Wednesday, December 30, 2020

あってよかった

 届いたのが12月11日。中身を確認したから間違いない。
 その後,行方不明だ…見つからない。封筒に入ってきたから厚みはない。そのままゴミ箱に行ったのかもしれない。ゴミ出しの日の前にビニル袋の中を探したがやっぱりない。買い直すのもしゃくだなあ。
 未整理の書類を入れてあるケースの整理をした。たたんだままの書類を再確認していって,いらないそれは捨てる…大抵書面が見えるようにたたみなおしてあるが,そうでない物があった。

 ええっ!
 広げてみると中身があった。なんと諦めていたストレーナー関係の部品だった。
 お掃除してみるもんですわ。

 みなさんよいお年をお迎えください。

Tuesday, December 29, 2020

気持ちよく終えました

 いまだ上架整備中で,家にいればおそらく飲んだくれてしまうだろう『BonanzaII』艇長を誘って,本年最後のセーリングをする。まあ,港に行かないと飲んだくれるのは僕も同じで,自分がそうならないための保険みたいなものだが…
 せめて明日の午前中だけでも天気がよければ1泊で洲本か津名へと考えていたのだが,今夜から雨では行く気も失せる。

 10kt以下の優しい風。
 船底がきれいなので滑るように走っている(はずだ)。

 このぐらいの風なら,このAirvaneがちょうどいい大きさ。

 行き先は決めていない,気持ちよく走れる方向に行く。艇速は5kt台かな。
 昼過ぎには風は落ちるはずだ。漁協は休みに入ったのかと思っていたが,まだまだ漁師さんは働いている。網を引いている漁船が何艇もいる。操業の邪魔をしないように走る。
 佐野沖を見ると,2艇出てきたようだ。この風を見逃すわけにはいかないね。

『響』艇でした。奥のヨットは『風来坊』艇ですね。

 適当に切り上げて港に帰る。
 12月になって掃除をしだしたが,まだキャビンの前半分しかしていない。中途半端で終わるのも嫌なので,午後からの時間はギャレーにチャートテーブル,クォーターバースの整理整頓に充てる。
 やり出すときりがない。
 一気に大掃除なんてするから途中でだれてしまって結局やっつけ仕事になってしまう。今年も例年通りの反省で1年が終わってしまった。

 北西側に舫を1本追加。ファーラーはスピンハリヤードで巻いておく…が,例年のように長期東北へ出かけるわけではない。コロナ禍でさっぱりの年末年始は在宅なのだから,すぐにでも港に駆けつけることができる。いやいや,飲んだくれているからそういう訳にはいかないのでありますね。

