むっとする大気,夜間航行なのに短パンTシャツで事足りる。
月が一晩中輝いていて,海面に浮かぶ各種障害物も認知できるほどだった。
4時半ごろからようやく白み始めた。西へと向かうヨットの前方海面,月明かりの反射がきれいだった。
後ろはと見やると…
コーヒーを淹れてトーストでも食べたいところだが,あまり長くキャビンにいたくない。
半島を回り込んでからの残航約20NMがけっこう長く感じられた。
西の方を見ると黒い雲,雨雲レーダーではまもなくこちらに降らせるようだ。パラパラと落ちてきた。カッパを羽織りゴアのハット,下半身は短パンのままで間に合うだろう。しょぼ降る雨の中,港に向けて変針すると艇速が一気にアップ,6kt出ているではないか。
港口で漁協に電話を入れる。空いている所に停めればいいとのこと,ありがとうございます。
イカ釣り船の前が大きく空いていた。『栄光丸』の漁師さんが降りてきて指示してくれる。ん?竜飛岬…3年前にお会いした方だった。自船の舫をちょいと外し,拙艇のロープをかけやすくしてくれた。ありがとうございます。
ビニールシートをかけた。フルに覆うと風通しが悪くなるので小さいサイズにする。ルーティンの作業はポリタンクから本体タンクへの移し替え,本体タンク容量が60Lしかないので必ずやっておく。
メモ書きすればいいものだが…
漁協に挨拶に行く。船名,トン数,住所に電話番号を書くだけ,お世話になります。
『ますほの湯』で汗を流す。
No comments:
Post a Comment