Thursday, December 20, 2018

みなさん少し早いですが,よいお年を。

 終電に乗れば下車駅止まりの電車だったのに,ホームに着くとぎりぎり1本前の電車がちょうど出る時だった。やっぱりそれに乗ってしまう悲しい性。
 座っちゃいけないのに目の前の席が空く。大丈夫だ今日はそんなに酔っていないはずだから…一駅手前で次は下車だなと確認する。どうだ,酔ってないだろう。シャキッとしているじゃないか。重い瞼を開けたら違う風景が目の前に展開されている。ひょっとして…降りてよかったぁ,下車駅だった。

 まあ,飲み過ぎで起きたのが9時過ぎ。こいつはいかんね。
 昼前に港に着いて,舫の浮きを付け直して,あっという間に12時20分。いかんいかんオケラネットがある。今日はよく飛んでくる。キー局の交信方の声はあんまり入らない。
 エンジンをかけて,プロペラを回す。燃料を満タンにしておく。
 デッキ,キャビン等の点検をして,今年の港通いは今日でおしまい。さて,来年はセーリングに,クルージングに日々を費やそう。

今日は受信感度がすごくよかった。

1年間ありがとうございました。御札を納めに参ります。

じゃあ,また来年もよろしくね。

Wednesday, December 19, 2018

今年のメンテもこれで終わりかな

 肥後橋で忘年会がある。大阪に出るついでにJCIに行って船検の段取りでも聞いてこよう。

 木工作業の木屑を自宅から持参した掃除機で吸い取っていい気になっていた。そういや,キャビンの中の拭き掃除をしていなかったと少々埃っぽい床や壁を雑巾がけしたのは昨日だった。道理でキャビンに踏み込むときれいなはずだ。
 帰宅途中にホームセンターに寄って,タッピングビスを購入しておいた。今日は,それをティラーに付けるだけの作業なのであっという間に終わってしまう。不慣れな無線機の運用でもしておこう。

 14時になった。ここらで港をあとにしよう。
 大正で降りて,泉尾の商店街を歩く。帰りしなに一杯やろうと考えているが,あいにくいい店が見つからない。
 JCIで1時間近く話し込み,書類と冊子をいただく。臨時航行検査は3月下旬か4月上旬にしよう。
 17時から開店の店に10分早く入り,甘露水をすする。あんまり飲んじゃいけない。美味しいお酒と料理が次の店で待っているのだから。
 1杯で切り上げ,肥後橋に向かった。

5mm×16mmの皿小ネジでVクリートを設置する。

だんだん使い方にも慣れてきたようだ。

帰る前には写真を撮っておく。ハッチを閉めたかな,開けっ放しじゃなかったかななんて考えなくてもいい。

ええ感じですね。これは大正駅そばの店。コの字型のカウンターがよろしかったです。看板は『畑酒店』となっていますが,『畑八酒店』が正しい屋号のようです。

Tuesday, December 18, 2018

出ない日に限って…

 日曜日にジブをスピンハリヤードでぐるぐる巻きにしてしまっている。もう年内は乗らないと思ったからだ。ところがどうだ,そんな日に限っていい風がゴーゴーと吹いているではないか。

 掃除に精を出す。バックミュージックはNHK第2の語学講座がメインであるが,時おり無線機もワッチする。
 岸壁から声が聞こえてきた。『東日流』さんでした。しばらく四方山話。
「片付けしています。」
と言うと,
「それは違う。(荷物の)移動や。」
 まさしくそう。キャビン内の物を動かしているに過ぎないのだ。
 
 クリートを付けようとするが,あいにく4mmのタッピングネジしかない。ネジ類を入れているケースを探すが,5mmのナベ小ねじはあっても皿小ネジがない…帰りに買って明日付けることにしよう。