『ocean』艇長,『風来坊』艇長,『LEIA』艇長にあいさつをして港を後にした。
 来年もよろしくお願いします。
 みなさん,よいお年を。

Sunday, December 27, 2020

絶好の掃除日和

 ちょっとぐらいはセーリングできるかなと港に来てみたが…

 この通りの海面。
 この後,風が吹いてもせいぜい4ktどまりかな。

 さっきまで風速0ktを表示していたが,それも消えてしまった。

 港は休み。水揚げ場に移動して清水タンク補給とデッキ洗いでもしよう。

 明後日乗る予定だが,一応これで外回りの掃除は終了にしておこう。
 アンカーロッカーに入っている舫ロープにもたっぷり水をかけておく。

 バースに戻り,ロープを広げて乾かす。
 ついでにバウアンカーの点検。
 チェーンがアンカーから外れたままだった。取り付けようとするが,シャックルが錆さびで外すこともできない。ハンマーでピンを叩き,ネジを甘くして,プライヤーとペンチでキコキコやるとようやく回った。
 根掛かり対策ロープをアンカーロープに軽く縫い付けておく。
 3ポイントリーフロープは,長さが1mほど足りずドグハウス上のウインチに届かないので継ぎ足している。リーフする時には手元に手繰り寄せればいいだけなので,通常は荷重がかかる心配は皆無だが,なんだかみっともない。赤の8mmロープがあったので交換しておく。
 作業半ばで『COSMO』艇長から,
「蕎麦ができたからおいで。」
と誘われる。餅入りの温かい,かちんうどんならぬかちん蕎麦,ごちそうさまでした。
 数十分の休憩後,昼寝をしたいがセールは中途半端にずらしたパンツのようにマストにぶら下がっている。続きをしよう。
 今日は風がほとんどなく,おまけに船首方向からなのでセールを揚げるのも楽でいい。ちょっと行儀の悪いスライダーもグルーブ蓋に食い込まないで素直に上下している。
 1,2,3ポイントとロープの点検を兼ねて2,3度揚げ下げした。風が強い時に多用するのは僕の場合2ポイントリーフ(通常の3ポイント)であるが,ブームの中を通っているそれが切れちゃちょっと困る。問題はないようだ。
 明後日が乗り納めになるかなあ,それにしても年末年始に在宅するなんて50年ぶりのことだ…いや,1992年は家にいたか。
 同志社のNは卒業後,就職で愛知に行った。そのNと仙丈ヶ岳岳沢のアイスクライミングをさくっと終え,大仙丈ヶ岳の頂上でツェルトを張ったのは気分のいい夕方と朝を迎えるためだった。
 翌朝,たった三歩進んだ所で右足のリジットアイゼンが外れる(ちなみにこのアイゼンは僕の周囲だけでも3名が外れる目にあっているのだが,氷瀑を登っている途中で外れた奴もいる)。こりゃいかんわと左足で氷結した雪面に蹴り込む。スリップは免れたが,ボキッと鈍い音がして左足首に激痛が走る。
「折れとるな…」
「折れとったら歩かれへんでえ。」
と慰めにもならない言葉をNが発する。救援依頼なんてして,ヘリで山梨側に運ばれたとしたら(長野県側)仙流荘そばの駐車場に置いてある車に行くのに苦労する,なんとしても自力で降りて欲しいのが本意だったようだ。もっともSOSを出す気はさらさらない。
 靴をギンギンに締め上げ歩こうとするがなかなか厳しい。ザックはNが背負ってくれている。ピッケルを杖にと言いたいところだが45cmのアイスバイルでは用をなさない。苦労しながら歩いていると北沢峠から登ってきた大学山岳部の学生がピッケルを交換しましょうと言ってくれる。彼らのそれは高校時代のクラブ部室にあった8〜90cmの立派なウッドシャフトピッケルだ。返却は北沢峠。好意に甘える。ありがとう。
 尻セード兼用で峠に着いたのは数時間後だった。あ〜長かったし痛かった。不本意だが小屋泊まりも仕方がない。ある登山者からシップ薬をたくさんいただく。ありがとう。
 寡雪で林道を小屋の軽トラが上がってきている。翌朝,小屋の親父に下まで乗せてもらう。
 ところがこの林道が曲者だった。舗装されているために日中溶けた雪が朝晩は土中に浸み込むことなしに表面で凍っている。一面ガラスのようだ。後輪チェーンだけではハンドルも切れない。親父が,途中で前輪にもチェーンを嵌めると言う。手伝うために荷台に乗っていたNが林道に降りると,悲しいかなビブラムソールの登山靴は彼をツッーを滑らせてガードレール間際まで運んでいくクライミングより危険な状況だ。
 ようやく下まで降りて,デポした車に到着する。お世話になりました。
 豊橋の彼の社宅に置いてあった自分の車に乗り換え大阪まで帰る。マニュアル車でなくてよかった。
 まだ年末の28日だ,自宅に着いたのは夕方で近所の整形外科に電話すると,
「今すぐ来い。」
 レントゲンを撮ったドクターが嬉しそうに言う。
「折れとるよ。」
 どおりで痛いはずや。
…とまあその時以来の年末年始の在宅でございますな。

