ちょっと飲み過ぎたか,まだ7時だろうとたかをくくっていたら8時を過ぎていた。
晴れていれば神戸まで行って,中突堤に停泊中の帆船『みらいへ』のセイルドリルを洋上から見ようと思っていたのだが,どんよりの曇り空は行く気をそぐのに十分だった。
港に着くが,風はない。港内の海面もトロンとしている。前々から気になっていたアンカーライトの点検をすることにした。
他艇のマストに登ったことが多々あるが,自艇のマストには初めて,いや正確に言うと2回めだ。その初回というのは,ずぼらしてレイジージャックを緩めずにセイルを揚げたものだから,ものの見事にバテンが引っかかり,慌てて緩めたレイジージャックがマスト中段辺りにあるレイジージャックのブロックと絡まってにっちもさっちも行かなくなり,加太瀬戸の真ん中でやむなく登った時だ。それとてせいぜいシュラウダーのところまでなので,実はマストトップまでにはまだ一度も登ったことがないのだ。
マストステップがあるので登りは楽だ。が,所々リベットが飛び出している。クラッシックルートに点々と打たれたリングボルトをたどっているような気になる。最上段は一つ欠けているのは分かっているが,そこの確認をしたい。両足を乗せる必要があるから最上段は左右にステップがないといけない。案の定リベットの残骸がある。下からではリベットの頭が確認できなかったのだ。どうやら欠け落ちたらしいが,その原因がリベットの疲労だとすると他の箇所も要注意だ。途中もギシギシと頼りない音をたてている箇所がある。やっぱりロープのバックアップを取っておいてよかった。
『浮浪雲』さんが撮ってくれました。
風見が横っちょ向いていたのはボルトが抜け落ちていたからで,向きだけを修正した。次回に登ってボルトで固定する予定,5mmかな?
アンカーライトはやはり焼き切れいてた。付け替えて『COSMO』さんにスイッチを入れてもらう。点灯!
シャント。昨晩から持って行こうと思っていたのに忘れてしまったので,ユマールでバックアップを取った。
エンジンルームの点検をした。調子はよろしい。
ホースの劣化部分を切り取ってニップルで連結しないといけない。
神戸に行った友人から帆船『みらいへ』のセイルドリルの写真が送らてきた。フルセールが格好いいですね。
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