1時間の仮眠で舫を解いた。23時過ぎにビールのアテに焼売を食ったのでお腹は空いていない。
空には星。船は風で押されていないので出港にも神経を使うことはない。
風上に船を立て,メインとミズンを揚げた。見通しの悪いジブは関空橋を過ぎてからにしよう。
ジブを展開する。いい具合に進みだした。航海灯を点けている間はエンジンオンのままで進んだ。
日の出が待ち遠しかった。
ここらでエンジンオフ。友ヶ島水道を抜けて,本船の往来にも気を使わなくてよくなった。風は更に僕らの行き先に都合よく吹き,ヨットを快適に目的地へと運ぶ。久しぶりのご機嫌セーリングだ。
向こうに伊島が見えてきた。
伊島を越えてから更に風が強くなってきた。ヒールが強くなってきたので,1ポンリーフした。ジブも縮める。それでもまだまだ舵の抵抗が大きい。2ポンリーフまでさほど時間がかからない。
いい感じです。
舵を当てるのにも疲れたのでメインを下ろし,更に小さくしたジブとミズンで走る。艇速が一時落ちたので失敗したかと思ったが,一向に風は弱くならない。7ノットを維持しているので上出来だ。
牟岐大島が見えてきた。
夜明けから6時間以上ずっと楽しいセーリングを続けてきたが,日和佐の入り口が見えてきた。
ここの入口が吹いていると嫌だよね。さっきまでの波と風が嘘のように穏やかになった。
ぐるっと港内を回ってから,より居心地の良い場所にヨットを着ける。明るくて最高の場所だ。
今日の風向きならここが一番いい。
時計を見るとまだ昼を過ぎたばかり。快走のおかげで早く着いた。先日泉佐野の『Dignity』艇長を通じて知り合った『KANALOA』艇長が来艇。ありがとうございます。
のんびり風呂につかって,夕方早くからヨットで鍋をつつく。
早朝出港の睡眠不足は,酒の酔いも手伝い,居眠りとなって身体の回復を図る…
目を覚ましたら猫の歓迎を受けていた。
あれっ,なんかおるで…子猫がキャビン内を徘徊しておりましたよ。
*暗い中の撮影なのでボケてるのはお許しいただきたい。
母猫が心配そうにヨット上の子猫を見ている。自分は決して乗らなかった。
明らかに昼間よりニャンコの数が増えている。ヨットには何もありませんよ。左端の猫が子猫の母親ね。
もう暗いからはよ帰り。
佐野漁港発 02:00
日和佐港着 12:40