泉大津の『Blue Lagoon』艇長は時間に余裕があるので早めに出るらしいことを聞いたが,僕たちと一緒に出かけませんかと声をかけたところ快諾を得た。『Bonanza』艇長の休暇に合わせて出発は6日だ。
出港は明石海峡の転流に合わせて6時半。4時半には家を出て,コンビニでビールとスパークリングウォーターを買い足した。
港には前夜泊の『Bonanza』艇長がいて,重い僕の120Lダッフルバッグを積み込みを手伝ってくれた。ここ佐野漁港の漁船の優先出港時間は5時半から6時半までで,その間に出港の準備をすればよい。漁協の氷自販機は漁船の出港時刻前は混んでいるので,少し時間を遅らせば待つこともない。
漁船の曳き波が落ち着いた頃,舫を解いた。
しばらく行くと『Blue Lagoon』艇長からVHFコールが入った。僕たち2艇を視認できたそうだ。僕も遠くにマストを発見する。
なかなか西北西流に乗れないなと思っていたが,8時50分,ようやく艇速が1ノットアップした。9時半には7ノット弱。時間通り9時55分に海峡大橋をくぐる。さらに潮に味方されて艇速は伸びるはずだ。
本船航路から離れて,西へ向かう。家島諸島には来たことがない。いつでも素通りしてしまう。一度は行ってみよう。
ようやく相生港の湾口に近付いた。『Blue Lagoon』艇長に
「坂越は風呂無し,相生はそばに銭湯がありますけれど,坂越でいいですね?」
と確認する。坂越でOKとの返事を得て少し西に進む。知らない港に入るほうが楽しいに決まっている。
この港を教えてくれた『Sabaay』艇長によると,係船ビットの間隔が広いので注意するようにとの事だった…
ない,あまりにもなさすぎる。コンクリートの境目に打ち込んだネイルが2本,そのネイルが中間で,前後に2艇身離れたところにリングがあるだけだった。
なんとか舫を取り,落ち着く。静かなことはこの上ない。あまりの暑さに僕の燃料が切れてしまった。一文字突堤の反対側には飲食店があるようだ。生中を頭に描きながら歩く。店内から出てきた兄ちゃんは「4時までやで」。時計は16時半…さいわい『Blue Lagoon』艇長はたくさんのビールを持参されていた。食料を持ち寄り,拙艇で夕食。
なんとか舫を取り,落ち着く。静かなことはこの上ない。あまりの暑さに僕の燃料が切れてしまった。一文字突堤の反対側には飲食店があるようだ。生中を頭に描きながら歩く。店内から出てきた兄ちゃんは「4時までやで」。時計は16時半…さいわい『Blue Lagoon』艇長はたくさんのビールを持参されていた。食料を持ち寄り,拙艇で夕食。
よし,明日は港に着いたらたくさん買い込んでやるぞ~と意気込む。
ミズンセールを出して走っていたが,暑さに耐えかねて遮光ネットを張った。その後さらにオーニングまでかけて日陰を作った。吹き抜ける風が心地よい。もうセールを揚げるわけにはいかない。
クーラーボックスにはたっぷりの飲料。なくなればキャビンの冷蔵庫から補充する。
クーラーボックスにはたっぷりの飲料。なくなればキャビンの冷蔵庫から補充する。
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