Saturday, May 30, 2015

のらりくらり…

 金曜日にメインハリヤードが届いたので,早速付け替えた。
 実は,12月に新品にしたのだが10mmという径がどうもなじまない。8mmのような感触だ。このメンハリをまさかの時のバックアップとしてトッピングリフトに使うことにして,12mm径の物を新調したわけだ。10mmのトッピングリフトは太いと思うが,メンハリの代わりをすると思えばこれでもいいかなと思う。


メンハリ。きちんと折り返して降りてきた。セット完了。


トッピングリフト。8mmの隙間に10mmロープだから,心配したがシーブは難なく通過した。

 まあ,走りには関係ないかもしれないが,新調したことで気分がいい。

 何艇か出て行った。僕も後を追う。洋上で昼食。


沖は,『東日流』と『浮浪雲』かな。


コクピットにいるとひたすら眠たいので,デッキをうろついた。

 食ったら眠くなってきた。メインセールもバタンバタンを繰り返している。風がすっかり弱くなってしまった。ここらで帰港しよう。


岸壁は太陽の熱を受けて熱い。

 いつもの様に帰港後のメンテナンス。ヘッドのポンプも動かす。
 シート類はまだまだ要交換。少しずつ新調していこう。

Sunday, May 24, 2015

晴れてよかった

 第4日曜は泉大津の帆走会ではなくて,最終日曜がそうだった…というわけで,のんびり泉佐野沖をセーリングした。
 出艇の準備をしていると,『IZUMI』さんが,やってきた。軽く挨拶をして,神戸行きを告げる。


目指す中突堤へは真上り。あっさり諦めた。

 港から出てきたのは『風来坊』さんかな。港内からセールをアップしてゆっくりと出てきたようだ。


タックしないと関空橋赤白航路ブイにぶつかります。

 3~4ノット台でのんびり進む。途中風が弱くなったが,少し我慢するとまたいい風が吹いてきた。
 3枚の帆がパンパンにと言いたいが,セールが伸びたのか,サイズがあっていないのか分からないが,上がりきっていないのでどうしても皺が寄るようだ。


『浮浪雲』艇と『風来坊』艇。水平出すのを忘れてた…

 今日は2艘で網を引く漁船が多かった。ジブで前方の視界がよくないのは困るなあ。ハイカットにしたい。
 さっきより少し風が吹いてきて,5ノット台をキープ。気持ちがよろしい。


関空の発着が以前より少し多くなったような気がする。


港の赤ブイ手前までゆらゆらと帰った。


2匹の「犬」マークは隣の港。

 いつものように,旧南海フェリーの港内でセールをダウンする。ここでフェンダーも出す。防波堤が一つあるだけで安全性は格段に上がる。

 岸壁ではいつもの皆さんがお茶会の最中だった。少し流れているロープを引っ張ってもらい着岸した。ありがとうございました。お茶もごちそうさまでした。

 ビルジ,エンジンオイル,ベルト…帰ってきたら必ずチェックをする。
 セールにカバーをかけたら,もう一仕事ある。下向きになっている風見のバーをネジで固定しないといけない。昨日は忘れたが,今日はしっかり持ってきたシャントでバックアップを取り,マストステップを登る。5mmのネジでバーが所定の位置に戻った。やれやれ。

 一気に片付けないでぼちぼちメンテが性に合っているようで,こんな調子ならストレスもないなあ。

Saturday, May 23, 2015

やっぱりロープがよろしい

 ちょっと飲み過ぎたか,まだ7時だろうとたかをくくっていたら8時を過ぎていた。
 晴れていれば神戸まで行って,中突堤に停泊中の帆船『みらいへ』のセイルドリルを洋上から見ようと思っていたのだが,どんよりの曇り空は行く気をそぐのに十分だった。

