Monday, February 27, 2023

春といえば移動性高気圧

 どこにも遠出しないままに3年間が経ってしまった。つくづくコロナ禍が恨めしいが仕方がない。6月に切れる中間検査であるが,その時期はおそらくクルージングに出かけているだろうから今日の検査となった。火器類の新調がつらいねえ。15分で終了。快晴なのに出帆しなかったのはそんなわけがあるからだ。有り余る時間はメンテに充てる。
 4年前の3月に新調したセールだがずいぶん痛んでいる。一番ヘビーな仕様なのでもっと丈夫だと思っていた。

 リーチの消耗が激しいのは(リーチ)コードが関係していると思うのだが…何箇所もこんな風に擦り切れている。
 セールリペアシールがあったので貼っておく。おそらくすぐに剥がれてしまうだろうが,より密着度を高めるためにスプーンアイロンをあてて万全を期す…根本的な解決にはなっていないのによく言うよね。

 貼った所があんまり目立たなくてほっとしている。

 ゆらゆらならいいけれど,シバーさせちゃいけないよ。

 移動性高気圧が本州を覆うのが休日と一致したらそそくさと山に出かけたものだ。雪稜,とりわけ3月のそれは美しい。休みと一致しなかったら内緒で出かける。そんな時は日焼けに要注意だ。職場でばれちゃ元も子もない。

Sunday, February 26, 2023

いい日ばかりじゃないよね

 昨朝より確かに寒い,氷点下じゃないか。晴れているに決まっている。気持ちのいいセーリングを期待して港に向かった。

 風はまずまず,青空がさらに気分をよくしてくれる。

 キャビンでウエアを着用しようとした時に白い物がパラパラと落ちてきた。はて,脱皮じゃあるまいし,いや,老化現象で皮膚がとうとう剥がれて落ちてきたのか…

 コクピットでも破片が落ちてきたので袖をまくってみた。あれあれ防水透湿素材(H2NO)が劣化しているじゃないか。確かこれは2レイヤーだったと思う。重さより耐久性を重視したいからやっぱり3レイヤーがよさそうですね,しかもゴアのね。

 不規則なチャプチャプ波であんまり艇速が出ないね。知らない間に雲も増えてきた。

 セールの陰でけっこう冷えてきた。
 
 タックして太陽の恩恵を受ける。ついでにヒーブツーしてしばしの休憩。

 ほら,舷を変えるとずっとお日様を感じながら帆走できる。

 いつものようにアビームがよろしいですね。

 なんだか空の青い部分が小さくなってきた。

 神戸方面は降っているのかな。あんな雲がこっちに来るといやだね。それでも風さえよければセーリングしていたいのだが…白波がすっかりなくなってしまった。

 先に帰港した『Wiz of Oz』艇長が,風に押されている隣艇をボートフックで自艇側に引っ張ってくれたので容易に着岸する。ありがとうございました。
 このところ太陽の黒点が多いらしく(知らんけど),オケラになんなくチェックイン,各局,ありがとうございました。港からじゃなく,また,セーリングしながら洋上でやりたいねえ。

Saturday, February 25, 2023

霞始靆にはほど遠い

 雨が止んだら春らしくなるのかなと思っていたが,今朝の冷え込みは週明けよりきつかったし,自宅から見える金剛山も白くなっている。天気図を確認すると大陸に高気圧,三陸沖には低気圧でこれじゃ冬型の気圧配置じゃないか。
 青空が広がっている。今日もそこそこ楽しい帆走ができるだろう。

 北風がうれしい。赤灯台手前で針路を決めることができる。関空島北のC灯標まで1本で行けるお気楽セーリングだ。

 関空橋,A滑走路,B滑走路,それぞれの海域で風が微妙に変わり,AIRVANEがお辞儀をすることもあるのでそんな時は調整が必要だ。
 C灯標から南下しようとするが,もっと明石方面まで進んでからジャイブしないとデッドランっぽい。あっさりと岸和田沖を目指す。

 Airvaneが反り返ってしまっている,いかんね。上ってしまっている。

 きちんとセットしなおした。

 今日は手製のAirvane(オリジナルAirvaneの中間サイズ)をセットしたが,ちょうどいい具合だった。随分とみすぼらしくなってきた。また作り直そうかな。

 ゆらゆらと帰るが,やっぱりウイスカーポールが欲しい。

『Wiz of Oz』艇長から,
「風で艇が流れて,2艇分のバース(幅)が1艇分しかないよ。」
と連絡が入る。ぎしぎしに詰まっている時はあんまり問題にならないが,隣の『BonanzaⅡ』艇長も出帆したのでそんな風になってしまったようだ。赤灯台を越えてからVHFで入港を知らせる。お世話になります。ありがとうございます。
 今日はたくさんの方がみえられている。何かトラブルがあっても安心だ。しかも自艇バースの両隣ともいらっしゃるのでますます心強い。
 
