Sunday, February 15, 2015

ほらね,やっぱり風が弱い…

 時折,潮の加減で俵フェンダーが岸壁のタイヤと接触するキィーという甲高い音をたてる以外は全く静かな夜だった。ボートピアの客も釣り人も全くいない。

 朝食は用意していなかったので,バスセンターまで食べに行く。


太陽がまだ出ない。

 バスセンターですることは朝のおつとめ。洲本に停泊して一番困るのがトイレだ。ボートピアの建物自体が閉まってしまうので用を足せない。
 顔を洗ってシャキッとする。
 お気に入りの店でモーニング。ママさんの愛想がいいです。


kiki's kitchen。

 風見はくるくる回っている。海面はトロンとしている。さっきまで少しは風を流していたジブもはためきだした。


東側に雲があると太陽が隠れて冴えない。


関空橋をくぐった辺りで,『largeCatch』がやってきた。

 続いて見えたのは,遠目にもそれと分かる独特な船型,『over joyed』艇でした。
 港から出てきたオレンジ色のヨットは,『BAL』さんだ。バウには『Dignity』さんが立っている。みなさんお久しぶりです。

 岸壁にはお茶会のメンバーがいる。
 後で『IZUMI』艇でうどんを作ったので食べにこないかと誘われたが,帰路少し早い昼食をとったので遠慮した。また今度よろしくお願いします。


きれいに並んでいます。

 やっぱり出てなんぼです。もっともっと乗らんとあきませんね。

洲本発  07:20
泉佐野着 11:20

Saturday, February 14, 2015

久々にプチクルーズ 洲本港

 金曜日は雪の舞う天候だった。
 朝一番にTに連絡を入れるつもりだったが,夕方まで待つ。こんな時いつもなら痺れを切らしてTから連絡をしてくるはずなのだが,天気とにらめっこをしている僕の様子が分かっているらしく週末の予定を伺うメールも来ない。17時に「GO」の連絡を入れる。

 洲本にしようか和歌浦にしようかと最後まで悩むが,どっちに行こうとセールはシバーしている。和歌浦なら加太瀬戸を越えるまでは具合のいい風向きにはならない。翌日の風は期待できない。和歌浦からの帰りは逆潮だ。行き先は決まった。


天気が最高にいい。

 関空島を越える辺りから風が強まった。イヤッホウ!白波も立ってきたが,あいにくの真上りだ。我慢するには褒美がいる。しかし,帰りは追手で快適というのは自分に言い聞かせる真っ赤な嘘で,明日は風が弱いに決まっている。


だんだん寒くなってきた。

 ウエアを着込んでぶくぶくの状態だが,ヨットに乗っていると座っているだけなので身体の中からさっぱり発熱しない。ちょっと寒くなってきた。
 快適6ノットと喜んでいたのもつかの間だった。艇速がどんどん落ちていく。3ノット台で辛抱強く進んでいく。特筆すべきは船の安定性でやっぱり25ftとは違う。以前の船ならとうにびしょ濡れだったろう。

 16時過ぎには銭湯につかり,スーパーで買物を済ませた。


消防艇がやってきました。

 キャビンでおでんとビール,日本酒をやっているととっぷり日も暮れてきた。ハッチは全開,入り口も開放しているが,港内の風も止んだようで吹き込みもない。鍋の熱気に当てられた僕たちはやたら饒舌になっていく…

佐野漁港発 10:20
洲本港着  15:20

Wednesday, February 11, 2015

鳴かず飛ばず…

 先週は金曜日にダウンして,土日とひたすら寝ておったので,10日ぶりの海となる。いや,海というより港にいただけの1日だった。

 岸壁を軽油18L入りのポリタンク片手に歩いていると『浮浪雲』さんに会った。メンテ用の部品を買い足しに行くらしい。
 10時過ぎているが誰も来ていない。エンジンルームのハッチを開けると中で作業するのに照明はいらない。キャビンのハッチ,アフトバースのハッチも開放して淀んだ空気を入れ替える。今日は暖かい。キングストンバルブを開け,バッテリーのスイッチを1にして,キーを回す。ブルンブルンと冷えたとき特有の振動とともにエンジンが起動した。少し安定してから,クラッチを切り,エンジン回転を少し高めに保つ。エンジン音が軽く,調子がいいことを物語っている。そこへ『COSMO』さんがやってきた。バッテリー配線のことを聞くが,気長にやっていく以外にいい方法はなさそうだ。
 今週末はどこかへクルージングに行く予定なので燃料を補給しておいた。


遠目にはなかなか美しい…と思う。

 それにしてもよく切れるのはビルジポンプのヒューズだ。これもどこが原因かわからない。FBに格闘中の様子をアップしたら,『Dignity』さんからアドバイスが入る。どれもこれも役に立つ情報でありがたい。先日,FRPの積層でお世話になった『LEAF』さんからは,LINEで違う観点からの助言が入る。みなさんありがとうございます。


へたり込んで作業できるので楽は楽ですが…


エンジンルームから青空を見上げる。ここは穴蔵だ。

 まあ,もっと時間をかけて配線をすべて取っ払ってやらないといけないのかもしれない。
 二色の『FairWind』さんがやってきた。週末のクルージングの件で話をする。先々週は和歌の浦か洲本かと迷っていたが,南の風が吹くと和歌の浦の係留はつらいものがある。今週末は洲本に行くことにした。あっちでの宴会,よろしくお願いします。

 一件落着とはいかない港通い。しばらくは続きそうだ。

Sunday, February 01, 2015

今日もつないでいます…

 ヨットの配線はスパゲティという表現は新艇にはあたるだろう。拙艇のような古い船は,コテで炒めすぎてぶつぶつと切れまくった焼きそばのようだ。
 先週の配線が気に入らなかったので,つなぎ直した。少しはすっきりしたようだ。

 9時半に港に着いたが誰もいない。エンジンルームに入っていると『浮浪雲』さんがやってきた。『東日流』さんも来ているらしい。
 作業に戻り,ふとエンジンルームから顔を出すと,『IZUMI』さんも来られたようだ。アンカーチェーンのことを聞く。
 次に顔を出すと,『COSMO』さんが来られたとこだった。 作業が一段落したので岸壁でお茶を飲む。今度は,二色の『FairWind』さんが来られた。今年もよろしくお願いします。
 次に来られたのは『LargeCatch』さん。今日は人が少ないかなと思っていたが,やっぱり賑わう。


『IZUMI』艇でたこ焼き,焼きそば,蕎麦。ごちそうさまでした。


『COSMO』さん手製のバテン。自分で縫ったらしい。


まあ,こんな具合でトホホ~~~です。

 アンカーにチェーンを付けてスターンに置こうとしたが適当な場所がない。どうしても,ミズンシートと干渉する。プラットホーム上に置くとスイミングラダーと干渉する。また,次回に考えることにしよう。
 左舷側のアンカーモニターを重いチェーンに交換しておいた。

 来週は二色のレースで『ごんべ』艇に乗せてもらう。重石役ですねぇ~

 再来週こそはどこかへ行こう!