 港に着くが,風はない。港内の海面もトロンとしている。前々から気になっていたアンカーライトの点検をすることにした。
 他艇のマストに登ったことが多々あるが,自艇のマストには初めて,いや正確に言うと2回めだ。その初回というのは,ずぼらしてレイジージャックを緩めずにセイルを揚げたものだから,ものの見事にバテンが引っかかり,慌てて緩めたレイジージャックがマスト中段辺りにあるレイジージャックのブロックと絡まってにっちもさっちも行かなくなり,加太瀬戸の真ん中でやむなく登った時だ。それとてせいぜいシュラウダーのところまでなので,実はマストトップまでにはまだ一度も登ったことがないのだ。
 マストステップがあるので登りは楽だ。が,所々リベットが飛び出している。クラッシックルートに点々と打たれたリングボルトをたどっているような気になる。最上段は一つ欠けているのは分かっているが,そこの確認をしたい。両足を乗せる必要があるから最上段は左右にステップがないといけない。案の定リベットの残骸がある。下からではリベットの頭が確認できなかったのだ。どうやら欠け落ちたらしいが,その原因がリベットの疲労だとすると他の箇所も要注意だ。途中もギシギシと頼りない音をたてている箇所がある。やっぱりロープのバックアップを取っておいてよかった。


『浮浪雲』さんが撮ってくれました。

 風見が横っちょ向いていたのはボルトが抜け落ちていたからで,向きだけを修正した。次回に登ってボルトで固定する予定,5mmかな?
 アンカーライトはやはり焼き切れいてた。付け替えて『COSMO』さんにスイッチを入れてもらう。点灯!


シャント。昨晩から持って行こうと思っていたのに忘れてしまったので,ユマールでバックアップを取った。

 エンジンルームの点検をした。調子はよろしい。


ホースの劣化部分を切り取ってニップルで連結しないといけない。

 神戸に行った友人から帆船『みらいへ』のセイルドリルの写真が送らてきた。フルセールが格好いいですね。

Sunday, May 17, 2015

ゆっくり出ました

 昨晩はゆっくり飲んだので,目が覚めたのは7時前だった。皆さんはバスターミナルの喫茶へ朝食に行かれたが,僕は昨晩ミンチカツを買ったらしく…すっかり忘れていたが,コーヒーを沸かし,ヨットで朝食とした。
 喫茶組が帰ってきた頃,舫を解く。港内でメインを揚げ,ミズンも上げたかったがオーニングがあるのを忘れていた。外すと視界が一気に広がり,ようやく開放された気分になる。やっぱり空が望める方がいいに決まっている。
 そんなことをしているうちに,『風々』,『IZUMI』,『浮浪雲』艇が出港した。


一つ外側の岸壁にいたのは掃海艇らしい。

 メインの影響を受けずに何とかミズンが揚げられた。


前を行く,『浮浪雲』,『IZUMI』の2艇。

 微風の向かい風はすることが殆ど無い。友ヶ島水道~神戸・大阪への本船航路を横断する時と漁船には注意する。


久々に2枚アップ。


とろとろの凪。

 ジッジッとVHFが鳴る。昨日洲本に来てくれた『Dignity』さんが,今日は息子さんと娘さんを乗せて田尻沖を走っているらしい。晴れてよかったね。


やっぱり真ん中を抜ける。


『風来坊』さんが出迎えに来られました。ありがとうございます。たたんでいたジブを展開してサービスしました…

 着いたらエンジンのかかっている間に,ビルジポンプを稼働させる。セールをしまう。エンジンオイルを点検する。ベルトの張り具合をチェックする…一段落ついたら,岸壁お茶会でごちそうになる。
 『Dignity』さんが,配線をチェックしてくれる。細かい指示がありがたい。次回はそこを改善しよう。
 特筆すべきは,いつでもロータリースイッチを入れるとウィーンとモーター音がなっている,それはビルジポンプからの音だとずっと思っていたのだが,ビルトインのカーステからの音だということを『Dignity』さんがつきとめたことだ。相変わらず僕の予想は的外れで恥ずかしい限りだ。
 


