ようやく清水タンクの修理にかかりました

Sunday, December 02, 2018

メンテナンス

f B! P L
「明日(日曜日)港に居るならフタ開けてしまいましょう。」
と『Wiz of Oz』艇長からメールが来ていた。土日とプチクルーズに出かける予定だが,朝早く発てば(日曜)10時にはホームポートに戻ることができるだろう。
 実際には土曜日は加太瀬戸まで行って帰ってきた。いい風に乗れたので大満足だった。

 ホームポートでのヨット泊は,飲み過ぎるのが常だ。昨日も例に漏れず,早く寝ればいいものついついやってしまった。

『Bonanza II』艇長は,自艇のボルボのエンジンのメンテナンスに取り掛かったようだが,朝飯を食い過ぎたらしく,うつむく作業をするとウィッと吐き気をもよおすらしい。食わなきゃいいのに,炊いた飯は残さず,おかずは昨日の天ぷら4個を平らげたんだから仕方がない。
 9時前に『Wiz of Oz』さんが来た。『Bonanza II』のエンジンをちょっと診てから,僕のヨットの作業に取り掛かった。
 ドリルで穴を開け,ジグソーで切り取る。少し開いたら鋸を軽く引いただけで,劣化した木はグズグズと切れ目が延長していく。大雑把に穴を開け,グイと持ち上げるように引っ張るとバリバリとそいつは剥がれた。バスタブのような構造でFRPはしっかりしているのに何故か上蓋だけが木製なのだから腐るのは当たり前だ。こんなところに手を抜いても仕方がないと思うのだが,化粧板をはっていれば数年は防水も保てるだろう…なんて甘い考えで作ったんじゃないかね。古いコーキング剤を取り去る。
 少し手本を見せてくれてからは僕が作業する。指導者たる『Wiz of Oz』艇長んの鋭い眼差しに,ドジられへんな~と思いつつもヘマをこくのはいつものことだ。
 横木の上部が腐っているが,木自体はしっかりしている。腐ったところを削り取り,パテを盛る。余計な穴も埋めておく。

 明日以降は,中を洗浄して,気になる箇所は樹脂でコーティングする。新しく作成する上蓋の下側(水側)と側面にも樹脂を貼る。窓枠を取り付けたときのように,コーキング剤を打ち,ビス,ボルト締すれば完成となるはずだ。
 今日も充実のメンテナンスでした。『Wiz of Oz』艇長ありがとうございました。

周囲は大量のタッピングビスとボルトで留められいてるが,それはずいぶん以前に抜いてある。コーキングを剥がし取る。

上蓋はこんな風に劣化している。

きれいに剥がしたあとは,木部をパテ盛りする。

ゆっくりおやすみください

ゆっくりおやすみください
アカアシカツオドリ

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