Monday, December 23, 2013

ちょっと早いですが,今年の乗り納め

不摂生がたたって,3連休を棒にふった。ようやく回復したのは最終日。天気は晴れ,軽くセーリングしよう。

久しぶりに『Dignity』さんと会う。少し出すらしい。

風力計がカラカラと勢いよく回っている。楽しめそうだ。
ほんの30分も走ると風が弱まり,うねりも小さくなってきた。オーパイは全く用をなさない。+とーには動くが,その後,バーが固定されてしまう。あれこれ試しているうちに,風見がくるくると好き勝手に回り出した。ここらが潮時だ。
ジブを降ろし,メインをたたんで,懲りずにオーパイの初期化をするが,前回はそこまではうまくいったのに今日は初期化すらできない!泉佐野沖をグルグル回っていると,『風々』さんがやってきた。
「風ありませんね。」

『Wing』さんに電話して,以前に頼まれていた件を尋ねてみる。
「風見の取り付けを今日しませんか。」
古いのが壊れているので新品と交換らしい。実はその『Wing』艇も一月ほど前新しくなったばかりなのだ。
連絡が取れたので,帰港する。


ちょうど出て行く『LEIA』艇。今年1年お世話になりました。

『Dignity』さんと『Wing』さん宅を訪ねて,その後,3人で忠岡港に向かった。


新星『Wing』,Yamaha30SIIですね。お尻が素敵です。


作業中に帰ってきた『銀河』さんも『Wing』艇の見学です。

風見取り付け作業も無事に終わった。来年まで持ち越さないでよかった。
初乗りはおそらく1月の3連休。泊まりで何処かへ行きたいなあ。

Sunday, December 15, 2013

朝帰りですわ

夜もビュンビュン唸っていましたね,風が強い。


米をつけていたのを思い出したので,腹が減っているわけでもないのに飯炊き。


久しぶりに田尻漁港の朝市へ。相変わらず賑わっていました。

年末は何かと忙しい。

Saturday, December 14, 2013

泉佐野のお店で忘年会でした

寄り道しながら港に着いた。


風が強い…

ちょっとセーリングしてからオイル交換をしようと思っていたが,両隣のマストトップの風速計はビュンビュン回っている。エンジンだけ回してオイルを温めて交換しよう。今年3度目のオイル交換。
『風来坊』さんがやってきて,作業後にコーヒーでもと誘われる。今日は30ftの船でも揺れているぐらい風が強い。
自艇に戻り,メンテの続きをして,滅多にしない昼寝をした。
17時過ぎに銭湯へ向かう。熱々のお湯にのんびりとつかっていたらいつのまにか宴会開始20分前になっていた。

21時過ぎに宴会終了。港へ戻って『風来坊』艇で談話。なんとキャビン内の温度は21℃!電気ストーブが威力を発揮していました。
自艇に戻って艇内の温度を確認すると9℃。屋根さえあれば天国のような暮らし。いつものように素足になって,上着を脱いで,シュラフをかぶればぬくぬくの夜。

Sunday, December 08, 2013

やっぱりそうなのね…

早寝して早起き。
羽釜で飯を炊いて,13日で期限切れになる「高級」レトルトカレーを食べた。これは随分前に後輩のTが持ち込んだやつで,なかなか消費しきれずに残っていた物だ。


コンビニまでトイレに行って帰ってくるとようやく朝日が出た。

明日からは天気が悪いらしい。『DUCK』さんも引き返すことになった。僕のオーパイが調子が悪いと言うと,予備で積んでいる同じ機種のものを貸してくれました。ありがとうございます。
今日は昨日よりは幾分ましと勝手な自分予報を立てていたが,ほんの少しは当たっている。だが,風はものの見事に北北東に変わっている!

