Thursday, January 31, 2019

いろいろありますわ

 じわじわやることが苦手でついつい後回しになってしまうことが多い。
 学生時代は山の準備にしろ,前夜に記憶がなくなるまで飲んでいたって,朝飛び起きてサッサッサーとパッキングして列車に乗っていた。だんだんと用意を出発日に遡ってするようになって,人はそれを計画性ができてきたと言うけれど,情熱が冷めていっていることは間違いない。
 まあ航海の(地道な)準備もいつかはやらないといけない。船底もきちゃないことだし,先週強打した背中と腰の痛みに耐えて乗るのも気が引ける。しかし,本当はパソコンの前に座って調べ物をしている姿勢が一番つらいのだ。とまあ,言い訳がましいことを書いておくと来月はさらに乗らない理由を探さなければいけなくなってくるなあ。

ご無沙汰しています。元気で何よりですね。今後ともよろしくお願いいたします。

なんぼ何でも,ワンクール6年間ぐらいの期限を付けてくれてもええと思うんやけどなあ。

Wednesday, January 23, 2019

船底が汚いわ

 養殖のように海苔が広がってきた。さわやかな緑色のそれがキラキラと光っている。デッキブラシを吃水辺りで往復させると,剥がれてゆらゆらと海面を漂いだした。スターボード側が多いのは,日陰だから?
 港にいるのは僕と『東日流』さんだけ。挨拶を交わし,しばらく話し込む。はやGWのクルージングの話になった。瀬戸内ヨットラリーがあるとかでその時期は大変混みそうだ。そういえば何年か前に,弓削に泊まろうとしたら一杯で断られたことがあった。4月の上旬は外せない用があるので,僕が出かけるのはそれ以降だ。3月に臨検を受けておいて,航行区域の変更開始期日はギリギリまで遅らせるのが得策だ。

 丸落しを1個買ったままでまだ付けていなかった。数はもっと必要だが,とりあえず一つ付けてみて具合を確かめてから,必要な箇所全部に取り付けるつもりだ。ドリルが天板に邪魔されてうまく使えない。反対側から開けるとものの見事に3mmずれている。開ける場所ももう一度考え直すことにしよう。

 去年は,港に来てメンテナンスすることが多かったのですっかり運動不足だ。今年は,ヨット半分,心肺機能を少しは使う陸の遊び半分でいこう。

青空が広がっているが,雲の流れが速く,時おりこんな感じになる。今日は一つ片付けたいことがあるので,のんびりとやる。

測ったつもりだったのに,下に開けすぎた。強度には関係のない場所なので,それほどめげていない…

今日は,モゴモゴしか聞こえないが,結構やりとりがあったようだ。

Wednesday, January 16, 2019

思い立ったらやってしまおう

 気になる箇所を修理をした。延び延びにしていてもいずれはやらなければいけない。メンテナンスも晴れている方が気持ちよくやれるしデッキ作業ならなおさらそうでないと困る。しかし,しかし,そんな日に限って隣艇の風速計は音を立てて勢いよく回っているのだった。
 ポカポカ陽気で,ちびちびとスキットルの小さなカップで舌を潤しながら作業をする。そのせいか,のりのりで12時20分のオケラネットをワッチするのを忘れるほどだった。
 これでしばらく様子を見よう。

漁協が立てた掲示板にようやく案内書が貼り付けられた。みなさん読みましょうね。

午後のいっときだけ晴れるという予報だったが,朝からずっと青空だった。

港はないのに孀婦岩が載っているのね。知らなかった。

Sunday, January 13, 2019

たくさん出ていましたね

 ちょっと寝すぎてしまったのは,隣の『BonanzaII』さんからのコールで目が覚めたことからもよく分かる。彼もやっぱり結構飲んでいたとの感想で,相乗効果は恐ろしい。店から帰ってきてからもヨットでやらなくてよかったと懸命な判断を褒めてみるが,そもそもどうしようかと迷って飲まなかったわけではないし,睡魔が勝っていただけだったのだ。
 ひょっこりと『Wiz of Oz』さんが岸壁を歩いてきた。エンジンのメンテナンスをしている『BonanzaII』さんを放っておいて,彼のヨットで軽く泉佐野沖を流す。
 帰港後,隣の関空マリーナを訪問して,jeanneauを見せていただく。挽きたてのコーヒー,ごちそうさまでした。

 浜寺ボート,大浜ドックと挨拶まわりして,『田中屋』(大正区)に着く。高専時代からバンド活動をやっている友人がここでたまにライブをやる。入場は無料,ショットバーのように飲みたい分,食いたい分だけ払えばいい。酒屋の大将の道楽がこんな素敵な場所を提供している。
 
