天候が思わしくなく,ひと月遅れの船底塗装をすることになった『Bonanza II』艇の回航に付き合った。
火曜日の午後からずっと強風が吹いていたが,今朝はすっかり収まった。曇りの予報だったが,ぐんぐん青空が広がってきたし,真っ白い入道雲が成長している。午後は夕立がありそうだな。
13時頃,大浜ドックの桟橋に着けた。若林さんがスタンバイしていて,すぐに上架する。船底はすごくきれいだ。プロペラシャフトに幅広の紐のようなものが垂れ下がっている。バウにエンジンのあるスカンピのプロペラは深い位置にある。絡みついたホンダワラやビニル袋などを取るのは苦労する。取り切れなかったものが残っていたらしい。
湊駅前の立ち飲み屋で喉を潤してからが作業タイムだ。もっとも潤すどころか腹いっぱい飲んでしまったのだから始末に負えない。
PSSシールを交換するためにはシャフトを抜かなければいけない。二人ともしたことのない作業でとまどるが,ネット経由で『Wiz of Oz』艇長のアドバイス,現場で若林さんの手助けを得ながら,なんとか抜けた。おめでとう『Bonanza II』君。
時計を見ると18時半,今日のお勤めはここらで終了だ。
出島のMさんに勧められた店で一杯やっていれば,作業にずいぶん苦労したけれど,本当に今日の仕事は辛かったとはならないのが遊びの遊びたるゆえんだね。
真ん中のスカンピが『Bonanza II』艇。右は拙艇(ヤマハ30C)で左は『Wiz of Oz』艇(エスプリデュバン)。
マリブに珈琲豆を漬けて(2,3ヶ月)おけば,おいしいリキュールになる。
すっかり夏の雲だ。
ほとんど汚れていない。バッチリの塗料と塗る技術。
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