Thursday, December 30, 2021

来年に持ち越さなくってよかったよ

 またまた寒波の到来らしい。沖は白波ばかりで港内でも相当な波が立っている。キャビンに入っても大きく左右に揺れている。こんな状況は(この佐野漁港では)なかなかないことだ。風力は7,落ちても6だろう。
 
 ここひと月ばかりこの子(鵜)がずっとヨットの周囲を泳いでいる。魚が簡単に得られるのだろうかね。

 キャビン内左舷バース付近の片付けと清掃が終わった時に,岸壁から声がかかった。以前から頼んでいた作業を処理すべく『泉佐野マリンサービス』さんがやってきたのだ。
 浸水してチャージコントローラーから外付けリモートメーターへの接続端子がいかれている。付け替えをするのだが,基板の細かい半田除去はとてもじゃないが僕には無理だ。悪くなった端子を外して新品に入れ替えるのが今日のメインだが,昨日の鈍臭い作業を見るに見かねてやってきたのも真実だろう。

 これだろうと買ってあったのが左であるが,端子の数は同じなのに配列が違う。これは困ったぞ。日本橋へ出向いて何軒か歩けば同じ物があるかもしれないと諦めるのであるが…
「配線を剥いて1本ずつつなぎましょう。」
と,僕には到底できないことをまた平気で言う。

 温めて吸って…きれいにする。テスターでケーブル両端の導通を確かめてから8本の細い線を半田付けする。
 
 復活しましたあぁ!
 これでバッテリーボックスを開けて充電具合を確認する手間が省けた。

「ところでDC-DCコンバーターは届いたの?」
 先日『Wiz of Oz』艇長のそれを借りて50Wで送信したがバッテリーは落ちなかった。これはいいぞと僕も同じ物を買い求めたのだが接続せずにそのままだ。いろいろと細かい設定が必要なようなのでちょっとためらっていた。

 アウトプット電圧・保護電圧・電流の値を測定し,いい具合に調整できた。さて送信してみるか。ところが,だ!ある周波数だけで落ちる,それも21Mhzで。他の周波数ではその症状は起こらない。ということはコンバーター固有の問題(不良品)ではなく,(このあたりのことは僕にはさっぱり理解できていないのだが)電波の回り込みだろうとの説明を受ける。『Wiz of Oz』艇長のコンバーターを使った時はなんともなかったのに…パッチンコアの予備もなく,配線の取り回しを変えてもだめで,ちょっと困ったぞ。

 気分を変え昨日の続き,リモコンケーブルのストロークの調整をするが10数分で解決した。
 いつの間にか15時を過ぎている。今年のメンテナンスもここまでか。いや,最後ではなかった。業者さんはやはりコンバーターが気にかかるらしい。無線機のそばにあるから回り込む。そういや『Wiz of Oz』艇長のを借りて試した時は,バッテリーから直接電源を取ったので無線機とコンバーターは明らかに離して設置されていた。バッテリーボックス外側にある電源スイッチのパネルを外し,無線機への給電ケーブルを抜きアウトプット端子へ,新たにケーブル2本でバッテリー端子とインプット端子につないだ。
 21Mhzで送信する。落ちない。何度やっても落ちない。ちゃんと昇圧されているからだ。
 ブラボー!懸念の事項が三つとも片付いた。
 お世話になりました,ありがとうございます。メンテナンスの年越しなんて少し気持ちがブルーになっていたが,これで年末年始をお気楽に迎えられそうだ。

Wednesday, December 29, 2021

ご無沙汰していました

 先週の25日土曜日から寒波がやってきた。港に行ってもヨットを出すのかは迷うに違いない。いいのか悪いのか分からないが都合のよいことにちょっとひどいめまいでくたばっていた。昨日28日には随分とましになっていたが大事を取った。
 昨日は適度な風だったようだが今日はさっぱりない。年末の大掃除でもするのが正しいなあ。
 例年年末年始は留守にしている。北西風を嫌ってバウ左舷舫は1本追加するし,スピンハリヤードでジブをぐるぐる巻きにしていくのが常だが,コロナ禍で在阪故手を抜いていた。心配していたが無事のようで何よりだ。

