Tuesday, March 28, 2023

JRでぐるっと周って金刀比羅宮へ(金毘羅さん)

 朝のお勤めはすぐ近くにあるコンビニに決まっておるはずだったのだが…

 何!?使えない。
 昼間は県庁のトイレに入ればいいのだから問題なし。閉庁後の夜と早朝に使えるからこそよかったのに。便意を堪えたまま駅まで歩くわけか…
 
 琴平駅へはJRを利用する。往復6時間半とは結構な移動時間だね。
 IC化されていないので改札には駅員がいる。お姉さんがいたので,「どれが早く着くのですか?」と尋ねるが的を得ない。昔の駅員さんなら即答レベルなのに。細かく聞き出すとやおらスマホで検索しだした。おいおい,それなら僕だってできるよ。

 予定していたのは阿波池田経由の列車だったが,05:51発の高松行きに乗った。これだとぐるっと回って帰ってこられるからね。
 
 高松駅で琴平行きに乗り換え。春休みなので通学生がいない。琴電は上下動が激しいがJRは静かだった。
 
 琴平駅08:56,帰りは11:57発,3時間あるのでゆっくり歩いてもお釣りが来る。
 参道は混雑はしていないが,外国人旅行者の姿もかなり見受けられた。

 絶好のタイミングで金刀比羅宮へ来ることができた。桜がきれいだね。

 奥社まで行ってお札を返し,新しいのを買い求めた。僚艇の航海・海上安全もお願いしておく。
 
 参道の食堂はパスする予定だったが,新規開店の店があったのでこれは外せない。昼酒もせずに真面目なことだ(店で酒を扱っていなかっただけだが)。
『八千代』で日帰り入浴後も,そして,これから約3時間半もの移動にもかかわらず駅売店でビールも買わないと言う呑み鉄の風上にも置けない愚行だが,そのせいで思いもかけない素晴らしい景色を眺めることができる列車の旅となったわけだ…ということにしておく。
 阿波池田行きに乗る。

 迂闊にも寝てしまった。車内が騒がしい。坪尻駅らしいが。乗務員が後ろにやってきた。お客さんも線路を注視している。事故,動物でも飛び出したのか?いや,違った。なんとスイッチバック!ワンマンカーなので運転手さんが同じ車両内を移動したのだ。

 撮り鉄もたくさん乗車されている。
 沿線の風景も素晴らしい。とりわけ緑の中の山桜が美しかった。

 佃駅で20数分待ち,阿波池田発徳島行きに乗る。実は先程の琴平発阿波池田行き列車を終点の阿波池田まで乗って,そこから徳島行きに乗り換えてもよかったのだろうと思うのだがが,そうするとその分だけ無賃乗車になるのかな。

 穴吹駅で20分ばかり停車。

 停車の合間に駅前に出たが,懐かしい屋号を見つけたので立ち寄る。
ぶどう饅頭】を買ったのは言うまでもないが,中にこの店創業者の髭のおっちゃんが印刷された「幸運券」が今もあるらしい。壱奥円とは泣かせるね。昔はいくらだったかは忘れた。

 朝,TYC(徳島ヨットクラブ)の神原さんから連絡が入っている。もう1艇入ってくるからとのことで横抱きを了解しておいた。夕方には戻ると言っておいたので駅前でチンタラ飲んでいるわけにもいかない。
 ポンツーンに戻るがまだ件のヨットは着いていない。出航前にやり忘れていた水温計を取り付けよう。

 センサーが細いのでアルミ箔で覆ってからスペーサーで挟んでボルトで締めた。

 はい,表示されました。コクピットから視認しやすいように取り付けてあるのでキャビンからは上下逆さまに見える。さて,今回のこの水槽用温度計の寿命は…電池切れで見えなくなると言うよりも液晶そのものがいかれてしまったことが多かった(過去3回ほど)。

 今日はもう来ないのかもしれないと勝手な理由を付けて街に出る。

 居心地のよさそうな食堂で,果たしてその通りだった。

 高校野球を見ながら小鉢をあてにやる。ごちそうさまでした。

 ポンツーンに戻るとヨットが来ていた。本日は小鳴門経由の淡輪『uscita』。艇長と拙艇コクピットでよもやま話をしながら缶ビールを空ける。聞けば出航後瀬戸内海をうろうろと16日間らしい。人との出会いの楽しさをお聞きしました。お帰りもお気をつけて。

⛵ケンチョピア

2 comments:

  1. 僕もそろそろお参りに行かないと金毘羅さんに怒られそうです。
    同じ温度計使っていますが、未だ電池交換もせず2年以上・・・

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    1. 4艇で行ったのが2017年だから随分経ちますね。佐野からだと多度津に行くのに時間がかかる。三本松からも何度か行きましたが,今回の徳島だと船上時間が一番短いですね。またご一緒しましょう。
      電池,なぜかすぐに減る…

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