自艇の前が岸壁お茶会の定位置。

洲本発  08:00
泉佐野着 12:20

Saturday, May 16, 2015

サンセットクルージングの予定が… 洲本港

 夜半から雨で,大阪でも山間部にある僕の家の周辺は濃い雨雲に包まれていて朝になっても薄暗い。洲本行きを誘われていたのだが,この分では中止になるかもしれない。天気予報では午後には雨が上がり太陽が顔を出すと言っているので,昨夜の深酒を覚ますにはちょうどいいゆったりした時間を取ることができた。
 めったに起動させないWindows機を立ち上げると,アップデートばかりに時間を食われて,在宅で仕事をちょこっとやろうと思っていたのだがなかなか入れない。ようやく一段落ついたのが9時半。まだ,雨は降り続いている。

 港に着いたのが10時半。『IZUMI』さんから,
「もう出ます?」
「昼までには。」
『風々』さんがやってきて
「何時頃?」
「昼頃には。」
 僕も出港する。バックして『東日流』さんに挨拶すると,
「2時頃出るらしいよ。」
 そうだ,今日はサンセットクルージングだからその時刻で十分だったのだ。この分では夕日は拝めなさそうだし,一足先に出てゆっくりセーリングすることにした。

 関空橋をくぐり,暫く行くといい風が吹いてきた。雨はまだ降っているので,ミズンのブームにかけたオーニングはそのままのほうが快適だ。4~5ノットののんびりセーリング。


唐揚げにはビールだが,最近はこれ。

 messengerに『COSMO』さんから,みんな出たよと連絡が入る。『風々』,『IZUMI』,『浮浪雲』,『COSMO』,それに僕の5艇で洲本に集合する。


直ぐ後に出た『IZUMI』艇もセーリングを楽しんでいたらしい。

 洲本沖の航路ブイを過ぎたところで風が落ちて,風向きも変わった。機帆走に変える。


ポンツーンに水産庁の船。ヨットはみなさん岸壁でした。計9艇。


東光湯の後はここでやる。最近若いお客さんが増えた。

 岸壁でさらにやっていると,『浮浪雲』さんのヨット犬『あい』ちゃんが走って行く。その先に坊主頭の少年がいる…
「?」
 やっぱりそうだった。『Dignity』さんが,息子さんと二人で焼酎手土産に夜のドライブで来てくれました。ごちそうさまでした。お気をつけてお帰りください。

佐野漁港発 11:50
洲本港着  16:30

Wednesday, May 06, 2015

なぜか帰りはあせってしまう…

 3時半に起きるか,4時に起きるかで迷ったが睡眠を取った。
 モーニングコーヒーだけで出港。
 港出口で後ろから漁船が来るが,あちらはスローダウン。手招きして先へと合図をすると,追い抜いていった。漁船の後を追って黄色ブイに悩まされることなく沖に出た。
 フリースを着込んで,パンツも裏打ちのある冬用のもの。その上にカッパを着る。これでちょうどぐらいだった。
 


