Monday, September 19, 2011

下見が大事です

 ウィンデックスがどのようにマストトップに設置されているのかを確認するために登る。

 メインハリヤードでロープを吊り上げ,そのロープをユマーリングする。
 アッセンダーは2個使用し,下のアッセンダーにかけたアブミに立ち込み,右手で上のアッセンダーを揚げる。右手が伸びたら,上のアッセンダーとハーネスを連結している(腕が伸びきる長さより数cm短く設定してある)ディジーチェインに体重を預け,下のアッセンダーを左手で上にスライドさせる。下のアッセンダーにかけたアブミに立ち込み…これを繰り返す。
ユマーリングの際,私の場合は右手で上のアッセンダー,左手でアブミをかけた下のアッセンダーを動かし,左足は4段アブミの3段目に乗せている。

 てっぺんに着いた。

 クイックドローを上の支点(上側のアッセンダー)にかける。

 クイックドローの下端はハーネスのビレイループにかける。
 こうすると,もうアブミに立ち込む必要がなく,シットハーネスに体重を預けたまま作業ができる。
 作業によっては,2段目まで登り(最上段まで登る必要はない),ハーネスのビレイループから直接カラビナでメインハリヤードと連結している環付カラビナにビレイを取る。

 今まで撮ったことなかったのでお約束通り撮影。

 あちゃー,全然思てた形と違うやおまへんか。

 アングル変えて撮ったって形状に変わりはない。

 プレートにナットで締め付けるだけでおしまいだと思っていたが,昨日見たヨット屋の在庫品やマリンギアのカタログに載っている物とは取り付け方が違うようだ。新品購入取替は止めにして,矢羽だけを何とか工夫して付けることにする。
 暑いので今日はこれまで。

 デッセンダーで下りた後,もろもろを回収する。登る時はアブミ1台で事足りるが,立ち込んで作業する際にはもう1台あると体が安定する。

 カラビナとロープはインクノットで結ぶ。荷重がかかって固く絞まった後も解除しやすい。

 ここも同様にカラビナとロープはインクノットで結ぶ。


 上部での作業が長引く時は,これを使う。腰掛けると楽チン。

 隣艇とロープで連結しておく。Rokeがやってくるらしい。

 来年春から泊地にする佐野漁港へ昼飯を食べに行く。
 だんだんヨットの数が増えてきた。2年前福良(淡路島)で会った『IZUMI』もここに来ている。挨拶をすると,「どうぞ」と呼ばれる。隣の『TOKIMO』艇長も交えてしばらく話をする。いろいろと教わることが多い。ありがとうございました。
『風来坊』艇長に挨拶をして,海を後にした。

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