Saturday, May 17, 2014

天気がよすぎて風がない 洲本港

先週の土曜日は仕事で海には行けずじまい。晴れていたのに実に惜しいことをした。また,日曜日は自転車で遊んだので2週間ぶりの港だ。天気は晴れ,明日も晴れ,土日は晴れないと話にならない。

外環(R170)では,木立が思いの外揺れている。道路脇に立っているお店の宣伝用の幟もはためいている。いい風に乗れそうだ。
北からの風はヨットのスターンを大きく南側に押して,みんなのヨットがお行儀よく斜めに向いている。

港出口にある工場の煙突の煙は水平に流れている。ちょっぴりだが白波も見える。俄然楽しくなってきた…
と調子いいことを言っているのも関空橋をくぐるまでで,艇速はあっという間に2ノット台,そしてとうとう1ノット台に落ちる。20マイル行くのに10時間!
「今日はセーリングで。」
と思っていたが,やっぱりエンジンオン。機走でならどんどん行けるのだが,この天気の様子じゃ明日も同じだろう。近場の洲本に舵を切る。

着いた時は最大干潮時,これより潮位が下がることはない。舫の調節がしやすいので楽だ。
エンジンルームを開け,オイルの滲みを見て,オイルレベルのチェックをし,ベルトの張り具合を確かめる。着いたら必ずする作業の一つだ。

シャフトから変な振動が出ている。艇速はそこそこ出ているのだが,排気の水が少々黒い。
先日購入したアルミ脚立を梯子にしてデッキサイドに掛け,ちょうど腰が浸るぐらいまで降りてから,顔を海中につけると船底のプロペラが確認できる。あるある,例のやつがおった。
丸棒の先端に木ねじやL字フックをランダム取り付けた「ホンダワラ除去装置(そう!装置)」をペラと船底の間に突っ込みゴソゴソとやると一発で取れた。取れたのはホンダワラと細ロープ。思いの外簡単な作業に気をよくして今日は一気に宴会モードに突入する。

お決まりの,『東光湯』→『魚伊』の天ぷら→『Gelato;piccolotto』,お決まりでないのは居酒屋をやめにして,『マルナカ』で食材とアルコールを購入したことだ。まだ日が明るい,お店の開いていないうちから飲んだくれるにはこれしかない。


じわじわ焼いて,たんまり飲みました。


後から来られた神戸の方。

潮位が上がってくるに連れて,ウイスキーボトルのラインが下がっていった。

佐野漁港発 09:15
洲本港着  13:10

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