Saturday, January 29, 2022

ようやく回航しました

 いつも通りの6時半に起きた。

『東日流』艇長から熱々の洋風おでんの差し入れがあり,出港後,温かいうちに頂いたが,寒いからと言って一杯引っかけちゃだめですよ。ごちそうさまでした,ありがとうございます。

 風はまさしく法則通りの真上りで悲しくなってくるが,弱いことだけがまだしもの救いだ。

 ずっとこんな感じだった。やだね〜艇速は時に2kt台に落ちる我慢の機帆走,否,セールの恩恵はさっぱり受けていないから機走だ。

 加太瀬戸へは変針しないといけない。風向きもよくなってきたし,潮にも味方されて周囲の景色にも変化が出てきた。

 さっきまでのマイナス分を取り返す走りになってきた。

 雑賀崎沖,アビームから徐々に風が後ろに回ってくる。ジブをたたみ,メインセールだけで走るがそれもすぐに諦めた。マストトップの風見がくるくる回り出した。マリーナシティまではまだ2マイル強あるがメインセールも下ろした。

 いつもと反対側の南側に着ける。
 ワンラインで舫を取るが,一旦ニュートラルにしている時になぜか回転が落ちてエンジンがストップしてしまった。かけ直して前進を入れ,舵を左に切ると,ようやく艇が桟橋にくっ付いた。

 ちょっといじってアイドリング回転数を上げた。

 はい,きれいになりましょうね。

佐野漁港発       07:50
和歌山マリーナシティ着 14:10(26.91 NM)

Friday, January 28, 2022

しんしんと冷えてくる船内が心地よい

 そりゃそうだ前回の船底塗装は14ヶ月も前なんだから走るわけがない。上架して船底塗装,各部の点検もして春からのクルージングに備えよう。
 明日土曜日の友ヶ島水道南流は09:06から始まり14:28に終わる。最大は11:31で1.7kt,潮との関係は至ってよろしいが,なにせ4kt出ない艇速だから9時出航では遅い,8時前にはメインセールを揚げていたいところだ。港へは交通機関を乗り継いで行くわけだが,始発を利用しても8時がやっとで,ちょっとまずいねと前夜泊することにした。泉佐野駅に着くのは21時ごろだから,「まん防…」措置とかで巷ちまたで飲んだくれる心配もない。

 明石海峡大橋のライトアップがきれいだった。

 こんな機会だからと航海灯の点灯テストをする。両色灯・マスト灯・停泊灯・船尾灯全て異常なし。

 おや,コンパスライトが点灯しない。ヒューズをチェックするが切れていない。断線,球切れ,スイッチ不良…また,後日調べることにした。

 さっさと寝ようと思っていたが,

 チープなトリスで一杯だけやった。
 おやすみなさい。

Thursday, January 27, 2022

お昼にストンと風が落ちました

 今日は遊べるはずだと港に来ているのだが,岸壁をバースまで歩いていく途中に見上げる風速計はさっぱり回っていない。

 なおもコクピットから未練がましく観察するが,昨日と違って風向計はどの艇も同じ方を向いている。それってちょっとは期待してもいいかもしれない。キャビンに入り,バウハッチを開放して空気を入れ替える。ふと窓越しに隣艇を見上げると,アイスクリームディッシャーがたかだか残像なしに見えるぐらいではあるのだが回り出した。

 ヨタヨタだが風向が安定しているので楽チンセーリングだ。

 テルテールが情けないがこの後回復した。艇速は3kt台だが文句は言わない。
 1時間ばかり走ってからタックするが,遠望する大阪市内工場煙突の煙は真っ直ぐに上っている…

 バースに戻った途端に汗が出る。高いコンクリート岸壁は北風を遮り,十分に蓄えた太陽の熱を放出している。一番舫を取っただけで上着を剥ぎ取り,さらにインナーも脱ぎ捨てた。おかげでデッキでの作業がしやすくなった。
 忘れていた。昨日100均で水性塗料を買ったのだった。試しに塗ってみよう。
 
 板とスイッチを取り外して塗るのが正しいが,そうなると全ての配線を外さないといけない。緑青が出て汚れた部分を隠すだけなので手抜きマスキングで誤魔化した。でも,このパネルもいずれ作り直さないといけないなあ。

