Saturday, October 03, 2015

明石で玉子焼き 明石港

「明石に行くよ。」
と言われて,もう3年ご無沙汰してるので躊躇なく,
「行きます。」と答えた。

 昨晩は飲み会で,ぎりぎりセーフで帰宅した。燃料を補給しないといけないので,朝は少し早めに家を出た。
 20L入りのポリタンクを積み込み,準備をしていると『IZUMI』さんがやってきた。9時ぐらいまでに適当に出るらしい。少しでもセーリングを楽しみたいので,僕が一番先に出た。港内でフェンダーを収納していると,対岸から声がかかる。『浮浪雲』さんだった。これで,今日明石に行くヨットが揃った。

 今日はのんびり行く。艇速も3ノットだ。もう少し行けば潮に乗り,勝手に速度が速まる。いつも目的地に急ぐクルージングをしているが,近場へクルーズではのんびりできるのでいい。


『IZUMI』艇と『浮浪雲』艇。

 しばらく行くと,おあつらえ向きの風が吹いてきた。ジブを展開し,少し神戸寄りに針路を決めると,快適に走りだした。
 ヒールがきつくなってきた。白波も増えてきた。徐々にリーフしないで一気にメインを下ろした。ヒールが弱まり,心地よい滑りで明石を目指す。

 右舷側にでかい黄色ブイが点々と現れてきた。大阪湾のど真ん中にある海苔網だ。上りが弱いのでこれ以上左に振れない。タックをしてもう一度タックすればかわせる…ここでトラブル。ジブのラフのコードが外れてブラブラしているのが絡まってしまった。あっちへふらふらこっちへふらふら。心配で『IZUMI』艇が様子を見に戻ってきたが,大丈夫ですよと手を振る。なんとか立て直し,ブイもかわして,また神戸寄りにヨットを進めた。


ええ感じで走ってます。

 ジブを巻き取ろうとすると,うんともすんとも動かない。先ほどのコードがファーラーにぐるぐる巻きになっている。バウに行って解き,ナイフで切断して事なきを得た。やれやら。やっぱりほつれはしっかりと直しとかなあきません。


帆走はここまで。真上りで明石海峡大橋を目指す。


港に入って右側の砂場に停泊。平日は使えません。

 港の広場でイベントをやっているらしい。みんなで見に行く。ちょうど後から追いかけてきた『風々』艇が橋をくぐり抜け,やってくるところだった。


お疲れ様でした。

 明石に来たらたこ焼きに決まっている。4艇の面々6名で出かける。僕と『風々』さんは20個平らげたが,更に僕はおでんのタコとスジをやってしまったものだから,『Sabaay』さんがいろいろと教えてくれた酒場情報で呑んだくれる気力が失せてしまった。これは是非次回に実現しないといけない。


夕方になってぐんと釣り客が増えてきた。『浮浪雲』さんも釣果あり。
 
 僕のヨットには,明石在住の知り合いが来られた。お茶を出す時間もなかったが,今度はゆっくりとお越しください。

 近くの銭湯に行けばいいものを,歩いて『龍の湯』まで出かける。僕は風呂は好きだがカラスの行水だ。女性陣が出てくるまでの待ち時間に散髪をした。
 橋のイルミネーションを楽しみながら散歩する。
 スーパーで買い出し。外で飲む気力はないがヨットではやれる。『IZUMI』艇で宴会。少し酔ったぐらいがちょうどよい睡眠時間を提供してくれる。

佐野漁港発 08:40
明石港着  14:20 

Sunday, September 27, 2015

久々に帆走会に出る

 天気はいい。風もそこそこあるだろう。ひさしぶりに『Wing』艇で泉大津の帆走会に参加した。

 今日はクルーが少ないので,僕にも重要な役割が回ってきてドジを踏みそうだ。
 第1マークまでは快調に進んだが,第2マークへの途中で風が落ちた。スピンよりジェノアが効く。第3マークまでで再び持ち直し,回ってからはスピンでゴールを目指した。
 それなりに忙しかったので写真を撮るのをためらった。


