お楽しみの3連休だが,先週聞いたところでは『浮浪雲』さんは明石に行くという。僕も同行しようと思っていたが,あいにく潮が悪い。当日の朝の天気と気分で決めることにした。
さて,当日の天気だが,雨こそ降っていないが視界が悪い。一面グレーだ。神戸方面は雨が降るだろう。友水は順潮だが,明日はきつい北風が吹きそうで,南から洲本に向かうにはたいそう難儀だろう。20日の土曜日には泉大津,忠岡,二色からもヨット仲間が洲本に集合しょうという話が持ち上がっている。
ともかく準備をしていると,『IZUMI』さんが来られた。聞けば,(和歌山)マリーナシティの少し南の塩津港に行くという。行ったことのない港なので興味が湧いてきた。それに南は晴れ間が広がりそうだ。同行を申し出た。
風のない海面を走る『IZUMI』艇。
予想通り晴れ間が見えてきた。神戸方面は相変わらず暗い雲に覆われている。『浮浪雲』艇は予定通り明石に向けて出港したようだ。
相変わらず風はない。機帆走で稼ぐ。
先行していた『IZUMI』艇に僕が追い着いたのは『IZUMI』艇が鰆をゲットしたからでしょう。
GPSと港湾案内図を見ながら,港の入口を探す。
奥にあるのが塩津港で静かな雰囲気がする。
深さを心配して,係留してあるヨットと同じ岸壁に舫った。
漁具の手入れをしている漁師さんに港のことを尋ねると,水深は十分だから港の奥に入れても問題はなし,マゼが吹く時は僕達の係留している所はやめたほうがいいとのことだったが,さしあたって今晩はそんな心配はいらないということで安心した。
港には食料品店が1軒ある。『IZUMI』艇で晩ごはんを頂くので差し入れの食材を購入しに出かけた。いろいろ物色していると「キャンピングカーの方ですか?」と聞かれる。連休で食材が少なくて申し訳ないと言われる。数人の人と喋っただけだが,ここの人は親切だ。
先ほどの漁師さんがヨットまで来て,「奥に着け直したらいいのに」とすすめる。面倒なのでそのままにしておいたが,今後この港に来た時には中に泊まればいいと親切に言ってくださった。誰かに何かを言われたら,◯◯さんから教えてもらったと言っていいとのことで,ますますこの港を利用する価値が高まった。
夕方,『IZUMI』さんの知り合いの方2名が35ftのモーターセーラーで来たが,なんと昨夏沼島で会った人たちだった。
予定通り『IZUMI』艇で夕食,宴会。ごちそうさまでした。知り合いの方の35ft艇はなんとカラオケ搭載。艇を移動して,マイクを握る。こうやって静かな塩津の港の夜が賑やかな音に包まれていった。
佐野漁港発 09:40
塩津漁港着 14:20
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