Monday, April 30, 2018

おやおや風がない 日和佐港

 洲本の夜とは違って寒くなかったのはどんよりと曇っていたからだろう。
 風が強かったら徳島見学もいいな,昼は徳島ラーメンだなんて昨夜は拙艇でのんきなことを言っていたが,幸いと言おうか風はない。『Blue Lagoon』さんが,「行かなしゃあないなあ。」とつぶやく。それがGoサインだ。

 それぞれが朝のお勤めを果たし,出港は6時半とした。WINDYの予報では吹くらしい。昨日の1ポイントリーフはそのままにしてポンツーンを後にした。
 航路ブイを通過するところで左舷を確認するとでかいタンカーがいる。よく見るとタグボート2隻で入港中だった。大きく回避し湾外に出た。変針すればセールに風を受ける…そんなことはやっぱりなくてやっぱり真上りだ。
 それにしても風が冷たい。トレーナーをもう1枚着込んだ。
 蒲生田岬で変針,やっぱり変わらない。けれど緩やかなうねりが心地よい。

 日和佐湾口が見えてきた。細い水路を暫く行くと川と隔てる防波堤がある。そこを左に曲がると船溜まりだが,最近はこの防波堤に着ける。奥より断然海水がきれいだし,なによりもが訪ねてくるのがすごくいい。

 各艇舫い終わったところで『BonanzaII』君が早くも「お風呂に行こう。」とやってくる。昼風呂に入って呑んだくれるのもいいなあ。

 海保から臨検に2名やってきた。船検証の提示をしながら雑談する。僕たちが港に入る時に出ていったのはシーカヤックの沈没事故があったからだそうだ。蒲生田岬とシリカ碆の近くですれ違ったのもこの艇だ。ちゃんと小松島に停泊してたのも情報として知っていたらしい。バッチ船にお気をつけくださいとのアドバイスをいただいた。ありがとうございます。

 夕方,焼肉屋に出向く。ところが焼肉の看板があるのに,焼肉は予約しないとないらしい。それって反則よなあ。あるものメニューで適当につまみ,適当に飲む。あ〜あ,肉が食いたい。

小松島港発 06:15
日和佐港着 12:00

毎度まいどの真上りで,おそらく僚艇は写真の取り合いっ子でもしてるんでしょう。

海保のそばよりも断然入ってすぐのここがいい。猫がやってくるからだ。『Bonanza II』艇は向こうにいる。

必ず相手をしてしまう癖が僕にはある。

夕方になると少しずつ集まってきたよ。

Sunday, April 29, 2018

こんなにいい風に会えるなんて 小松島港

 遊びの日には早く目が覚める。今日も例外ではなかったようで,起きたのは4時だ。でも,山では4時には行動していることもよくあったのだから,ちょっと怠惰になっているなあ。

 夜半からの冷え込みがきつい。夜中に起きてもう1枚羽織って寝た。

 朝日が美しい。
 コーヒーを飲んでボーっとしていたら『Blue Lagoon』さんがやってきた。
「朝は一緒に食べませんか?」
 ベーコンエッグとしゃきしゃきのレタス。このレタス,昨日,洲本のスーパーで買ったものであるが大玉で密度が濃くしかも100円と安かったので,野菜好きな僕としては捨て置けない。2玉買ったのだ。

 のんびりしているところに,泉佐野から『BonanzaII』艇がやってきた。これで今回の連休クルージングの3艇が集まったわけだ。

 予定より早く舫を解いた。
 いつもながらの真上り,それが終わってからもベタベタの海面。こんなもんさ…今日は違っていた。
 風がやってきそうだ。ジブを少し巻く。メインをリーフするまでには時間差はない。
 いい感じでぐいぐい進む。小松島湾口まで息つく暇もない。ティラーが重い。

 停泊料を払って,ついでにゴミ出しもして,お世話ありがとうございました。

 小松島に行くといつも寄る『ちよ』は日曜日で定休だ。『日の峰温泉』(定休日は,3,13,23日)に浸かり,以前一度入ったことのあるお好み焼き屋に入った。【生中】,【おでん】,【野菜炒め】。気持ちよく胃袋を満たす。
 拙艇で飲み直す。
『Blue Lagoon』さんが,おちゃらけで警報機を見せてくれる。でかい音がなる。僕が長距離航海に出るときには頂けるそうだ。ヨット仲間の大勢にお世話になっています。ありがとうございます。