岸壁での風はスターン右後方より吹いている。
セールで離岸にはおあつらえ向きだ。
ゆるゆるとメインを上げるとバウが岸壁から離れ,スターンの行って来いを放すとうまく動き出した。
ティラーを港口に向けてメインだけでゆっくりと出て行く。
よしよし,2~3ノットで港の出口に着いた。
そこで,いつもの様にストップ。全くの上りで艇は前にさっぱり進まない。
やっぱりエンジンのお世話にならなあかんね~~~

油断していると大波がきた。コクピットがプールになった。
10マイルも行くと白波の数も減り,うねりも小さくなってきた。夜半はびっしりと雲が空を覆い尽くしていたが,今は全く雲がない。
ようやくリーフを解除して,少し南に移動した太陽の恩恵を十分に浴びながら残りのセーリングを楽しんだ。


見上げる関空橋の上にも雲はなし。

いつもように,旧津名行きフェリー乗り場のあった広い港内でセールを下ろし,帰港の準備をした。すべての準備が終わってから,僕のオーパイをセットして偏差の調整に再度港外に出た。ぐるりとゆっくり輪を描いて艇体とオーパイのコンパスを一致させる。何とかなったようだ。


皆さんでお茶タイム。台湾の高級茶は何杯お分かりしても美味しいですね。ごちそうさまでした。

洲本発  07:10
泉佐野着 12:00

Saturday, December 07, 2013

濡れても数時間… 洲本港

木曜日はヨット仲間の忘年会で,金曜日はそこそこ仕事をこなし,ようやく迎えた週末だ。

風は本日,北北西乃至北西,明日もこのままなら帰路は楽しめそう…今日の上りは我慢する。大阪湾の東の端っこに停めているので,東寄りの風が吹かない限り年間こんなもんだ。
仕度をしていると,ひょっこり『DUCK』さんがやってきた。『AURA』さんが北木島にいるので今日から向かうらしい。僕も洲本へ行く予定だったので,そこまでは一緒で嬉しいかぎりだ。


先行する『DUCK』艇。この頃はまだまだ快適だった。

予想通り風向きは悪い。少しでも進路をずらして風を受けるようにすすむ。多奈川沖までは太陽を浴びて,気持ちが良かったが,そこからがいけない。白波がずいぶん目立ってきた。スプレーを浴びる回数が増えてきた。朝,長靴を履こうかどうか迷った末,いつものようにデッキシューズを履いているものだから靴下も濡れてきた。
ガンネルが時折浸かりだしたので,1ポンリーフした。ヒールは幾分ましになったが風向きが変わったわけでも何でもない。
洲本沖浮標の辺りで,明後日を指すオーパイの調整をしていると,近海郵船の船が音もなく抜かしていった。ドッタンバッタンしている僕のヨットとは大違いだ…とうとうオーパイは用をなさなくなってしまって,ティラーを握る。

洲本港には桟橋に1艇,『DUCK』さんは岸壁に停めている。『DUCK』さんの後ろに舫う。
濡れて不快なパンツを脱ぎ捨て,乾いたパンツに履き替え,明日のためのメンテナンスをしておく。

風呂にはいる前に,『Gelato;piccolotto』で【和三盆のジェラート】を食べる。美味しかったですね。FBを見て,僕の洲本到着を知っていたらしい。寄ってよかった。


ここも早く閉店してしまうので先に寄ってみたがほとんど売り切れ。「いつも買えなくて残念だ」と言うとおまけしてくた。ありがとうございます。


ほんのちょっと足を伸ばして,今日は『お多福湯』。


商店街を歩いていると,それぞれの店に歴史を感じる。市役所横の公設市場も懐かしい雰囲気だ。

今日は,ヨットでチビチビやることにした。たまにはこれもいいかもしれない。

佐野漁港発 09:35
洲本港着  15:00

Sunday, December 01, 2013

昨日よりは暖かい

昨夜は21時には大いびきをかいていたそうだ…お互い様。
2時半から連続的に1時間おきに目が覚めるのは山へ行っている時の習性が残っているようだ。
5時半に起きる。FBをチェックすると,Tの同級生で同じ山岳部の後輩Yからコメが入っている。「ラーメンのはしご…700kcl×2?ヤバイと…」。二人とも調子に乗っていたが確かにそうだ。反省しよう。


住金沖に停泊していたタンカー。でかいね。

時折,風をつかみながら,ほとんど機帆走で順調に進む。
急にTが「今日の昼飯はラーメン」と言い出す。全く反省の色なしだ。この後,彼は「天ぷら…」とわめき,挙句の果て,帰港後,単身一人暮らしなのに漁港内の青空市場で「あんこう鍋セット」を買うに至った!