 岸壁からセキレイ(だと思う)が飛び降りてきた。デッキを歩いてからライフラインにつかまる。そのあと,コクピットへ。フクちゃんには気が付いていないのかしらね。それとも効果なしか。

 所用があり,みなさんよりお先に失礼する。

Wednesday, February 22, 2023

いい日和でした

 放射冷却で今朝は相当冷えるとの予報だったのに窓を開けると一面の雲,冴えない天気だなあ。
 港に着いた時には所々に青い部分も見えるようになってきた。これは出ないわけにはいかない。
 むむ?アスターンの効きが悪いのは何故…両隣フェンダーどおしの干渉でした。
 あれっ?セールが揚がりきらない。おバカでした,(リーフしたままだった)リングをフックから外すのを忘れていました。

 1時間も走るとどんよりとした雲はすっかりなくなっていた。波は静かで不快なピッチングがないせいか,風は弱いのに艇速はそこそこ出る。ブローがよく入りヒールがきつくなったので少しだけジブを巻いた。

 ほんまぽかぽかですわ〜止められませんな。
 関空橋の影響だろうか,風が吹き抜けるらしくその辺りが一番快適に走れるが,A・B滑走路の北東面は残念なぐらいに風が安定しない。

 関空島北端の黄浮標を越えるとタンカーの往来が多い。右舷後方を見ると海面清掃船がやってきている。気を使って少し変針するがやがて西寄りに針路を変えたようだ。そのまま北西面を南下しようと思ったが微風の追手では少々ストレスがある。ジブを全開にしてもたいして走らない。

 所々に白波が出てきた。

 この角度で走っているとコクピットが日陰になるが,クローズホールドじゃないので風はあんまり感じないし,そもそも風自体が冷たくない。

 いつもこき使っております。お世話になりっぱなしですね。

 赤灯台手前でメインセールを下し,ジブだけでしずしずと港内に入っていく。途中でジャイブしてバースに近づいていくが,巻き取るのがちょっと早過ぎた。いや,それ以前に艇速が足りなかったようだ。両隣のライフラインを引っ張ってバースに入るというていたらくで,いやはやなんとも情けない。
『東日流』艇長から【たい焼き】の差し入れ。3尾あるが『BonanzaⅡ』艇長は帰った後だった。拙艇のコクピットで1尾づついただき残りの1尾は半分こする。頭を食うか尻尾を食うかは悩むところではある。それよりも年寄りには熱いお茶が何よりのご馳走ですなあ〜

 すっかり春の雰囲気ですね。

Tuesday, February 21, 2023

タックもジャイブもせずにずっと走っていたい

 窓の外が明るいのは日が長くなってきたせいだけではなく晴れていることを意味している。
 港には誰もいない。漁船が出る気配もないし,遊漁船の客用駐車場もロープが貼られたままでひっそり感が漂っている。
 リーフしたままのメインセールを揚げるのは容易だ。

 昨日より風のパワーを感じる。
 漁港を出てすぐの風向きが真上りだと左舷に振ったら赤灯台,右舷側に振っても防波堤をかわせないのでしばらく沖出ししないといけないが,今日は北風だったので雑作なく二色沖を目指すことができた。

 太陽ポカポカで気分がよろしい。

 タックして,遥か向こうに見える六甲山…

 おやおや,神戸は雪が降っていのかね。

 6kt台は下らない,7kt弱出ているので関空島がみるみる近付いてきた。もう少し北上しておけばよかったよ。

 ほとんどしないジャイブを今日は真面目にやった。

 アビームからクォーターリーの走りが心地よい。

 A滑走路からの離陸が多い。空の便も回復してきましたかね。

 帰港してキャビン内を整頓していると岸壁から声がかかった。「
『東日流』艇長,お久しぶり,コーヒーを淹れますよ。」と拙艇に招く。去年の日本海クルージングでは彼から学ぶことが多かった。まだまだこの人には現役でいて欲しいものですね。

Monday, February 20, 2023

本日貸切でしたよ

 昨日は雨ばかりの冴えない日曜日だった。もっともサンデー毎日な僕には休日なんて関係ないはずだが染み付いた感覚だけは抜けないようでなんだか損した気分になるのがおかしい。再び冬型の気圧配置になっていくようだが日中いっぱいは風力4〜5程度のいい風で遊べそうだ。