Vクリートをティラーの両サイドに付ける予定。

Monday, December 17, 2018

やっぱりね…

 午前中は生野の整形外科に行ったのだが,月曜日にしたのは,布施(近鉄)駅近くの立ち飲み屋の誘惑を断ち切るためである。この店は月曜日と火曜日が定休日となっていて,その他の曜日は10時半から開いているので,まさに寄ってらっしゃい飲んでらっしゃいのロケーションに勝てるほど僕の意思は強くない。
 予定通りに診察を終え,今津の『ゆうこうマリン』に行くことにした。よしよしである。

 大阪メトロ千日前線なんば駅は近鉄大阪難波駅に近いので乗り換えが楽でよろしい。しかも近鉄と阪神が乗り入れしているので言うことなしのコンコンチキだ。
 ティラーに付けるVクリートとそれ用に6mmロープを赤と緑5Mずつ買う。少ししてからコリンさんがやってきて,セールの打ち合わせをする。

 来た時と同じように阪神で難波に戻った。南海通りを抜けると立ち飲み屋があった。朝の誓いなんてすっかり忘れてしまっている。ハイボールで昼食。
 日本橋の電気屋街をうろつき,もう営業はやっていないのかと思われるような古い酒屋を発見して,立ち飲み。先に出た兄さんが,「760円です。」と何度も女将が言うのに3000円をカウンターに置いてさっさと出ていった。年末のご祝儀かしら。
 萩之茶屋界隈の飲み屋の誘惑に負けずに,天下茶屋に着く。あかん,やっぱり飲も。

 布施で飲まずに結局,いろんなとこで飲んでしもた…明日はメンテナンスしよう。

ちょっと不安になるような店構えですね。僕は北木島の工場のほうが好きやな。

Sunday, December 16, 2018

ウインドベーンを使う

 ようやく配線が終わったオールバンドの無線機をきちんと固定し運用してみようと港にやってきたが,夕方からは雨の予報。風は弱いが空は晴れているし,寒くはない。午前中だけでもセーリングしよう。
 準備をしていると,今日は来ないと思っていた『Wiz of Oz』艇長がひょっこり現れた。
「出ない?」
と誘うと乗ってきた。
 泉佐野沖はたいてい変な波があるが,今日は珍しく穏やかだ。風は?とマストトップの風見を確かめると,一定方向を指している。キャビンに入って微風用の(ウインドベーン用の)羽根を取り出してセットした。調整に慣れていないので何度でもしたほうがいい。きちんと決まるとブレることなく進路を維持してくれている。
 帰りは追手になりそうだ。風が弱いのかなかなかうまく決まらない。漁船があんまりいない海域でしばらく遊ばないと身につかないようだ。

 帰港してからは無線機の運用をする。アマチュア無線の交信は山でしかしたことがない。それも捜索の時がメインだったし,冬の剱岳なら県警との連絡用だ。CQなんて言葉も使ったことがない。
 馴染みのある430MHz帯とオケラネット21MHz。『Wiz of Oz』艇長にいろいろと教えていただく。聞く言葉,言う言葉,僕にとっては全く未知の世界で,これはなかなか前途多難だなあ。しばらくは雨のキャビン生活が充実しそうだ。

風は弱いが,一定方向から吹いているような気がする。

アビームより前からの風では調子よく動くね。しっかりと30°をキープしてくれています。

Friday, December 14, 2018

完璧の馬鹿←岸壁の馬鹿←岸壁の母

 昨日からなんだかしっくりこない配線がある。なんだろうなあ…朝になっても,ヨットの中でも作業前にこれは変だぞという気色悪さがあった…悪い予感はかならず当たる。まだしも救いがあったのは,ワニ口クリップで結線し,すぐに外せるようにしていたことだ。あやふやでもついついやってしまう悪い癖が出てしまった。やっぱりもう少し考えればよかったよ。