『風来坊』さんが出迎えてくれました。関空橋南。


『浮浪雲』さんも帰港です。

今日は沢山の人が港に来ていました。お昼は電話で注文すると配達してくれる弁当屋さんに頼んでいるようです。チラシを見ながらの注文です。セーリングの風は冷たいが岸壁は冬でも快適なようですね。
片付けをして,一足先においとましました。

和歌浦漁港発 06:50
佐野漁港着  11:50

Saturday, November 30, 2013

ラーメンを食いに行こう 和歌浦漁港

(24時間開いている)スーパーでの買い出しもあって,前夜からヨットに泊まっている。
『AURA』艇のみ明かりが点いている。他には誰も来ていないようだ。
車を降りてから岸壁までの間にも風の強さを実感する。キャビンの中にいてもゴーゴー唸っている。翌日には等圧線の間隔もひろがり,出港する時刻には止むはずだ。

同行のT君は06:40にやってきた。彼は昨日は和歌山出張で現地で打ち上げして帰宅は21時,「出港は朝の7時だから夜来なくてもいいよ」の僕からのメールに安心したのか,家でさらにワインを1本空けたにしてはシャキッとしてやってきた。その和歌山にまたヨットで出かけるわけだ…

出港するついでに,アンカーのモニターをコンクリートブロックに交換した。漬物石は再びヨットに載せて,出先の港でアンカー打った時のモニターに舞い戻り。
※コンクリートブロックでは比重が小さすぎて用をなさないようです。


関空ブリッジを越えたら風が安定してきた。ジブを揚げる。

変なうねりが多い。Tは昨夜のツケがだんだん回ってきたようだ。そのうち,キャビンに入り糞をたれていた。その後,少しはマシになったか…
僕は一人で,TORYSをやっている。このTORYSは吉高の宣伝しているやつで,度数が低くさっぱり酔わないので船上では具合がいい。

潮に乗ったせいか,予定より早く和歌浦に着いた。銭湯が開くのは15時,ラーメン屋の開店は17時。ワンタンスープで軽い昼食後,日頃の寝不足解消のための昼寝。


そろそろ出かけよう。


外来者だとすぐに分かるらしい。「石鹸いるでしょ」と言われる。しまった,ヨットに置き忘れてきた…

銭湯の熱いお湯ですっかり酒精も抜けたようだ。開店と同時に『まる木』に行く。銭湯は港から5分,『まる木』は3分。この近さがいい。

茹で上がりを待つ間に,はやずしを2個,茹でたまごの殻をむきながら待つ。
きた!すする,美味い!


開店と同時に中華そば

道路の反対側に昔ながらの酒屋があった。ビールと酢烏賊など駄菓子屋系のつまみを購入し,キャビンで1時間ほど飲んでいると,Tが「もう一杯行きませんか」と言う。誘われて断りはできない。20時にもう一度出向いて,今度はチャーシュー多めを注文した。


たまごをしずめる。

食ったら寝るだけ。21時にはすっかり夢の世界だろう…

佐野漁港発  07:40
和歌浦漁港着 12:40

Sunday, November 24, 2013

やっぱり風がない…

目覚ましを5時にセットして,予定通り起きた。
夜は風がかなり強く吹いたようで,外付けのハリヤードがマストに当たる音が少々気になって途中でテンションをかけたが細かい振動がまだあった。

ハッチを開けると,『DUCK』さんが,開口一番「もう出る?」と僕に尋ねる。その30分後には消えていました。速い!


