ってきていて,ビールのおつまみはアルミのカシメを歯で食いちぎり,セロハンをズルリと向いてかぶりつくことになる。4年前単身赴任で大阪に戻ってきて初めてヨットに乗った時は,スーパーでは売っていないブランドもんのチーズやベーコン,ワインの数々が持ち込まれたのだが,それらはみな石鹸のようなチーズに,上記の魚肉ソーセージ,プラボトル入りの安ワインに変わってしまったのだ。これじゃまるで山岳部時代の飯と大差ない。
 さらに朝コンビニで購入した数々が今日の昼飯だが,僕はビールを飲んでりゃごきげんだ。

 冴えない機帆走を続けて数時間,ようやく湯浅湾に来た。左に変針すると風が右舷に回る。6ノット,7ノット,最高のセーリングで今日のフィナーレを気分よく飾れそうだ。


湾口からようやく心地よいセーリングだった。

 奥の港の入り口でクレーン車が移動している。浚渫のようだ。
 手前のテトラポットを右に回りこむとその先に船だまりがある。船だまりの中間に突堤があって,横抱きした漁船が2艇,その左が空いているが,太いロープが垂れている。横抱き漁船の右側も空いているが,突堤の先端なので引き波が来るだろう。フェンダー,舫を用意しながらデッドスローで回っていると岸壁から手招きされた。どうやら一番最初にここだと思ったところがいいらしい。係留ロープを取ってもらう。ありがとうございました。


岸壁下が少しえぐれているので潮位によってはフェンダーが効かない。風向きによってはビームアンカーを打った方がいい。水深は3〜4m。

 先ほど舫を取ってくれた人から港と街の情報を得る。15分ぐらい歩けば店も風呂もあるらしい。
 湾口の風はなかなかだった。冬の北西風がきつい時はどうだろうか。南風は…風車が山には風車がたくさん並んでいる。
 銭湯の用意をして散歩する。醤油の看板がやっぱり多い。
 煙突に大きく「ゆ」と書かれた銭湯があった。きれいでしかも200円。歩いて15分なら文句もない。そこから5分以内でスーパー。今日は居酒屋で飲むかヨットで飲むか迷ったが,たまにはヨットもいい。酒と食材を たんまり買って旧街道を歩く。湯浅駅近くで『IZUMI』さんが教えてくれた居酒屋を発見した。なかなかそそられる。次回はここだ。


醤油の町ですね。


これは泊地近くの銭湯。廃業か?暖簾があるところを見ると本日休業か?


これから瀑飲み。

 友ヶ島水道の潮に乗って帰りたい。明日は4時起きだ。おやすみなさい~

佐野漁港発 09:20
湯浅広港着 14:40

Saturday, September 05, 2015

なんとかなりました

 国道310号線高野街道の渋滞はいつものことだが,おそらく今後も解消されることはないだろう。
 亀の甲から左折して「泉北中央線」に入るとようやく流れはスムーズになる。「泉北1号線」を経て出島の大浜DOCKに着く。自宅を出てから80分も経過していた。
 早速部品を受け取り,泉佐野に向かう。急にフライドチキンが食べたくなってきたので昼食に3ピースをテイクアウトした。
  
 ちょうど『COSMO』さんが港を出て行くところだった。港は風が遮られて暑い。後から来た『風来坊』さんも出て行った。
 案外早く片付いて僕もすぐに出られるかなと思っていたが,これがなかなかの曲者だった。


プラスチックのネジが「捩じ切れて」残ったまま…

 通常締めるぐらいでこんな風になることはないはずだ。プラスチックが劣化しているのかもしれない。リーマーを挿して回してみるが,空転するばかりでカスが出る。もっと押しこめばいいのだろうが,ボロボロと欠けて中に落ち込むんじゃないかとの心配のほうが大きく,そんなことになったら全く厄介なのでなかなか踏ん切れない。

 一旦作業を中断する。
 沖から帰ってきた『COSMO』さんと『風来坊』さんと『LargeCatch』さんたちと岸壁で雑談をしていると眠気が誘ってきてついついうとうととしてしまう。いかんいかん,作業に戻ろう。
 休憩中にいろいろなアドバイスがFBに入っている。そうか!掃除機で吸わせながら作業するのか…けれど,あいにく吸引力が弱くて使いものにならない物しか持っていない。
 ダメ元でさっきより強くリーマーをげんのうで叩いてみる。やはりだめか…さらに叩いてみる。今度はガッチリと食い込んだようだ。ゆっくり反時計方向に回してみると…途中で崩れることもなくきれいに抜けた。やれやれ~


きれいに収まりました。

 次はGPSプロッター。
 どこかで接触不良が起こっているはずだが特定できない。これまでも散々試してみたが無理だった。ヒューズを確認するが切れていない。コネクターも異常がない。プロッターからのNMEA信号をVHFに送るために細工をしてある。どうやらそこが怪しいようだ。


久しぶりに座標軸が表示されました。やれやれ~


来週は軽く1泊のクルージングに出かけたいものだ。