 4年生の理科の授業で,さんざんつなぎ方を教えていたのに…乾電池がいわゆる鉛蓄電池に変わったって同じだろうに…また回路にロータリースイッチが入っているだけで分からなくなるのはなぜ。教え子のみなさんごめんなさい。
 書くのも恥ずかしいのでこれまで。
 ようやく接続できました。あとは,無線機とチューナーとデュプレクサーを固定するだけです。

うーんなんか違うんだよなあ…接続おかしいんだよなあ…

困ったときのサポートはいつものように『Wiz of Oz』艇長でございました。ありがとうございます。

戒めとして昨日買ったシールを貼っておく。

Thursday, December 13, 2018

苦手な配線です…

 清水タンクの整備が終わったので,やっと無線機の配線に取り掛かった。
 送信時に最大10A流れるそうなので,配電盤を使用せずに,新たにバッテリー→ロータリースイッチ経由で3.5sqのケーブルでつなぐ。
 バッテリーが収められているのは右舷バース下のロッカーで,そこからギャレーシンク下→エンジンルーム後部→クォーターバース下ロッカー2箇所→チャートテーブル端を経て,ようやく表に出すことができた。
 今日はスイッチまでの配線で,まだバッテリーには接続していない。明日は,ヒューズをかまして,バッテリーと接続。少し運用して,めでたしめでたしのはずです。

 14時に風速計の様子を見るために,二色の『ZEQOO』艇を訪ねる。コーヒーごちそうさまでした。
 共同マリンテックに電話して,ジブシートリーダーの代金を払いに行く。コーヒーごちそうさまでした。
 まだまだ時間がある。100均で買い出しして港に戻ると,『LEIA』さんがいた。セールの打ち合わせができたのでよかった。

 今日は暖かい1日だった。明日もメンテナンスに精を出そう。

指が入らんがなんとか隙間から出せた。

左手でしたから押し込み,右手ですくい上げた。究極のラーゲだった。赤黒まとめておいたのでよかった。

スイッチはここが使いやすい(と思う)。

Sunday, December 09, 2018

朝風呂はよろしいねえ

 唸る風,揺れるヨットに負けないようにBallantine'17を飲み続けた。夜明け直後の冷え込みが頭を覚醒させる。雨が強風で降り込むなんてことがない限りハッチは閉めない。外の空気が常にキャビンの中に流れ込んでいるのが心地よい。

 朝風呂に出かけた。天井にかけられたシートが風で揺らいでいる。まるで露天風呂のようだ。台風被害の後処理がまだ終わっていなりらしい。
 銭湯の前にはたこ焼き屋さんがある。以前から知っているが寄ったことはない。気になる看板が出ている。これは見過ごせない,そのまま帰るわけにはいかない。惹かれるように店内へ。テーブル2つに客は3人。遠慮なく相席だが,みなさん気さくな人たちだ。朝風呂とくれば次は朝酒や…チューハイセットがモーニング。

 いい時を過ごし,今日もメンテナンスに励む。一度にやればいいものだが,あくせくすることはない,1日一つやっていればいい。
 燃料フィルターも替えてなかった。メーカー指定の時間があるが,不具合がないので放っておいた。日常的な作業でなないので,外し方さえ忘れてしまっている。そうやそうやった,マイナスドライバーをあててハンマーで軽く叩けばいいんやった。悩んでいた僕の右手にはパイプレンチが握られていたのだ。今日もグッドタイミングでその場にやってきたのは『Wiz of Oz』艇長で,彼に言われて思い出した。
 コクピットロッカーの燃料タンクからの経路にはもう一つ大きなフィルターが取り付けられている。そこの油面が少々低いので,満タンにしておくほうがよかろうと貴重なアドバイス。微に入り細に入りありがとうございました。
『Bonanza II』艇長もようやく一息ついたようだ。