ものは試しと買ったので嬉しがって使ってみた。暖かい。

海は暖かい,なんせ海抜0mだから。山とは気温が全然違う。冬山は常にマイナスの世界だ。コクピットにいて寒いのは運動しないからだ。およそ発汗するような動きはない。どんどん体が冷えていく。
とまあ,いらんことばかり書いているが,テントの中でコンロをガンガン焚くと,濡れた毛糸の手袋や帽子もきれいに乾く。ヨットでも濡れ物があるから乾かしたいが,テントとキャビンでは広さが違う。となるとかなりでかいストーブがいる。そんなもの積む余裕はないから,とりあえずこいつだ。


暗いうちに港を出ると会えるこの風景。


最後はやっぱりトロトロの海。


関空橋がこれぐらいに見えたら,あと数マイル。


『Dignity』さんが出迎えてくれました。ありがとうございます。

時間があるので,もやいロープの点検をすると,モニターがなくなっていました。これで,『over joyed』さん,『浮浪雲』さんと合わせて3艇です。切れた?
かわりにヨットに積んである漬物石をぶら下げておきました。

沼島発  06:20
泉佐野着 11:30

Saturday, November 23, 2013

『SNOW GOOSE』とミート 沼島漁港

先週港に来た時に,「来週は沼島へ行こう」という話になった。
週明けの月曜日から,週末の天気が気になるのは山へ行っていた時と変わらない。長野に山へ行くときは天気も気になるが,休みに大阪にいることが苦痛で車を走らせる。登り出したら天気の悪いことは気にならない。さっさと目指すルートを片付けることに精進する。雪のルートと違って冬の岩場はチリ雪崩も雰囲気を盛り上げるのに一役買っている。
天気予報は土日の好天を告げている。ラッキー!

8時出港と聞いていたので,昨夜の飲み会も1次会でお暇した。港には7時20分に着いた。準備をするには十分な時間がある。
それぞれが,それぞれのペースで出港。出る前に『DUCK』さんから,でかいリンゴ,『COSMO』さんから,これまたでかい富有柿を頂いた。ありがとうございます。
加太瀬戸を超える1時間ばかりだけ潮に押されたが,あとは順調にエンジン!!!で進む。友水の南だけはいつもの様に風が通りぬけ,しばらくセーリングを楽しむことができた。


友水南でオレンジ色も鮮やかなタンカーを見た。


チョイの間だけのセーリング。


徳島の『SNOW GOOSE』さんが来ていました。


去年ケンチョピアでお世話になった『SNOW GOOSE』艇でビールを頂きました。みんなで歓談中です。

『SNOW GOOSE』艇の中を見せていただきました。すばらしい!触りたくなる,いじりたくなる…

風呂に宴会は港巡りではやっておきたい。

もっとやりたいのは何週間も風呂に入らずに,大海原をかけることですね。

佐野漁港発  07:40
沼島漁港着  14:20

Sunday, November 17, 2013

港は暖かい

めっきり寒くなったが,港はやっぱり暑い。作業中は半袖シャツがちょうどだ。

バッテリーを2個交換して,配線をする。

1個はセーリング中のGPSプロッターやオートパイロットに電源を供給している。これは25Wのソーラーパネルとつながっていて,途中にチャージコントローラーをかませてある。
もう1個は純粋にエンジン起動用で,充電は機走の時しかやっていない。
今回は,5Wのパネルを手に入れたので,エンジン起動用のバッテリーにつないだ。
これで,2個ともヨットに乗らない日も充電がなされているはずだ…


仮置きです。ケーブルが細い…

バッテリーを付け替えたので,M艇のメンテナンスを手伝った。

ユマーリングしていると泉大津からの3艇がちょうど入港して来た。
高いところから「いらっしゃい」

先ず,風見をつける。古い風見が根本から外れない。ペンチで剥がしていくがなかなか厳しい。ノミでプラスチックの部分をこそげとると,ようやくナットが見えてきた。スパナでは頭をなめてしまう。ネガネレンチをロープ経由で送ってもらい,ようやくきれいに取れた。
新しい風見をロープで引き上げセットしようとするが,案の定(前にもこんなことがあった),ワッシャーが大きすぎて入らない。ナットを落とさないように慎重に締めて,下から角度を確認してもらってオーケーが出た。

レイジージャック設置のためにマストにアイをつける。
位置決めが決まったら,4mmドリルで削孔。5mmのタップを立てる×4本。きれいに設置できました。自画自賛。
途中で,泉大津の『BLUE SEAGULL』さんが,こちらに来られた。高いところから失礼しました。

