Tuesday, June 30, 2020

日本酒がいいねえ 在小笠原父島

 やっぱり4時には起きてしまう。長年の癖は抜けない。
 真っ先にキャビン内の片付けと軽く掃除をしたので少しきれいになった。
 続いて,思っていたより使いにくかったラップトップ用のラックの移動をする。
 エアベーンを収納し忘れていた。
 バッテリー点検異常なし。
 エンジンオイルとベルトのテンションを点検,これも異常なし。
 
 エンジンルームベッド下に敷いたウエスが濡れていたのでおかしいなと思っていたのだが,シャフトシールからの水漏れがここまで来ているようだ。この2月にボルボのそれからPSSに変えたのだが,以前なかった症状だから少し焦った。異常はないようだ。

 自転車でやってきたのは漁協の兄さんで,燃料給油について教えてくれた。漁船が給油していると時間がかかるので。予め電話をしてからのほうがいいようだ。ありがとうございます。
 10時半に山田さん(オケラネットコントローラー)が,ゴミの出し方についてのチラシを持ってきてくれた。ありがとうございます。
 

 小笠原ヨットクラブ会長の菅野さんがサインノート持参でやってきた。水が必要な時は連絡すればいいとのことで本当に助かります。

 マストに登って,噴煙で汚れたであろうアンカーライトとマストライトの拭き掃除をする。


 デッキに降りてほどなくしてからスコール。
 マストの汚れも随分流し落とされたようだ。
 雨も上がり,スッキリしたので買い物に出かける。
 昼も街で食べる予定だったが,コロナ禍で開いている店がない。スーパーで食材を購入してヨットで調理することにした。
 豚肉にキャベツ,ビール1ダース。すぐになくなるだろうなあ。

 チャートテーブル上にセットしてあるラップトップ用のラックの隙間にまで灰が侵入している。
 17時になったらシャワータイム。『なぎ屋』でさっぱりしてから,昨日は開いていなかった店に入る。正解だった!

 カウンター端っこに一人。それが一番落ち着く。
 生中がうまい。

 サラダを頼むと,
「ハーフにできますよ。」
と教えてくれる。気遣いがうれしい。

 日本酒がよろしいですね。
 飲みすぎ注意です。

 何の造りを食べようかと迷っていたら,三種盛り1000円でできますよと言われたので,それなら四種盛り1500円でと注文した。

 おつゆで〆。
 ごちそうさまでした。
 ハシゴをすることもなくおとなしくヨットに戻りました。

⛵小笠原父島二見漁港

Monday, June 29, 2020

小笠原に着きました…デッキが黒い 小笠原父島二見漁港

 MNにコクピットに出てみた。そこら中ザラザラしている。ふと右舷少し後方に暗闇の中で赤く光っているものを見つけた。あれって西ノ島とちゃうん?

 画面中央やや下,やや左が赤い…

 暗いうちは目立たないから,噴煙の下を「無事に」くぐり抜けたことで気分はハッピー。
 04:58,島影,小笠原父島列島が見えた。

 リーフを解除する。
 6時半,父島二見港まで23.7マイルでdocomoのアンテナが立った。
 太陽が出たら夜間に消費した電気を貯めないといけない。黒く汚れたソーラーパネルに水をかけ,軽く雑巾で拭いておく。

 なんじゃこれは!
 命が危険にさらされたわけではないので,まあいいか〜なんて思ってしまう。

 おおっ!
 10時,auのアンテナも立った。二見港まで後9マイル。

 ここに来て艇速は0ノット台。
 この微風ではウインドベーンも役に立たない。すでにオーパイに変えていたが,それも難しくなってきた。
 辛抱たまらん,エンジンオンやぁ!

