出港は6時半。前夜にヨットに泊まって宴会のはずだったが,山岳部後輩のTさんは,尊敬すべき自制心を持って待ち合わせの泉佐野駅にやってきた。開口一番,
「先輩,ちょっと酒断ってます」
血液検査の結果γガンマなんちゃらの数値が高いらしく,次の検査まで(と言っても今月末なのだが)酒を抜いて様子を見たいらしい。
晩飯抜き,ビール抜きで来た僕はなんだか拍子抜けしてしまったが仕方がない。
スーパーで買い出しをし,遅い夕食であったが,食ってきたはずのTさんもなかなかの食いっぷりだ。
GPSがなかなか衛星を補足せず,初期化を試みるがうまくいかない。前回も試行錯誤で使えたのだが,その方法が思い出せない。30分以上ロスして,前回上手くいった方法にたどりついた。今度は忘れないようにしよう。
追手の風というには弱すぎて,メインだけ張ってエンジン頼りに進むが,5~6ノットなので不満はない。加太瀬戸を転流時に越え,そこからは6~8ノットで気持よく進む。エンジン音も軽やかだ。
湯浅沖で勝浦から帰る途中の『AURA』とすれ違った。遠くからでも分かるシアーラインとカッターリグ。電話で挨拶をしておいた。
単調なエンジン音を子守唄にコクピットで惰眠をむさぼる。ずいぶん早く由良沖に着いた。
方杭では一つ重要なことをする必要がる。2010年の3月に来た時に,地元のおばあさんから浜で干していて引き上げてきたばかりのお手製の太刀魚を頂いたのだ。その後何度か来ているのにお礼もしていない。そこで今回は手土産を持ってきたわけだ。
運良く,件のおばあさんに会うことができた。「ヨットの人やね」と覚えていてくれたことが嬉しかった。
温泉につかり,天ぷら盛り合わせでビール。
南国ですね,ハイビスカス。
こんな感じですね。
干潮時は岸壁が高いけれど,途中に段差があるのでそこに足を乗せて上がれば問題なし。現在は中程ぐらいかな。
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