Sunday, November 25, 2012

うまい走りは続かない

昨夜はキャビンでワインを空け,いい気分になったところで寝た。おかげで日頃の睡眠不足がすっかり解消された。
昨晩から風が結構吹いて,マストとスピンハリヤードが擦れる音が少々耳障りで夜中に取り回しを変えた。大気が澄んでいて冷たい空気が気持ちいい。

惰眠を貪っているうちに白々と夜が明けてきた。


晴れています。

『DUCK』艇は既にいない。
「朝3時には起きているよ」
の言葉通りでした。

風が弱い…おまけに真正面から吹いている。友ヶ島をグルっと回ってくるプランもこれではおじゃんだ。一気に泉佐野を目指した。

『浮浪雲』さん,『DUCK』さんの出迎えを受けて泉佐野着。
後輩のT君に『浮浪雲』さんが一言,
「はまっとるね」
そう,はよ自分のヨット買いや。そして2艇で出かけよう!

洲本港発  07:20
佐野漁港着 12:40


Saturday, November 24, 2012

アビームで快走 洲本港

昨日はさんざんの天気で出港は取りやめた。
後輩のT君は,昨日,洲本に直接バスで来るつもりで出張先の現場にも荷物を持参していたそうで気の毒なことをした。泉佐野駅でピックアップし,港に向かう。

『DUCK』さんが,
「どこにも行かんの?」
と出帆の準備をしている僕の所にやってきて言う。
「今から洲本に行く予定です。」
2艇で出かけることになった。時間はたっぷりある。セーリングに徹しよう!

関空橋を越えて風を失い,10数分だけエンジンをかけた。
滑走路を半分過ぎた辺りくらいまでくると白波が立ちだした。エンジンオフ,急に風を感じる。アビームで6~7knot。

レモンティーでお茶の時間,今日は酒は飲まない。
右舷の本船が気になる。しばらく様子を見ているが,あっちから船首をこちら側に向け,避けてくれた。ありがとうございます。


うねりもそこそこ。

最後は5knot台に艇速が落ちたが,今日のセーリングは快適だった。
東光湯につかり,『DUCK』さんご贔屓のお好み焼き屋でグダグダやれば,話はどんどん大きくなる。

佐野漁港発 09:20
洲本港着  13:20

Friday, November 23, 2012

連休初日から雨

雨の予報通り冴えない天気。山沿いは雨雲がまだあるが大阪湾には広がっていない。ザーザーは降っていないだろうと港に向かった。

燃料ポリタンを満タンにしてヨットに積み込む。
バウにあったセールや俵フェンダーをクォーターバースに移動させて,エンジンルームを覗きこみチェックした。
ジェットボイル用の吊具を積んでいることを思い出した。天井から吊るしてみる。一点吊りなのでローリングしてもピッチングしても振り子状態。停泊中は使えるだろう…たぶん…


時折しとしととくる。冬の雨だ。

明日以降は晴れの予報に気をよくして,港を後にした。

Monday, November 19, 2012

ほんまの秋晴れ

遅く起きたのは昨日の休日出勤の後ぐだぐだと呑んだくれていたからではなくて,だらけていただけだ。
空は一点の曇もないほど晴れわたっている。


4.5ktだから満足。

欲を出して関空橋をくぐったのが行けなかった。案の定,関空島と橋に風は遮られ風見はクルクル回っている。エンジンをかけて,もう一度さっきまでの海面に戻った。
そうこうしているうちに角度を変えてもさっぱり進まなくなってきた。

大きめの鍋に少しだけ水を張り,弁当を詰めてきた容器を入れて蒸し上げた。ホカホカの昼飯ができあがった。


メンパもいいがこれもいい。

風がないので港に帰ってくると少しだけ吹き出した。やっぱり日暮れまで辛抱せなあきませんね。

Sunday, November 18, 2012

続マルチフューエルのバーナー 

オプチマスといえば昔からある石油(灯油)バーナーであるが,僕の所属していた山岳部はずっとホエーブス(625)を使っていたし,社会人の山岳会に入ってからもそうだった。中学生の頃はシロ(その後ジャスコとなる→イオン)の売り場にもクリーム色に緑で単純な絵が描かれているホエーブスの直方体の缶がたくさん並べられていた。その後,赤・黒・金の円柱形の容器に変わった。高校時代は白ガスを売っているガソリンスタンドを探して一斗缶で部室にデポしておいたものだ。
当時さっそうとアメリカから登場したコールマンは,火力が弱くて使い物にならなかったような記憶がある。