 12時40分,着岸しました。
 去年はラダートラブルで残り20マイルを『KAIZIN』さんに曳航してもらった。ようやくこれで小笠原に来たことになります。

 海保,小笠原支庁港湾課,保健,自然…各担当の方々がこの後来られました。
 小笠原観光協会に電話して,洗濯とシャワーのできる宿を紹介してもらう。そのうちの1軒『なぎ屋』さんに連絡を入れると快諾してくれました。ありがとうございます,お世話になります。
 何度も海水をバケツで汲み上げ,デッキの清掃をする。幸い粘着性のあるものでないのですぐに流すことができた。おっとその前に乾いた状態で灰を集めてパッキングしないといけない。これは在阪のヨット仲間へのちょっとしたお土産だ。なかなか手に入らない西ノ島の火山灰。
 セールの汚れは取りようがないのでそのまま放置。
 16時に『なぎ屋』に行き,シャワーを浴び,すっきりする。航海中は着替えはしないので洗うと言ったって1日分だけだが,とりあえずコインを入れ洗濯機を回す。
 さて,どこで食おうかなと『なぎ屋』を出ると,すぐ横に同じ『なぎ屋』の看板の掲げられた店があった。待望の生ビール,サラダにカジキのソテー。追加のビールを頼めば極楽とはここのことだと思えてくる。
 2軒目に入る。
 coronaがあった。当然coronaだ。豆腐を食って,大好きなカツを食べればラムが飲みたい。
 今日はこれぐらいにしといたろ。
 開いている店が少ないのがちょっと悲しい。小笠原は6月いっぱいはまだ来島自粛だ。僕もあんまり羽目を外さないでおとなしくしていよう。

小笠原父島二見漁港着 12:40
(〜佐野漁港より)
航行距離 673nm
消費燃料 16L/8days 
※1日2L使ったら100日で200Lになる。使い過ぎだ。

Sunday, June 28, 2020

小笠原へ 西之島が噴火している

 朝からいい調子で走っている。
 6時半,7ノット以上出ていたのでジブを少し小さくした。さらに巻いてもけっこうなスピードで走っているから,僕はごきげんだ。
 150°から嫌な雲が近付いてきた。上部は完全にもこもこだ。これは完璧にザザーッと来るだろうなあ,雷も嫌だなあ。いったん90°に振って様子を見てから,150°に変針すると上手くかわせた。
 少し風が落ちてきた。朝はしっかり食べたのに暇は食欲を呼ぶ。
 昼前,西ノ島の噴煙が見えだした。


 昨日の昼に聞いたのと同じ音がしている。やっぱりあれは噴火の音だったんだ。何度もドドーンと鳴っている。30マイルぐらい離れているから危険なことはないだろうが。
 黒いのは噴煙で,白いのは水蒸気なのかしら。

 もっと近づけば迫力ある映像が撮れたでしょうにね。
 僕はしないけれど…

 直接被害がないからいいけどね… その1
と本当にそう思う。

 直接被害がないからいいけどね…その2
と今だけ言っている。

 そやった!風はSWやったんや。噴煙の帯の下を通過することになってしまった。遠回りしてでも島の西側を通るべきだった…
 18時頃,コクピットにいるとサラサラと何かが落ちてきた…もしや。

 ハッチを閉めるとキャビン内は蒸し風呂のようだ。
 でも,少しでも開けていると,吹雪の夜,テントの僅かな隙間から入ってくる雪のようにそいつが侵入してくる。ざらっとしている,火山灰だろうか。
 おそらく明朝までこんな状況が続くんだろうなあ。

Saturday, June 27, 2020

小笠原へ 遠くでドドーンと音がする

 据え置きのGPSプロッター(+魚探)がアラームを発している。測位不能の文字が画面上に表示されている。???
 ラップトップに接続してあるGPSアンテナも赤ランプが点灯したままだ。稼働中は確か点滅していたはずだ。再起動させて様子を見るが状況は変わらない。
 予備のラップトップを立ち上げ,別のGPSアンテナを接続して様子を見る。こちらのアンテナのほうが感度がよさそうだ。
 さっそく元のラップトップにアンテナだけを付け替えて使用する。やがて,測位不能の「*****」マークが画面から消え,数字が表れた。
※雲のせいでこんな状況になることがあるらしい。