 コクピットに落とし物,どうやら風が回り込んだようでコンパスカバーが外れたようだ。

 23日に注文していたリモコンケーブルがようやく届いた。チャッチャッチャーと手っ取り早く片付けて,午後からはヨットと倉庫の片付けだ。

 旧ケーブル同様に新ケーブルを通していく。それにしても湾曲が多すぎる。

 これが固着してさっぱり動かない。スパナが滑りなかなか手強い。エイヤッと力任せにやってしまう(そして破壊する)のが悪い癖だが,僕も色々学習した。最近アクセスが少ないようだが,仲間内のMessengerで尋ねると『泉佐野マリンサービス』さんからアドバイスがあった。ありがたい。最近はTwitterでのやり取りで忙しいようだ。

 バーナーで優しく温め,スパナで押さえ込みネジザウルスでがっちり挟み込んで回すとようやく緩んだ。

 さらにバイスグリップで回転止めをして筒状の物がようやく外れた。やれやれですわ。

 コントロールハンドルの裏側は楽勝だと思っていたら大間違いで,これがまた外れない。
 割りピン(赤)があるのだが指も入らないほどの狭さだ。

 オケラで途中休憩。リフレッシュしてマイナスドライバーでこせこせと割りピンを探し当て,閉じる。

 またまたネジザウルスの登場で,割りピンをがっちり挟み込んでキコキコキコと抜く。何べん失敗したか分からんほどや。あぁしんど。めまいが治ったからできるようなもんで,昨日までの体調やったらギブアップやわ。

 古いケーブルを引っこ抜いてびっくりした。何やこの摩耗は。長さは同じなので新しいケーブルにも損傷が出るかも知れない。念のため同じ位置にテープを巻いておいた。

 新ケーブルを取り付けるのは超簡単だろうと余裕をかましていたが,そいつをハンドル裏側プレートにセットするのに相当苦労する。
 コクピットに上がってレバーを動かし具合を確かめる。スムーズだが前進に入れると途中で止まる。ストロークの調整が必要らしい。一人で上へ下へとはなかなか辛いものがある…つづく。

Wednesday, December 22, 2021

曇っていたので冷え込みが浅かったようですね

 湿っぽい空気が辺りを覆っている。路面もずっと濡れっぱなしだった。昨日夜の予報では1日中晴れマークが出ていたのだが,港に着くまでに全天雲に覆われた。

 ウインドの外もコクピットのチークも濡れているし〜

 青空期待だったのでモチが上がらない。暮れも押し迫ってきたし中断していた大掃除を再開しよう。

 長尺物はバウに置いてある。必要のなさそうなものまで丁寧に取ってある始末だ。整理してとりあえず倉庫に収納した。

 倉庫の行き帰りには管理人兼スタッフに挨拶を忘れてはいけない。

 そんなに無防備やと威厳をなくしまっせ〜

 バウ左ロッカーの掃除。

 ここはいつでも問題なしです。

 バウ右ロッカーの掃除。異常なしでした。

 前回の点検時には水が溜まっていた。海水か雨水か舐めても分からんし。だいたい夏は指がしょっぱいさかいになあ。

 バウ中央ロッカーを清掃するにはロープ類を取り出さないといけない。結構重たい。

 今は下ろしているが,予備セールを積むとバウの沈みが気になる。

 ここにも水溜りはなし。スノコも乾いている。

 昼頃に風が止んだ。その後,風は北西から北東に変わった。はて天気図を見てみたい。
 オケラにチェックイン後,さらに真面目に作業を続ける。
 ヘッド周辺も掃除しておこう。

 スライド式の洗面台を引き出すと…ん?裏(下)に鉛筆(矢印)が落ちている。これってもしかしたら…
 荷物が散乱した際に床下に落ちたらしいプロトラクターは,拾い上げた時にはすでに踏まれていたのか割れて無残な姿だった。プロトラクターはペンホルダー付だったので,それに挟んでいた鉛筆に間違いない!そんなことはともかくこんなところに隠れていたのが不思議でならないが,回収しよう。

 排水ホースが伸びきらないので洗面ボールが十分に引き出せない。隙間に腕をねじ込むと中は見えなくなる。ありそうな場所をまさぐり,鉛筆の存在を指先で感じた。ところがあまりにも優しくつまんだせいか落としてしまった。どこへいった?なんと厄介なことに穴(矢印)に入っているではないか。指では届かない。ピンセットで感圧頼りに挟むと,やっ!いけた。しかし,穴の径より鉛筆は長い。つっかえてしまい,また落としてしまう。さらに感を研ぎ澄まし(ピンセットの先に)全神経を通わせて回収した。
 かくの如くメンテナンスとは名ばかり,寄り道ばかりの日常で,またまた整備とは無関係なことに多大なる情熱と時間をさいてしまったが,いつになく満足感を抱いて帰路に着いたのでありますね…つづく(いまだに行方不明はチューブ入りラード1本とチューブ入りナガノトマトケチャップ1本)。