Wednesday, January 26, 2022

錆びていました…

 いい風を期待して港に来たのだが…

 ヨットの風向計はおのおの好き勝手な方を向いている。風速計が少し回った。「しめた!」ともう一度見回すと,さっき見たのとは違う方向を指している。ようするに風がないってことですね。

 スターンロッカーから水中ポンプを取り出す。

 見るも無残,プラグが錆びてしまっている。横着してホースにつないだまま収納したからだ。十分に水分を除去したつもりだったのだが。
 内部が錆びたために使えなくなり捨てたインバーターがあったが,シガープラグは生きていたので取り外しておいた。線をつなぎ変えればすぐにでも使えそうだ。
 錆びたプラグの根本からケーブルを切断し,皮を剥いで導線を確認するとマイナス線が黒くなっている。導通もなしだ。手持ちのケーブルがないのでここまで…つづく。

 本体側もチェックしておく。
 少々緑青が出ているがなんとか使えそうだ。

 キャップのOリングは交換した方がいいだろうね〜最近Oリングに関わるメンテが多いなあ。

 ポンプが使えないので,バケツで海水を汲んでコクピット床の掃除をした。
 
 踏板を被せてあるが,ここに短期間でびっくりするほどの小さなゴミや埃がたまる。床面より凹んでいるのだから当たり前なんだけれどね。黒いのは手動ビルジポンプのゴムだが,蓋(踏板)をしてあるせいで紫外線による劣化はないようだ。

 船底塗装のため週末に回航予定だ。
 本体燃料タンクは満タンの60L,ポリタンクには5Lぐらいは入っているから,和歌山までの往復には十分だし,徳島ぐらいでもなんとかなりそうだ。でも,船底がきれいになったらすいすいと走れるようになるだろう,そうして冬のいい風をつかまえることができたら,ついつい港みなとの誘惑に勝てなくなり寄り道しそう。いや,するだろう。そうなると燃料が足りない…20L×2の40Lだけ追加しておこう。「今113円/Lなんですよ。」とローリーできた業者さんが申し訳なさそうに言う。確かに高くなったよね。

Monday, January 24, 2022

古い物でも捨てません

 ふと目にした燃料濾し器から軽油漏れのツイート,そういや僕のも漏れていたし,結局アッセンで交換したのだった。古い濾し器と言ったってプラグが馬鹿になっただけで,他には異常はない。穴を開け直して予備として持っておく予定だったのをすっかり忘れていた。
 8mmのタップは持っていないと思っていた…『Wiz of Oz』艇長が「預かりますよ。」と甘く囁いてくる。

 ありました!工具箱の中にM8のタップ。それ以外も全部サビサビ赤イワシのようになっていたので先ずは真鍮ブラシで掃除をする。
 おかしいなあ,同サイズ(M6)の物が2本もある。よく見ると1本は欠けているので買い足したらしい(いつのことかはさっぱり記憶にないが→この時だった)。
 
 カップをしたままだと削りカスが取れないので外さないといけないが,エンジンに付いている時と違いなかなかやっかいだ。

 木に固定するとエンジンにマウントされている時と同じように外すことができた。やれやれ。
 ようやく分離できたけれど,今度はドリリングに負けてしまって片手で支えられずに自転してしまう。

 再度取り付けて,ようやく下穴を開けることができた。

 なかなか垂直を取るのが難しいね。タップにナットを入れてやるといいと『Wiz of Oz』艇長から聞きました。
 なんとかタッピング終了。

  見事に潰れているM6のプラグ。スリットはエアベントでしょう。M8のタップを立てたので代わりの物を買う必要がある。10年以上前にやろうとしていたことなんてすっかり忘れていた。呆けすぎている。締めれば漏れず,緩めればエアは出るだろうから普通のボルトで代用する。
 手持ちのボルトは全部長すぎるのでここまで…つづく。
 
 コクピットがあまりにも汚い,いや,埃っぽい。水を流しながらの清掃が手っ取り早いと,海水ポンプを探すが見つからない。仕方がないので「汚れがよく取れる」とコピーが入った不織布で拭き掃除をする。
 そろそろ帰るかなとバルブ,電源をチェックしてからハッチを閉める。その時電光石火の如く記憶が蘇った。そうだ,スターンロッカーに収納してあったのだ。今日はこれをあわせて呆け二連発だ。三連発を喰らわないように早々に退散するのが正しいね。