Friday, December 25, 2020

よう吹いていましたわ

 予報通りの風が吹いている。

 風力6。
 艇が流されて,舫ロープがラダー近くにある。やだね〜

 デッキ上の作業をしていると頭がさぶい。そうや昨日髪切ったんやった。毛糸の帽子忘れてきたがな…あったあった高所帽が。風通さへんしこれに決まっとる。けど高所帽ってもう死語かな?ずっと使っていたそれが見当たらんのんで山道具屋に買いに行った時のことや。10年ぐらい前やったかな。
「高所帽ありますか?」
 店員さんは?の顔をしたがとりあえず帽子売り場に連れて行きよった。
「ちゃうちゃう毛糸やないねん。風通さんようにシェルが付いたやつや。」
 ハイハイと言わんばかりにやけに自信ありげに今度は(クライミング)ギアのコーナーに案内された。
「これでしょう?」
「それはヘルメットやないか。高所言うたからそう思たんか?兄ちゃん知らんのやったら最初から分かりません,言えよ。」
 で,結局家の山道具の中に埋もれていたんを見つけたんやけどね。

 これですわ〜(写真は再掲)
 ほっかほかでっせ。

 レーダーアーチの横揺れ防止にテークルを使っているが少々オーバースペックな気もしている。トートラインヒッチ+ターンバックルに変更して,2セット分のそれをワイルドジャイブ防止用にセットしてみた。

 今日ぐらいの風の中,追手で走って様子を見ればいいんだろうね〜出ないよ。

Thursday, December 24, 2020

冷たい雨が降りそうだ

 午後には雨が降り出すだろう。
 出かけることもないが,港近くのスーパーで他店のポイントカードを落としたようで,そこの警察から拾得との連絡が入っている。カードで(ポイントを)貯める気はないが,レジで会計のたびに「ポイントカードは?」と聞かれ,「ない」とぶっきらぼうに答えるのにも疲れたので財布にしまっておいた物で,千社札ぐらいの大きさなのによく見つけて届けてくれたものだ。ありがとうございます。
 ついでにきれいなお姉さんに髪でも切ってもらおう。本年最後の散髪だ。
 すっきりして港に来たが誰もいない。
 明日以降やりたい作業のために計測だけする。

 はやポツリときた。
 イブだからって教会にも行かない。静かなクリスマス。

Tuesday, December 22, 2020

チェックは大事ですね

  夜中に一度起きた(一昨日マリーナシティでの話)時に,あれ,給油口の蓋はきちんと閉めたんだっけ?確認し忘れていたなあなんて,いささかボケた頭で反芻したようだが,朝になるとそんな事はすっかり忘れている。
 昨夕帰港してコクピットロッカーの整理をしている時に何気なくその蓋を触ってみると…あれっ,蓋が開いているし右に回すとまだまだ閉まるではないかと少々焦ると同時にそういや夜にそんなことが気になっていたよなと思い出す始末だ。
 右舷側にそれは付いている。西北西の風を受けて北東にすすんだからヒールすると漏れるはずだ。時折ガンネルを洗うこともあったからロッカー底部に(軽油が)溜まっているのではないだろうかと思いつつ,ホースにも濡れたあとがなく,たれた様子も見受けられなかったので昨日はそのまま帰宅した。
 港に来たがさっぱり風がない。和歌山にもう1泊して飲んだくれようかなんて言っていたが,昨日の風で帰ってきて正解だった。
 やっぱり気になるロッカー内の点検をする。
 ポリタンク4個にビニコン,各種ロープ…庫内からだすとコクピットがそれらで埋まる。そうした物を全て放り出して,ようやく深い底が見える。
 身体を潜り込ませて屈曲姿勢でさらに手を伸ばして奥を探る。油はおろか水すら溜まっていない。安堵の吐息…

