Tuesday, December 23, 2014

暖かい1日でした

 おそらく今年の最後の港行きになる。まだまだ片付けないといけない。


ドジャーを外したのでスッキリした。

 出島で『GABOTENNJIMA』さんの知り合いが上架してメンテナンス中らしい。FRPの積層のことを聞けばいいと勧められたので行ってみるが,あいにくお留守だった。後で丁寧にメールを下さった。お世話をおかけしました。

 泉佐野に戻り,物入れと化しているバウを片付けることにした。放り出して,ズタ袋に入れるが,あっという間にいっぱいになる。
 キャビンのシートを外すと,蓋が3箇所ある???いつも左端のシートを外していただけなので,蓋が3つあることを忘れていた。右端の蓋はあけなくても側面が引き出しになっているから,シートを外すことさえ忘れていたのだ。


問題の真ん中の蓋をあけると…


この2ヶ月探していた扇風機と屋外で使うガスストーブ,インナーシュラフなどがここに眠っていた!

 いつものように,岸壁で昼食。『浮浪雲』さんの淹れてくれる台湾の高級茶がおいしい。食べたら作業を再開する。今日は1日中キャビンの中にこもりきりだった。没頭していると,
「よじさん,よじさん。」
と『風来坊』さんの声がする。ハッチから顔をのぞかせると,小川鉄工所さんがやってきたので,かねてから仕事を頼みたかった僕を呼んでくれたらしい。奥のボートの方が依頼されたらしいが,戻ってきたところで仕事をお願いした。


このまま上にソーラーパネルをのせると,ステップに立った際に頭がつかえる。


この部分を40cm嵩上げして空間を確保することにする。

 現場で見積もっていただきました。年が明けてから作業をしてくれるそうです。よろしくお願いします。


暖かい夕暮れでした。

 今年は,いい風のクルージングも何回かあった。夏の天気が悪すぎた。秋は台風が多かった。12月になるとどえらい低気圧がやってきて,台風以上の風が吹いていた。
 10月末にヨットを乗り換えた。身体の一部のように動いた前艇のようになるにはまだ時間がかかりそうだ。
 来年は,暇さえあればヨットを出そう。暇を作ってヨットを出そう。暇がなくてもヨットを出そう。

 みなさん,よいお年をお迎えください。

Sunday, December 21, 2014

やっぱり乗る…

 昨日は雨で港行きは止めた。久し振りの何にもしない休日だった。心の中では勿体ないことをしたと思っているが,それなりに普段できない雑用を片付けたのでよしとする。特筆すべきは,山用の下着を見つけたことだ。山道具は6畳間のほとんどを専有している。冬用のパーカー類を取り出そうと物色していると,ジオラインの下着が出てきた。これはクライミングの時に着用していたもので,ツナギなので激しい動きでもシャツがめくれ上がることもなく暖かい。冬のクライミング日数なんてたかが知れいてる。そのせいか,生地もヘタっていない。今日はこれを着て行こう。

 先日から泉佐野の港には北海道は函館からのヨット『My Way』が停泊している。この夏に酒田(山形県)で見かけたヨットだ。ちょうど,清水補給のためにポリタンクを運搬されている『My Way』に会った。挨拶を交わす。長期クルージングとはうらやましい限りです。


『My Way』艇です。ここは北〜北西の風には強い。ゆっくりと休んでください。

 エンジンオンしてバッテリーの充電。早くソーラーパネルを付けないといけない。
「???」
 やっぱりピー音がならない。先週と同じ状況だ。端子を耐水ペーパーで磨く。


ここが緑青をふいている。

ヒューズがむき出し!

 さあ,メンテナンスだと準備をしていると,『over joyed』さんが出港準備をされている。
「出ます?」
「出るよ。」
 やっぱりメンテじゃない!僕も出よう。

 ズルしてメインは揚げない。色々と試したいから,今日のような風でジブとミズンでどれぐらい走るか知っておきたい。ミズンマストのウインチの具合が良くない。よく空回りする。引っ掛かりが悪い。ダヨンダヨンのまま走る。


5〜6ノットをキープ。ジブは3/4ぐらいなので大満足。

 気分をよくして帰港すると,ちょうど『風来坊』さんが出て行くところだった。
 行き足がアスターンをかけてどれぐらいで止まるかまだよく分からない。艇速を落としすぎてバウが流れる。今日の風ではもっと勢いよく突っ込む必要があるようだ。岸壁から『GABTENJIMA』さんが係留ロープを引っ張って針路を確保してくれている。ありがとうございました。
 慎重に行き過ぎたが,アスターンは結構効くようだ。次回からはもっと大胆に行こう。

 ドジャーの採寸にセール屋の岩本さんが来艇。ようやくだ。『空海』さんが初来艇。小笠原行きの話を聞く。もっと聞きたい!ボートのYANEさんがナットをコーナンに買いに行くらしい。ひょっとして手持ちのものがあるかもしれないので招き入れて4人でお茶会。
『over joyed』さん,『浮浪雲』さんもやってきた。


みなさんが去った後はがらんしとしてね。

Sunday, December 14, 2014

二色の最終レースでした

 昨日は17時から飲み会が始まるので早く切り上がるだろう…余裕で日曜日を迎えるはずであったが,終電で帰ってしまった。

 目覚ましで起きたのが7時過ぎで,自転車で二色ハーバーまで行くのにぎりぎりのタイム。
 昨日買ったオレンジのOSPREYのディパックはなかなかよろしい。背負っていこうとするが,背中に気になるタグがあった。
「M/S」?背面長が短い方を買ってしまった。これは交換だ。なんだかんだしているとすっかり自転車では間に合わない時刻になっている…とまあ言い訳だけはなんぼでもできる。