サーバーからの生ビールを飲みたい一心で『Wing』氏とK氏は『Wing』艇のHPの忠岡に回航。

 朝方は涼しかったが,昼からはどんどん暑くなってきた。
 生ビールがどんどん入る。やっぱりやめられません。
 着順2位の修正3位。ファーストホームだけでもしたかったなぁ。

Saturday, September 26, 2015

メンテのつもりが…

 土曜日の午前を通院に当てるなんて時間が勿体ない…なんてことも言ってられずに整形外科に行く。
 予想通りの結果で骨折であるが,テーピング処理だから自分でやっていたことの確証に行ったに過ぎない。それでもギプスを付けると靴を履けなくなるのだから仕方がない。通院に2時間を要して,港に行ったのは昼を過ぎていた。

 岸壁が太陽で熱せられてむっとする。たちまち汗が吹き出てくる。これではメンテナンスどころではない。岸壁でお茶を飲んで時間をつぶす。途中で『浮浪雲』さんが【赤福】を持ってこられた。ごちそうさまでした。


まだまだ,ビーチパラソルの似合う岸壁でした。

Wednesday, September 23, 2015

いつものパターンで帰港

 のんびり起きて,ゆっくり出港。みなさんお世話になりました。また,どこかでお会いしましょう。


みなさんが見送ってくれました。ありがとうございます。
 
 風がよければどこかへ寄り道したいがそれは望み薄だ。2300rpmでのんびり進む。


かつて雑誌で紹介されていた素敵なボート。カラーリングが鮮やか。

 加太も洲本もこの風ではエンジン頼り。深日で昼飯もいいがそれには時間がちょっと早い。最後の日はいつもの様にベタベタの海面をひたすらエンジンで走る。


ほれ。

 昼過ぎにホームポートに戻って,いつもの様に点検をして,港をあとにした。最終日に早く帰っていてはいけない。とことん遊び尽くさないと。

沼島漁港発 06:40
佐野漁港着 12:30

Tuesday, September 22, 2015

徳島でラーメンを 沼島漁港

 いつものように4時に起きて,コーヒーを飲む。朝飯は出港してから摂るのが最近のパターンだ。
 風向きは?波は?徳島方向へは快適に進めそうだ。徳島で昼飯にラーメンを食ってから後の行動を考えれば良い。


フルセールが気持ちいい。

 セーリングをしっかり楽しんで,少々長いアプローチでケンチョピアに向かう。
 前方から特徴あるヨットが出てきた。やはりそうだ『SnowGoose』艇だった。


「おいでよ」の言葉に「後で」と返す。

 足が痛いので遠くまでは歩けない。『ふくや』で【ういろ】を買いたかったが,あいにく定休日だった。近くの徳島ラーメンの店を探す。


肉入り,生玉子入りを注文する。

 ラーメン屋でビールを飲まなかった反動ではないが,コンビニで酒を購入。そそくさと沼島へ向かう。
 途中『SnowGoose』さんから,真上りだと聞いていたとおり風は冴えないが,距離が短いので苦にはならない。途中でギリギリ上れる角度に風が変わった。ラッキー。セーリングで沼島を目指す。

 桟橋では先に着いていた『SnowGoose』さん一行が格好の酒のアテを作ってくれていた。


北海道限定サッポロが大受けでした。

 夜は木村屋でお風呂をいただき,桟橋で飲み直す。後で港に入ってきていた和歌山琴の浦のお二人も加わる。なんと湯浅広港の情報をくれた泉佐野の『IZUMI』さんの知り合いでした。いやはやヨットの世界は狭い。