 雨が降っていても,波を被っていてもいても(給油口が)デッキにあるよりは使い勝手がよろしい。
 果たして…漏れていなかった。チェックは大事ですね。

 コンパスのカバーをし忘れていた。
 お肌の日焼けは一向に気にならないし,むしろそれを気にする奴なんかが外遊びしているのを見ると,なんだかねえだが,薄く剥げたようなボケたコンパスは使いたくない。
 両膝の半月板を切除してからO脚っぽい。
 シューズの内底に入れているカント調整用のシリコンヒールもデッキシューズの横に転がっていた。黒潮温泉に入った時に下足箱でなくしたのかと思っていた。見つけてラッキーだ。
 物忘れ,チェックし忘れ…意識的に確認作業をやらないと無駄な時間ばかり増えていく。

Monday, December 21, 2020

我慢の後はセーリング

 夜はそれなりに吹いていたようだ。メインハリヤードをマストに這わしたままだったのでカンカンとうるさい。途中で外してライフラインにかけておく。いつもそうしているのに手抜きはあきませんね。

 気持ちよく晴れました。今日1日の晴天は約束されたようなものです。

 ヨットを移動させ,マリンクラフトの池田さんを訪ねる。
『BonanzaII』艇長は今後の作業の打ち合わせです。後でやってきた浜の宮マリンサービスの花田さんとの話も終えたようだ。来年,蘇る『BonanzaII』艇を見るのが楽しみですね。
 舫を解く。なんとか15時台に帰港できそうだ。16時を過ぎると途端に寒くなるからなあ。

 うう,予想通りとはいえいかんねえ。
 このまま加太瀬戸入り口までずっと上り。右や左に振ってもロスが多すぎる。最初はジブだけ下ろしたが,結局メインまで下ろしてしまった。

 ようやく田倉崎沖を回り込む。
 騙されてはいけない。たいてい変針点に着いたら,そこからまた風が前に回るに決まっているのだから…

 今日の風は意地悪く真上りの法則に従う事なく素直だった。早速メインを上げ,ジブを広げる。島陰で風が落ちることもなかった。

 やけに本船との行き交いが多かったが,北流に乗って快適だね。

 加太瀬戸を過ぎてからも,風は僕たちを裏切らなかった。6〜7ktの快適なセーリングが続く。

 はい,いつもありがとうございます。

和歌山マリーナシティ発 10:10
佐野漁港着       15:40

Sunday, December 20, 2020

追手のはずだったんだがなあ 和歌山マリーナシティ

  今日は追手,明日は真上りくさいが風が落ちるのでそんなに苦労せずに帰ってこられるはずだ…

 港を出てすぐ,よしよし,このままでいい。関空橋目指して変針すれば,クォーターリーの快適なセーリングになるはずだ。

 ところがさっぱりで,風はどんどん前に回っていく。友ヶ島水道は逆潮でそれに真上りもプラスされたくないなあ。
 風は悪かったが,北流の最強時に突っ込んだにもかかわらず,存外簡単に抜けることができたので気分はよろしい。

 そこからは予想どおりの風で,メインはフル,ジブを小さくして,気持ちの良いセーリングが始まった。

 楽しい事はいつまでも続かない。やがて風は真後ろに回って,じぶがハタハタと情けない動作を繰り返している。メインだけでやりすごす。
 マリーナシティ沖にはいつものようにたくさんのヨットが浮かんでいる。
 あれがウインドフォイルだろうか?水中翼のようなものが海面に突き刺さっていてボードは宙に浮いている。それにしてもすごいスピードだ。滑走ではない,滑空だ。

 給油100Lを済ませ,手続きをしている間に『BonanzaII』艇長はマリンクラフトに挨拶に行ってきた。
 がら空きのビジターバースに着ける。

 着くまでは,バスでJR和歌山まで出かけ『多田屋』で熱いのを引っ掛けようぜなんて言っていたのに,黒潮温泉に入ってその気はすっかり失せてしまっている。適当に惣菜を買ってヨットでやる。