現在僕の持っているのはホエーブスの中でも725というモデルで,これも赤・黒・金の缶に入ったやつだ。2台あるが,かれこれ20数年使っていない。燃焼すると気化熱でカートリッジが凍りつくガスボンベと違って,本体が蓄熱作用でどんどん熱くなるのでテントの中も暖かい。

で,マルチフューエルのバーナーであるが,そのオプチマスからはこんなモデルが出ている。

oPTIMUS(オプティマス) No.82 NoVA(ノヴァ) 11010
oPTIMUS(オプティマス) No.85 NoVA+(ノヴァ プラス) 11009
oPTIMUS(オプティマス) No.88 HIKER+(ハイカープラス) 11011

使用可能な燃料は,ホワイトガソリン/灯油/ディーゼル油/ジェット燃料他※。
ガソリンは多くのバーナーがそうであるようにいわゆる自動車用はまずいようですね。
こんなバーナーがあれば泊地で燃料に困らない…とまあ,早くも世界を回ることを考えているわけであります。

※「他」ってなんだろうね?

Sunday, November 11, 2012

秋を感じる

曇りがち…なんて希望を抱いていたがやっぱり雨で,雨脚はだんだん強くなってきた。車で来ているので港にいても惰眠を貪るだけ,酒を飲むわけにはいかない。
キャビンで朝飯だけ食っておさらばする。


雨に濡れ,よけいに紅葉がきれいだった。


パソコンで仕事をしながら,店では絶対に飲むことはないであろうトリスハニーをやる。

Saturday, November 10, 2012

掃除と宴会と昔ながらの銭湯と…

今日は午前中に港に行けばよい。山仲間の常山君とは泉佐野駅に10時の待ち合わせだから,出かけるまでの間に一つ二つ仕事を片付けておいた。

皆さん早く港に出向かれたようで,まだ駅にいる僕にメールが入った。お先に準備をしておいてもらう。

港に着くともうスタンバイどころか,ヨットメンバーはもう竹箒やタモを片手にアチラコチラに散らばっていらっしゃる。


ゴミも少なく作業はすぐに終わったが,それでもリアカー2杯分ありました。

作業開始は13時の予定だったが,10時には始まっていたので昼に終了した。
漁協の赤井さんに挨拶に行き,借りていた道具を返す。ありがとうございました。
夜の宴会は急遽,昼からの大宴会に変更し,僕と『浮浪雲』さんが買い出しに行った。
予定通り13時に来られた人には宴会だけに参加してもらう。予定を狂わせてスンマセン。


14名で宴会。鍋は3つ。勢いよく飲み始めるがそれほどピッチが上がらないのは,皆さんそこそこいいお年だからでしょう…


16時になったので風呂に行く。張り出した腹が少々見っともない。

『over joyed』さんは風呂には行かずに黄昏セーリング。僕も今度は見習おう。

暗くなってきた。
『over joyed』艇で2次会。『DUCK』さん差し入れのBordeauxがうまい。
『ASCA』さんは東京在住。羽田から関空まで飛行機でやってきてヨットに乗っていらっしゃる。晴れた土曜日に港の清掃,明日は雨なのが気の毒で仕方がない。ありがとうございました。

Saturday, November 03, 2012

やっぱり途中で風が弱くなる

隣艇の風速計はビュンビュン回っている。『DUCK』さんがやってきて話をしていたが,二人とも艇を出した。今日はいい風で関空島を一周できそうだ。

正面には高いマストのヨットが2艇見える。この風なのにセールが出ていない。何しとんのや?明石海峡大橋の橋桁だと気付いたのは30分ばかり走ってからだった…
ギリギリに上っているのでうっかりするとジブがすぐにいらん方に向く。


いい感じですよ。

北側の黄色ブイを手前から回り込むとようやく落ち着いてきたが,今度は風が弱くなってきた。リーフを解除するが4ktがせいぜいだ。

西の黄ブイにたどり着くが,弱い風の追手はさっぱり稼げない。ヒールもなし,コーヒーを入れてのんびり進んだ。
ついでに昼飯を食ったが,これは順序が逆だった。

南の黄ブイを回って少しの間はよかったが,艇速が1ktに落ちた。あー辛坊たまらん。エイジンオン。

港には『浮浪雲』さんがいた。先日頂いた「お茶」のお礼を言っておく。美味しいお茶でした。ごちそうさまでした。
『風来坊』艇では何やら盛り上がっている。帰りに呼ばれたのでコーヒーをいただきました。ごちそうさまでした。ゆっくりとしたかったが次の予定のために港を後にした。