冴えない天気で自転車で港に行くのをためらったが,正解だった。
曇り空のまま,なんとかもつかなと思っていたが,とぎれとぎれに泉州方面に流れてくる雨雲を天気予報サイトのレーダーが知らせている。今日はメンテに徹しよう。さいわい,いつものように暑くはない。
全くこの岸壁の暑さといったら特筆すべきで,およそ4月から11月近くまでは汗をかくことに決まっている。さわやかな風を受けて沖から帰ってきて待っているのは,太陽エネルギーを蓄熱したコンクリートから発する熱風だ。
セールの後仕舞なんぞは入港時に右に折れ,旧フェリーターミナルの広い港湾でするのがよい。そこだと幾分風を受けて涼しいからだ。また,シングルハンドが多い僕は,海が荒れていようが静かだろうが,たいていここで入港の準備をする。安全第一だと教えてくれたのは『風来坊』さんだ。
誰もいない…と思っていたが,『COSMO』さん,『東日流』さんと挨拶を交わすのに時間はかからなかった。
ポツリポツリときた。
『over joyed』さんがやってきた。ジブの死角をなくしたいので透明窓をつけるらしい。どの辺りがいいか調べるためにちょっとだけ出港された。
久しぶりに『風々』さんがやってきた。暫く顔を出さなかったのは素敵な彼女を見つけたかららしい。
「はじめまして,ようこそお越しくださいました。」
あっという間に昼になってしまった。
弁当を配達してもらう。今日は『over joyed』さんがお茶を入れてくれた。ごちそうさまでした。
アフトバースにあるスピーカー2台を外す。キャビンにはまだ2台付いている。カーステレオも2セット設置してある。これも余計な装備だ。1台だけでいいだろう。まだまだ軽くなりそうだ。
帰ろうかと思ってデッキに出るとまだ降っている。雨漏りを見つけるにはは好都合だ。特定できなかった場所が一つ分かった。内装を剥がして処理する必要があるだろうなぁ。
17時を過ぎてもまだ明るい。これから夜が楽しいシーズンになってくる。
No comments:
Post a Comment