 吸い込まれそうなほど透明感が増してきた。晴れているせいでよりきれいに見える。

 ずっとヨットの周りを鳥が旋回している。停ればいいのに。

 このツマミがいける。ついでに潮吹き昆布も食べて塩分補給しておく…ほんとは塩分補給なんてこと考えていなくて,単に大好物なだけなんだけれどね。
 
 SEの方角からずっと地響きのような音が聞こえてくる。雷だろうか…いや,ひょっとして西ノ島の…
 20時過ぎ,ふとマストを見上げると鳥が停まっている。マストトップの揺れ幅は大きい。体勢を崩さないようにときおり羽も広げながらバランスを取っている。風が出てきたのでリーフしようかと思ったが,セールの動きに驚いて鳥が飛び立つかもしれない。せっかく休憩しているのに気の毒だ,止めておこう。
 さっきより吹いてきた。やっぱりリーフしよう。
 鳥は?
 驚いた様子もなくまだそこにいる。デッキに降りてくれば快適なのに,水かきの付いた足ではさぞかしつかみにくいことだろうに。アンカーライトを消して,マストライトを点け,さらにスターンライトを点けて誘導を試みるが,さっぱり無関心だ。
 4時間ばかりいただろうか。22時過ぎに見た時にはいなくなっていた。おやすみなさい…

Friday, June 26, 2020

小笠原へ ほんの少しだけ酔いました

 朝から気持ちよく晴れている。

 AISがアラーム音を発したので,VHFで確認した。
"Port or Starboard ? "
と聞いてきたが,すぐに(拙艇を)発見したらしく,
"Have a good trip"
と返ってきた。
"Thank you"

 朝は4時半には起きコクピットに出て,そこでコーヒーと果物1個。
 7時から8時まではシーガルネットをワッチ(できればチェックイン)してから朝食。
 12時20分からオケラネット。
 16時に夕食。
 その後ドンタクネット。
 19時から20時の間にキャビンに入り就寝。
 MNに一度確認のため起きてまた寝る。
 規則正しい生活を送っています。

  僕は夜間たっぷり睡眠を取っているが,彼女はずっと働いている。ほんまに感謝します。

 去年の往路では3日目の船酔いがきつかった。もっとも翌日には嘘のように治まっていたのだが。今回は今日で5日目なのにない…と思っていたら,とうとう夕方やられた。うぇっ,このまま明日まで続くのかとちょっとブルーになったが,ほんの1〜2時間で解消した。ラッキー。
 フルメインで走っている。風の様子を見て寝る前に1ポイントリーフする。

Thursday, June 25, 2020

小笠原へ 梅雨前線を通過したようです

 ミッドナイトにAISで起こされる。1.5マイル後方に本船がいる。VHFの応答がないのでフラッシュライトを点けると,全航海灯オン・オフで応えてくれた(ようだ)。
 いい風が吹いているようで,5〜6ノットで快適に進んでいる。安全を確認したので夜明けまでもう一眠りする。

 目が覚めると晴れていた。蒸し暑い。

 どう見たって前線に伴う雲だろう。

 こんな方向に見えている。

 ボゥーっとのんびり走るにはちょうどいいぐらいの風。
 全体を通して,風力は4〜6が多かった。

 相変わらず起きている時は飲んで食ってばかりだ。暇だからそれしかやることがない。本を読むなんて芸当は僕にはできない。海と空を眺めている方が楽しい。
 ようやくデイランが113マイル。昨日は60マイルちょっとだっただけに妙に嬉しい。このまま100マイルをキープしていれば,そこそこ気持ちよく帆走していることになるなあ。

