教え子*が子連れで来艇。なかなかよくできた息子たちで,二人とも野球をやっているらしく,太陽のもとでセーリングするのは普段の野球の練習から見ると休憩みたいなものだろう。
*彼女の歳がばれるのだが僕が30〜31歳の時の教え子で,小学3,4年生だった。
沖に出て,メインを揚げ,ジブを展開してからデッキ上を動いていいよと許可を出した。さっそくいい場所を見つけたらしい。バウには乗り降りのためのステップがあって,それは前向きに座るにはちょうどいいサイズになっている。港内の暑さが一気に飛んでいった。微風だが上っているので風を感じる。
食欲も旺盛でこの分ならおそらく終日船酔いはないだろう。小用はスターンのステップでたす。男の子の特権だ。
「そこで座って足を時折海水につけると気持ちがいいよ。」
早速やりだした。
「サメに食われんようにしなあかんで。」
「僕の足は臭いから(サメが逃げるから)大丈夫や。」
大阪の子は切り返しが速い。
もう少し風があるとよかったですね。
2,3度タックをして風を楽しむが,港の赤灯台は真横のままだ。このままでは面白くない。関空橋をくぐる。予想通りピタッと風が止む。2ノット台に落ちたのでエンジンオン。関空島西側の風に期待をかける。
ラットを渡す。操船の雰囲気はつかめたようだ。
13時40分に帰港。まだまだ元気な彼らを見ていると,どこかに上陸すればよかったのかなと反省した。またお越しくださいね。
ん?なんだろう?
おっ!鰯やないか。
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