太陽が顔を出した。今日も晴れ。

 明石海峡の転流は5時半ぐらい。潮に引きずられて快適に越えた。
 海峡を越えてからもいい風に恵まれて,ぐんぐん走った。


フルセールが気持ちいい。

 次第に風が落ちて艇速が3ノット台になった。最後までセーリングしたかったが,それでは時間がかかりすぎる。機帆走に切り替えた。


ただいま。

 T君はケーブルの最終チェックをしている。他の箇所でも溶断が見つかった。
 僕は延び延びになっているオイル交換をした。また,来週からメンテナンスの日々が始まる。

富島漁港発 04:40
佐野漁港着 09:30

Tuesday, May 05, 2015

賑わっていましたよ 富島漁港

 男木島の進水式は11時から始まり,12時までイベントがあるらしい。潮が悪いので余裕を持って出港する。

 朝方の雲がすっかりなくなり見事な青空が広がった。4ノット台で辛抱強く走る。時折3ノット台に落ちると勘弁してよ~と嘆いてみても状況がよくなるわけではない。


今日は本船が多い。

 坂出沖で,警戒船から
「タンカーが出るのでできるだけ航路のセンターよりを航行してください。」
と16Chで呼びかけが入る。直ぐに応答すると
「ありがとうございます。」
と返信があった。
 このタンカーは直ぐに隣の港内に入っていったが,その前に消防艇からもスピーカーで呼びかけが入った。了解です。
 後ろからの運搬船もこのタンカーの行き先を遮らないように大きく変針している。

 男木島が近づくに連れて,少しは艇速が上がってきた。昼前には潮に押されるだろう。


男木島に着きました。

 男木島には2004年に一度ヨットで来たことがある。漁協で軽油を買い,JAで食材を購入した。干潮時に着けたので,岸壁からぶら下がったロープにしがみつき這い上がって舫を取った。ちょっとさみしい感じの港だったのだが,港全体が活気にあふれていて,やけに明るく感じる。今日着けた所も前回と同じ場所なのにね。ちょうど連絡船が到着し,大勢の観光客が降りてきた。そうこうしているうちに11時になった。


いいですね。大漁旗に漁船。


お兄さん,もっと餅を!

 餅まきが終わった。サザエ飯を購入し,燃料を補給してすぐに港を出た。吉田港(小豆島)に行こうか,富島漁港(淡路島)に行こうか。

 潮に乗って,セールを全て出して進む。


富島手前で風が弱くなる。


太陽が落ちる。

 途中で航海灯を点け,海苔網の黄色ブイ(もう網はないでしょう?)を避け,滑りこむ。1艇分のスペースが空いていた。

 かんぽの宿で入浴。昨夜は入っていないので気持ちがいい。
 『志田』で一杯と思ったが,生食材がまだ残っている…ヨットで飲み且つ食う,連日これの繰り返しだ。

多度津港発 05:50
(男木港 10:40~11:40)
富島漁港着 19:00

Monday, May 04, 2015

丸亀港は一杯でした… 多度津港

 夕方には1艇来港して,僕の艇と合わせて2艇。混雑していないのがいい。風向きによっては艇が岸壁に押し付けられて難儀したという友人からの情報がありがたかった。着いた時と今朝の風向きは同じだったので艇の挙動に変化はない。

 丸亀港を目指して出港した。
 風はさっぱりだが,潮には乗っている。


男木島と女木島の間を抜ける。

 だんだん潮が押し寄せてきた。予め分かっていることだが,効率だけを考えているほど休暇に余裕が無いのが現状だ。


反対方向へ向かうヨットは潮に乗って快適そう。

 瀬戸大橋の手前で,丸亀港の港務所に電話をしてみた。予約可のポンツーンは当たり前のことだが,奥の岸壁も一杯らしい。かろうじて1艇入れるかどうかで,その隙間も僕が丸亀に着くまで空いているかどうかは分からないと丁寧に教えてくれた。
 多度津港は係留費が100円以下だったのだが,去年は20倍近くになっていた。電話を入れると空いているらしい。風呂屋はないが歩いて1分の所にうどん屋がある。潮に逆らい辛抱強く多度津港を目指した。


ポンツーンは舫の調節をしなくていいので楽です。

 多度津港のどん詰まりまで艇を進める。ポンツーンに港務所の係員さんがやってきて指示をしてくれる。僕の顔を見て,
「前に来ましたね。」
「艇は変わりましたけれどね。」
「前は小さかったですね。」
 僕が港務所に出向くことなく,一度戻られた係員さんが,書類を書き上げてから再度来られた。お世話になります。

 スーパーで買い出し。美味そうなラム肉を購入した。ワインがすすむ。
 
 男木島の情報がLINEに入っていた。明日は進水式があるらしい。寄ることにした。

三本松港発 06:10
多度津港着 14:30