Saturday, January 22, 2022

「初」登り…自艇の

 えらい曇り空じゃないか,風も弱いし,予定通りにメンテナンスをしよう。
 バッテリー配線をより美しくしようと思っていたが,なかなか焼きそば状態は解消しない。全部外してやり直すのが一番いい方法かもしれない(しないけれどね)。それでもくねくねした8sq,14sqケーブルの取り回しは少しはよくなった。
 あれあれデッキに出ると,青空の面積が大きくなってきているではないか。視界もよさそうだし,マストに登って上部のチェックとシーブのキィキィ音を防ぐために潤滑剤でも注入しよう。
 
 追手の時にセールがスプレッダーに干渉するので保温チューブを巻いていたが,インシュロックが外れている。あいにくインシュロックはチョークバッグに入れていない。とりあえず上まで行って先にグリーススプレーだ。ノズルをつけようとした時にそいつの頭(指で押す部分)が落ちてしまった。一旦降りなきゃいけない。最近,一度で済む行程を二度三度とやっていることが多い。明らかにボケているのだ。
 再登して作業終了,マストトップの点検とシャックルの点検,その他も異常なしでやれやれだ。

 プーリーからロープを外してラッペルします。

 降りてきたら『ocean』さんがコーヒーを淹れてくれた。ごちそうさまでした。

 すっかり雲がなくなった,ど快晴じゃないか!しかも夕方までずっと。

 生酛のラベルが付いた一升瓶がぷかぷか浮かんでいる。僕は飲んでいませんからね。

『風々』で『LEIA』艇長も交えてコーヒータイム。ごちそうさまでした。
 明日は全日雨の天気予報,宅飲みの誘惑を振り切れるかなあ。

Friday, January 21, 2022

大寒 款冬華

 自宅周辺の(外)気温は8時現在-1℃,そして快晴。夜明けにはもっと冷え込んでいたでしょうね。
 港に来たがそこそこの風が吹いている。これは出ないわけにはいかないね。北北西の風,ヨット は勝手に後ろに下がっていく。艇半分が出たところでメインセールを上げる。やや右寄りの風でスターンが流される。十分に下がってから舵を右に取り港口を目指した。

 ジブはこれぐらいがコントロールしやすい。ヒールは10〜20°間。雲は和泉葛城山系沿いにあるぐらい。神戸六甲方面には薄曇りがあるから雪っぽいものが降っているのかもしれない。こっちに来ないでね。

 佐野沖は波が悪くたいていはどんぶらこっこだが,きょうはかなりいい。風向も安定しているのでウインドベーン の調整も一度したっきりで楽々セーリングだ。
 上りも稼がずタックしても単なる往復運動だが,船底にびっしりと汚れの塊があるにしてはそこそこ走っているので大満足だ。
 昼前にやや風が落ちてきた。雲が少し出てきたようなのであっさりと帰港した。

 バースに戻ったら案の定全天に雲が広がった。
 各種シャックルの入った部品箱をひっくり返して物色する…

 おやっ,あったあった。追加注文を入れなくてよかった。接続端子が多すぎて蝶ネジが目一杯上まできている。テーパー部にこれを増設し,バッテリー並列用の配線を移動させ,ついでに焼きそば状態の他の配線もスッキリさせようと前々から思っていたのだが,ようやくやる気になってきた。

 エンジン音が聞こえるのでコクピットに出てみると,船外機付きゴムボートに保安官が3名乗って港内を回っている。

 港出口に向かっていたが,僕を見つけて戻ってきた。しまった…でもないか。奥の岸壁に接岸し,2名がこちらに向かってくる…いらっしゃい,お土産なしで帰るわけにもいかんでしょうからと艇に招き入れる(キャビンに入れちゃダメですよ,デッキまでです)。
 寒い中ご苦労様でした。雑談の中で,沿岸のみならず外洋でもAISとハンディ無線機のペアは役立ちますよと話しておいた。

Thursday, January 20, 2022

コンバーターにスイッチを付けたので使いやすくなったよ

 きれいなお姉さんに髪でもいじってもらおうと悠々出かけたが不発に終わったので,すぐ近くのホームセンターに立ち寄り,端子3種類計5個分奮発する。その頃には朝方の雪・みぞれ模様はどこへ行ったのかとばかりにぐんぐんと青空が広がってきた。
 ケーブルは週末に届く予定だったが,昨夕(水曜日)郵便受けに入っていた。これでバッテリー〜スイッチ〜昇圧コンバーター間の配線ができる。