Wednesday, June 24, 2020

小笠原へ 雨でした

 ミッドナイト,ウインドベーンを使うには風が弱く,コースをさっぱり維持できない。1〜2ノットの西への潮流があるようで,随分と流されている。風のあまりの腑抜けさにバトンタッチしたオーパイもピコピコ鳴り出した。暗い中でペラを回すのはゴメンだなあと思っていても仕方がない。デッドスローで進む。修行が足りんなあと反省。
 明るくなってきても状況は同じだったが,海況が分かるのでエンジン回転数を少しだけ上げた。ホンダワラにはつかまりたくないなあ。
 ようやく横流れより針路を保てるだけの風が吹いてきた。エンジンを切って,オーパイからウインドベーンに替える。

 だんだん曇ってきた。風も20ノットオーバーで,メイン,ジブともにリーフしたが,それでも5ノット以上出ている。快走だ。

 AISが警告音を出したと思ったら本船だった。夜は言うまでもなく昼でも役に立つ機器です。

 11時20分,風がますます強くなり,雨も降り出した。メインセールをさらにリーフする。
 16時,遥か南西に青空が見えているからしばらくすると止むかな。
 本船航路の横断も終わった。二日間寝ていない。今日は19時から寝ることにする。
 150°を維持したいが,まだまだ流される。じたばたせずに110°で行く。ヨットが勝手に走ってくれるだろう。

Tuesday, June 23, 2020

小笠原へ 夜はのんびり走る

 位置報告を日に3回(08:00AM,04:00PM,MIDNIGHT)Garmin inReach Miniで友人宛に送信するようにしている。
 MIDNIGHT連絡の後,少しスピードがのってきたのでメインを1ポイントリーフした。速すぎると輻輳海域横断が明日の夜明け前の暗い時間帯になり気を遣う。ゆっくり走るのも悪くはない。
 明るくなってきた4時半にリーフを解除した。

 やっぱり夜明けはいい。新月からまだ二日しか経っていないので,ずっと闇夜だった。

 6時過ぎより,風がよくなってきた。気持ちよく4〜5ノットで走っている。

 ずっと働いています。頼りになります。

 タイカレーレッドにプチトマト,バゲットで朝飯とするが,バターを買っておけばよかったと後悔している。
「賞味期限が心配だから,早めに」と『Bonanza II』艇長が積み込んでくれていた【味付旨たまご】が美味くて,少々オーバーペース…食い過ぎだね。
 明るいうち早めに夕食を摂る。

 食後はこれ,およそ家では食べない甘いお菓子を食っている。コーヒーよりはティーが合う。

 追手の風が弱く,針路が保てない。オーパイも併用して凌いだ。
 夕方になってようやく18ノット吹いてきた。ぐんとスピートが上がる。でも夜はのんびりと走りたいので暗くなる前に1ポイントリーフしておく。
 出航前に,セイルパック・レイジージャックを収納しようかと迷ったが結局そのままだ。アビームやクォーターリーで(つまりブームを出したまま)リーフを解除してセールを揚げる時は,レイジージャックにピークが引っかかることが多いので,レイジージャックをルーズにするひと作業がある(バテンレスだからバテンが引っかかることはないし,上りの時はひっかからない)。でもレイジージャックがあればリーフした時にセールパックが余った帆を受け止めてくラッシングしなくてもいいので楽チンだ。

