奥にすればよかったが,入口近くに泊めてしまったので,漁船の引き波がすごく1時には眼を覚ましてしまった。寝直すがここも暑い。ようやく寝ついたと思ったら,はや漁船の出港タイムだった。
西行きの潮流に乗って,エンジン音も軽く進む。誰かが「瀬戸内は機帆走」と言っていたが宜なるかな。
男木島と女木島の間を抜け,瀬戸大橋を目指す。大槌島の北側を通り鷲羽山の方へ船首を向けるとそのうち右手に堅場島が見えてくる。この奥の味野港(萱刈港)に一度停泊したことがあるが,水深計の値がどんどん小さくなっていき,とうとう2mを切った。海水の色が薄くなったと思ったのはとんだ勘違いで,砂地の色が透けて見えているだけだった。地元のヨットマンが,丁寧に翌日の出港の仕方を伝授してくれた。
鷲羽山の南で3年ぶりに瀬戸大橋をくぐる。六口島から手島の北側を通過して,北木島へ。前回はここで僚艇のハリヤードを交換した(ゆうこうマリン)。白石島へ寄り道も考えたが,先を急ぐ。
まだまだ潮の流れに乗ってスムーズに進んでいる。弓削に電話してポンツーンの予約を請うと1艇あいていた。今日はそこに泊まることにした。
六島の北から一気に弓削島の北を目指した。
今日も懲りずに,飯を炊いて,イナバで昼飯。
因島と弓削島の間を入り,弓削港へ。潮に押されることもなく順潮だった。
RESEARCHとあるからクジラの調査船?
役所の人が,桟橋に来てくれていた。聞いた通り屋上に掲げられたUW旗がホッとさせてくれる。
入港手続きをしに役所へ。入港料2円と係船料2円!(水道代は100円でした。)愛媛は安い。
15分ほど歩いて風呂へ行く。途中に弓削商船高等専門学校横を通る。商船高専出の知り合いがいるが,楽しい学生生活,外洋航海生活を送ったらしい。海にロマンがあった頃の話だ。
飲み屋を探すして街を歩く。当然,1軒ではすまない。
古き良き時代があったんだろう。
ここで〆。たくさん飲んでたくさん食べました。
庵治漁港発 05:20
弓削海の駅着 13:30
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