なんとか設置できたのでよかった。Mさん,時間ばかりかかって申し訳ありませんでした。いつでも登ります。お気軽に声をかけてください。


空はどこまでも青い。

『over joyed』さんが出港していった。
僕も出ようかと思ったが,風速計は回っていない。艇内の片付けをして港を後にした。

Saturday, November 09, 2013

何処かへ行きたかったなあ

洲本より少し遠目のところへのんびりセーリングしたかったが,天気予報は相変わらず日曜日の悪天を打ち出している。メンテ半分,セーリング半分とした。

ジブハリがサンダーで切断したままになっているので,ワイヤークリップ2個で留めた。留め方適当すぎたので次回にやり直し。
予備のハリヤードをクライミングロープで代用していたが,ちゃんとしたロープに交換した。

こまごましたことをやっていたらきりがないので,適当に切り上げ出港。港内で帆を揚げるには絶好の風向きだった。


なんとか風を拾っています。


暇さえあれば必ず海に出る『風来坊』さんです。見習いたい。

関空島の上辺をかすめるように,3~4ノットでセーリング。ちょっとだけ白波が見えたが直ぐに消えてしまった。
北端の黄色ブイで後ろからの風を期待して方向を変えたが,風見はくるくる回っている。
もと来た通りに戻る。
残り2.5マイルで13時半。14~16時の規制タイムに間に合わないのでエンジンオン。
13時58分にバースに着けた。

『風来坊』さんと『over joyed』さんと3人で拙艇のコクピットでコーヒータイム。狭くてすみません。

バックステイから取っているブームのリフトをようやくマストトップから取るように変更した。
いつでもできることをいつでもできるからと5年間放っておいた…反省です。本当は,折り返してメインハリヤードの予備にしたかったのだが,マスト基部にブロックを付けて,またマストにガイドを付ける作業が面倒だったので横着して吊るだけにした…また,しばらくしたら反省だろう。

マストに登ろうとしていた時に,救援依頼。ボートのエンジンが停まったため接岸できないらしい。助けに行く。港内でよかった。

メインのスライダーの交換。最上部のだけサイズが小さいのでグルーブから外れる。付け替えた。
外れていたリーチテールを新しく付けた。

Monday, November 04, 2013

今日はこれぐらい

夜もずっと雨だったが,やっぱり6時前には起きてしまう。
リビングが暗い,カーテンを開けて外を見ると相変わらず降っている。
昨晩乗った体重計の数値には驚いたが,お馬鹿なクルージングをしたのだから仕方がない。自転車で「串柿の里」でも周遊する予定でいたが,この雨ではその気も失せてしまった。雨雲レーダーは海側の晴天を知らせてくれる。車で港に向かうことにした。
河内の国から和泉の国へ抜けると青空が展開している。ほら,やっぱり海は晴れているんだ。

随分前にスターンとコンビライトの電球をLEDに交換した。マストトップとマスト灯がまだ電球のままだったので交換することにした。登って降りて点検。白い光が見える。マスト灯はソケットが甘く針金で縛ってある!外すのが面倒なので交換せずにおいた。これで,また一つ仕事を残したわけだ。

2年ほど前から魚探にエラーがよく出る。振動子を中子の状態でセットしているのだが,密閉容器のクーラントがもれてエアーをかんでいるような気がする。スクレーパーでシリコンをこそげ取り,一旦外してみた。そこへ,『風来坊』さんが登場。「そんなもん,直接貼り付けたらええ」とのありがたいアドバイスを頂いた。果たして,結果は上々でした。


シャックルを錘にして海底に垂らしたロープの長さと一致しました。めでたしめでたし。

ジブハリをロープにしようと,『LEIA』さんからロープを買っていたのにまだ交換していない。何度やってもロープがうまく抜けないのだ。マストトップのシーブのところがおそらく,細くてワイヤー対応なのだと思う。逆(シャックルの付いた方)から抜けばいいかなと,『風来坊』さんの助けを借りてサンダーで切断する。ロープとワイヤーをつなぎ引っ張ってみるが,やっぱり通らない。そんなことをしていると,急に冷たい空気が入ってきた。「こりゃ,来るな」と急いで片付けをする。きました,パラパラと…風はゴーゴーと唸りをあげている。