 少し早いが,港をあとにする。素敵な食器が店に届いているはずだ。受け取りが楽しみだなあ。 

朝からやっているなんて。ややこのメニューは捨て置けない。

壊れたわけではないから日付を記入して捨てないでとっておく。インペラも取ってある。

燃料タンク側にもでかいフィルターがある。カップの上部1/3のエア部分が気になるので上まで軽油で満たした。

今週は,オールバンド無線機の配線をする予定。苦手な電気それも無線だから悩むだろうなあ。

Saturday, December 08, 2018

ええヒールでしたね

 昨日はいい風が吹いていたのに出港しなかった。今日はいい風が吹くかしら…

 清水タンクの様子を確認してから,キャビンの整理をする。今日はヒールがきついだろう。物が散乱するのはまっぴらごめんだ。
 意外に早く『Bonanza II』艇長がやってきたので,
「出ない?」
と誘う。
 その前に水揚げ場に行って200Lタンクを満タンにして水漏れがあるかどうかの点検をする必要がある。港にいた『風来坊』さんや『東日流』さんも,わざわざ水揚げ場にやってきて舫を取ってくれた。ありがとうございます。
 結構な時間をかけてようやくタンクの給水口から水が溢れ出てきた。
 右舷側にバッテリー4個,コクピットロッカーに燃料タンクと少々右に傾いているのが常だったが,傾斜計がようやく真下を指した…いや,まだ右に傾いている?何のことはない,船体が風を受けて傾いているだけだ。左舷側に水を抱いた僕のヨットの重量バランスはよくなったようだ。

 風は衰えることなくビュンビュン吹いている。楽しいセーリングが期待できる。泉佐野沖の悪い波を越えれば,スーッと流れるようにヨットが走り出すはずだ。
 敢えてヒールさせる。時々キャビンに入って清水タンクの周囲を観察するが,異常はない。困ったことはヒールしたことによりタンクの水が吐出口から溢れてシンクに溜まってしまったことだ。途中には足踏ポンプがあるから問題なしと思っていたが通過したらしい。簡易的にコックを締めることができるそれは海水用にしか使っていない。これはなんとかしないといけないなあ。
 タックして反対側にヒールさせる。益々風が強まってきたようで,海面の白波もさっきより多いし,糸も引いている。ぐんぐん艇速が上がる。
 あんまり遊んではいられない。まだまだしなきゃいけないメンテナンスがある。赤ブイを目指す。風を横から受けることになったヨットはヒールを解消し,更にスピードを増して快適に走り出した。
 隣の旧フェリー乗り場港内に入れて,メインセールを下ろす。二人いると本当に楽ちんだ。『Bonanza II』艇長,お付き合いありがとうございました。

 帰港したら『Bonanza II』艇長はすぐにエンジンメンテナンス(排気マニホールドからウォーターロック間)の整備に取り掛かった。僕はインペラの交換をするが,YA8の時以来で,手順がぎこちない。ベルトを締め上げて,エンジンをかけようとした時に『Wiz of Oz』艇長がやってきて,エンジンルームを覗き込んでチェックをしてくれている。エンジンオン→エンジンオフ…オバカでした!駆動側のプーリーからベルトが外れていた。あ~助かった。本当にナイスタイミングで来てくれました。ありがとうございます。

 泉大津の『Blue Lagoon』さんが,もう堺を通過中らしい。今日は一緒に泉佐野駅前で飲む予定だ。僕たちは早めに整備を切り上げて風呂に行くはずだったが,それではどう考えても彼を待たせることになってしまう。明日,朝風呂に入ることにして飲み屋に直行が正しい選択だ。

 夜になって風はますます強く吹いてきた。僕たちの酒量も負けないぐらいに増えたのは言うまでもない。 

ええ感じでした。1ポイントリーフと巻いたジブのバランスが悪かったのが反省。いろいろ確かめないと分からないなあ。

帰港してからはやっぱりメンテナンス。少なくとも500時間経過しているのでインペラを交換する。

予備のインペラが複数個ある。

セーリングやメンテナンスで今年お世話になったヨット仲間とささやかにやる。

2軒目もささやかにやる。

こないだ行った時に女将さんの昼のおかずを無心した。美味しかったのでリクエストしておくと,メニューにはないのに作っておいてくれました。ごちそうさまでした。ありがとうございます。