(暫定的にワニ口クリップでつないでいた)ケーブル長に余裕があったので,バッテリー〜スイッチ間に流用した。新たに購入したケーブルは,スイッチ〜コンバーター間に使う。最後にそのケーブルをコンバーターにつなぐ時に…
 
 端子ネジが落ちてしもうたがな。バッテリーとバッテリーとの仕切り板の間やないか。白魚のような指でも通らんで,第一,掌が入らんやろ。ピンセットを180°開脚さしてこそげると,あかん,余計に狭いほうに移動したやないか。横着かまさんと配線を全部外してバッテリーを持ち上げるしかないねん,全くとほほや。

 作業が終わったので記念に撮っておく。
 上からチャージコントローラー(メインとサブバッテリー用),サブバッテリーチャージャー,バッテリースイッチ(メインとサブ),(今回設置の)コンバータースイッチ,ソーラーパネルスイッチ(メイン用25Wとサブ用200W)。バッテリーは2系統に分離させている。

 取り付けてからまたまた気が付いた。そやった,パネルの塗装をするんやったんや…つづく。

 オケラをワッチしながら,チャートテーブル周辺の整理をしていると…

 ええ加減に穴をあけたままでバリ取りもやすりがけもしていなかった。他の箇所でケーブルの損傷を発見したばかりなので,ここは丁寧に修復しておく。

 観光バス3台が駐車場に停まっている。小学校の社会見学らしい。地域学習なら4年生,産業(漁業)の学習なら5年生かな。青空市場(今や屋根付きなんですがね)から出てきたみんなの手にはビニール袋,先生がこぼすなよと注意している。さてさて,中身はなんでしょうね。
 ここ佐野漁港に社会見学の引率で来たことはないが,釣りに連れてきたことはある。いや正確に言うと釣り師の同僚に世話になったのだが,サビキで面白いように小アジが釣れた。学校に持ち帰り,家庭科室で天ぷらにして食った。いい時代だったなあ。

Wednesday, January 19, 2022

パラリときたが出なくて正解

 風はどうかな…水曜日は漁港の定休日で,時間制限がなく出入りも楽だし,水揚げ場にも余裕で行くことができる。風も弱いし給水にはちょうどいい。

 ボートフックでビットにかかっているロープを拾い,引き込んでウインチにかける。軽く前進をかけて艇が岸壁に押し付けられてから降りた。
 200L満タン,空いている2Lペットボトル数本にも補給しておいた。

 週末にはケーブルが届くだろう。その前にスイッチだけでも設置しておこうか…

 パネルを外して位置決めをする。紫か赤か…

 下段に並べると同じ形のスイッチで揃うのだが,呆けた頭でこんがらかるかもしれない。それに下のはソーラーパネル(200Wと25W)のON-OFFスイッチなので用途が異なる。みっともない配列だが上段(緑)に付けた。
 青矢印は浸水時に錆びが滲み出た痕(裏側に緑青が出ていた)。板自体をペイントしてごまかそうか。
 ここまでやってはたと気付いた。配線時にもう一度パネルの取り外しと取り付けをしなければいけないのだった。数分で終わった作業だから何も今日しなくてもよかったのだった…

 しつこく燃料漏れをまだ探している。ないないと確認しては安心しているが…

 ここの再塗装を忘れていた。スプレーして,臭いが充満するので今日はここまでかな。

Monday, January 17, 2022

ケーブルがまだ届いていないのよね

 先日オイル交換したわけであるが,腹7分目ぐらいのままだったのでオイルを追加した。 

 継足しは紙コップを使用するが,じょうごをさしておくと粗相がなくてよろしい。しかし,狭いスペースだこと。防音用スポンジの上は,はめころしで,ハッチ入り口ステップとの間に引き出しが設けられている。はめころしの部分に穴を開け,オイル交換の際は引き出しを抜いてやればたいそう楽チンなのになあなんて考えだしてからもう5年以上も経つ。