 1.5ポイントリーフ,ハーフジブで4kt後半から5kt前半,のんびり走る。漁船も貨物船もいないね。

 こんな風ならずっと走っていたい…こちゃこちゃとタックなんかもせずに1本で。

 ウインドベーンもよく働くが,フクちゃんも忙しそうに動いている。

 ブローもなしだからのんびりしたものだ。

 ゆらゆらとHPを目指す。
 行会い船なし,見たのはたった一隻,神戸-関空ベイシャトルだけ。

 今日もお疲れ様でした。三角形に取ったコースの最後は追手になるが,そこそこ風があって何よりだ。

Thursday, February 16, 2023

曇り空の中を帆走する

 鈍い色の空だ。動画サイトのお天気チャンネルで各地の気温は放射冷却でかなり低いと聞いていたので青空だと期待していたんだがなあ。
 余談だがこの(天気)情報は延々とライブでやってくれるので助かる。画面を注視していなくても音声だけで伝わるのもありがたい。キャスターのお姉さん(お天気おねえさんというらしい)にはファンもいるらしいね。今朝の担当者は前髪すだれじゃないので「払い除けてよ目に入っているじゃん…」なんてくだらないことに気を使わなくていいので観ていても楽ちんだ。フルサイズにしなければ画面の横っちょにチャットテキストが流れる。まめな人が多いなあ…ってよく言うよ,書き込みをしなくても僕は相当な暇人だ。
 港内にさざなみがある。少しは楽しめそうだと舫を解いた。

 おっ,いけてるやん。いい感じで進んでいる。ブローが入るとぐっとヒールが強くなる。沖出しするにつれてだんだん平均風速も上がってきたようだ。

 関空島北端から南下しようとするが,さっきの風はどこへ行った?微風の追手は耐え難い。岸和田沖を目指すとまた走り出した。

 先ほどまでは少しは白波も出ていたが,あれよあれよという間によたよたのセールになってしまった。
 太陽が全然姿を見せなかったのでけっこう冷えてきた。ここらで帰ろう。

Tuesday, February 14, 2023

それなりに楽しめたよ

 1日中曇りかと思っていたが青い部分も見えている。海上風警報が出ているが,この辺りは風力5は越えないだろう。のんびりするつもりだからあらかじめリーフしておく。

 リングがフックから外れないようにショックコードで抜けどめ(黄緑)をしておく。(セーリング途中にリーフ作業だと)マストからコクピットに戻っている間にたまに抜けることがある。今日は出港前なのでその心配はないが癖になっている。
 あれあれ,また隙間(オレンジ)ができているじゃないか。リベット穴がガバになっているのでどうしてもずれてくる。何度か打ち直しているが根本的な解決になっていないのだ。

 バースから出た時に岸壁を歩いてくる『PENYY LANE』艇長の姿があった。
「乗る?」
と誘う。おこしやす。
 ぐんぐん青空が広がってきた。

 佐野沖の悪い波を越えると快適なセーリングが待っていた。出てすぐは(リーフして)失敗だったかなと思っていたが,そのうち白波が増えてきた。小さくしたジブとのバランスもよく15°〜20°のヒール角だったのでこれで正解だったようだ。

Sunday, February 12, 2023

カー公の糞害に遭う

 運動不足だなあ。やらないよりやった方がましだと自転車で港に行くこともあるが,心肺機能の向上どころか筋肉の活性化にも程遠い。近郊の山へハイキングにでも行った方がまだ脚力の維持にはなると先週は久しぶりに町石道に出かけたわけだが,極めて順調でこのぶんなら山スキーに復帰できるのではないかと甘い幻想を抱いてしまう。昨日はいい天気に誘われて裏山に行ってきた。家を出てから数10mも歩かないうちに膝が悲鳴を上げたが痛いのは承知のことだとそのまま6時間近く歩き続けた。膝にショックを受けない上りは問題ないのだが下りは激痛の連続だ。軟骨なし半月板なしのこの膝の症状,なんとかならないものかね。ちなみに右膝の半月板は全切除,左膝は部分切除で,激痛は主に左膝でそれならこっちも全切除した方が具合がいいのかななんて素人は思ってしまうのだ。
 僕のヨット遊びは,快感にも似た筋肉の燃えるような痛み,せわしなく呼吸し,これでもかと心臓がバクバクする充実した時間を味わえる山の世界とは程遠いなあ。