Monday, December 20, 2021

昼からは少し風が出てきたかな

 昨日からくだらないことで悩んでいる。明日月曜日は晴れマークでそこそこの風が吹く。港に行ったらつい出てしまうが,エンジンの整備も大事だしなあ… さてどうしようと…

 さっぱり風速計が回っておりません。未練なしで整備に精が出ることでしょうね。
 
 作業が一つ終わった。気分転換に漁港ネコに挨拶にでも行こうか。

 とろんとろんの海面。

 ほれこの通り。

 ネコは見当たらない。トイレだけ済ませて次の整備に取り掛かかる。
 エンジン・エンジンルームの清掃をする。細かいところまでやろうとするので結構な時間がかかった。
 そうこうしているうちにオケラタイムだ。晴れているのでバッテリーの充電も問題なしで,(アマチュア)無線機でコールをしても電源が落ちないが,今日は電波状況が厳しくさっぱり取れなかったのが残念だった。

 倉庫に向かう途中,市場の階段でのんびりと寝ていた。暖かくて気持ちがよさそうだね。2階の食堂でお昼を食べてきたお兄さん二人に「ひとなつっこいね」なんて言われながら可愛がられている。こいつも多分腹はいっぱいなんだろうね。

Sunday, December 19, 2021

いい風でした

 駐車場に近付いただけでサビがこっちに来るのが分かった。何かいいことがあるのかな?
 いやいや,すぐにミャンミャンと鳴いているので僕も近付いていくとミャんミャンミャンとそばまでやって来ましたよ。

 マーキングしちゃいけませんよ。

 晴れ間が少しだけある。午前中は楽しめそうだからと出帆した。
 バースから後進は西からの風でバウが右に押される。右隣の艇は上架中でスペースが空いているから舫を跨がないように注意しないといけない。
 海況を見てから1ポイントリーフでメインセールを揚げた。

 揚げる前にリーフクリングルがフックから抜けないようにショックコードをかましておく。5年も経つとちょっとゴムも緩んできたか。

 ジブは小さめに。

 すぐにServopaddleを下ろし,ウインドベーン のセットをした。

 Pendulum Sheet Linesはバンジーコードでテンションをかけているので格段に使いやすくなった。

 クローズホールドからアビームの間で快走した。今日ばかりは途中で風見があっちこっちに振れ回らなくてよかったよ。

 時々さす太陽がうれしい。

 ジャイブした。
 明石海峡方面には青空が見えるが,和泉葛城山系にはずっと雲が垂れ込めている。南側の雲も厚く日がささないので結構冷える。

 午後からは風が上がるだろうと適度に切り上げて港に戻ったが,着いてまもなくゴーゴーと吹き出した。
(アマチュア無線の)送信時に落ちるバッテリーの具合を『Wiz of Oz』艇長が観にきてくれた。マイクのボタンを押した時にテスターで測るとなんと8V,いや数V以下になるではないか。バッテリーのへたりか?予備のテスターでやっても同じだった。
『Wiz of Oz』艇長のテスターで測り直す。それで測るとバッテリーの電圧降下は見られない。どうやら僕のテスターは(無線機からの)電波が回って(僕はさっぱりこの辺のことはよく分からないんですが)正常な数値が出ないらしい。バッテリーの問題ではなかったようで安心した。

 彼が試しにと持ってきたのはDC-DCコンバーターだった。昇圧するので50Wでも全く問題なく送信できる。どうやらモービル運用されている方はみなさんお使いのようです。快適な移動無線環境を構築するためには必要ですね。前に積んでいた857はいわゆるモービル機で,今使っているのは固定機の450,この差もあり電圧が確保できないと「落ちる」ということらしいです(この辺も僕はよく分かりませんが説明されてなるほどなと思った次第です)。勉強になりました,ありがとうございます。