 温泉1階の店がまだ開いていたので,いやしい僕たちはラーメンを掻き込んだ。

佐野漁港発       09:20
和歌山マリーナシティ着 14:45

Thursday, December 17, 2020

晴れていてよかったよ

 以前から頼まれていたT艇(デヘラー37)のアンカーライトの交換であるが,ようやく作業を終えた。
 今週は風が強く,さらに雪もちらつくというあまりいいコンディションではない。
 今日は昨日までの風も収まり,港に着いてからも青空が広がっているというお誂え向きの天気となった。
 登るのはなんてことないが,あいにく取り付け作業となると相当苦手なんだよねと言い訳じみたことを先に述べておいてから,
「(マストの)上で風が強くなってきたら止めるからね。」
とさらに(言い訳の)上塗りをする始末だ。
 旧ライトを取り外し,新ライトを取り付ける。切った線をつなぎ直しておしまいだが,おやおや元配線の表皮が劣化して裂けそうになっている。そこもテープで覆っておく。
 スイッチオン。
 点きました。LED航海灯よろしいですね。
 作業中はさらに風が弱くなり,太陽が出てほかほか気分でやれたのもよかった。
 ラッペルしてデッキに着くと,さっと差し出されたのはコップに入った【久保田】燗。こいつは大好きなホットミルクより相当ありがたい。ますますよかった。ごちそうさまです。
 
 自艇に戻り昨日の続き,テープスリングを作製中であるが…

 まだ片方しか縫えてない。ぼちぼちしかできまへん。
 
 出港しなくてもエンジンはかけておく,約30分。
 ストレーナーの下に紙コップを置いていたが,底はからから。

 ここから漏れているようです。
 あんまり締めてネジ切れるのが怖い。

 漁船の出漁はなかったようで静かな港でした。
 金・土と所用あり。日曜日はちょっと長めのセーリングしたいなあ。

 すっかり冬の空になりましたね。

Wednesday, December 16, 2020

雪が降りました

 標高280mにあるうちの周辺は昨日から時折雪がちらついている。案の定路面は凍結気味だったが8時ぐらいになるとずいぶん融けてきた。
 港に出向く。

 風でずいぶんと押されている。
 左隣は上架中で空いているのでそこに自艇が流されて,舫ロープがラダー周辺にまとわりついている。ペラを回すのはちょっと危険だ。

 長いスリングはなかったが,お誂え向きのテープが3mあった。末端を折り返してソウンスリングにするべくスティッチャーで縫い合わせる。
 さっきまで20kt台だった風は,30ktを越えることが多くなってきた。差し板方向から見える和泉葛城山系には暗雲が垂れ込めてきた。長居は無用,とっとと帰ろう。

 フェンダーが浮遊していたのでピックアップしておいた。

 明日は少し風が弱まるはずだが…外での作業を終えたいなあ。

Friday, December 11, 2020

すぐ飽きるのでちびちびとやります

 風なし。晴れ。
 拭き掃除でもするか。

 ストレージ内の物を取り出して,片舷ずつやる。
 床ほどではないがたまった埃を掃除機で吸い取る。後は雑巾で拭いておしまい。

 ターンバックルがあった…

 タワーが高いので手で左右に押したり引いたりすると揺れる。荒れた海上を航海することもあるだろうと,テークルで襷にテンションをかけているが,なかなか具合がよく安定している。
 そんなに操作性を必要とするものではないし,ターンバックルで代用しようか。

 ほどほどにして港を後にする。
 明日は朝から健診が入っている。今日はおとなしくしておこう。

 関所です…

Tuesday, December 08, 2020

気になったからやらんとなあ

 一昨日の続きをするが,やっぱりAIS情報が反映されない。AIS機器側の取説を読むが…
 多分ね,そうだろう…ということにしとこ,ちょっと飽きてきたし。
 なんだかんだしてたら11時を回っているし,外は遊べる風がずっと吹いている。昼過ぎでもええ感じやんか。でも,今日は15時に所用ありで今から出てもあかんねんなあ。
 エンジンチェックでもしとこ。