3軒目は更に静かに自艇でやる。日付が変わってもやっていた。

Friday, December 07, 2018

うまくいったようです

 まだ水を入れには早い。コーキング剤の完全硬化には24時間待ったほうがいいからだ。
『LEIA』さんがやってきて,計測を始めた。データとして取説には載っているが,実際に僕が登ってメジャーを垂らして再計測する。それにファーラーのスイベルの位置も測らないといけない。

 一息ついて明日からのメンテナンスを段取りを考えていると,営業中の『Wiz of Oz』さんがあらわれた。コーヒーを飲みながらしばし雑談。これから海南まで行く予定だという。

 あんまり早めに港を出ると,忘年会までに出来上がってしまう…が,やっぱり一次会まで飲まないでいるなんて無粋なことはしたくない。やっぱり出よう。馴染みの店で軽くやってから会場に向かうのが正しい「大人」の行動だ。

上蓋の上蓋を乗せると,ちょうどそれまでの高さと一致する。

普通のウレタンマットは敷かない。山用のサーマレストマットがいい。軽いし折り畳められる。別に重ねる必要もないが,右舷に3枚,左舷に3枚,クォータバースに1枚敷いてある。

はい今日はこれまで。本年最初の忘年会に玉造まで出かける。

Thursday, December 06, 2018

一息つきますわ

 昨日のうちに樹脂コーティングができて本当によかった。冴えない天気だが,気温は低くはない。キャビンでの作業にはうってつけだ。
 剥がす前の上蓋に使っていたタッピングビスは長過ぎることに朝,気が付いた。オリジナルが何mmかを確認していなかったので,一旦,港で確かめてからホームセンターに向かい,5mm短めのビスを購入。
 景気よく穴を開ける。バリを取って,軽くサンディングしてから油脂分を拭き取っておいた。
 プライマリーを塗り,しばらく休憩してから貼り付けの作業に入った。
 コーキングは2条で,貼り付けは一発で決めるとは『Wiz of Oz』艇長のアドバイスだが,忠実に実行した。

 さて,締め付けだが,短辺はボルトナット締なので下側にワッシャとナットを入れなければならない。4mmのナットがつかみにくい…スターン側の短辺は給水ホースとエア抜きホースが2本邪魔しているので結構時間がかるだろうな…やっぱりそれなりにかかった。長辺のタッピングビスはほとんど楽勝。すべてのネジを一息してから軽く締め直した。
 空はどんよりと暗く,最後の点検はヘッドランプを点けての作業だった。

 ようやく蓋が貼り付けられた。ポリタンクともおさらばだ。
 満水にするのは土曜日にしよう。セーリングして,ヒールさせる。以前は滲み出てきた。もうそんなことは起こらないだろうなあ…

FRPに開いている穴を目指して見えない上からドリリングはできない。下から小さめのガイド穴を開けて対応する。

スターン側はドリルは入らない。下からマーキングする。

なんとか貼り終えました。

すっかり残業したと思っていたが,まだ17時前だった。車じゃなかったら(泉佐野)駅前の居酒屋に直行なんだがなあ。

Wednesday, December 05, 2018

蓋を鋭意作成中…

 結局,厚手のパネルは手に入らなかった。チェーン展開している複数のホームセンターに尋ねても在庫なし。12mmと5mm厚の2枚で対応することにした。港に行く途中のホームセンターで購入し,さっそく593×1595にカットしてもらう。1カット30円で縦と横。2枚重ねてカットしたので料金は60円ですんだ。