 昼から吹いている風はまだ弱まりそうにない。明日は等圧線の間隔が少し広がり,晴れ間も見えそうだ。

Saturday, December 18, 2021

冷え込みましたね

 出かける時の外気温は1℃だった。 金剛山には雪が降ったと思われるがあいにく雲が邪魔をして見えなかった。
 9時前の漁港駐車場はまだ空いている。

 ツキノワがミャンミャンと鳴きながらやって来た。元気そうで何より。
 
 サビもミャンと短く鳴きながら寄って来た。

 この後,寄り添うようにして市場のお姉さんについて行ったよ…僕じゃなくて,サビがね。

 エンジンのメンテナンスに励む。時間ばかりが過ぎていく。
 その後は,キャビンの整理。ティラーのサイズを記した表があったと思い過去の整備録を繰る。2019年の小笠原行でティラーが折れて予備を使った。その予備も無理がたたり二見港まで20nmの所でヒビが入って使えなくなったので復路はオリジナルの根本を切断して使用した。佐野に帰港してから作り直したのだからそれ以後の記録かと思っていたが,もっと以前から新調しようとしていたらしく2018年の記録簿に残っていた。ウリン材でもう1本作ろうかなと考えている。
 アンテナの曲がりが気になったのでやっぱり直そう。

 解消されましたかね,やっぱり斜めはいけません。

 オケラは今日も厳しい状況で信号すら取れなかった。

 一気に冬。分厚い雲が邪魔をしないカラッと晴れた日にセーリングしたいなあ。

Wednesday, December 15, 2021

そこそこの風でそこそこ走る

 風なし,岸壁から見る各艇の風速計は固定されたかのように止まったままだ。整備でもするかなとエンジンルームのカバーを外し各部を点検する。小一時間もかからない。ふと外を見るとぬっぺりとしていた海面が少しざわついている。隣艇の風速計もほんの少しだが動きを見せた。風予報では午前中は期待できないが午後からはまんざらでもない,なんとかなるだろうと舫を解いた。

 前方からの風を受けてゆるゆるとバックする。

 防波堤の外にはさざ波が出ていた。沖出ししてから岸和田方面に舵を取った。クローズホールドだがたまに風見が大きく振れる。

 それでも3kt出ているから文句は言わない。二色沖の赤と緑の灯浮標にはひっかからないで北上できそうだ。

 いい調子で走っているが時々風が全くなくなる。艇速も0kt台で数分間我慢しているとまた元どおりの風が吹いてくる。タックした後も同じ状況だったので,そのわずかな海域だけ無風だったようだ。

 ヒールが20°を越えることもあり,この風には大きい方のAirvaneでは敏感すぎる。中間サイズに交換したらうまくマッチした。ひさびさの楽々セーリングだ。

 ウインドベーンに舵を任せておけばやることはワッチだけ。漁船はさっぱり出ていないようで,岸和田以北からの本船と関空島から大阪港に向かう本船とに注意を向けていればいい。

 このタックだとずっと太陽を浴びているので冬だとは思えない程の暖かさだった。雲がないのがありがたい。
 
 適当なところで方向転換,関空島方向へ。今度はセールの陰に入るのでさっきとは大違いの体感温度だが,風が冷たくないのでまだまだ余裕で十分に楽しめる。
 関空島が近づいたところでジブシートを緩めて船首を泉佐野の赤灯台方向へ向けた。

 追手で帰るがようやく5kt後半から6ktの快適セーリングとなった。冬は追手でも暑くないのでいいね。

 最後はジブをしまってメインだけでのんびり走る。

 風で梵天も隣艇も少し流されている。バースに着ける時に『LEIA』艇長,『ocean』艇長に手伝っていただきました。ありがとうございます。

 さあ,帰るかなと漁港青空市場の駐車場を横切ると,向こうからサビがやってきた。相手をしようとするとクロが後ろからやって来た。朝はお会いしませんでしたね〜なんて言っているともっと遠くからツキノワもやってきた(これは写真なし)。はい,バイバイ。

Monday, December 13, 2021

う〜んずっと遊ぶつもりだったんだけれどなあ

 おはようございます。
 撫で撫でしたものだからサビが着いてきた。可愛いねえ。

 コンクリートの上は乾いているし暖かいんでしょうね。

 昨日の夕方からようやく冬型の気圧配置になってきた。今日はその影響でいい風を期待して来たが,案の定時折ゴーゴーという音が聞こえる。
 港を出てすぐに国際VHF16ch(→12chに移動)から神戸保安の気象通報が流れる。しめしめ,まだ海上風警報が出ている。これぐらいのジブの大きさでヒールを抑えて走るのが楽チンだ。

