明石に泊めていい酒を飲んだのはもう2週間ぐらい前のことだ。
飲み屋からヨットに戻ったのは暗くなってからだったが,岸壁とデッキに間にそれほど高低差があるわけではないので後ろ向きに降りる必要もないと,尻を岸壁の角に沿わせ脚をライフラインに近づけた。つま先はもう触れているし,スタンションにかかりこそしていないが降りられるはずだ。やや,なんだかおかしいぞ?靴底(あいにくギョサンしか履いていない)が引っ掛かっていない。なんだか膝より下半身が冷たい,これは水没で,まるで俺はハルと岸壁の間でチョックストーンだ。
ヒールフックをかまして,マントリングすれば造作もない。ライフラインが上体のせり上がりを拒むが,無理やり身体を下段のそれに預けて無事デッキ上の人となる。
右脇の下から脇腹にかけての激痛は落ちた時のものではなく(そもそもそれの怪我はない),ライフラインに体重を預けたせいだ。クルージング中もずっと痛かったが,それよりも夜,つまり横になって寝る時に相当の痛みを伴っていた。
ヨット仲間の整形外科医さんの所へ膝の定期通院をしている。半月板がないからだが,今月はインフルエンザの接種もお願いしている。予定より早く帰ってきたのはクルージング中の怪我のせいだが,どっちみち遅くても今月末には行く予定だった。
肋骨は折れていないよう(ヒビぐらいか)で,しばらくすれば痛みもおさまるでしょうとのこと。よかった。
ご褒美に軽くやりました。
No comments:
Post a Comment