 ここに軽油が溜まっとる。
 濾し器の周りやボルト受けの下部を乾いた指でなぞるが,ベタつくことはない。うっすらと油は付いてくる。それなんやろか。
…つづく

Sunday, December 06, 2020

そこそこ帆走

 やりたい作業があるが,ちょっとだけ出よう。
 
 須磨方面が気分よく進める。
 ソーセージで帰りも楽チン。途中で例の如く風見が回り出した。ここらが潮時だなあ。

(ウインドベーンからのロープの連結のために)ティラーに付けているVクリートのロープと接触する箇所が擦れて鋭利になっている。アルミだから耐久性に難ありかなあ。

 ヤスリで削って丸める。

 ↑のように寄り道ばかりしているが,今日の作業はそれじゃない。AIS信号をレーダーモニターに反映させるために,NMEA接続用のケーブルを作製しないといけないのだ。
 昨日難波で飲むついでに,日本橋でコネクタを買ってきた。
 2本つなげばおしまいなんだが,細かい作業は苦手だなあ。

 くっ付けて導通を確かめる。なんとかできた。
 AISからのGPS信号は受け付けたようで,きちんとレーダーモニターの右上に表示されている。
 ところが,一番見たいAIS情報が現れない…
 機器の設定を間違っているのかもしれない。また後日,セーリングしない日にやろう。

Friday, December 04, 2020

そこそこ楽しめました

 今日はいい風が吹くはずだ。 
 平均15〜6kt,ブローで20kt以上かな。
 
 ええ感じで帆走してます。

 佐野沖に錨泊しているLNGタンカーがあるが,橋から1マイルも離れていない,そんなに橋に近くていいのだろうか?
 僕が出たのとほぼ同時に,泉佐野港から巡視船『あやめ』(多分)も出港していったが,今日のお勤めは何だろう。
 
 関空島北東辺はクローズホールドからアビーム。波がいささか悪い。
 このまま明石まで突っ込んだら楽しいだろうなあ。

 北端の黄浮標を回り込む。

 真追手にならないように行くが,洲本方向に行くと気持ちよさそうだ。
 時折ジブがおちょこになる。
 本船と出合わないように少し東に振る。先ほどから遠くに見えている船が気になっていたが,佐野沖同様錨泊中のようだ。

 今日ぐらいの風だと真追手になってもしのげる。

 北西辺をゆらゆらと行き,西端手前でジャイブする。
 南西辺,南端黄浮標まではよかった。
 11時半。このままねばってタックを繰り返し佐野まで行こうとするが,風がすっと落ちてきた。上りの微風。
 港口まで5マイル弱。13時半の漁船優先タイムまでには帰れそうだ。機帆走で急ぐ…後で分かったが今日は漁船は一隻も出ていなかったそうだ,残念。
 片付けをしてから『LEIA』艇でコーヒータイム。ごちそうさまでした。

Thursday, December 03, 2020

のんびり作業日和

 今日も風速計が回っていない。少しは期待していたんだがなあ。
 ビニコンフェンダーを束ねていなかったのでそれをやる。ついでにぶら下げるロープの点検をすると,あらら,切かかっているのがある。古いロープを使ったので気にはしていたのだが,綿くずのようになっている部分がある。これは交換だ。

 漁港に横付けの際はエアフェンダーをとりあえず下ろして,風と(港内の)広さにもよるが,漂う余裕のある時は着岸までにスチロバールやビニコンをセットする。
 牡蠣の攻撃にも耐える偉い奴。エアフェンダーだけの使用時は板フェンダーで覆うがそれも必要はない。