キャビンの中を整理しているといい時間になってきた。
今回も学ぶこと多しです。宿題を残してしまった…

昼飯抜いて作業したおかけで体重は元に戻る。ツケは持ち越さないのが体重維持の秘訣。

Sunday, November 03, 2013

滑り込みセーフ…

夜はそこそこ風があったが,朝方になるとピタッと止んでしまった。
4時に一度起きて天気を確認した。漁船の無線がかなり賑やかでバチッと目が覚めてしまった。
飯を炊いて,タイカレーの朝食をとる。今日は雨がふるかもしれないので船上でまともに食えそうにない。
トイレに行く途中からポツリときだした。船に戻る頃には岸壁もすっかり濡れてしまっている。明るくなってきたので時々外を見るが,雲は濃くない。1時間もしないうちに雨は止みそうだ。
予想通り雨が上がり,舫を解いた。風は殆どない。

夕方から明日の午前にかけては雨の予報だ。もう1泊どこかでする予定だったが,雨の停泊もつまらない。様子を見ながら帰ることにした。


そろそろ出ます。

全くの機走かと思ったが,途中いい風が吹いてきた。1時間少々静かなセーリングを楽しんだ後は,機帆走に戻る。


関空ブリッジがようやく見えた。

悪い予感がしたので,走りながらさっさとジブをセールバッグにしまい,メインもしまった。直後にやっぱり降りだした。


清水タンクも空,ポリタンクも空になったので水揚げ場で補給。ところが,ホースが外れていてつなげない。仕方なくポリタンリレーで清水タンクをいっぱいにした。

なんとか濡れずに帰港できたのでよしとする。

方杭発  06:45
泉佐野着 15:05

Saturday, November 02, 2013

温泉が恋しい 方杭漁港

楽しみにしていた11月の3連休だが,天気はいまいちのようだ。
出港は6時半。前夜にヨットに泊まって宴会のはずだったが,山岳部後輩のT君は,尊敬すべき自制心を持って待ち合わせの泉佐野駅にやってきた。開口一番,
「先輩,ちょっと酒断ってます」
血液検査の結果γガンマなんちゃらの数値が高いらしく,次の検査まで(と言っても今月末なのだが)酒を抜いて様子を見たいらしい。
晩飯抜き,ビール抜きで来た僕はなんだか拍子抜けしてしまったが仕方がない。
スーパーで買い出しをし,遅い夕食であったが,食ってきたはずのTもなかなかの食いっぷりだ。

GPSがなかなか衛星を補足せず,初期化を試みるがうまくいかない。前回も試行錯誤で使えたのだが,その方法が思い出せない。30分以上ロスして,前回上手くいった方法にたどりついた。今度は忘れないようにしよう。

追手の風というには弱すぎて,メインだけ張ってエンジン頼りに進むが,5~6ノットなので不満はない。加太瀬戸を転流時に越え,そこからは6~8ノットで気持よく進む。エンジン音も軽やかだ。
湯浅沖で勝浦から帰る途中の『AURA』艇とすれ違った。遠くからでも分かるシアーラインとカッターリグ。電話で挨拶をしておいた。

単調なエンジン音を子守唄にコクピットで惰眠をむさぼる。ずいぶん早く由良沖に着いた。

方杭では一つ重要なことをする必要がる。2010年の3月に来た時に,地元のおばあさんから浜で干していて引き上げてきたばかりのお手製の太刀魚を頂いたのだ。その後何度か来ているのにお礼もしていない。そこで今回は手土産を持ってきたわけだ。
運良く,件のおばあさんに会うことができた。「ヨットの人やね」と覚えていてくれたことが嬉しかった。

温泉につかり,天ぷら盛り合わせでビール。


南国ですね,ハイビスカス。


15時過ぎに姫路からヤマハ26がやってきたが,深夜1時には出て行った。素早い!