 ヒールが20°を越えた。いったん大きくしていたジブをまた少し巻いた。ところが,そこそこ走っていたのも束の間で,タックするのに苦労するほど艇速が伸びない。いや,風が落ちて来たのだ。神戸保安の次の通報が流れる。えっ,警報は解除だって…
 なんとか風を拾って走るが,海面を見ても白波がすっかり消えてしまっている。長くいてもしゃあないし13時半の漁船優先時刻までに帰港しようとキャビンに降りてバッテリースイッチをオンにする。そのわずかの間にクローズホールドでわさわさと走り出した。こうでなくっちゃいけない。スイッチをオフにしてそのままセーリングを楽しんだ。
 14時前,セールがばたつき出した。情けないほどたよたよしている。タイミングよく港にいる『LEIA』艇長から「今日はセリはない」とのショートメールが届く。ラッキー!漁協に電話を入れて確かめたが「今日は猟師さんは出ていない」とのことで,ない風を求めて漂う必要はなくなったわけだ。
 エンジンをかけ,セールをおろしていると白波がまた出て来たのは真上りの法則と同じぐらいの出現率で…もう遅いわい,てなことで15時帰港。消化不良でございますね。

Sunday, December 12, 2021

昨日の続きですが…

 おはようございますと挨拶したら,こっちを見上げていたのにスタコラサッサと移動した…嫌われたか…
 
 こらまた失礼しました。朝のお勤めタイムでしたか〜水洗でよろしいですねえ。
 
 今日は午後,おそらく2時か3時ごろには少し風が出てくるだろう。それまではジンバル修理と掃除でもするか。
 日曜は来ないと思っていた『LEIA』さんが倉庫にいた。先日の棚作りの際にも使ったタッピングビスを何本か頂戴する。これで固定すれば楽チンだ。ありがとうございました。
(ジンバルの)板の裏にはが設けてあり,昨日見つけた端材では幅が少し広すぎて出っ張ってしまう。かんなで削り始めたが効率が悪すぎる。もう一度ロッカーの中を探すとぴったし幅の板が見つかった。これなら加工なしで使える。

 わざと揺らしながら湯を沸かしてコーヒーを淹れた。バランスはよさそうだ。
 左のPRIMUS Eta Spiderはもう入荷していないようだ。国内安全基準の問題か?右のJETBOILは2代目。先代は一気に沸かすオンリーだったが,こいつは微調整が効くのがよろしい。より安全のためにはこのように機器特定のガスカートリッジを使うのがよろしいようですね。

 純米吟醸無濾過生原酒が今日から発売だ。蔵元に急ぐ…

Saturday, December 11, 2021

もう中旬じゃないか

 おはようございます。サビが遠くから(僕を見つけて)やってきた(と思っておくと幸せだわね)。それを見てクロもやってきたと思ったが,ツキノワだった。先日からはツキノワも近づいてくるようになったんだ。

 鼻先を合わせてからは微妙な間合いを取るのはクロもツキノワもおんなじか。
 ネコたちの毛繕いを見習って僕も今日はヨットの掃除をしよう。

 12月もはや中旬であるがポカポカ陽気で,等圧線の間隔は広い。バウハッチを開けても北の風は入ってこず,キャビンの淀んだ空気は入れ替わらない。アセトンを使って拭き掃除をするつもりだったが,においがこもるのはごめんだとエンジンの整備に切り替えた。
 エンジンをかけしばらく暖気してからペラを回しておく。出ない時でもやっておく方がいい。

 ここからの浸み出しがある(既出)。このパーツはちょっと触りたくない部品なのでガスケットを交換するなんてことはやるつもりはない。脱脂してからシーリングする。耐熱温度は150℃までいけるようだから大丈夫だろう。

 前側からの漏れはないが,四面ともシーリングしておいた。明日まで硬化待ち。

 一気に全部片付けようとするものだからいつも後半は物の移動に終わってしまう。

 キャビンの右舷側だけ掃除してから整理・整頓する。バース背もたれ上の部分は本棚を兼ねているので,それを触り出すと途中で読み出したりして寄り道が多いのでさっぱり肝心の作業が進まない。

 入り口を降りて右にギャレーがある。ここもやっておこうと木製のジンバルを外したら…

 ぶら下げ用のL字金具を留めているビスが板を割ってしまったよ。

 無理もないなあ,厚みのない板にビスを打ち込んでいただけだから。

 新しく作り直すか,補強(他の3箇所も)して使うか…下(裏)に当てるのにちょうどいいサイズの板がバウロッカーにあった…つづく。