 いつの間にか12月,師走といえば大掃除か。晴れているしキャビン内の拭き掃除でもするか。
 全てを一度にやろうとすると,後半飽きてしまってチャンチャンとなることが多い。敢えてバウとヘッド,ロッカー(ヨットのそれはなんて言う名称?あるんだろうか?)だけ。
 ほらみろ,いい天気でデッキ作業の方が気持ちいいぞ…おもむろにバウスプリットを磨き出した。これも全周やろうなんて考えちゃいけない。あくまでも飽きない程度の範囲だけだ。
 岸壁を紺色制服マスク姿の若い氏が3名歩いて行く。
「何かあったんですか?」
と聞くと予想通りの答えで,こちらから話しかけないと素通りしていったろう。巡視にやってきたようだが,遠慮がちに,
「船検証見せていただけますか?」
ときた。お土産ないと気の毒だが,はて,船検証はあるはずだ,たまに持ち歩くが…積んでなかったらどないしょう,見せたらへん選択肢もあり得る。
「船検証なくてもお咎めなしですよ。」
「はいはい,動いていませんから。」
 お勤めご苦労様です。

 バウスプリットの輝きが戻ってきた写真を撮りたかったが,あんまり変わらんね。

Wednesday, December 02, 2020

穏やかな1日でした

 水曜日は漁協が休みなので漁船優先時間帯を気にせずに出入港できる。のんびりと漂うか。 

 ほらね,やっぱりね。予想通りじゃないか。
 風速計には数字の表示すらない。どの艇のマストトップを見てもカップは回っていない。それに比べるとよく回る拙艇のプロペラもおんなじ状況だ。

 エンジン整備をしよう。
 最近だんだん燃料漏れが多くなってきた。濾し器から滲み出ているのは分かっている。Oリングを交換が必要だなあ。フィルターも2年ばかり換えていないのでこれもやっておこう。

 上が純正品のフィルターで,今回付けたのは下の汎用品。サイズも全て同じ。『Wiz of Oz』艇長が手配してくれました。ありがとうございます。

 エンジンを始動して様子を見るが,ポタポタ落ちている?なんでや??
 アホでした,せっかく新品の銅ワッシャーを用意したのに,濾し器本体側のそれを付け忘れていました。

 エンジンの錆取りをする予定だが,その前に『やし門』でビニコンを買ってくる。

 8年ぐらい使った俵フェンダーは半分以下の厚みになってしまった。それより古い(下にちょっとだけ見えている銀色の)12年物フェンダーより二回り以上も小さい。もう積み込むのは止めにしてバース専用とする。
 ビニコン3段3連の漁港用フェンダーを作る。

 錆取りの前にオルターネーターVベルトのテンションを調整したが…

 ラチェットが触れただけでタコメーターのパルス取り出し用ケーブルが外れた。
 回転計は必要だ。Y型端子を探すがない。すべて使い果たしていた。いい大きさの丸型端子もないが,ニッパで細工して挟み込んでから先を絞るとなんとか収まった。
 エンジンをかけて数字を見るがちゃんと表示されていた。

 濾し器からの浸み出しも再チェックするが異常なし。
 側面と後面の錆が気になるがこれはまた後日だなあ。

Tuesday, December 01, 2020

お世話になりました

 知らない間にずいぶん髪が伸びた。
 今日も優しいお姉さんに切ってもらおう。
 寄り道したので港に着いたのは10時,1時間もしないうちに『BlueLagoon』艇長がやってきてくれました。

 道具一式を持参して細かい作業を全てやってくれました。
 ほんとうにありがとうございます。僕には無理でした。

 旧『IZUMI II』艇の新オーナーのメンテナンス作業の手伝いをする。といってもマストに登って電球を外してきただけですが。

 風向風速計の新設を考えていらっしゃるらしい(現在はモニターもない状態)。
 写真を撮っておく。フラクショナルリグのせいなのかマストヘッドが狭いですね。
 既存の台座に取り付けるか,形状の違う新規のそれを付けるかどうかは今後決められるそうです。またお手伝いしますね。

 さあ,明日の風を期待して…