 やはりいた。鵜ではない,どう見たって鴨だ。

 閑話休題。
 いかん,いかん,鳥じゃないねん,エンジンの再塗装を続いてやるつもりやったんや。デリバリーホルダー付近はもう指でなぞっても「てかり」もしないが,パーツクリーナーでさらに油成分を除去し,ヤンマー純正塗料を噴霧した。しばらくは呼吸困難や。
 新しくしたアマチュア無線機がずっと仮置き状態のままだ。チャートテーブルに設けた台の上に置いているが,無線機が以前のものより大きくなったのであまり使い勝手がいいとは言えない。配線も含めて見直そうと,他の機器も外して設置作業を始める。

 ハンディ国際VHF無線機のお尻のカバーが8ヶ月ぶりに見つかった。充電スタンドに立てていない時はこれを付けておく。なぜここにあったのかは鉛筆と同じ原因からだろう。
 レーダーをぶん回し,AISにプロッターも起動させて,アマチュア無線機の運用をするが電源は落ちない。今日は全天曇りのお天気で,ソーラーパネルからの給電効率も悪いだろうに昇圧コンバーターさまさまですね。電源の調子はよかったが,肝心の電波状況は悪かった。

 今日はずっと風力5程度だったので晴れていれば楽しい帆走ができたでしょうね。

「初」関所でした。今年もよろしくお願いします。

Sunday, January 16, 2022

朝からニュースばかり聴いていました

 港への道中のお供はNHK第2だが,コマーシャルなし,余計なお喋りなしなので気分よく聴取できる。今日は様子がちょっと変だ。小学生の基礎英語の時間のはずだが,あのテンションの高いサンシャイン池崎の声が聞こえない。第1にチャンネルを移動してようやく理解できた。どうやら津波のニュース英語版らしい。被害がなければと思う。
 港はいたって平穏で,たくさんのヨット仲間が来ていたが,残念なことにどの艇の風速計も止まったままだ。

 レーダーとAISを同時に使用するとAISにアンテナエラーのアラートが出るのに気が付いたのは一昨日だった。以前設置していたようにアンテナを緑の位置からソーラーパネルの外側に移動させた。両機器とも運用してみるが不具合は解消されたようだ。

 深煎りコーヒーがなかなかよろしい。
 ジェットボイルで沸かすと器(単なるカップ)の形状ゆえポタポタと注げないし,伝えこぼれがあるのが欠点だ。曲線状の注ぎ口でもあればいいのになあと使うたびに思う。
 
『PERFECT LIFE』のジブファーラーの不具合を『Wiz of Oz』艇長が改善している。僕もマストに登ってささやかだがお手伝いをした。

Friday, January 14, 2022

これでほんとに終わりにしてや

 燃料漏れは直ったはずなのだが,実はまだ続いている。エンジンベッドの端っこに溜まっていた軽油が流れてきたのさと誤魔化していたがいつまでも知らんぷりはできない。
 
 ほうれ見ろ,エンジンベッドに敷いたウエスの上側はまっさらだったのに裏側は軽油が染みている(汚れてしまったのは拭き取った後撮影したからだ)。別の箇所から流れているに違いない。
 エンジンをかけて漏れる箇所を調べる。デリバリーホルダー周辺はからっからで問題なし。

 fuel feed pumpの2箇所から漏れている。そして垂れてきたわけだ(緑)。
 軽くスパナをあてただけで回るじゃないか。ポンプはアルミ製だろうか?ボルトを締め過ぎたらねじ切ってしまうかもしれない。カチッと決まったところでスパナを外した。
 しばらくエンジンをかけて様子を観る。漏れなし,やれやれ。

 アマチュア無線機はチャートテーブルに置いているが,以前の物より大きくなったし,昇圧コンバーターを接続してあるのでレイアウトを再考しないといけない。

 電源パネルを外して裏側を点検すると…ややっ,なんじゃこれは!絶縁されていない!!ビニテが剥がれてしまっている。ぬるっと抜けた?この夏も暑かったからなあ…しっかり絶縁しました。
 苦手な電気関係の作業に取り組もうと意気込んでいたが,電材がない。丸4日間海水に浸かりぱなしだった予備のケーブルは(2sq〜8sqまでかなりあったが)全て破棄していたのだった。注文しないといけない。

 善寶時からお札が届いたので貼り替えた(下のシールはこの前に貼った物)。航海安全・海上安全が何よりです。