 ヨットに持ち込んで仮セットしてみると僅かに縦方向に長い。カンナで削ってすぐに解消した。下処理をしてから,1回で使う樹脂の重さを元に,それに見合う量の硬化剤をスポイトでたらしこむ。刷毛で丁寧に外側以外の5面を塗る。
 硬化待ちの時間に,水揚げ場にヨットを回して,タンクに思う存分水を入れながら洗剤でこする。前回は掃除後,雑巾で拭っただけなので,これがほんとの洗浄だ。
 今日は本当に暖かい。気温だけでなく,太陽もずっと岸壁を温めている。硬化時間を気にすることなく,2回目の塗布をした。
まだまだ,日が高い。3回目もやっておこう。

 朝から岸壁やボートのスターンでサビキ釣りをしているマリンクラブのKさんが,
「ようやく釣れてきたよ。取りにおいで。」
と呼んでくれる。
 30匹ばかり分けていただいた。ありがとうございます。

 作業工程の途中で,『Wiz of Oz』さんからアドバイスを何度もいただきました。ありがとうございました。

厚みが12mm,5mmの2枚で対応する。

今日は漁協は休み。水揚げ場に久しぶりにやってきた。

1回めの樹脂コーティング。今日は暖かくて,実に硬化日和だなあ…

結局,3回塗りました。

硬化待ちの間にウインドベーンからティラーに連結するロープのうまい調整の仕方に,無い知恵を絞る。

Monday, December 03, 2018

雨の日はメンテナンス

 清水タンクの清掃をしないと水を入れられないが,上蓋だけ載せていればバースとしては使用できる。接着しないまでもそこまではやっておこう。
 日曜日にパテ盛りしたところをサンディングする。平にしたいところだが,埋め込みのビスの頭が随所に出ているのである程度で手を打つ。コーキング剤を厚塗りして対処するしかないかなあ。
 頑固そうに見えていた汚れだが,スポンジで強くこすると面白いように取れてきた。蛇口とつながっているホースは新しくしたものでそこに汚水が流れるとまた仕事が一つ増えることになる。水は最小限にして,取水口へ流れないようにやる。雑巾で拭うとなんとか見られるようになってきた。
 水曜日は漁港の休みの日なので,水揚げ場にヨットを回して,ポンプで吸い上げながら仕上げの清掃としよう。

 蓋にする板を購入するためにホームセンターに行った。あいにく12mmの板しか在庫がなかった。明日は別の店に行って15mmの板を探すとしよう。

水垢はざっと取れたようだ。細かい汚れは水を流しながらやることにする。

Sunday, December 02, 2018

ようやく清水タンクの修理にかかりました

「明日(日曜日)港に居るならフタ開けてしまいましょう。」
と『Wiz of Oz』さんからメールが来ていた。土日とプチクルーズに出かける予定だが,朝早く発てば(日曜)10時にはホームポートに戻ることができるだろう。
 実際には土曜日は加太瀬戸まで行って帰ってきた。いい風に乗れたので大満足だった。

 ホームポートでのヨット泊は,飲み過ぎるのが常だ。昨日も例に漏れず,早く寝ればいいものついついやってしまった。

『Bonanza II』君は,自艇のボルボのエンジンのメンテナンスに取り掛かったようだが,朝飯を食い過ぎたらしく,うつむく作業をするとウィッと吐き気をもよおすらしい。食わなきゃいいのに,炊いた飯は残さず,おかずは昨日の天ぷら4個を平らげたんだから仕方がない。
 9時前に『Wiz of Oz』さんが来た。『Bonanza II』艇のエンジンをちょっと診てから,僕のヨットの作業に取り掛かった。
 ドリルで穴を開け,ジグソーで切り取る。少し開いたら鋸を軽く引いただけで,劣化した木はグズグズと切れ目が延長していく。大雑把に穴を開け,グイと持ち上げるように引っ張るとバリバリとそいつは剥がれた。バスタブのような構造でFRPはしっかりしているのに何故か上蓋だけが木製なのだから腐るのは当たり前だ。こんなところに手を抜いても仕方がないと思うのだが,化粧板をはっていれば数年は防水も保てるだろう…なんて甘い考えで作ったんじゃないかね。古いコーキング剤を取り去る。
 少し手本を見せてくれてからは僕が作業する。指導者たる『Wiz of Oz』さんの鋭い眼差しに,ドジられへんな~と思いつつもヘマをこくのはいつものことだ。
 横木の上部が腐っているが,木自体はしっかりしている。腐ったところを削り取り,パテを盛る。余計な穴も埋めておく。