仕事疲れか温泉効果かTは明るいうちからずっと寝ている。僕は,次のプランを考えながら,ゆっくりと時間をかけて,たっぷりある酒を楽しんでいる。

佐野漁港発  07:10
方杭漁港着  13:15

Saturday, October 26, 2013

風がゴーゴー唸ってました

冴えない頭は睡眠不足。7時半まで寝てたら気分がスッキリした。

晴れると思ったが雲が多い。車で港に向かった。外環170号線は,愛彩ランドを越えた辺りで大阪湾・明石海峡大橋への展望が広がる。本船がたくさん見えるのは錨泊中だからかな。ちょっと冷えた空気に青い空,自転車で来なかったことを後悔したが,港に着く頃には黒い雲が一面に広がってきたし,たまにぱらつく。やっぱり車で正解だった。

『AURA』さんが,セール屋の岩本さんからドジャーとビミニトップの間を埋める覆いを受け取っている。快適でしょうね。
自艇に近づくと『浮浪雲』さんが作業中。僕も今日は1日中メンテナンスだ。


『TOKIMO』さんが,ポリカを持ってきてくれた。ありがとうございます。

キャビンを確認すると,やっぱり右舷バウのマットが湿っている。ロワーシュラウドの付け根からのものだろう。応急処置だけしておいた。
ジブを広げ,テルテールをくっ付ける。10月のクルージングでいろいろとガタがきている。裂けた部分にリペアテープを当てる。ストーブでスプーンを軽く炙り,貼ったテープを更に押し付ける。接着剤のニチャッとした感じが出ればオーケーだ。


シュラウドに当たる部分がほころんでいたので,縫う。

『東日流』さんがやってきて,笑いながら「出るんか?」と,「いーや,出ません」。
ハッチから顔を出すと,『風来坊』さんの姿がある。こんにちは〜。
『LEIA』さんがブロックやスナップシャックルがたくさんついた束を持ってきた。『浮浪雲』さんが入り用らしい。僕もブロックを2個分けて頂く。ありがとうございました。


切れかけだったロープを交換して,ブロックを追加した。

青空市場の松浦商店で剣先いか3杯と鯨ベーコンを買って本日はおしまい。

Monday, October 14, 2013

ベタベタの機走でした

今日も快晴。
静かな朝を迎えた。


ここから見る朝日も美しい。

ハッチから顔を出すと,岸壁で既に数名が話し込んでいる。声をかけると今から「モーニング」らしい。バスセンターに向かう。トイレもこの時間はここしか使えない。


洲本の朝は,ここから始まります。


猫がいると必ずちょっかいをかけてしまう。ざらつく冷やっとした舌で舐められました。

『DUCK』さんが先に出る。しかし,いつものように快速で港を出て行かない。ジブを展開してゆらゆらしている。どうやら帆走で港を出るらしい。先輩を差し置いて,僕がエンジンで追い越すわけにもいかない。僕もすぐにメインを揚げ,さらにNo.2も揚げて,ゆらりゆらりと港の出口に近づいていく。なかなか調子がいい。ところが出口でピタッと風が止んだ。さっぱり動かない。しばらく漂っていたが,港の出入口でもたつくわけにもいかない。ゆるくエンジンを掛けて港外に出た。ここでエンジンオフ。


まだ行けるかなと思っていたが…

船位はさっぱり変わらない。『風々』さんからVHFでコールがかかるが,「このままセーリング」と答えてしまった。直後に,『風来坊』さんからコールがかかり,機走に変えたとのこと。意志変更に1分もかからない。直ぐにエンジンに火を入れて,ウップンを晴らすかのように『りんくうゲートタワービル』に船首を向けた。

僕のバースは,「アンカーロープが2本交差してしまっていて狭いよ」との情報を『浮浪雲』さんから聞いていた。案の定怖気づくほどの幅の狭さだったが,風がなかったので,うまい具合にロープの間に入り込めた。
バウが振れないように舫を取り,アンカーロープを手繰って艇を後ろにずらす。左舷用のアンカーロープと右舷用のアンカーロープが見事に交差していた。モニターが引っかかっている。苦労して引き上げ,モニターに引っかかっていたロープを外す。

やれやれです。気を使ってくださった港のみなさんありがとうございました。

洲本発  07:40
泉佐野着 12:40