洲本港発  08:30
小松島港着 14:00

洲本で見る朝日は美しい。早起きに限る。

小松島で合流予定の『Bonanza II』艇が,早く出たからと寄り道してきた。

この頃から段々いい風が吹いてきた。

すれ違う南海フェリー。南海難波駅~和歌山港~徳島港のチケットが2000円。四国に飲みに行くときはこれを利用する。

狭いポンツーンに3艇着けました。僕は横抱きしていないが,すれば計4艇オーケーかな。

Saturday, April 28, 2018

GWはやっぱりヨット 洲本港

 今日は泉大津の『Blue Lagoon』さんと洲本で合流する予定。

 港で出会ったのは『東日流』さん一人。朝の挨拶をして出港の準備をした。コクピットロッカーから必要な物を取り出す。ライフジャケット,テーザー,ウインチハンドル…なんだかぎこちないのは久しぶりにクルージングに出かけるからだろう。

 快晴,風は弱いが追っ手が期待できる。久しぶりに使う電子海図とGPSがうまく連動しない。あれやこれやと試していたが見切りをつけて出た。単なる初期設定ミスだと分かったのは,洲本に着いて『Blue Lagoon』さんから見てもらってからでやっぱり道具は使ってなんぼ,これから使い倒そう。お世話になりました。

 関空島北端の黃ブイを目指す。適当にVHFを飛ばすと『Blue Lagoon』さんからコールが返った。僕の随分前にいるようだ,速い。
 ずっと真上りだったが風が振れた。ジブを展開する。エンジンを切る。波の音が心地よい。ほんの少しの間のセーリングだったがとりあえずは満足しないといけない。全く機走しかできない日だってあるのだから。

 連休初日なのに港には僕たち2艇だけ。おやおや,みなさん何処へ。
 お互いの艇のメンテナンスをしてからビールを飲む。
 風呂に入ったが,お店で一杯やるには時間が早すぎる。スーパーで惣菜を買い,『Blue Lagoon』艇でやることにした。
 ようやくクルージングが始まった。

佐野漁港発 09:15
洲本港着  13:30

空も海も青い。

ようやくジブを出せました。こうでなくっちゃいけない。エンジンを切ると波の音しかしない。

着いたら先ずいろいろなチェックをする。それから一杯やるのが恒例だ。

遠くから見てもよい。ヨットの知り合いの書家Kさん,ありがとうございました。
『睾丸』(こうがん)ではありません。

Friday, April 27, 2018

真面目に片付けしました

 回航から一晩経った。スルハルバルブの点検とクルージングの用意に出かけた。

 水漏れはない。トイレの吸排水バルブと洗面の排水バルブの点検をする。電動スイッチを押すと,吸水バルブからポタポタと漏れている。コックの根元を締め直しておしまい。
 コクピット排水のバルブは閉じることはまずないだろう。ここはOK。キングストンバルブは昨日,機帆走しているのでここも問題なし。ギャレー排水もOK。蛇口から海水を出すためにポンプを踏む。ここは是非とも電動にしよう。使いすぎることはない。無限の海水だ。ホースの根元から少々漏れている。圧がかかったためのようだ。ホースクランプを増し締めすると漏れは止まった。やれやれ。

 燃料屋さんが来たので,タンク6個に軽油を入れる。一つは隣の『Bonanza II』艇のものだ。

 アンカーロッカーには大小2個のアンカーが収まっていて,大のアンカーをスターンに持ってこようと思っていたのだが,あまりにもスターンヘビーになってしまうので止めた。今の状態でもバウが浮いている。
 大アンカーに根掛かり回収用のロープを付けた。

 マストグループの蓋が甘くてスライダーが外れる。強風下にセールアップする時には苦労させられた。ネジ穴がバカになっているので蓋の押さえが効かないのだ。「プロ仕様強力両面テープ」で貼り付ける。さらに上からガムテープでずれないようにしておいた。