 今日もいい1日でした。明日はもっと楽しくなるでしょう。

Monday, June 22, 2020

小笠原へ向かいます…仕切り直しです

 港への道中にある24時間スーパーで,出かける前の最後の食料調達,プチトマトとナス,紙パック1.8L入格安赤ワインを買う。ナスは泉州らしく水ナスだったので大満足だし,紙パックワインは酸化防止剤不添加なので(僕は絶対にそのせいだと思っているのだが),ガバガバ飲んでも不快な頭痛とも無縁だ。そうそう,バゲットも1本だけ購入,パンメーカーの物なので,ちょっとやそっとではカビないだろうなんて言ったら失礼だろうか。
 港には誰もいない。こそっと出るにはうってつけだ。
 メインハリヤードをピークに取り付けようとして,ライフラインから外した時に,チャリンと音がした。レバーピンシャックルのバー(パイプ)の抜け止用キーリングが脱落していた。それでバーが落ちた音だった。リングを部品箱から取り出して新たに装着した。
 紀伊水道を抜けて,室戸〜潮岬間の本船航路までは寝ないつもり。
 加太瀬戸の潮は南流になるだろう。越えてからもしばらくはそれに押されて艇速は確保されるはずだ。そこまではエンジンのお世話になる。
 11:45 加太瀬戸を通過,エンジンを切る。(燃料は)使った分(3時間弱)だけすぐに給油しておく。
 普段,家ではほとんど炭水化物は摂らず肉ばっかり食っているが,クルージング中はそんな食事はちょっと無理で,どうしてもデンプン食が多くなる。マルちゃんのカレーうどんに斜め切りにした青ネギを入れて,一味をしこたま振る。とろみがまとわりつき,唇をべたべたにしながら食うのがたまらなくいい。

 風は少し弱いが,のんびり行くには好都合だ。

 ウインドベーンも快調で,静かな走りが心地よい。

 風が少し横に回ったのでさらに快適だ。

 明るいうちに晩飯。することがないので食ってばかりいる。
 麻婆茄子を作った。水ナスは煮すぎると溶けてしまう。豆腐の代わりに高野豆腐を入れてボリュームを出す。

 伊島〜日ノ御崎間を通過した。室戸〜潮岬間を結ぶラインまでは本船との行き交いもあまり心配しなくていいだろう。

 静かに夜が更けていく。

佐野漁港発 09:10
(〜小笠原父島二見漁港まで)

Sunday, June 21, 2020

やっぱりね

 この木曜日から金曜日(18〜19日)の雨ったらなかった。本当はそんな日にこそヨットにこもって雨漏りの侵入経路を確かめたほうがいいんだろうなあ。
 
 やっぱり溜まっていた。
 キャビン内に濡れはない。インナーハルを伝ってシンク下からビルジ溜まりに流れたらしい。
 バケツに500mLほど。スポイトでチューチューやる。
 ジンバル上の天板においたお盆にも少し水が溜まっている。上から垂れた形跡はない。たまにあるが未だにどこから漏れているのかつかめないでいる。

 いつでも出られるようにキャビン内をクルージングモードにしていく。
 鶴岡の善寳寺の旗を揚げようか。

 2週間ぶりに『Bonanza II』艇が和歌山マリーナシティから帰ってきた。きれいな船底でさぞかし快適な回航だったでしょうね。

Wednesday, June 17, 2020

ラジオファクシミリをとってみたよ

 先日ほんとに久しぶりに気象FAXを受信しようとラップトップと無線機とをミニピンジャックでつなぎ,落としてみたが…画面が白黒反転しているし,雨降りばかりで悲しくなってきた。このままではいかんぞと,やっぱりもう一度やってみた。
 周波数は無線機にメモリーをしているはずだが,先ずそれを確認,合っている。去年やっていた時は(無線機の)イヤホンジャックと(パソコンの)マイク端子に挿していたからこれも間違いなし。
 でもうまく受信しないなあ。
 
 横道にそれるのは年中行事で,もう1個マイクがあるのを思い出した。本体側の設定をいじらないと機能しないので放ったらかしにしたままだったのだ。
 マニュアルを「きちんと」読み,接続するといけたようだ。
 ちょうどオケラタイムだったのでチェックインもしておく。

 無線機側のボリュームを調節後,自動制御・自動保存モードにして放置しておく。
 他の作業もあるからずっと画面ばかりを見ているわけにはいかない。

 同期しているとカラー表示になっているが,↑↑の写真では黒いままだ。何枚か自動保存してくれたが,そのうち2枚は画面が分断されていた。同期が取れていないからか?