 明日以降は,中を洗浄して,気になる箇所は樹脂でコーティングする。新しく作成する上蓋の下側(水側)と側面にも樹脂を貼る。窓枠を取り付けたときのように,コーキング剤を打ち,ビス,ボルト締すれば完成となるはずだ。
 今日も充実のメンテナンスでした。『Wiz of Oz』艇長ありがとうございました。

周囲は大量のタッピングビスとボルトで留められいてるが,それはずいぶん以前に抜いてある。コーキングを剥がし取る。

上蓋はこんな風に劣化している。

きれいに剥がしたあとは,木部をパテ盛りする。

Saturday, December 01, 2018

行きも帰りもいい風でした

 どこか近場へ行こうと『Bonanza II』君を誘って9時半に港を出た。
 関空橋を過ぎてから,いい風が吹き出した。南下するとしばらくは楽しめそうだ。ときおり不安定になるが,一定方向から吹いている。久しぶりにウインドベーンをセットして,静かなセーリング,ティラーを持たないセーリングを楽しんだ。
 加太沖でUターン,もうすぐ転流(北流)なので帰るには都合がいい。
 ほんの短い時間だったけれど,8ノット弱でセーリングを楽しんだ。
 風が落ちてきたので,機帆走に替えて,日没前に帰港した。

 泉佐野駅前の飲み屋を新規開拓しようと意気込んで出かける。天ぷら屋がまだ開いていてたくさん揚げている最中だった。聞くと閉店は18時半。それでは飲んでから買うわけにはいかない。適当に10個袋に入れてもらう。
「飲み屋で食べたらええやん。」
とは女将の言葉だが,大将は,
「そんなわけにはいかんやろ。」
と。そうそう,厳重に袋詰しといてや,においが漏れんようにね。
 初見で入った店は大正解だった。
 ほろ酔い気分で港への小路を歩いていると,たまに寄る甘味処が開いていた。季節の和菓子を2個づつ2種類計4個買うと,おはぎを1個サービスしてくれた。その様子を『Bonanza II』君は呆れるように見ていたが,ヨットで焼酎を飲む前に2個も平らげていたのは,なかなか興味深い。
 さんざん飲んでさんざん喋って寝る。おやすみなさい。

いい風が吹いてきた。ウインドベーンをセットした。

同行の『Bonanza II』艇長が撮ってくれました。

水中翼へのコネクティングロッドが少し長い。100~150mmぐらいカットしたほうがよさそうだ。

帰りもいい風が吹いていた。

このペッツルのクイックドローは古すぎるね。

Friday, November 30, 2018

艇速がのびんね

 右舷側の吃水あたりの汚れがひどい。北側ということが影響しているのか。次回の船底塗装では,もっと上まで塗っておこう…と嘆いていても仕方がないのでとりあえず港は出よう。
 風が弱いからなのか5ノットがやっと。いやいや機走だからそれはないでしょう。エンジン回転2500rpmなのに。3000rpmまで回すとようやく6ノットを越える。今日は風は期待できない。オイルも温まったことだし港に帰って整備をするのが正しいなあ。

とにかく出る。できれば夕方まで漂いたい…

この廃油箱は吸い取りがよくてなかなかよろしいね。

ご安航を…自分と今航海中のみなさまへ。