 快晴,風なし。
 出帆しなくてもやることはたくさんあるし…

 あまりにも汚れが気になる。

 半端物のフェンダーカバーがあったので被せた。少しは見栄えがよくなったかな。

 先日購入したチェーンをセットした。

 隣の『BonanzaⅡ』艇長によるとソーラーパネルの上でカラスがコンコンと突きながらダンスをしていたそうだ。割らんといてね。セールパックにもコクピットにも糞がこびりついている。フクちゃんの効果も薄れてきたのかもしれないとパネルの上に移動させた。

 頼んまっせ。

Wednesday, February 08, 2023

等圧線がゆるゆるやね

 漁船が立て続けに数隻帰ってきた。天気が悪くなるのかな?港内で避けると「どうも」の身振りがあった。いえいえ。

 赤灯まで進んでから0°〜30°に船首を向ける。

 泉佐野航路の右舷灯浮標にぶつからないように進む。そのうち風も安定して吹いてきた。
 ヒールが20°越えたのでジブを少し巻く。しばらく行くがまだヒールがきついのでさらに小さくした。いい感じで走っている。

 タックして関空連絡橋方向へはアビームで快適だよ。

 全日晴天の予報だったんだが,すっかり曇り空になってしまったし風も弱いし,帰ろう。

 マスト作業をしようと先日脱落したフラッグ掲揚用のロープを取り付けるためにスプレッダーまで登るが…
 
 腰のカラビナに(旗の)ロープをセットしたが,ブロックが下に落ちてしまっているじゃないか(緑)。引き上げようにも下部(赤)をフィックスしてしまったので上がってくるわけないなあ。つまらんミスをするのはボケ以外の何ものでもないね。
 一旦降りてまた登り返す。スプレッダーに3mmロープでブロックを取り付けて作業終了。

 ついでにマストトップまで登って点検もしておく。風も弱いし白波もすっかり消えている。帰ってきて正解だったね。

 これで左右にロープをセットできましたよ。

 1月はよく降ったようだ。以前ならそんな天気を見つけたら夜に麓まで車を走らせて仮眠。暗いうちからシール登高して山頂を目指したものだ。パウダーにあたれば最高のツリーランが待っている。
 山道具がいっぱい詰まった6畳間から未使用のクライミングスキンを発見した。膝の様子を見ながらでも出かけたいものだ。加水分解しないでよとブーツにお願いしながらだけれどね。

Thursday, February 02, 2023

チャプチャプの波でした

 少しは晴れるかなと期待していたが1日中曇りの予報に変わっていた。風力3ぐらいだから太陽が出ていなくても寒くはないだろう。隣の『BonanzaⅡ』艇長も乗り込んできたので出港後ビュンビュン吹いてきても安心だ。
 港内デッドスローでフェンダの片付けをしているとどんどん流されてしまった。急に吹き上がったようでメインセールが風をはらんでいる。油断しちゃダメですね。

 いつも波が悪いが今日も期待を裏切らないほどの不規則な波だ。赤灯を後ろに見やるまでは我慢しないといけない。

 少し落ち着いてきたようだ。

 タックをしようとしたが,悪いタイミングで風が落ちる。風見も回っている。しばらくしてからまた風位が安定してきた。

 ようやく滑り出した。

 あと1時間ぐらいは楽しむ予定だったが,風が弱くなってきた。白波が消えてしまったしいつもようにあっさり港に帰る。

 昨日『LEIA』艇長から調達したショートリンクのチェーンをアンカーに付け直そう。8mm×6Mなので引き上げは問題ないかな。

Wednesday, February 01, 2023

なんじゃいな

 そこそこは吹くかなとこそこそと出かける。港に誰もいないのは曇っているせいもあるがそもそも冬はあんまり人が来ない。青空市場も今日は休みだが,市場の人は中で仕事はされているのだろう,ときおりドアが開く。

 リーフしたまま収納していたメインセールを揚げる。クリングルをフックから外す。さらにリーフロープを3本ともリリースして繰り出しておかないと妙に抵抗になる。

 なんとか走るだろうと,このあとジブを展開した。

 まあ走っているしええか。

 ボケーっとしていたらセールがばたつき出した。周りの海面はと見るとつるんつるんじゃないか。

 バシッと音がした。

 あれまあ,旗を掲揚するためにスプレッダーに取り付けたロープがブロックごと脱落しているじゃないか。走りには関係ないがこんな時は止めるに限る…根拠はなしですが。

 ジブをしまい,メインをセールパックに収納し終えると周囲の海面に縮れ,皺のような波が出てきたのはいつものことだった。