 で,今日も飲みすぎてしまったわけだ。

予想通りの快晴,そして…

…無風。

ヒップの大きさがずいぶん違う。僚艇に乗った時にだけ見ることができるこのアングル。

風なし,波に角が立っていない。

Saturday, January 12, 2019

風がさっぱりでした

 明石か淡路島東岸かと港を出た。『BonanzaII』さんは,メンテナンス中でヨットを出せないので,拙艇のクルーで同乗してくれた。二人乗ったときの注意点は,ひたすら飲んでしまうことだが,僕も彼も養生中なので陸に着くまではその心配はない。
 雨雲はレーダーで見る限り,午前中は大阪湾を支配している。低気圧が四国のはるか沖にあるので,雲はおそらくそちらに引かれて行くだろう。友ヶ島水道は越えないほうがいい。関空島の北端を行くが,風向きが悪い。明石は止めにして津名へ行くことにした。
 津名には入れた試しのない焼肉屋がある。今日もそこへ行きたかったが,昼過ぎに電話したらもう予約でいっぱいだった。そんなこともあり,なかなか気乗りのしない機走となる。あと3マイルで津名に着くという時に,『Bonanza』さんが,
「明日も風なさそうですね。」
と呟く。彼はこの言葉を今日すでに数回言っている。風がなさそうどころか,明日はほとんど無風だろう。オーパイを解除しティラーをグッと押せば,泉佐野の銭湯と小鍋にビールの居酒屋がちらついてくる…
 ずいぶん日が長くなったものだ。暗くなる前に十分帰港できた。

 銭湯の前にある渋いたこ焼き屋でまずはビールといきたいところだったが,臨時休業だった。火照った体の冷えないうちに駅前の飲み屋にたどり着いた。軽くやるつもりだったが,おまかせの造りを出されたら日本酒に移行せざるを得ない。港への古くからの路地を少々酔った冴えない頭であっちだったかこっちだったかと探し歩いていると,お目当のお好み焼き屋に着いた。新年の挨拶がわりにおでんで一杯。
 ヨットに帰ってからキャビンでやる余裕もなくシュラフを被る。やっぱりずいぶん飲んだようだ。

機走の勢いでセールが張っているだけです。

海保の消防艇は初めて見た。

Tuesday, January 08, 2019

期待していたのになあ…

 東北から6日に帰ってきて,初乗りは7日月曜日の予定だったが,天気予報を見ると晴れで風なし。翌火曜日はもう少し風が吹きそうだと予想して,たまっている年賀状の整理をした。結構な時間を費やして,毎年のことながら少々疲れてしまう。

 今日も晴れている。海上風警報も出ているし,ご機嫌な初乗りができるはずだった。風速計はからりとも回っていない。ヨットも行儀よく岸壁に正対している。長いクランキングを要せずに軽やかにエンジンが動き出した。バックのスピードが遅いのはなぜ?バースから90度下がったら,前進に入れる。フェンダーをライフラインに引っ掛けながら,風見を見るがふらふらしている。風は期待できそうにない。

 船底掃除を兼ねて少し回転を上げる。2500rpmで5ノット以下なんて信じがたい低速だ。2700rpmでようやく5ノットを越える。
 右からタグがぐいぐい進んでくる。いつ変針しようかと思っているところに,タグの前方を行く警戒船が船首をこちらに向けてきた。僕も大きく船首を振り,タグの航行を邪魔しないようにとの意思表示をする。窓に人が見えたので,手を振ると振り返してきた。タグからも大きく手を振ってきた。VHFが入る。チャンネルを移動して返事をする。
 関空島北端の黄浮標を目指すがあまりの弱い風に萎えてしまった。今日は帰ってメンテナンスでもしよう。
 入港しようとしていると出てくるヨットがあった。『風来坊』艇だった。僕ももう一度港外に出直しセーリングを試みようとしたがやっぱり風が弱いのですぐに帰港した。

 12月に修理した清水タンクの蓋であるが,厚みを増すために5mmの板を用意してある。これを貼り付けるのが今日の作業だが,コーキング剤をベタ塗りして密着させるだけなのですぐに終わってしまう。用意をしたところで時計を見ると12時10分。いかんいかんオケラネットの運用時間が近づいている。今日は電波状況が悪いのか聞き辛い。マニラからの声だけ鮮明に聞こえてくるがそれ以外はさっぱりだった。

 さて,今年は何をしようか。
 やっぱり少しロングに出よう。合間あいまはしばらく中断しているクライミングだ。1年なんてあっという間に過ぎていってしまう。せいぜい遊び倒すことだ。

はい,今年もよろしくお願いします。

善寳寺の新しい御札を貼りました。

『つるぎ』と船名があったので,もしやと思っていたら,やっぱりそうでした。『八点鐘』さん,お仕事ですね。

冬風の中のセーリングはこれがいい。毛糸の帽子だと風が通りぬけて頭が冷えひえになる。