 時折電源が落ちるGPSプロッターの配線もやり直さないといけない。無線機にGPS信号を送るためのボックスを設置しているが,どうやらその中の配線が原因のようだ。

 いろいろやっていると時間がいくらあっても足りない。サンデー毎日な生活は暇のない生活だなあ。

コクピットロッカーの中身を出して虫干し。

Thursday, April 26, 2018

ようやくホームポートに帰ってきました

 泉佐野から南海本線経由で海南まで行った。久々の通勤電車であった。高校生はみんなノートを広げて勉強をしている。忙しく指を動かせてスマホを見ているのはおっさんが多い。海南駅からマリーナシティ行きのバスの連絡は5分でストレスを感じない。

 脚立を登り(決してヨイショとは言わない),出港の準備をする。燃料補給とセールカバーを外して,ワイルドジャイブ防止のファモウをセットすればおしまい。後ろのレース艇の風速計が気持ちいいほど回っている。
 雨漏り箇所を新たに発見した。左舷側の清水タンクエア抜き辺りからで,階段下のスルハルバルブコックに大量に溜まっていたのはそこからのものだろう。雨の日に泊まってまた確かめないといけない。

 クレーンがヨットを持ち上げる。着水して初めてヨットだ。丘の上にある時はたんなる箱だ。

 GPSの電源が入らない。さっきまで動いていたのに,どこかで接触不良だろう。もう舫を解いて船は出ている。港の中で漂いつつ,多分ここだと思うところをもう一度きれいにつなぎ直した。

 メインだけを揚げて加太瀬戸まで行った。そこを抜けるとちょうどアビームになる。エンジンを切り,心地よい波の音で進む。艇速は5~6ノット。
 恒例のように関空島が近づいてくると風が不安定になってきた。風見はくるくると回っている。エンジンをかけ帰港を急ぐ。ちょうど佐野漁港の漁船優先時刻を外して帰れそうだ。

 木曜日の港には誰もいない。片付けをしていると『東日流』さんがやってきた。おひさしぶりです。5月の5日からまた青森に帰るらしい。お気をつけて。

 さて,GWのクルージングが楽しみになってきた。サンデー毎日な僕にとっては,前半の連休に3日遊んで,中2日仕事,また後半の連休が始まって遊び開始のようなことがなくなったのでまことによろしい。

和歌山マリーナシティ発 10:30
佐野漁港着       16:15

この前発見したときにも少し水が溜まっていた???一昨日と昨日は大雨が降っていた。案の定,垂れているらしい。たぶん窓からだと思う。

4個並列とは…パテで面を合わせてある。

バウのトイレ用スルハル。

加太瀬戸を越えてからしばらくはいい風に恵まれました。

Monday, April 23, 2018

ピカピカです

 晴れていたので,次回まで先送りしようかなと思っていたペラ磨きをする。フジツボは数個しかついていなかったが,ペラ塗料が剥げかかっている。
 泉佐野の『やし門』は朝7時から開いている。ペラコートを買ってから,マリーナシティに向かった。

 番手を変えて,丁寧に磨く。
 来年も冬に上架しよう。

次回からはサンダーで磨きたいなあ。

Sunday, April 22, 2018

船名を書いてもらいました

 木曜日からずっと晴れている。気持ちがよい。
 ヨットでお世話になっているKさんに船名を書いてもらうことにした。書の大家です。
 日曜日に単車を転がして,わざわざ来ていただきました。ありがとうございます。今度書いてもらう時はおそらく海外ですので,飛行機でおこしください。片道の足代はお持ちします。帰りは僕のヨット…

 ローマ字表記もしようかと思っていたが,YOJIと書いても,スペイン語圏ではおそらくヨヒだろう。YOZIは馴染まない。YODZIだとGodzillaを連想する。やっぱり,ひらがなと漢字だけにした。

左舷から書くのに理由がある…そんなわけないか。

素人の僕は右舷はどちら(左?右?)から書くのか迷う。

お尻は,漢字で書いてもらいました(隷書だそうです)。

Saturday, April 21, 2018

なんとか間に合うかな

 東北から帰ってひと月ぶりにハーバーへ出かけた。
最後の部品がちょうど届いたところだった。なんとかGWのクルージングに間に合いそうだ。

スルハルバルブがあと一つだけ揃うと完成する。