Saturday, December 08, 2018

ええヒールでしたね

 昨日はいい風が吹いていたのに出港しなかった。今日はいい風が吹くかしら…

 清水タンクの様子を確認してから,キャビンの整理をする。今日はヒールがきついだろう。物が散乱するのはまっぴらごめんだ。
 意外に早く『Bonanza II』艇長がやってきたので,
「出ない?」
と誘う。
 その前に水揚げ場に行って200Lタンクを満タンにして水漏れがあるかどうかの点検をする必要がある。港にいた『風来坊』さんや『東日流』さんも,わざわざ水揚げ場にやってきて舫を取ってくれた。ありがとうございます。
 結構な時間をかけてようやくタンクの給水口から水が溢れ出てきた。
 右舷側にバッテリー4個,コクピットロッカーに燃料タンクと少々右に傾いているのが常だったが,傾斜計がようやく真下を指した…いや,まだ右に傾いている?何のことはない,船体が風を受けて傾いているだけだ。左舷側に水を抱いた僕のヨットの重量バランスはよくなったようだ。

 風は衰えることなくビュンビュン吹いている。楽しいセーリングが期待できる。泉佐野沖の悪い波を越えれば,スーッと流れるようにヨットが走り出すはずだ。
 敢えてヒールさせる。時々キャビンに入って清水タンクの周囲を観察するが,異常はない。困ったことはヒールしたことによりタンクの水が吐出口から溢れてシンクに溜まってしまったことだ。途中には足踏ポンプがあるから問題なしと思っていたが通過したらしい。簡易的にコックを締めることができるそれは海水用にしか使っていない。これはなんとかしないといけないなあ。
 タックして反対側にヒールさせる。益々風が強まってきたようで,海面の白波もさっきより多いし,糸も引いている。ぐんぐん艇速が上がる。
 あんまり遊んではいられない。まだまだしなきゃいけないメンテナンスがある。赤ブイを目指す。風を横から受けることになったヨットはヒールを解消し,更にスピードを増して快適に走り出した。
 隣の旧フェリー乗り場港内に入れて,メインセールを下ろす。二人いると本当に楽ちんだ。『Bonanza II』艇長,お付き合いありがとうございました。

 帰港したら『Bonanza II』艇長はすぐにエンジンメンテナンス(排気マニホールドからウォーターロック間)の整備に取り掛かった。僕はインペラの交換をするが,YA8の時以来で,手順がぎこちない。ベルトを締め上げて,エンジンをかけようとした時に『Wiz of Oz』艇長がやってきて,エンジンルームを覗き込んでチェックをしてくれている。エンジンオン→エンジンオフ…オバカでした!駆動側のプーリーからベルトが外れていた。あ~助かった。本当にナイスタイミングで来てくれました。ありがとうございます。

 泉大津の『Blue Lagoon』さんが,もう堺を通過中らしい。今日は一緒に泉佐野駅前で飲む予定だ。僕たちは早めに整備を切り上げて風呂に行くはずだったが,それではどう考えても彼を待たせることになってしまう。明日,朝風呂に入ることにして飲み屋に直行が正しい選択だ。

 夜になって風はますます強く吹いてきた。僕たちの酒量も負けないぐらいに増えたのは言うまでもない。 

ええ感じでした。1ポイントリーフと巻いたジブのバランスが悪かったのが反省。いろいろ確かめないと分からないなあ。

帰港してからはやっぱりメンテナンス。少なくとも500時間経過しているのでインペラを交換する。

予備のインペラが複数個ある。

セーリングやメンテナンスで今年お世話になったヨット仲間とささやかにやる。

2軒目もささやかにやる。

こないだ行った時に女将さんの昼のおかずを無心した。美味しかったのでリクエストしておくと,メニューにはないのに作っておいてくれました。ごちそうさまでした。ありがとうございます。

3軒目は更に静かに自艇でやる。日付が変わってもやっていた。

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