 明日明後日は雨模様。
 金曜日以降は晴れそうだが,紀伊水道沖を低気圧っぽいのが通過しそうだ。なかなかうまくいかないね。

Monday, June 15, 2020

まだやることありましたわ

 やっぱり気になったのでスプレッダーにパイプカバーを取り付けた。
 後ろに向いているので,アビームより後ろの風でメインセールを出すとどうしても当たってしまう。気休めにはなるかな。

 クライミングギア(アブミ,アッセンダーその他)は残置して降りる。降りてからメインハリヤードを緩めたら回収できる。
 今日はマストトップまでは登っていないので,途中にぶら下がっている。

 アマチュア無線機のアンテナ線を4mmクレモナロープに沿って這わせてビニールテープで止めていたが,この暑さで外れていた。
 ビニテ+インシュロックで補強したのでもう大丈夫だろう。
 コクピットロッカーの整理をしていたら声がかかった。『LEIA』さんだった。小一時間雑談。いつもお世話になっています。

『LEIA』さんが,ステイホーム中に随分と作ったらしい。長めのと短めの2本をいただきました。前にもらった物(上右)より断然できがいい(らしい)。ありがとうございます。

Saturday, June 13, 2020

ヨットでは飲んでないで

 雨が降るのは分かっているが,木・金と港には行っていない。それだけでなんだか落ち着かないのでやっぱり足を運ぶ。
 こんな土曜日には誰も来やしないと思っていたが果たしてそのとおりで,主の『東日流』さんとだけ朝の挨拶を交わす。

 途中にあるホームセンターで炭酸水1Lを1ダースを買った。すでに同量積み込んでいるが,先日の航海で1本だけ飲んでしまったのだ。ほらあるだろう,紙パック入りの安ワイン。酸化防止剤不添加だとかポリフェノールたっぷりだとか表示されているやつ,そいつをこれで割って飲むとまさしく清涼飲料水だ。ガブガブ飲んでしまいそうなので追加購入したってわけで,あっ,その紙パックだってもう数本買っておく必要があるなあ。
 と,まあ,メンテナンスにもならないこんなことが最近の日常だ。

 バウハッチ2箇所を開けていると風が通ってそれなりに涼しいが,雨が降り出した。締め切るとさすがに暑い,むっとしてきた。あっさり作業を諦めて,呑兵衛の生活に戻ろう…かれこれ数ヶ月続いているよ。

Thursday, June 11, 2020

午前中に

 雨は午後から本降りになるだろう。キャビン内の作業だからそれはあんまり関係ないが,バウハッチを開けたほうが涼しいからやっぱりさっさと昼までに終わらせよう。

 南南西の風20ノットぐらいか。
 港外だとそれ以上吹いているだろうなあ。漁船も出漁していない。念のため傘を用意したが今はまだいらない。

 チャートテーブル上にラックを介してラップトップパソコンをセットしていたが,キャビンに入った時に変な揺れでもあったらそのラックにしがみつきそうになることがしばしばあった。しがみつくならまだしも,背中から押しのけそうになることも…それに,当たり前のことなのだが見づらい。

 当初そうしていたようにステップ最上段の端っこにラックを設置した。
 出入りの際はいちいちスイングさせるという面倒な動作がひとつ加わるが,まあいいか。
 まあ,そんなことよりやっぱりチャートは見やすい方がええんですわ。

 冷蔵庫はバウロッカーに置いていた。アイを2個付けてテープで固定はしているのだが,一昨日のような30°以上のヒールが続くと予想通り少しずれている。
 クォーターバースに置いていたこともある。今回より収まりのいいテーブル下に設置したこともある。
 しかし,どこに置こうと蓋を全開することができないのである。底の方が見えないので,小分けされている安物チーズなんかがバラけていたら,まさぐらないと取れない。

 以前のように階段下に置こう。
 バースに行くには少々つらいものがあるが,収まりはいい。
 まあ,そんなことよりやっぱり蓋が全開して中身がすぐに取り出せる方がええんですわ。

 上架整備中の『Bonanza II』艇の舫と拙艇の舫が絡んでいる。随分風で押されているようだ。
『Bonanza II』艇左舷舫を『よじ』の右舷スターンクリートに引っ掛けておいた。

 作業が終わったらザンザン降り出した。しめしめ。