明るくなるのを待って5時前に出帆した。
GPSで位置を確認し,海図と照らし合わせ,海から見える地形を頭にたたきこむ。田尻の元本船船長た港を出る時には振り返って周囲の地形を覚えておくといいと言っていた。そうするとなにかトラブルがあった時にでも目視で港に帰ることができるとのことだ。
浦島を右に見て一番奥の岸壁に着けた。他にヨットは3艇。連絡桟橋には1艇いる。
片付けをしていると,先に着けられているpioneer9氏が見えられた。氏より,風呂とお店の情報をいただく。ありがとうございました。
風呂を済ませた後は,いつものように街をぶらつく。以前,車で来たことがある街だが,少し寂れたような気がする。町おこしのイベントもしているようだが…
ビンビールを空け,2,3品頼む頃には正解の店だったことに気をよくして,大将との会話も弾んだ。なかなか興味深い人で,他に客もいないことから,日々書き連ねたエッセイのようなものを見せてくれる。チラシの裏面に書かれたそれはなかなか味のある文章だった。
ウツボ酒を2本やっていると,こちらも益々調子に乗ってくる。
ここらで潮時と思っていたところに,東京からの客が2組入られた。生中を追加して,四方山話が続く。
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