立春末候 魚上氷

Friday, February 14, 2025

デイセーリング メンテナンス

f B! P L
 どの艇の風速計も回っていない,港内さざ波なし。関空島アメダス数値の6m/sを信じて港を出た。
 風見が不規則にあっち向いたりこっち向いたり,沖を望んでも白波はない。ジブを出し期待だけはしておく。再度アメダスを見ても5m/sはあるみたいだからね。
 港口までにアウターウエアは脱いでいる。ネックウォーマーごと帽子も剥ぎ取った。背中が出ないから寒い時は極めて有効なサロペットも不要だ。なにしろシートを引っ張るだけで汗をかいてしまうのだ。

 なんぼやってもあかんもんはあかんし,ふらつく風見,はためくジブ…あっさり諦めた。

 暖かい否暑い,さらに1枚脱ぐ。舫をかける時に見たハル,とりわけ船首の汚れ,この黄ばみは海水中の鉄分が付着して錆びたのだと聞いたのは2年前だった。去年の上架の際も錆取りに励んだ。
 こんないい天気の日は時間を気にせずにぼちぼちやれるので,やっつけ仕事が得意な僕でも念入りにできそうだ。
 フロアワイパーにクロスを取り付け,ライフラインから身を乗り出して擦る。拭き取れたかどうかは隣艇に乗り移って確認しないといけないのが面倒だ。自在ワイパーだから,下方に突き出した時に重量バランスのせいでひっくり返り柄がハルに着いてしまう。おいおい,面が着かないと拭き取れないのに…限界までの屈曲姿勢に,寝転び姿勢,ポケットに物を入れて作業しちゃダメだよ,携帯を二度も海ポチャしているから。

 きれいになった…と思ったが,ハルの真ん中より後ろが残っていた。『Bonanza II』艇長,確認のためデッキ無断使用しました。

 左舷側も拭き取りした。おおっ,白いじゃないか!

ゆっくりおやすみください

ゆっくりおやすみください
アカアシカツオドリ

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ヨットで海外の山に出かける。高緯度の海をかけぬける。やってみたいなあ。
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