 気分よく酔っておやすみなさい。

湯浅広港発 05:30
(ケンチョピア 11:00〜12:30)
沼島漁港着 15:00

Monday, September 21, 2015

居心地の良い港 湯浅広港

 朝方は風が弱かったが,湾口を出てしばらくすると吹いてきた。上りを避けたいので行き先を田辺方面にした。それは初日に引き続き快適なセーリングを約束している。


この瞬間をいつでも待っている。

 延々東,東,東へのセーリング。ほどよいヒールと太陽が帆走の楽しさを倍増させる。7ノット後半で進む。
 田辺まで行けばタックして日の岬を目指せるはずだが…試しにタックしてみた。航跡を確認すると元来た航跡をたどっている。こんなピストン運動をしていては永久に港には着けない。これより田辺方向に行くのはむだだ。泣く泣く舵を左に切り,ジブは効かなくてもメインは,はためかないように進む。低速ときたら4ノット以下。

 我慢がまんで湯浅湾に入り,最後はセーリング。

 昨夜痛めた左足小指はおそらく骨折だろう。風呂までは遠いが,かばいながら歩いて行く。先週利用した銭湯に着いたのが15時半。お風呂が開くのは16時。30分を待てない僕たちはすぐそばのスーパーで明日の食材を買う。今日は地元の居酒屋で飲む予定だ。

『IZUMI』さんから聞いていた『はたよ食堂』へ行く。実は昼からひっきりなしにお客さんが来て,夜の仕込みのために店を閉める直前に,僕からの「空いてますか?」の電話を受け,開けておいてくれたのだ。
 瓶ビールを8本,おでんにどて焼き,とんかつ。やや満腹。


なかなか渋いですよ。

 店の主の会話が楽しい。80年継ぎ足しのおでんダシのフレースが繰り返される。
 ここで貴重な銭湯の情報を得た。港からほど近い所にもう1軒あるらしい。


入浴料100円。定休日は3,13,23日。営業時間は15:30〜21:00。

 さて,明日はどこへ行こう。

日和佐港発 04:40
湯浅広港着 14:30

Sunday, September 20, 2015

牟岐大島を見てきました

  少しだけ風向きが変わっているが,室戸方面へ行くと帰りの真上りが苦しい。たまには同じ港で連泊もいいかなとあっさり牟岐大島往復に予定を変えた。

 今日もいい天気になりそうだ。

 港を出て暫くは風も弱く艇速も伸びなかったが,途中から白波が多くなりだし,快適に進む。
 この辺りは何度か通過しているが牟岐大島には寄ったことがない。うわさ通りの美しい入り江があった。底は深い。風も回りこまず波も立っていない。静かなスポットだ。

 来夏はここでアンカリングしようかな。
 帰りはぐるっと島を一周する。

 さしずめマイナー,A,B,Cフェースか…
 ジブも効かない真上りで日和佐に戻った。

 港に帰ったら猫の相手。

 子猫がデッキに乗ってきたので,母猫は心配でたまらない様子だ。



 こいつの好奇心は,昨日昼寝をしていて目を覚ましたらヨットのキャビン内を勝手に探索していたことで分かる。鏡に向かい合って何度も不思議そうに覗き込んでいた。

 暇なのでメンテナンスに精を出す。
 木部が割れているところがあったのでパテ埋めしたが,量が不足していたので次回に作業をしないといけない。魚探の振動子もほったらかしで付けていなかった。シリコンで貼り付ける。ケーブルの取り回しは木部の穴を拡張して通す。後は補正しておしまい。僕のヨットにはこれで魚探が3個も付いたことになる。
 桟橋から近いところにあるスーパーは今日は休みだが,駅のそばにもう一つのスーパーがある。風呂の帰りにそこに寄る。

 徳島方面へ。反対側は甲浦まで。列車で高知には徳島経由でないといけない。

 酒と食材を仕入れたら,後は飲むだけ。今回はまだ居酒屋には入っていない!画期的なことだ。

 あんた,くつろいでいますね,ゆっくりおやすみ…

日和佐港発 06:00
(牟岐大島往復)
日和佐港着 09:00