 フロントガラスにまた雪がぶつかってきた。やはり海側は吹いているだろうな。
 今日は,『ごんべ』艇に初めて乗せてもらう。猫の手も借りたいほど忙しい時は手伝うとかえって邪魔のような気もするが…


レースに専念して写真は出航前のこれ1枚。オークレット9です。

 身支度を入念にしたが,シューズは長靴にするべきだった。直ぐにびしょ濡れになってしまった。
 ソーセージを3往復。最後まで走っていたのは結局3艇だけだった。
 結果は優勝。『ごんべ』艇のみなさん,ありがとうございました。
 ひさびさの風と波が豪快で,やっぱりレースは吹かないと面白くないですね~。

Saturday, December 13, 2014

先週は問題なかったのになあ…

 今日もちょっとだけセーリングしてメンテをすればいいかな。


風が強くて船が流されている。

 こんな日は誰も来ないかと思っていたが,『COSMO』さんがやってきた。
 さて,メンテナンスの前にエンジンをかける。キーを捻ってもピー音が聞こえない。音はならなくてもボタンを押せば動くかな…やっぱりだめ。ビルジポンプもギャレーのファンも動くからバッテリーあがりではない。断線???やっかいなことになった。
 エンジン周りに気になる箇所がある。ヒューズが剥きだして結線されている。接点を擦ればなんとかなるか。やっぱりダメ。
 時間だけがどんどん過ぎていく。
 色々さぐるがやっぱりあのヒューズしかない。緑青のふいた接点をマイナスドライバーで削る。ロータリースイッチを入れる。キーを回す。ピー!

『COSMO』さんと拙艇で昼食。終わりかけに西村さん親子が来艇。この風で出るのはやめたそうだ。それがいいですね。

 夕方からはクラックジャンキーのO君から選りすぐりの日本酒がたくさんあるので家に飲みに来ないかと誘われている。名張族のクライマーも他にも呼んでいるらしい。少し早めに港を後にした。久々に山道具屋を覗くのも悪くないだろう。

Sunday, December 07, 2014

出ました…

 よくよく考えてみると,まだ一人でヨットを出していない。最初はお披露目でみなさんが乗艇。先々週は洲本~加太に行ったが,『COSMO』さんと後輩が乗っていた。
 いかにメンテナンスに没頭していたかがよく分かる…


フルセールで走る。5.5~6.0ノット。ミズンが上がりきっていない…反省。


ジブを少し巻き,メインを下ろし,ミズンで走る。4.5~5.0ノット。

『COSMO』艇と『風来坊』艇にはヨット初体験のメンバーが8名ばかり乗っている。楽しい経験になるといいですね…が,一人が船酔いらしく,早めの帰港でした。


ヨットで酔っても酒には酔わない人たちのようでした。またお越しください。


新しいドジャーが届くまではこれでしのぎます。スティッチャーで縫っておきました。

Saturday, December 06, 2014

萎えました…

 お楽しみの休日だが,冬型の気圧配置で気温もひと桁台。車のフロントウインドには雪が残っているばかりか,先程からまたちらついてきた。

『IZUMI』さんのところに預けたままだったセールやアンカー,それにティンダーを引き取りに行く。『LEIA』さんの音頭取りで佐野漁港に倉庫を借りたので引っ越しというわけだ。長い間ありがとうございました。

 湾岸線から見る海は白波がずいぶんと立っている。今日は出るのはよそう。
 バウのスペースはアンカーや工具類で埋まっている。これを整理すれば,一人分の寝るスペースは確保できそうだ。
 Tがこの作業を熱心にやってくれているので,僕は,一番気になっていたメインとミズンのハリヤードを交換することにした。スルスルスルと古いロープに連結された新しいロープがマストの中を通り抜け,シーブを折り返して降りてきた。アイ加工は…

 ビルジのチェックを忘れていた。
 バッテリースイッチをオンにすると動き出し,しばらくすると自動的に止まる。念の為にトグルスイッチをオンにするが,うんともすんともいわない。ヒューズを見ると見事に焼き切れていた。交換するとウィーンと調子のいいモーター音が聞こえてくる。
 ところが今度はいつまで経っても音が止まない。船外に出てビルジの放出孔を見ると,まるで蛇口のようにジャンジャン出ている。エンジンルームの床はチャプチャプ状態で,まだまだ排出する必要があるようだ。
 どこからきた水?先週から気になっていたのはスタンチューブだ。絞めようとしたが絞まらないのでそのままにしておいたのだ。かなりポタポタ落ちている。ボルトで絞めていくタイプではなくてシャフトに大きなリングが2個付いていて,それ自体を回転させて絞めていく。そこが固着していてうんともすんとも動かない。
 朝の片付けで,バウに前オーナーの工具箱を発見してくれたTが,そこから専用の工具を見つけてくれた。ちゃんと2個ある。
 しかし固い。モーメントをよりかけるようにパイプレンチ2個使ったがそれでも動かない。
 しばし休憩。ネジ山を見ると…作業に入る前にも確認したはずなのだが…???…回転方向が違っている。逆やった!ようやく動いた。念の為にグランドパッキンを一巻き追加しておいた。『IZUMI』さん,アドバイスありがとうございました。

 なんだかんだやっていると,お昼を過ぎてしまった。どこか他の港に行く気もせず,青空市場で魚を買って鍋でもするかの気持ちもすっかり失せてしまった。
 外は相変わらずというより,風が更に強まってきた。キャビンの小間物を片付けているとすっかり夕暮れだ。


これで,スムーズに動きます(ミズン)。